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ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

教えます。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

出航ですね。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

開始前処理…？

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僅かな。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

既に悪い予感に包まれているのは私だけでしょうか。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

…。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

なんか割と処理長くないです？。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

ﾅｧｲｽ。

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

！

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「Assanami~」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「おやすみなさいませ。」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

ベッドに寝ころび寝る

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「おはようございます」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「朝でございますね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「おや」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「お見受けしませんね」

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「行きましょう」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これは…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ええ、勿論。」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「この街によもやこのような厭らしい悪鬼が居るとは。」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…」

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「兎も角、遺体は安置せざるおえないでしょう…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「しかし、まだ犯罪者の話も無い…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…やはり」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「まだ潜んでいる、ということでしょうか」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「休ませておきましょう…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ええ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「！」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…得意のタロットでしょうか？」

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「…ほ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「不吉な知らせが続いたかと思いましたよ。」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…二匹」

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「なんと」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…成程、合点は行きますね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これほどの惨状、バレずに行うとなれば」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「協力した、という考えの方が強い…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「しかし、ええ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「まずここで荒れるのは良くないと思うのです」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…そうですね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「目には目を、とは言いませんが」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「このような犯罪は許されるべきではない」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「誠実に、そして冷静に見極める必要があるでしょう」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「さもなくば、"魔女裁判"となってしまします」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「成程…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「確かに、把握しておきたいですね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…ふむ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「おや」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…ふむ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「定石であれば、これからの会議の指針になる彼女を疑うのは危険ではあります」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「それを踏んででも疑う理由、とは…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…ふむ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「………」

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「お待ちください、眼鏡の暁美さん」

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「確かに、本当であればそれは確かな証拠やもしれません」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ですが…む」

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「その散歩の理由を聞かせて頂いても？」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「まずは情報を整理いたしましょう」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「まず、悪魔の暁美さんが占いを用いて私たちを精査しており」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「恐らく昨夜も占いに専念していた、と考えてよろしいのですね？」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そして、次に」

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「眼鏡の暁美様が夜…誰にも確認できない形ではありますが、散歩していたのでは」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「おそらくそれに関しては、噂を聞いていたからかと」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ここら辺周辺に不審者情報があった、とありましたし」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「では、話を戻しますが」

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「その散歩で確認されたのが、悪魔の暁美さんだった、と」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これは疑問で合って攻めるつもりではない、と前置きさせていただきますが」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そのような事が可能である、というのは同時に犯人としても可能である、という事と」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「もう一つ、散歩でそこまで目立つことを気がかりにするかと、思わざるおえません」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「しかし」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これではまだ不十分ですので」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「私見ではありますが、もう一つ話させていただきますよ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「と、言うのもですが」

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「第一犠牲者様は、昨夜全く感づかれる事無く犯行に合いました」

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「即ち抵抗の暇、或いはそれに感づくことも無かった可能性があります」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「例えばの話ですが」

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「見知らぬ相手に襲われる、となれば」

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「どうであれ抵抗もあり得る事です、無論過程ですが」

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「なので、可能性としてもう一つ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そう…例えば"変装"」

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「見知った相手に化けてしまえば、犯行を目撃されても誤魔化せますし、それに」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「抵抗することもままならない理由にもなるでしょう」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ですので、今回の話ではまだ」

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「簡単に犯人だと疑うには、弱くなってしまいます」

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「ですので、私としては」

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「どちらにも疑いはありますが、しかしまだ噓とも限らない」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そう考えさせていただきます」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「宜しいでしょうか？」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「なので、もう一つ言っておきますと」

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「名乗り出る必要はありません、しかし」

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「できれば、自身ともう一人守るほどに腕の自信のあるお方が居るのであれば」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「先ずはこれから先の指針となる悪魔の暁美さんをお守りくださると有難いです」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ええ、お聞かせください」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「成程…確かに」

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「そうですね、それに」

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「まず明確な点となりますが」

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「昨夜行動し、それをアリバイとしても発言したのは」

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「暁美さんお二人のみ、ですし」

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「占いを向けていくのならば……その次は私やメッセージさんとなりそうです」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…しかし、明日からの風模様もまだ未定」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「どうか、これ以上事が無いとよいのですが……」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「………」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そうなりますね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「………策を練る余裕もなく、となります」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「仮に二匹が分担せずとも」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「…で、あれば」

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「仕方のないこと、ではありますが」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「証言として"グレー"の人に、それが回るのが丸いでしょ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「即ち………」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「私と、メッセージさんと、ほむらさん、さやかさん…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そのうちさやかさんは。占う以上除外させていただき」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「眼鏡の暁美さんもまた、アリバイがある以上は除外」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ともすれば、私と貴方が残ります」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「いえ、構いません」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「私は困ったことに村唯一の男……」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「疑われるには、仕方ないとも考えますので」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「ご英断を、しかし焦らず…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「……」

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「大統領演説のレポートを作っておりました」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「何故なら……」

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「選挙シーズンですから」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「いえ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「最初の決断とは、難しいものです」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「しかし、いずれ良きに傾くことを信じて、人は票を投じるのです」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「それが、投票というものですから」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「………処遇に関しては、お任せしましょう」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

威風堂々、背広を正して歩いていく

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

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ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「選挙シーズンです…」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「そうですね」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

はい

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

わかりました

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これもまた運命」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「これも大統領としての支持を集められなかった者の定めですから」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「どうか、明日の朝日をこの国にお見せ下さい」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「私の最後の大統領宣言です」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「あっはい」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「仕方ない事です、大統領の命は短い」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「それは皆の宿命です」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「私はただ、地に還る命のように巡ることを選びますよ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「わかりました、ええ」

ミゲル・フアン・セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ

「一度は通った道です」