[メイン2] 間桐慎二 : 「おわァアアア~~っ!!!」
ボヒュウンッと良い音を立てて白野の眼の前に男が吹っ飛んできた

[メイン2] 岸波白野 : !!???!?!?!?───何だ!?何だ!?

[メイン2] 間桐慎二 : 「痛っでぇ…」
ヘッドスライディング 判定はセーフのようだ

[メイン2] 間桐慎二 : 「お、お前、お前何してんだよおアーチャー!!!」

[メイン2] 岸波白野 : …あの?大丈夫ですか?
思わず目の前にいる男に声をかけ──アーチャー?

[メイン2] 間桐慎二 : 「あ!?大丈夫な訳あるかァ!!!!!」
ぷんすか

[メイン2] 岸波白野 : 警戒態勢を取る。何者かは知らないが、自分のことを狙ってきたのなら抵抗しなくては!

[メイン2] - : 「フフハハハハハハ!!!!」
高笑いが 響く

[メイン2] 岸波白野 : ───頭に声が響く
そして体が硬直する。否が応でも理解する。
────この声の主は……危険だ

[メイン2] 岸波白野 : 冷汗が流れる。今すぐにでもこの場から逃げ出してしまいたい。
何より────生き延びるためには、関わってはならないと全身が警鐘をならしている──!!

[メイン2] - : 徐々に実体化していく歩行音
連動して鳴り響く甲冑の音
そこに現るは────

[メイン2] アーチャー : 「フハハハハハハハハ!!!!久しいな!!!!雑────」

[メイン2] アーチャー : その黄金の男が、目の前の男を一見し
数瞬の間があった後────

[メイン2] アーチャー : 「誰だ、貴様」
露骨に不機嫌そうだ

[メイン2] 岸波白野 : まずい。非常にまずい。自分が何をしたのか知らないが、明らかに、目の前の男は自分を敵視している────!

[メイン2] 岸波白野 : 考えろ 考えろ!自分の脳を焼ききれん限りに回転させ、どうにかこの場を切り抜ける方法を考えろ───!!!

[メイン2] 岸波白野 : あらゆる手段を模索しろ、自分の持ちうる抵抗策は───令呪を、使うしか、ない!

[メイン2] 間桐慎二 : 「お、おい!アイツヤバイって!いきなり令呪使い始めるぞ!?」
慌てふためいてる

[メイン2] アーチャー : 「…ふん」
令呪の形状まで一致しているのを 見て

[メイン2] アーチャー : 「我は貴様が誰か、を態々声に出して、こうして詳細を説いて聴いているんだぞ?」

[メイン2] 岸波白野 : ───荘厳な響きの声。目の前の男は、自分を、値踏みしている。発言を間違えば死ぬ───!

[メイン2] 岸波白野 : 自分は…→「知らない!!!!」
     「覚えていない」

[メイン2] 岸波白野 : 知らない。さっき目覚めたばかりで記憶もなく、自分を自分であると証明する手段も無いのだ。だというのに、目の前の男は自分が誰か、ときた。
そんなの、こっちが教えてほしいくらいだ。どうせ死ぬなら言ってやる!目の前の男に対して、自分の受けた理不尽を言ってやる────!!!

[メイン2] 岸波白野 : 自分が誰か、なんて────知らない!!!!!!知ってるのなら、むしろ、自分に教えてみろ!!!!!

[メイン2] アーチャー : その叫びを表情一つ変えず全てを聴き

[メイン2] アーチャー : 「たわけ、貴様がそうであるなら自ずと理解するであろうが」
その男の表情は 『あなた』にだけは楽しげに見えた

[メイン2] アーチャー : 「まあ良い」

[メイン2] アーチャー : 「釈す、貴様がどの様な己を描けるか最後にこの我が採点してやろう」
くるりと踵を返して、霊体化していった…

[メイン2] 間桐慎二 : 「ちょちょちょ、ま、待てよおおおお!?」
急いでそのアーチャーを追いかけて駆け出そうとする

[メイン2] 岸波白野 : ──────まだ心臓は激しく鳴っている。冷汗も止まらない。

[メイン2] 岸波白野 : それでも、あの男は、自分に何かを期待していると。自分はアレに目をつけられてしまったのだと。嫌でも理解する。

[メイン2] 岸波白野 : ────なら、そのお眼鏡にかなってやる。こっちだって、訳の分からないまま死ぬつもりはない、足掻いてやる───!

[メイン2] ??? : カサ…

[メイン2] アカネ :  

[メイン2] アカネ :  

[メイン2] アカネ :  

[メイン2] アカネ : ミカとダニエルとの遭遇から暫く後
ビル街を駆ける影が一つ

[メイン2] アカネ : 騒ぎにはなっていない
”魔法少女”の速度とは、一般人には認識できない速度だからだ

[メイン2] アカネ : そして、停止
地上に降り、歩く

[メイン2] アカネ : 彼女の空っぽの瞳には、ウニ頭の男が写っていた(写っていなかった)

[メイン2] ロックス・ター : 街中にて歩く人影が二人分

[メイン2] ロックス・ター : 相変わらず自身のサーヴァントに引き回されている

[メイン2] ロックス・ター : 「艦長…これから先どうするつもりなんで?」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「決めてない。まだ風向きが定まってないからな」

[メイン2] アカネ : 「お前」
その二人組に声をかける少女が一人
悠然と歩み寄る

[メイン2] アカネ : 彼女は接近する

[メイン2] アカネ : 彼女は接近する

[メイン2] ロックス・ター : 「うおッ!?」

[メイン2] ロックス・ター : 「な、何なんすがね!?」

[メイン2] アカネ : 「…お前……お前は……」

[メイン2] アカネ : 「違うな」

[メイン2] アカネ : 「覇気がない」

「音楽家…あいつはもっとこう……」

[メイン2] ロックス・ター : 「?」

[メイン2] アカネ : 「だが」

「”聖盃戦争”の参加者か」

[メイン2] ロックス・ター : 「音楽家…?とかは知らないが」
「その通り。おれ様の名はロックス・ターってんだ」

[メイン2] ロックス・ター : 「聞いたことあるだろ?」

[メイン2] アカネ : 1d100<=5 自己紹介(1D100<=5) > 2 > 成功

[メイン2] ロックス・ター :

[メイン2] アカネ : 虚無の目線が若干動く
どうやら心当たりが辛うじてあったらしい

[メイン2] ロックス・ター : 「むほほその顔どうやら知ってるみてェだな」
「おれ様も名が知れるようになったもんだ」

[メイン2] アカネ : 「どうやら、音楽家ではないようだな」

[メイン2] アカネ : 「それで、お前…お前は何故参加している」

「こんな遊戯に。なあ」

[メイン2] ロックス・ター : 「え、あっうん音楽家ではないすがね…」

[メイン2] アカネ : 「お前も騙されたか。音楽家に」

[メイン2] ロックス・ター : 少女の何とも言えない覇気に押される

[メイン2] ロックス・ター : 「いや…なんでも願いが叶うというから……こう名声を上げようと思ってんすがね…」

[メイン2] アカネ : 「そうか」

[メイン2] ロックス・ター : 「はぁ…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「…お前は初日から暴れてた奴か」

[メイン2] アカネ : 「見ていたか」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「どうやら音楽家とやらを追っているようだが…」

[メイン2] アカネ : 「音楽家は嫌だ。奴はよくない」

[メイン2] アカネ : 「願いが叶うなどと」

「甘言を吐いて、私たちは」

[メイン2] アカネ : 「お前は何故だ、女。何故喚ばれた」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「私か? そうだな…」
「何故呼ばれたのかは知らないが、私の職務は自由を守ること」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「大方この儀式にも自由を妨げる"何か"がいるのだろう」
「それを倒し、さらに海を守るという願いを叶える」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「それが私の今の存在意義で、行動目標だ」

[メイン2] アカネ : 「そうか」

「ならば音楽家は敵だ」

[メイン2] アカネ : 「………語すことは他にあるか、ロックスター」
名前は覚えている。

[メイン2] ロックス・ター : 「いや…特にはないんすがね…」
ターはこの少女に狂気に近い"ヤバさ"を感じ、この場から離れたいと思い始めていた

[メイン2] アカネ : その返答を聞いた瞬間、少女は跳躍した

[メイン2] アカネ : …後には、ウニ頭の男とそのサーヴァントだけが遺された

[メイン2] ロックス・ター : 「……いなくなったんすがね…」
「なんだったんだ今の子は…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「復讐鬼だな、あの目は」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「ああいった存在は、もろく壊れやすい」
「助けになってやりたいが…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 彼女がそれを望むかどうか───

[メイン2] テア・クロイツェル : ともかく、今は自分の為すべきことを

[メイン2] テア・クロイツェル : 「行くぞ、調査はまだ途中だからな」
つかつかと歩いていく

[メイン2] ロックス・ター : 「あっ待ってくれェ…!」

[メイン2]   :  

[メイン2] ダニエル :  

[メイン2] ダニエル : 「……いやまぁ、まぁ昨日振りとは言うがこんなことあるかぁ?」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 相変わらず、身振り手振りを交える
身の危険など無いと示すように

[メイン2] アカネ : 「音楽家ァ…」
対する少女は、瞳の中に空虚を湛えて男に向けている
決して、観てはいない

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「……どーにも嫌われてるなぁこりゃあァ…」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「なァなァこういう時どーするのが良いと思う?なァ?」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : どこかへと、困ったように呼びかける
それは、まだ見ないマスターに対してだろう

[メイン2] ロックス・ター : (うおおおお!?バレてるんすがねェ!)
そばの建物から隠れて見ていたが

[メイン2] テア・クロイツェル : (当たり前だ。姿隠しもせずにバレないわけがないだろ)

[メイン2] テア・クロイツェル : そこから姿を現す

[メイン2] テア・クロイツェル : 「アヴェンジャーのマスターは昨日ぶり、そちらは…」

[メイン2] テア・クロイツェル : ダニエルのほうを見て軽く首を傾げる

[メイン2] アカネ : 「お前達は音楽家ではなかったな」
首をそちらに傾け

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「初めまして」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「初めまして。私はセーラー、船乗りのサーヴァント」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「セーラーねぇ」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「セーラー?セーラーか」

[メイン2] ロックス・ター : 「明らかに恐ろしい見た目なんすがね…」
ダニエルに警戒の色を示す

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「実は俺はさぁ…」
以下同文。改造されてこんな見た目になってしまったと曰う。

[メイン2] ロックス・ター : 「た、大変ですがね…」

[メイン2] アカネ : その言い訳を聞いているのか聞いていないのか
少女は目線を二者に向け続ける

[メイン2] テア・クロイツェル : 「ふむ、それは大変辛かったろう」
ダニエルの話を聞いて頷きつつ、あまり警戒を解く素振りはない

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「まァここで会ったのも何かの縁だ」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「これやるぜ」
渡すのは酒瓶、そして何かが記されてあるメモ

[メイン2] テア・クロイツェル : 「…どうも」
酒瓶はターに寄こしてメモを受け取る

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「アンタにもな」
茜にも、同様のものを渡す

[メイン2] アカネ : 無言で腰の刀を抜き、軽く振るう

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「あー、要らねえ感じか?」

[メイン2] アカネ : 振るうと同時、一瞬のタイムラグもなく酒瓶は真っ二つになり
中身が勢いよく床にぶちまけられた

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「っわぁお…」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「っかねーーー」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : メモは、はらり

[メイン2] ロックス・ター : 「ひえっ!?どうしたんすがね!?」

[メイン2] アカネ : 虚ろな瞳が、そのメモの内容を捉える

[メイン2]   : そのメモは、落ちずに
宙に浮くようにして

[メイン2] アカネ : 「………」

[メイン2] ???? : 何者かが、拾い
改めて茜に手渡す

[メイン2] アカネ : 受取り、すぐに破り捨て
刀を軽く振るい判読不可能な紙クズに変える

[メイン2] アカネ : 「……音楽家。何のつもりだ」

[メイン2] ???? : 「素晴らしい。その常在変わらぬその精神性」

[メイン2] ???? : 「+35点」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「───はて、何のつもりか…俺としては争いってのは可能な限り避けたいし血は流したくないわけなんだよなァ」

[メイン2] アカネ : 「甘言を囁く頃合いはもう過ぎているだろう」
……その眼が、ダニエルを、見据える

「趣味の悪い再演か。愚弄しているのか」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「あーそれは」

[メイン2] ???? : 「まあ、そうだな」
遮る。

[メイン2] アカネ : 「…お前は」

[メイン2] アカネ : 2d10<9 音楽家か?(2D10<9) > 11[8,3] > 11 > 失敗

[メイン2] ???? : 「愚弄のつもりではないだろうね。但し本心でもないよ。彼は」

[メイン2] ???? : 「───ああ、自己紹介が遅れたかな?」

[メイン2] アカネ : 「………」
”音楽家”の隣に現れた英霊に警戒を示す

[メイン2] ???? : 「サーヴァントクラス」

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : ラダマンテュス
「審判者、ギルベルト・ハーヴェス」

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 「この真名とクラスの開示を一先ずの誠意と受け取ってもらえないだろうか。」

[メイン2] アカネ : 「………」
誠意などという物がこの少女に通じるのだろうか
然し…幾つかの(この上なく歪な)思考を巡らせ

[メイン2] アカネ : ひとまずは刀を収めた

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 「感謝する」

[メイン2] アカネ : 「話は終わりだろう、失せろ」

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 「ああ、そうさせてもらおうか」

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 霊体化し、消える直前

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 「───…」

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 「では」

[メイン2] テア・クロイツェル : 二人の話を黙って聞いていたが

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「あーーアイツ好き勝手するなァ…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「ラダマンテュス…エクストラクラスか
 色んな奴がいるものだ」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「やはり海は広いな」

[メイン2] ダニエル・フォン・バレンタイン : 「んじゃァ俺も行くぜ…ここにいると命もやばそうだ」

[メイン2] アカネ : その呟きにはさしたる反応を示さない
「それで……ああ……音楽家ではなかった奴」

[メイン2] アカネ : 「なんだったか。何か話はあるのか」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「そうだな…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「私は音楽家とやらを知らん。なので今のお前の助けにはならないだろうと言っておく」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「だが」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「それでも助けが欲しければいつでも声をかけろ」
「私は自由の味方であり…即ち助けを求める者の味方だ」

[メイン2] アカネ : その言葉に返事はなく
―――少女は、昨日のリフレインのように姿を消した

[メイン2] ロックス・ター :  

[メイン2] ロックス・ター : 今日もまた、街を散策する
特に魔術的素養のない彼らにとってこれが唯一の情報収集法である

[メイン2] ロックス・ター : 「疲れたんすがね…特になにも見つからないし…」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : ポーズをとった状態で人形が台座に立っている

[メイン2] テア・クロイツェル : 「いや……そうでもないみたいだぞ」
台座を指し示し

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 何故か、足元にはカンが置かれ小銭が入れられている

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 一見、礼装で人間のふりをしているためパントマイマーに見えているのだろう

[メイン2] ロックス・ター : 「……なんなんすがね、これは」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「面白いことをしているな」
感心して眺めている

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「お、二人とも。さっきぶりだナ!」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「ああ。何をしていたんだ?」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「ん、ここに立ってた人がいなくなったから借りてるんだゾ。人間もポーズを決めたがるんだナ」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : どうやら、ほかにパントマイマーがいた場所を勝手に使っているようだ

[メイン2] テア・クロイツェル : 「なるほどな…」
そう言って小銭を缶に投げ入れる
もちろんターの金である

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : コインが入ったのを確認すると、からん。と軽い音と共にポーズを変えた

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「こーするとみんな笑顔になるんだゾ!」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : ポーズは先ほどよりアクロバティックになっており。よく見れば人間の可動域を無視している

[メイン2] ロックス・ター : 「はぁ…」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「それはいい事だ」
はにかみながら

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「ん、にしてもあの武神。ずーっと戦いの準備してるゾ」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : …そろそろ危険かもしれない
あの宝具の数々は怪物的すぎる

[メイン2] テア・クロイツェル : 「……そうだな。何度か調査したが、あいつは私一人では勝てそうにない」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「ん〜……そっかぁ。あたしも、ラダマンテュスを調べてるんだけど。いまいち儲けがないんだゾ」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「そもそも何故武神などと言う存在がこの戦いにいるのか、目的はなんなのか…」
「それも気になっていてな」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「んー、それは確かに」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : まるで不足を補うように現れた第7のサーヴァント……未だ、謎だらけだ

[メイン2] テア・クロイツェル : 「そういうわけで、近々より詳細な調査をするつもりだ」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「…んー、ずっと頼りっぱなしも悪いし。少しお礼だゾ!」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 術式で情報を送ると、またポーズを固定する

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「できる限りは教えたけど……」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「気をつけるんだゾ、ラダマンテュス……ギルベルト」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「アイツは……その、怖い」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「ああ…感謝する」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : …確かにダニエルも悍ましい雰囲気を纏っていた

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : だが、使い魔越しに眺めていた時
目が合った、と思った瞬間

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 背筋、というのか。そこを今まで感じたこともないほどの何かが駆け巡ったのだ

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「…あの眼は、驚くほど何かを見通す」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : そういうと、台座から降りてその場を去り始める

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「いちおーあたしは敵だし、ショッピングの邪魔はしないようにおさらばだゾ〜」

[メイン2] テア・クロイツェル : 「そうだったな。それじゃ、またいつか」

[メイン2] ミカ・ジャウカーン : 「ん、またね〜!」

[メイン2] ロックス・ター : 「またね~!」
話にはついていけてないが話が終わったことはわかるター坊だった

[メイン2] 間桐慎二 :  

[メイン2] 間桐慎二 : 1d10 先振っとく(1D10) > 6

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 1d10(1D10) > 7

[メイン2] ダニエル : 1d10 (1D10) > 1

[メイン2] ロックス・ター : 1d10(1D10) > 5

[メイン2] ロックス・ター : choice[はくの,ダニエル,茜,慎二,ミカ](choice[はくの,ダニエル,茜,慎二,ミカ]) > ミカ

[メイン2] ロックス・ター : 友好に上書き濃厚に

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : choice[はくの,ダニエル,茜,ター,慎二,](choice[はくの,ダニエル,茜,ター,慎二]) > はくの

[メイン2] GMアイシャ : 残りの面子次第だな

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : おお!! 颯爽と恩返しの機会だゾ!

[メイン2] GMアイシャ : それはそう

[メイン2] 間桐慎二 : choice[はくの,ダニエル,茜,ター,ミカ,] (choice[はくの,ダニエル,茜,ター,ミカ]) > ミカ

[メイン2] 間桐慎二 : またお前らかよお!!!!!!!!!!!!!!!!

[メイン2] アカネ : 実質同陣営

[メイン2] GMアイシャ : 仲いいね

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : さあ!あたしと一緒にザビマスと仲良くするんだゾ!

[メイン2] アカネ : あの茶色いのがいるからやだ

[メイン2] GMアイシャ : 悲しいだろ

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 悲しいゾ…

[メイン2] 岸波白野 : 友好的なのはいいんだが多分無理だな…うん

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : ウッ…ウッ…ウァァ…!!

[メイン2] ダニエル : さあ残りはザビのダイスか…

[メイン2] 岸波白野 : よし

[メイン2] 岸波白野 : 1d10(1D10) > 1

[メイン2] 岸波白野 : 魔力は…回復したんだろ!?

[メイン2] GMアイシャ : 悲しいだろ

[メイン2] ダニエル : ここで省られたくねェよなぁ!?
運2使って中立だァ!

[メイン2] 岸波白野 : 結果だけ反映しておくぞォ!

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : よろしくなァ!!

[メイン2] ダニエル : choice[はくの,ワカメ,茜,ター](choice[はくの,ワカメ,茜,ター]) > ワカメ

[メイン2] GMアイシャ : なんだかんだで茜以外集合だな

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : あたしのマスターだから一応茜も来れるゾ!

[メイン2] GMアイシャ : ああ。

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 全員集合チャーンスでもあるゾ!

[メイン2] アカネ : そうだな

[メイン2] ロックス・ター : しかも中立だから戦闘チャンスでもあるんすがね…

[メイン2] GMアイシャ : 来たか…乱闘

[メイン2] ダニエル : まぁやっても構わんが…

[メイン2] 岸波白野 : 消耗しきってる自分が真っ先に死ぬんすがねェw

[メイン2] GMアイシャ : だから今の会話が終わったら終わりだな

[メイン2] ロックス・ター : 1d10(1D10) > 3

[メイン2] 岸波白野 : 1d10(1D10) > 5

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 1d10 それ(1D10) > 8

[メイン2] 間桐慎二 : 1d10(1D10) > 4

[メイン2] 岸波白野 : 天運2使って友好的接触に変更する

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 1d10(1D10) > 5

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 運2つでラッキーに

[メイン2] ロックス・ター : choice[はくの,ダニエル,茜,慎二,ミカ](choice[はくの,ダニエル,茜,慎二,ミカ]) > ダニエル

[メイン2] 岸波白野 : choice[ダニエル,茜,ター,慎二,ミカ](choice[ダニエル,茜,ター,慎二,ミカ]) > ダニエル

[メイン2] GMアイシャ : 来たか…2連ダニエル

[メイン2] アカネ : 大人気だろ

[メイン2] ダニエル : ここで敵対したら進むぜ…

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : choice[はくの,ダニエル,茜,ター,慎二,悪魔王子,](choice[はくの,ダニエル,茜,ター,慎二,悪魔王子]) > ター

[メイン2] 間桐慎二 : choice[はくの,ギルベルト,茜,ター,ミカ] (choice[はくの,ギルベルト,茜,ター,ミカ]) > ミカ

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : ……

[メイン2] ダニエル : ラッキーイベントで敵対だァ!

[メイン2] アカネ : ダニエルは…死んだんだろ!?

[メイン2] 間桐慎二 : 全員集合か

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : そうだね

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : そうちゃんだね

[メイン2] ロックス・ター : 来たか
全員敵対

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : choice[はくの,ワカメ,ター,ミカ](choice[はくの,ワカメ,ター,ミカ]) > ワカメ

[メイン2] アカネ : そうちゃんはいない
音楽家のせいです

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : そうちゃん…

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 音楽家を…殺す!!!!

[メイン2] アカネ : 音楽家ァ

[メイン2] 岸波白野 : でもこれ中立か友好じゃない?

[メイン2] アカネ : えっと

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : あたしは敵対

[メイン2] ロックス・ター : 中立

[メイン2] 岸波白野 : 自分は友好

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 🌈白野が友好してた🌈

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 🌈

[メイン2] ロックス・ター : 🌈

[メイン2] GMアイシャ : 🌈

[メイン2] 岸波白野 : 🌈

[メイン2] アカネ : ター中立 白野友好 ワカメ友好 ミカ敵対

[メイン2] アカネ : 話が進まないだろ

[メイン2] GMアイシャ : 友好だな…

[メイン2] 岸波白野 : じゃあ戦闘終わったところからそのままシームレスに移行になるか

[メイン2] ロックス・ター : 友好かァ…何やるんだァ!?

[メイン2] ローラン : 待てよ
メインの方の戦いで一人が脱落すればいいんだぜ

[メイン2] ロックス・ター :

[メイン2] 岸波白野 : でもここで自分のG死んだら敵対だから王様頑張れ

[メイン2] ローラン : サーヴァントが消えたマスターは…遭遇ダイス振れないよな?

[メイン2] アカネ : 私がそうだったもんな

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : !?

[メイン2] ローラン : 友好が一人消えればラッキーイベント次第で中立にも敵対にも持っていけるんだ
さあ急げ 乗り遅れるな 戦闘・ラッシュだ

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : これはもうどうすれば良いんだあっ

[メイン2] アカネ : くやしか

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 話進まないなら特に何事もなかったで済ませてもいいんだが…

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : ハッキリ言って何事もなければ雑に流した方が回転率は高まるんだ
くやしか

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 特例で戦闘可能にするか流すか、だナ

[メイン2] アカネ : そうだねx1

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : 戦闘するにしても何するにしても水曜日再開なんだ
その後は私が忙しすぎて参加怪しいんだ
これはもうどうすればいいんだあっ

[メイン2] 岸波白野 : じゃあ中立に変更しようか
出来る?

[メイン2] アカネ :

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : !!

[メイン2] テア・クロイツェル : !!!

[メイン2] アカネ : 天運操作で友好にしてるんだから当然中立化もできるだろうな

[メイン2] GMアイシャ : 出来るな

[メイン2] 岸波白野 : じゃあ中立で
殺しあえ~

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : 聖者!

[メイン2] テア・クロイツェル : 聖者で確定だな

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : やったー

[メイン2] アカネ : 嬉しいでしょ

[メイン2] ミカ・ジャウカーン  : よし、少なくとも水曜日には展開が動くゾ!

[メイン2] GMアイシャ : それはそう

[メイン2] 岸波白野 : 知らないけど多分水曜日には残り3陣営にはなってる

[メイン2] GMアイシャ : なるといいな

[メイン2] ロックス・ター : こわい

[メイン2] ギルベルト・ハーヴェス : ここで終わらせないとかなり響くので可能な限り減らしたい…!

[メイン2] アーチャー : choice[筋,敏,耐,魔,運] (choice[筋,敏,耐,魔,運]) > 筋

[メイン2] GMアイシャ : わかった

[メイン2] 岸波白野 :

[メイン2] 岸波白野 : …校舎で昨日の戦いを思い出す。
あの、英雄王すら敗北するほどの激戦。正直、恐怖すら覚える。

[メイン2] 岸波白野 : ──────勝てるのだろうか、あの少女に。

[メイン2] アカネ : 「……」
ただひとり、少年の元に姿を表す

[メイン2] 岸波白野 : ぼんやりと、勝つための策を考える。
……だが、思い浮かばない。自分が何を弄しても、彼女を止める手段が思い浮かばない。ただ、サーヴァントを、信じるしかない。

[メイン2] アカネ : そこに、サーヴァントはいない

[メイン2] アカネ : 「……白野、だったか」

[メイン2] 岸波白野 : ──────そうだ、と返す。
……彼女も、覚悟を持ってここに来たのだろう。

[メイン2] アカネ : 「まずはすまない」

「色々と…その、やってしまったようだ」
思い起こされるのは英雄王への一撃、そしてそれ以前の初遭遇

[メイン2] アカネ : 「…この戦いが願いを叶えるためのモノだというのは、知っている」

「だが、あのような事をする必要は…必ずしもあったとはいえない。まずはそれだけ謝罪したい」

[メイン2] 岸波白野 : 何を、馬鹿な。
自分だって、ギルガメッシュだって、慎二だって。この戦いに参加する以上、命がけなのは承知していた。
……ここまで自分が生き延びたのだって、奇蹟だ。

[メイン2] 岸波白野 : だから、謝る必要はない。と。
少女にそう返す。

[メイン2] アカネ : 「…ありがとう」

[メイン2] アカネ : 「……君にも、”願望器の破壊”という叶えたい願いがあるように」

「私にもある」

[メイン2] アカネ : 「失ったものを取り戻す、という願いが」

「こんな行為は、いわば唯のずるなのかもしれない。正しさの是非を問えるほど、私の手は綺麗ではないようだしな」

[メイン2] アカネ : 「……だが」

「せめて、この願いは」

[メイン2] アカネ : 「あの子の手にばかり頼るのでなく……」

[メイン2] アカネ : 「私自身の手で成し遂げたいと思ったんだ」

[メイン2] 岸波白野 : ──────そうか。
ただ、そう言って少女の方を見る。彼女は、本気だ。自分の首なんてすぐに飛ぶ。だから、本来はすぐにザビエルを呼ばねばならない。

[メイン2] 岸波白野 : だけど…彼女の目からは、以前垣間見た狂気は消えている。だから、もう少しだけ、話してみたいと思った。

[メイン2] アカネ : 「実の所……」

[メイン2] アカネ : 「戦う手段は、ある。」
凛とした声

「私は、その為に来た」

[メイン2] 岸波白野 : 構え───ない。その前に聞いておきたいことがある。
………あなたの、聖盃への願いは、何か、と。

[メイン2] アカネ : 「……失ったものを、取り戻す」

[メイン2] アカネ : 「母を、家族達を」

「……私の手で殺してしまった皆を」

[メイン2] 岸波白野 : ──────死んでしまったものへ、無くしてしまったものへ、手を伸ばす。それは、願望器の力を持ってしてようやく叶う奇蹟。

[メイン2] アカネ : 「なんとも、自分勝手で、私利私欲に満ちた願いだろう?」

[メイン2] アカネ : 「…でも」

「私にはもう、これしか残っていないんだ」

[メイン2] 岸波白野 : だが……だからこそ、願望器は破壊しなきゃならない。そうだ、彼女の願いは綺麗だが、それほどのことが叶う願望器が悪人の手に渡れば…

[メイン2] 岸波白野 : ──────来い、ザビエル。
彼女は………きっと、このまま救われることはない。
わかっている。これは自分のエゴだ。

[メイン2] アカネ : 「そう、だろうな」

[メイン2] アカネ : 「ああ、わかっているよ」

「―――それでも、私はそう正しくは在れないんだ」

[メイン2] 岸波白野 : だからこそ…全力で、彼女の夢を─────

[メイン2] 岸波白野 : ──────

[メイン2] 岸波白野 : ──────終わらせよう

[メイン2] 岸波白野 :

[メイン2] GMアイシャ : 戦闘開始

[メイン2] GMアイシャ : 各々行動くれ

[メイン2] GMアイシャ : アカネ - 今日 0:40
魔力奔流>魔力奔流>魔力奔流

岸波白野 - 今日 0:39
戦闘はG四匹で全部筋力で殴る

ゴキブリ(筋力)→ゴキブリ(筋力)→茜(魔力奔流(30))→ゴキブリ(筋力)→茜(魔力奔流(30))→ゴキブリ(筋力)→茜(魔力奔流(30))→ゴキブリ(筋力)→茜(魔力奔流(30))

[メイン2] 岸波白野 : ──────勝者となるには、越えなくてはならないもの。
行け、ザビエル。引導を…彼女に渡すんだ

[メイン2] ザビエル : 4d50(4D50) > 115[37,28,26,24] > 115

[メイン2] アカネ : 礼装3つ使用、ダメージ-30

[メイン2] GMアイシャ : わかった

[メイン2] ザビエル : 「じーじじょうじ」
……その拳は、肉体は。彼女の戦う力を削ぐ。的確に…確実に

[メイン2] GMアイシャ : ダメージ85

[メイン2] system : [ アカネ ] 礼装 : 3 → 0

[メイン2] system : [ 不破茜 ] 耐久 : 130 → 45

[メイン2] 不破茜 : 「ぐっ……!」
―――早い

[メイン2] 不破茜 : 彼女の魔法は、硬度も距離も無視して相手を切り裂く
だがそれには、刀を”振るう”必要がある

[メイン2] 不破茜 : ……振るう隙さえ与えないつもりか。
ああ、強い。

[メイン2] ザビエル : そして───間髪入れずに、次の連携が、彼女に襲い掛かる

[メイン2] ザビエル : 4d50(4D50) > 103[15,43,5,40] > 103

[メイン2] 不破茜 : 一撃、一撃すら届かない――――

[メイン2] 不破茜 : 「が…あっ…!」
黒光りする殴打、殴打、殴打
骨は折れ、臓腑は潰れる

[メイン2] 岸波白野 : ……指示を出し、攻撃を止めさせる。
もう十分に痛めつけた。これ以上、戦う必要はない。

[メイン2] 不破茜 : 「……まだだ」

[メイン2] system : [ 不破茜 ] 耐久 : 45 → -58

[メイン2] 不破茜 : 「君も、知っているだろう」

[メイン2] 不破茜 : 「一振りさえ、あれば」
血が絡み、掠れた声で

「君の首を落とすことなど―――」

[メイン2] 不破茜 : 『見えているものなら何でも切れるよ』……次行動、4800ダメージ

[メイン2] 岸波白野 : まだ。そんなものは……ない。
………そうだ、意志だけで動ける人間は───いるはずが、ないんだ。

[メイン2] 不破茜 : 「ああ、そうだろうな」

[メイン2] 岸波白野 : ──────だが、例外などいくらでも見てきた。

[メイン2] 不破茜 : 「だが――――私はもう人間という括りには収まらないんだ」

「”魔法少女”でしかないんだから」

[メイン2] 不破茜 : そう
彼女は、もう人間ではない

[メイン2] 不破茜 : …そんな彼女に、戻れる場所など
初めから

[メイン2] 不破茜 : 何一つとして…

[メイン2] 岸波白野 : だから対策はしている────!
眷属に指示を出す。一体は彼女の刀を止めさせ、一体は彼女の前で視界を塞ぎ、もう一体は彼女の体を押さえつけるように。

[メイン2] 不破茜 : 脱力しだらりと萎えていた腕が、生気を取り戻す
体を押さえつける眷属相手に、渾身の力で抜け出そうとし―――敵わない

[メイン2] 不破茜 : 「……何故」

[メイン2] 不破茜 : 「何故、殺さない……」

[メイン2] アカネ : 「何故……!!」

[メイン2] 岸波白野 : ──────命は、そんな軽いものじゃない。自分だって何も知らないのに、今こうして、生きている。あなたの事情は何一つ知らないが、そんな簡単に捨てられるのなら、とうに自分で捨てていたはずだ。

[メイン2] 岸波白野 : そして自分は──────あなたに、生きていてほしい。

[メイン2] 不破茜 : 「…………」

[メイン2] 不破茜 : 「私にはもう何一つとして、残っていないというのに……」

「人間であることすら、許されてないというのに……」

[メイン2] 不破茜 : 「生きろ、というのか…!?」

[メイン2] 岸波白野 : 許すとか、許されないとか、残っているものが何一つないとしても。
まだここにこうしてあなたは生きている。それだけで、生きる理由になっていると自分は思うのだ。
───失ってしまったものへの追悼はあるけれど、あなたはまだ、こうして立っているじゃないか。

[メイン2] 岸波白野 : ──────伝わるかは、わからない。
だが、少しでも彼女が…生きる意味を、見出せたなら。

[メイン2] 不破茜 : 「………まだ、立てと…」

「立って、歩み続けろと言いたいのか、君は…」

[メイン2] 不破茜 : 「……は」
脱力し

[メイン2] 不破茜 : 「…分かった、私の負けだ」

[メイン2] 不破茜 : 「この体勢からは抜け出しようもないし…」
周りにいる眷属どもを一瞥し

「それに、この状態もかなり無理をしている」

[メイン2] 不破茜 : 「あの黄金の彼がなにかしてくれたおかげで以前よりはマシだったが、使いすぎたな」

「正直、もう刀を振るったところでアレを出せるかどうか…」

[メイン2] 岸波白野 : ──────彼女を、放していい。
そう指示を出す。

[メイン2] 不破茜 : 放された後、刀をしまう
正直かなりキツイ。全身ボロボロだ

[メイン2] 不破茜 : だが、けじめは付いた
マスターとサーヴァントの戦い、という歪なゲームは終わり

[メイン2] 不破茜 : 次は、サーヴァントとサーヴァントの戦いだ

[メイン2] 岸波白野 : ………彼女を、見送る。
自分は、何か、彼女に示してあげることが出来ただろうか?

[メイン2] 不破茜 : 「時間を取らせたな」
立ち去りながら、最後に

「……次は、サーヴァントとサーヴァントの戦いだ。負けるつもりは、ない」

[メイン2] 岸波白野 : そうだ、こちらも負けるつもりは…ない。

[メイン2] 岸波白野 :