[メイン]
GM :
その日、天気予報にない豪雨が降った
各々の理由で外出していた一同は、慌てて傍にあった建物…廃ラブホへと駆けこむのだった
[メイン] シャルロット・デュノア : 「あーっ、もう!」
[メイン] Z23 : 「わぁーー!?大変です!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 鞄を傘代わりにしつつ
[メイン] シャルロット・デュノア : そのまま仕方なく見知らぬ建物へ
[メイン] シャルロット・デュノア : 「はーっ、大変大変」
[メイン] Z23 : 突然の雨に、せめて顔だけはと帽子を深く両手で被りながら走る
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ニーミ大丈夫?」
[メイン] 巴マミ : 「はぁー…ついてないわね」
[メイン] Z23 : 「大丈夫じゃないです…!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「だろーね…」
[メイン] Z23 : 「服がぁー!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ちょっと雨宿りしようか、風邪ひいちゃうよ…」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
ぽつ、ぽつ、ざあ、ざあ。
雨が降っている。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「……ん」
[メイン] 巴マミ : 魔女探しにパトロールに出てた所に雨にうたれて
[メイン] Z23 : 「そうですね…雨が上がるまで待ちましょうか」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…冷たい。きっと雨ね」
[メイン] Z23 : 駆けこんだ軒下で、塗れた上着の端を両手で絞りつつ
[メイン] シャルロット・デュノア : 「んん…結構人多い?」
[メイン] 巴マミ : 生憎魔女がいそうなところ探してたから雨宿りはできるけど…
[メイン] シャルロット・デュノア : 「軒先だけじゃ密集しちゃうね」
[メイン]
ベルナデッタ :
(……あれ?あの方たちは……?)
コンビニから家への帰り道、たまたま駆けていく女の子の集団を目撃する。
無論、ベルナデッタは傘を買ってある。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「廃墟みたいだし、中入っちゃう?」
[メイン] Z23 : 「……みなさん雨宿りに来たんですね…突然でしたから」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
ゆったりと、散歩するような足取りで廃ホテルに入って。
濡れる冷たさは気にせずに。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら」
[メイン]
ベルナデッタ :
(……なんだか、面白そうな気配……♥)
ベルナデッタは、傘を自ら閉じる。
そして雨に打たれながら、4人の後を追う。
[メイン] Z23 : 「みたいですね。入っちゃいましょう」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「入ってっちゃった」
[メイン] 巴マミ : 「あら……?」
[メイン] Z23 : (ところでここどこの建物なんだろ…?)
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…んー」
[メイン] 巴マミ : 「えっと…デュノアさんに、ニーミさん…?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ま、中で体拭かないと…ん?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「あ、巴さん」
[メイン]
Z23 :
不法侵入を侵すということと、濡れたままの不快感を天秤にかけ
中に入ることを選んだところ…
[メイン]
ベルナデッタ :
それにしても面白い方たちだ。
あなたがたが向かう先には、とうの昔に営業を停止した連れ込み宿しかないのに。
[メイン] Z23 : 「あれ、マミさんじゃないですか」
[メイン] Z23 : 「マミさんも雨宿りに?」
[メイン] ベルナデッタ : (あたしも、混ざっちゃお~っと……♥)
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「はじめまして、かしら。それとも…お知り合い?」
ぽわぽわと、夢見るように語りかけ。
[メイン] 巴マミ : 「ええ、ちょっと歩いてた所に急に降られちゃって…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「んえ!?えっと」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わわ、人が多い!」
[メイン]
Z23 :
「…えーっと。初めましてですね、多分」
マリーに不審そうな目を送りつつ会釈をし
[メイン] シャルロット・デュノア : なんか…なんか多くない!?
[メイン] 後藤ひとり : にょきッと室内に生えてくる
[メイン]
ベルナデッタ :
「あの~っ、すみませーん!」
雨でびしゃびしゃになりながら話しかける。
[メイン] Z23 : 「何かに引き寄せられたみたい…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ひゃあ」
[メイン] Z23 : 「うわ!?」
[メイン] 巴マミ : 「えっ…えっ?」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっどうも」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
珍しい…わね。珍しいのかしら。
こんなところに、4人もなんて。知り合い?
私はこの人達を知らないのだけど、私はどうだったかしら…
[メイン] ベルナデッタ : (あれ?5人いる?さっき見た時は4人くらいじゃなかったっけ?)
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ど、どうも…」
[メイン] Z23 : 「ど、どうも…」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっここどこですか?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「んと…えっと」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「こんにちは。それとも、こんばんわかしら」
くすくす。
[メイン] ベルナデッタ : 「えと、こんにちは」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「よし!中行ってまず調べよう!」
[メイン] Z23 : 「……あ、こんにちは」
[メイン] シャルロット・デュノア : ずかずかそのままエントランスに行き
[メイン] Z23 : なんかぞくぞく集まってくるな…
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「……あれ?えーっと、んと」
埃を被った看板を払うと
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「あっ、ニーミ」
「ここホテルっぽいよ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ごめんなさい。雨だから、今が何時かわからなくて。時計、持ってないの」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「もう潰れてるけどね」
店員もいないし
[メイン]
Z23 :
「!」
「ホテルですか…!それなら…!」
[メイン] 巴マミ : 「なるほど…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 尤も、ここは元から無人の…そう
[メイン] シャルロット・デュノア : ラブホテルという類いなのだが
[メイン] Z23 : 一応の設備はあるかも…と期待を込めて
[メイン] シャルロット・デュノア : 「どうせならタオルとか…あるかも?」
[メイン] Z23 : 「わぁ…ありがたいですね!」
[メイン] 巴マミ : 廃ホテル…まだ魔女の気配は感じないけど
[メイン] シャルロット・デュノア : 「みんな風邪ひいちゃうし、上がらない?」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ここじゃなんだし、入って話しましょうか。ベッドがあればいいわね」
くすくすと。
[メイン] 巴マミ : 油断はできないわね…
[メイン] ベルナデッタ : 「あの~、あたし、この近くに住んでるんですけど。営業は停止してますけど、水道などはまだ通ってると思いますよ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら」
[メイン] ベルナデッタ : 「潰れたの、つい最近なので」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「あ、やっぱり」
「まあ…でも、ほら」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「それじゃあ、シャワーもあるのね」
夢見るように、にこやかに笑って。
[メイン] 巴マミ : 「最近…」
[メイン]
Z23 :
ラブホテルだということには一切気づかず
シャルについていって
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…あ、雨宿りって事で、ね」
[メイン] シャルロット・デュノア : そう言って上がっていく
[メイン] Z23 : 「失礼します…!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「空いてる部屋は…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「んー、えーと」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 風邪……そうね、何回目かしら。私は……
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…あ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「この部屋空いてるみたい」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「キー刺したまんまだ」
[メイン]
Z23 :
(お代金は…払えないけど…!)
内心謝りつつ、ホテルを進んで行くと
[メイン] Z23 : 「本当ですか!?」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
ふらふら~
その辺のドアを開こうとして開けられずに居る
[メイン] 巴マミ : 「あら……」
[メイン] Z23 : 「他の部屋は…鍵がかかってそうですね」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「うん、ここはーっと」
どーんと入って
[メイン]
後藤ひとり :
「いっいきましょう…寒い…」
ずぶぬれ状態で入る
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら、丸いベッド」
[メイン] 巴マミ : 「私も一緒に行くわデュノアさん」
[メイン] Z23 : 向かいのドアノブを捻るも開かなかったので
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わ、ベッド大きい」
[メイン] ベルナデッタ : (ベルナデッタは一番最後に入室し、個室の入り口に細工を施した)
[メイン] シャルロット・デュノア : 「いいホテルだったのかな?巴さん」
[メイン] ベルナデッタ : (夜が明けるまで、カギを開けるつもりはない)
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「シャワー、結構広いわね。何人か一緒に入れるかしら」
[メイン] 巴マミ : 「かもしれないわね…」
[メイン]
Z23 :
「お、おお…豪華です…!」
目を輝かせて
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ふふ、ボクこんなにおっきいの初めて見たかも!」
[メイン] 巴マミ : ラブホテルだという事に気づかず真面目な雰囲気で答える。
[メイン] マエリベリー・ハーン : いつの間にか部屋に入って他のところも物色している
[メイン] Z23 : 「こんなに大きいベッド、初めて見ました…!」
[メイン] シャルロット・デュノア : やけに桃色なのは、気にしないでおいて
[メイン] ベルナデッタ : 「……おおっ……意外と整ってるもんですね~……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「あ、そのまえに」
[メイン] 巴マミ : なんでピンク色なのかしら
[メイン] シャルロット・デュノア : 収納を開けて調べる
[メイン] シャルロット・デュノア : 「タオルとかー…」
[メイン]
Z23 :
「それになんでしょう、この設備…自動販売機?」
よくわからないものまで売ってる。すごい!
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっ…陽キャ空間…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「うん?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「衣装!?」
[メイン] Z23 : 濡れてるのも忘れてつい興味津々で
[メイン] ベルナデッタ : 「あの~、みなさん……」ベルナデッタはおずおずと話しかける
[メイン] シャルロット・デュノア : 「な、なんかいっぱい衣装置いてある…」
[メイン] ベルナデッタ : 「シャワー、浴びなくて大丈夫ですか?風邪ひいちゃう……」
[メイン] 巴マミ : 「………?」
[メイン] 巴マミ : 「変わったホテルなのね……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ん」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「シャワー…確かに」
[メイン] Z23 : 「衣装まで…!?すごい…宿舎もこんな感じだったらいいのに…!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「順番こ、かな?」
[メイン] ベルナデッタ : 「さっき見ましたけど、備え付けの浴室、すっごく広かったですよ!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「そんなに」
[メイン] ベルナデッタ : 「みんなで入れると思います、けど…?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…みんなで?」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「お湯も、ちゃんと出るみたいだわ?」
浴室から声。
[メイン] Z23 : 「個別にお風呂まで…!?」
[メイン] シャルロット・デュノア : え、えーっと
[メイン] 巴マミ : 「他の開き部屋とか大浴場とかはないのかしら…?」
[メイン] シャルロット・デュノア : ボクら初対面もそこそこだよね…?
[メイン] Z23 : 「ってみんなでって…みんなでですか?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ううん…」
[メイン] ベルナデッタ : 「……?女の子同士ですし、気にしすぎじゃないですか……?」ベルナデッタは内心ニヤニヤとしながらも平然と言い放つ。
[メイン]
後藤ひとり :
「えっでも男の人」
シャルを指さして
[メイン] ベルナデッタ : 「……殿方だったんですかあああああ!?」
[メイン]
Z23 :
「それはそうですけど…」
確かに普段から宿舎の大浴場を利用してはいる
[メイン] シャルロット・デュノア : 「えっ」
[メイン] 巴マミ : 「えっと……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「や!?違うよ!?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「男の子なの?」
[メイン] Z23 : 「あ、シャルさんはかっこいい見た目ですけど女の人です!よ!」
[メイン] 巴マミ : 「デュノアさんは女の子よ…?」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっそうなんですか、わたしてっきり」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「え、えーっと、諸事情あって名乗ってた時期あるけど…」
[メイン] ベルナデッタ : 「ああ、よかった。ですよね……においでわかりますよぉ……♥」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「お、女の子だから…」
[メイン] Z23 : ちょっと飛び跳ねつつ、異議を唱える
[メイン] シャルロット・デュノア : 「んーと」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ま、まあ、うん」
[メイン] マエリベリー・ハーン : すっ。
[メイン] Z23 : 「…におい?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「男の子だと思って心配したのはわかるよ、でも大丈夫だからさ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 後藤の前で軽く手を振って
[メイン] Z23 : なんか変なワードが聞こえたような…?
[メイン] マエリベリー・ハーン : いつの間にか、ひとりの近くにまで近づいていて。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わ」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「大丈夫みたい。ほら、入りましょ?」
手を優しく握って。
[メイン]
後藤ひとり :
「ひいっわかりました!」
握られて従順になる陰キャ
[メイン]
Z23 :
「それで…どうします?
確かに順番待ちしてたら風邪ひいちゃうかも…」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「風邪……」
[メイン] 巴マミ : 「人入りきらないようなら私は後でも大丈夫だから、遠慮なくね?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「うーん」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…ま、まあ」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「そうよね、普通は引いちゃうものね。
私もきっと風邪をこじらせたことがあったでしょうし…」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「いいんじゃない?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「広いものね。皆で入りましょ?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ほら、それに!そうだそうだ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 鞄を漁る
[メイン]
Z23 :
「わたしは大丈夫です!慣れてますし!」
ちょっと誇らしげに
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「じゃじゃーん」
「多分だけど、えーっと」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ここ、もう廃墟でしょ?」
[メイン] Z23 : 「普段から同僚たちと一緒に入ってますから!」
[メイン]
巴マミ :
「あら…」
デュノアの方を見て
[メイン] Z23 : 「それは…?」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「なら多分…無いかなって」
丁度買い替え用だけどシャンプーを買っていたのだ
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ふふっ、流し合いっこできるわね?」
くすくす。笑って。
[メイン] Z23 : 「さすがですね…用意がいい…」
[メイン] Z23 : 自分も常備しておくべきだったかと反省しながら
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「ホテルの備品は流石にほら、無いかもだし…」
「ボクの普段のでいいなら、使う?」
[メイン] Z23 : 「はい、ありがとうございます!」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ええ」
シャンプーの銘柄を見て
[メイン] 巴マミ : 「ありがとうデュノアさん。大切に使わせていただくわ」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「うん」
「それにまあ…ほら」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっありがとうございます」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「私が使ってるのと、同じ銘柄ね。私はどうかはわからないけど、偶然みたいで嬉しいわ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「修学旅行みたいなものだし…うん」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「うぇっ!?」
[メイン] ベルナデッタ : (女の子たちが和気藹々と話しているのを見て、心底満足そうな顔をしている)
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「そ、そっか…これいい匂いだもんね」
なんというか不思議な雰囲気の…
[メイン]
Z23 :
「ところでお風呂はどこに……これですか!?」
全面ガラス張りの浴室を見て
[メイン]
Z23 :
「はぁ~…随分独特なホテルですね…
おひとり様用なのかな…」
[メイン] Z23 : この大きさで?と辺りを眺めながら
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
みんなを引っ張りがちの、いい子みたい。
優しい子なのね。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「…?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「が、が」
[メイン] マエリベリー・ハーン : くすくすとシャルを見て、笑い。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ガラス貼り!?」
[メイン] ベルナデッタ : 「こ、これは……ベルの想定より豪華ですぅ……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わー、わー……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わー…?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あらあら」
[メイン] 巴マミ : 「凄いホテルだったのね……?」
[メイン] Z23 : 「?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「普通のお客さんどうするんだよそれ…」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっあっあっ!?」
[メイン] ベルナデッタ : 「ふぃ~。とりあえず、脱いじゃいますね。服がびしゃびしゃだ~……」
[メイン] マエリベリー・ハーン : (もう脱いでる)
[メイン] Z23 : 「わっわぁっ!?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わああっ」
[メイン] Z23 : 慌てて両手で顔を隠し
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ちょ、ちょっと…!?」
[メイン] Z23 : 「お、思い切りがいいですね…」
[メイン] ベルナデッタ : ……ベルナデッタの乳首と淫核には、銀色に鈍く光るピアスが施されている……。どうあがいても隠しようのないそれは、嫌でも他5人の目につくだろう。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ちょっと、って、入るのでしょう?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「脱がないと、入れないわ。」
[メイン] 巴マミ : 「はっ…早くないかしら……!?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「……」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「そ、そーだけども…」
[メイン] 巴マミ : 「いやそうだけれど……!!」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ええい!南無三!」
[メイン] ベルナデッタ : 「……?どうしましたぁ?みなさんも一緒に入りませんか……?♥」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
じーっと皆に目線をやって。
ベルナデッタにも目線をやって。
[メイン] シャルロット・デュノア : 意を決して脱ぎ始める
[メイン]
Z23 :
「そ、それに…え…?」
指の間から二人の体を見ていたが、ベルの体を見て困惑する
[メイン] 後藤ひとり : 「ピピピピピピッアス」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「うん?」
その視線に誘導されてベルを見て
[メイン] マエリベリー・ハーン : 夢を見ているような、蕩けた笑みを浮かべる。
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「ひゃ」
カッチリ
[メイン] ベルナデッタ : 「おや……?ひとりさんは、こういうの見たことありませんか?」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「………?」
[メイン] 後藤ひとり : 「耳とかはありますけどあばばばば」
[メイン]
Z23 :
「…い、痛くないんですか…それ…?」
医療用の何かと勘違いする
[メイン] ベルナデッタ : 後藤ひとりのもとへ、てくてくと歩いていき。
[メイン] シャルロット・デュノア : 普段の生活には全く見慣れないソレ
[メイン] 巴マミ : 「……!?」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
懐かしいわね。あれ、私も似たようなのをつけてたわ。
私じゃないけれど…えっと、どの私だったかしら…
[メイン]
ベルナデッタ :
「……触って、見ますか……?♥」
その手をとり、ベルナデッタの小さな胸へと誘導する。
[メイン] シャルロット・デュノア : そしてなによりシャルはお嬢様学校の通いである
[メイン] シャルロット・デュノア : 衝撃的すぎるのだ
[メイン] 巴マミ : 「えっあっ……」
[メイン]
後藤ひとり :
「あばばばばばば」
そのまま触らされて泡を吹く
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ちょ、ちょ、ちょっとー!」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「何してるのさ!?」
半脱ぎでベルに止めにかかる
[メイン]
ベルナデッタ :
「……ちょっと刺激的だったかなぁ……♥」
倒れそうになる後藤さんを抱える。
[メイン] 巴マミ : 「えっ……その」
[メイン] Z23 : 「えっえっ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「はんざ、はんざ、犯罪…は違う!?」
[メイン] 巴マミ : 「そういうのは……!!」
[メイン] 巴マミ : 「駄目だと……思うから……!!」
[メイン]
後藤ひとり :
「ひぃっすいません…!」
抱えられながら気を取り戻す
[メイン] シャルロット・デュノア : 「あ、あの…えっと」
[メイン] ベルナデッタ : 「いえ……♥それより、ひとりさんもジャージ脱いだ方がいいですよ?」
[メイン] 巴マミ : ベルナデッタとひとりの雰囲気の間に割って入るように
[メイン] シャルロット・デュノア : 「わーっ」
[メイン]
Z23 :
「…………???」
色々と衝撃的なシーンが続き頭がオーバーヒート
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「…なにこれなにこれ…」
混乱してクラクラしてる
[メイン]
後藤ひとり :
「あっはい脱ぎます」
怯え切ってチャックを下ろし始める
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
わちゃわちゃやってる4人を横目に見てくすくす笑って
オーバーヒートしてるZ23をつんつん
[メイン] 巴マミ : 「えっとそのあうえっと」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「……」
[メイン] Z23 : 普段から姉妹たちと体を洗いあったりはするが、それはいたって健全なもので…こんなものは初めて…
[メイン] 巴マミ : 「デュ…デュノアさんは大丈夫かしら!?」
[メイン] Z23 : 「ひゃ、ひゃい!?」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「ストーップ!!」
声を上げる
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ふふっ、かわいい」
[メイン] Z23 : 「なんです…わっ!?」
[メイン] 巴マミ : 動転して自分でもわけのわからない問いかけをする。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「よし、よしわかった…」
[メイン] Z23 : 慌ててマリーの方を向けば、そこには裸の人がいてまた動転
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「入るなら…もう、全員でいいと思うけど」
「このままだと風邪引くから…」
[メイン] 巴マミ : 「そ…そうね……」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「ボクもう入るから!」
逃げ出すようにシャワールームに
[メイン] 巴マミ : 「わ……わたしも………!!」
[メイン] ベルナデッタ : (みんな、初心なんだなー……♥かわいいな~……♥いい創作のネタになりそ~♥)ベルナデッタはニコニコと笑いながら浴室へと入る。
[メイン]
後藤ひとり :
「あの次は何をすればいいですか…」
あっという間に全裸で棒立ち
[メイン]
Z23 :
「あ、ああ…ありがとうございます…?」
ぜーぜー息を荒げつつ、褒められたので感謝を述べた。取り合えず
[メイン] ベルナデッタ : 「ひとりさん、はやくシャワー浴びないと…」
[メイン]
巴マミ :
脱ぐのを恥ずかしがってたものの
周囲の状況からやけを起こすように脱いで
[メイン]
後藤ひとり :
「はいっわかりました!」
シャワールームに早足で入っていく
[メイン] シャルロット・デュノア : 1d100 シャワールーム広さ (1D100) > 94
[メイン]
シャルロット・デュノア :
ひろ
びろ
[メイン] 巴マミ : ひろい
[メイン]
Z23 :
「えと…あっわたしも服を…」
あわあわと服を脱ぎだす
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
パニクってるZ23の顔をくすりと笑って眺め
「みんなも入ってるし、行きましょう?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「はー…」
[メイン] Z23 : 「は、はいぃ…!」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
座ってシャワーを浴び始めて
静かに落ち着こうとする
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっシャワー…」
泡もつけずにお湯だけ浴びてる
[メイン] Z23 : スパッツを脱ぐ際に転びそうになりつつ、どうにか脱ぎ終えて
[メイン] 巴マミ : 常識があって比較的落ち着いてるデュノアの元へ避難するようについていく
[メイン] ベルナデッタ : 明らかに動揺している後藤ひとりに狙いを定め、話しかける。
[メイン] ベルナデッタ : 「ひとりさん、せっかくシャンプーを分けていただけるんですからぁ……♥」
[メイン]
Z23 :
「えと…行きましょう…!」
困惑してばかりじゃだめだと、フンスと鼻息を荒げて
[メイン]
シャルロット・デュノア :
正直…自分はなんとなくマセてると思ってた、が
いざ目の前にすると混乱してしまう
[メイン] Z23 : ちょっとだけ気合を入れる
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「…はぁ」
もしかしてとんでもない場所に来ちゃった?
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「~~♪」
シャワールームに入って。シャンプーを出して髪を洗いあわあわにしながら
[メイン] 巴マミ : ど……どうしたら……いいのかしら………
[メイン] ベルナデッタ : ひとりの肩に手のひらをのせ、耳にふぅ~と息を吹きかけながら
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「あらお…」
わしゃわしゃと頭を洗う、が
[メイン] ベルナデッタ : 「……ベルと一緒に、洗いっこしませんか……?♥」
[メイン]
Z23 :
(それにしても広いなぁ…)
と思いつつ、シャワーに付き体を洗い始める
[メイン]
シャルロット・デュノア :
いやがおうにも目にはつく
鏡に反射して戯れている面々
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「…あ、巴さんも洗う?」
シャンプーを持って
[メイン] Z23 : なんだろう。ピンク色の内装がいやに気分を緊張させてくる
[メイン]
巴マミ :
「……うん、借りるわね、デュノアさん」
そのまま受け取り
[メイン] 後藤ひとり : 「あわわわわわ」
[メイン] 後藤ひとり : 「あっあっわわわかりました」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「うん…」
[メイン] シャルロット・デュノア : やっぱり…
[メイン] ベルナデッタ : 「ではまず、ベルにひとりさんを洗わせてください♥」
[メイン] シャルロット・デュノア : ここラブホだよねって、言っとくべきだったかなぁ
[メイン]
巴マミ :
「………」
目を閉じて、なるべく周囲を意識しないようにし
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「んむむむむ…」
後悔と思案で唸る
[メイン]
Z23 :
石鹸は置いてあったのでそれを泡立てて
体を洗い終え、次は顔をといったところで
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっありがとうございます」
背中を差し出す
[メイン] Z23 : 「…うぅ~目が染みる…」
[メイン] 巴マミ : とりあえず……デュノアさんの側だとまだ落ち着ける……
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら」
[メイン] ベルナデッタ : ベルナデッタは、その胸の小さなふくらみの先端に付いた銀のピアスをわざと後藤ひとりの背中に擦らせながら、ひとりの髪を丁寧に洗う。
[メイン] マエリベリー・ハーン : まだまだ子供っぽいところもあるのね。
[メイン]
Z23 :
「シャ、シャワーは…」
なれない環境でうっかり目に泡を入れたニーミは
目を瞑りながら周りを探っていたが
[メイン] マエリベリー・ハーン : Z23ちゃん、可愛いわ。
[メイン] ベルナデッタ : 「じっとしててくださいねぇ~……♥かゆいところはございませんかー……なんちゃって♥ふへへ♥」
[メイン]
巴マミ :
「………」
ふとデュノアの方を見て
[メイン] マエリベリー・ハーン : じゃーっと、その泡をシャワーで流してあげる
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「…んんん!」
周りの微妙な嬌声に慌てる
[メイン] Z23 : 「…………あ、ありがとうございます…」
[メイン] 巴マミ : なんだから悩んでるみたいだけど…どうかしたのかしら。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「慣れないなら、洗ってあげましょうか?」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「落ち着かない」
心からの声である
[メイン]
後藤ひとり :
「あわわわだだだだいじょうぶでひゅううう」
溶けそうになりながら原形を保つ
[メイン] 巴マミ : ……まあ、この状況なら…仕方ないけれど……
[メイン] Z23 : 「ひぇ!? ……え、えーっと…」
[メイン] 巴マミ : というか……………
[メイン] 巴マミ : 私も落ち着かない……………!!!
[メイン] マエリベリー・ハーン : 優しく。緊張している周囲とは似つかわしくない、穏やかな声で。
[メイン] Z23 : どうしよう…確かにいつもはみんなで荒いっこしてるから…
[メイン] ベルナデッタ : 他の4人に見せつけるように、必要以上に全身をひとりの肌に擦り付ける。
[メイン] 巴マミ : 「……」
[メイン] 巴マミ : でも、
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ふう…はー」
[メイン]
後藤ひとり :
「ひぃぃいいい溶けるうう」
心地よさに声が上ずっていく
[メイン]
シャルロット・デュノア :
じゃーっと流して
水の音でかき消す
[メイン] 巴マミ : こうなる前から…なんだか悩んでそうだったような……
[メイン]
Z23 :
なんて、大人ぶりたがりの年頃のニーミがいつものことを思い出したのは
マリーの声が優しく耳に馴染んだからか
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ふふっ。情熱的ね~」
ベルを眺めて変わらずにこにこと
[メイン] Z23 : ともかく、少し心が落ち着いて
[メイン] 巴マミ : 「何かあったら…気楽に言ってね、デュノアさん」
[メイン] マエリベリー・ハーン : にこにこと、くすくすと、ずっと穏やかな表情を変えることなく
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ふぇ!?」
[メイン]
Z23 :
……視界の端に、絡み合っている二人が見えるけど
それは置いといて…なんだか急に、いつもの皆がいないことが寂しくなった
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「あ、え、ボク?」
いきなり声かけられてびっくり
[メイン] 巴マミ : 「この状況だから無理もないけど……」
[メイン] Z23 : 「あの……えと…お願いしても、いいですか…?」
[メイン] ベルナデッタ : ベルナデッタは、後藤ひとりの後ろから抱き着く姿勢になり……
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ふふっ…もちろんよ。目を、つぶっていてね?」
そう言って優しく髪に手を伸ばし
[メイン] 巴マミ : 「それにしたってデュノアさん、なんだか落ち着けてなさそうだったから」
[メイン]
Z23 :
顔を赤くし、もじもじとしつつ
ちょっと甘えた声で頼む
[メイン]
ベルナデッタ :
「……ひとりさんって、おっぱいおっきいんですね……♥」
その豊満な乳房を、不意打ち気味に揉んだ。
[メイン] Z23 : 「は、はい……!」
[メイン] 巴マミ : その以前から落ち着けてない理由がなんなのかは知るよしもなく。
[メイン] Z23 : 目をぎゅっと瞑り、両手で椅子の端を掴み
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ん、んん…ま、まあ」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっ…あん❤」
抱きつかれた状態で慌ててるところに急に乳房を揉まれて変な声を上げる
[メイン] シャルロット・デュノア : 「だってほら…」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 髪を優しく丁寧に、壊れ物を触るような繊細な手付きで洗っていく
[メイン] 巴マミ : 「………………」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「な、なんか…始まってない?」
小声で
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「こんなこと、前にもあったかしら」
[メイン] 巴マミ : 「………ええ」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「に、ニーミも知らない人に目をつけられてるような…」
[メイン]
Z23 :
「……あ、気持ちいいです…」
「前にも…?」
[メイン] Z23 : 知らない方を洗ってあげたことがあるんでしょうか…?
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「誰かとこうして、一緒にお風呂に入って…髪を流してあげたり、身体を洗ってあげたり…」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「知ってるのだけど、知らない人たちと…」
[メイン] ベルナデッタ : ひとりさんのお餅のように柔らかな乳房に、指を沈めたり、形を変えたりして楽しむ。
[メイン] Z23 : 「うーん…知ってるけど知らない人たち…?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「私が知っていて、私の知らない人たち…」
[メイン]
Z23 :
なぞかけみたい
そう思って内心首を傾げつつ
[メイン] Z23 : 「まるで夢みたいですね…それ」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「Z23ちゃんは。夢、って見るかしら?」
いつのまに、名前を、呼びながら
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「ええ、夢なの。これも夢?」
変わらず、優しく丁寧に
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「ほ、他の部屋も探そうかな…ボク」
困りこくった顔
[メイン]
後藤ひとり :
「ん❤ふ❤あっあっあっ❤」
おっぱい悪戯されるたびに音のなる玩具になる後藤
[メイン] 巴マミ : 「そ…そうね………」
[メイン] Z23 : 「見ますけど……今は、夢じゃないと思いますよ?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「本当に?」
[メイン] Z23 : 確かに夢みたいな不思議な状況だけど…でも、目覚めようとしても覚めないし…
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「まあ、本当でも、本当でなくても。変わりないのだけど…」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「そうね。どっちでもいいの。」
[メイン]
ベルナデッタ :
「あっ、すみません。ベルってば、調子に乗っちゃって……♥」
ひとりさんの嬌声が甘く、強くなり始めたタイミングで、あえて手を離す。
[メイン] シャルロット・デュノア : 「ボ、ボク洗い終えたから…出る?」
[メイン]
Z23 :
「どっちでもいい…ですか…」
目をぎゅっと瞑ってマリーの声を聴いてると、確かにどちらかわからなくなる
[メイン] ベルナデッタ : 「……今度は、ベルの身体を流してくれませんか?ひとりさん♥」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「夢を見る時は、今が夢なんて思わないし…
それを証明することは、きっと覚めるときまでできないんだから……」
[メイン] 巴マミ : 「そ……そうね………」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「みんな…お取り込み中みたいだしね?うん」
[メイン] Z23 : 「でも、私は…今はなんだか幸せな気持ちなので、それはいいことなんだと思います!」
[メイン] シャルロット・デュノア : ざーっと流して立ち上がり
[メイン]
Z23 :
マリーに頭を現れつつ、ニッコリと笑う
なんとなく安心できるのだ
[メイン] Z23 : 「なんででしょうね…?気持ちいいからかな…?」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっ❤あっ❤あっ❤はぃい❤わかりましたぁ❤」
既に命令されるがままに動くロボットになって、背中に回る
[メイン] Z23 : 目を瞑っているので2人で盛っているのが目に入ってないのもあるだろう
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
くすくす。
「どうしてかしらね…?」
[メイン] ベルナデッタ : 「はい、お願いしますね♥」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「と、巴さん」
[メイン]
シャルロット・デュノア :
「お、お邪魔になる前に…出とく?」
小声で
[メイン] 巴マミ : 「………はい」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「今が夢のようって、人は時に言うけれど…本当に今が夢だったなら、人はきっと悲しむはずで…」
[メイン] 巴マミ : シャワーで火照ったので若干誤魔化されてるものの
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「けれど、夢だからこそ、人はまだ見ないものを物語ることができるのだから…」
髪を洗いながら、穏やかに言葉を紡ぎ続ける
[メイン] 巴マミ : その顔は既に紅潮しきって
[メイン]
後藤ひとり :
「そ、そ、それじゃあ…」
遠慮がちにその背中にスポンジをつけて擦っていく
[メイン]
Z23 :
「うーん…わたしには難しいです…」
自分の勉強不足を恥じつつ
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「そうね…なら。
Z23ちゃんは、今が夢であってほしいと思う?」
[メイン] シャルロット・デュノア : 「よし…出るか」
[メイン] シャルロット・デュノア : そのままそそくさと
[メイン] ベルナデッタ : 「んっ……ありがとうございます、ひとりさん」
[メイン] 巴マミ : 追い求めるようにデュノアについていく
[メイン]
Z23 :
「……確かに、いい夢や面白い夢が冷めちゃうと寂しいです
だから、夢であってほしくはないのかも…」
[メイン]
ベルナデッタ :
一通り洗ってもらった後、ひとりさんに向き直る。
「あの……今度は”前”のほうを洗ってくれませんか?」
[メイン] Z23 : 「きっと、終わっちゃうから寂しいんですね…今が夢だとしたら」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっこれで大丈夫なんですね…あっ!」
ほっとしながらやや力を入れてスポンジを滑らせ始める
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…そうね。夢だから、終わるのね」
[メイン] Z23 : 「でも…現実も終わらないわけではありません」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「夢だから、人は終わりを体験できるんだわ」
洗い終わって、シャワーで髪の泡を流して
[メイン] Z23 : そう、それは常に戦場にいるから言えること
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「現実が終わってしまえば、人はもう終わりをこれ以上見れないのだから…。
終わってしまったなら、終わったことにすら気づけないのだから」
[メイン] 後藤ひとり : 「えっ前!?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「それは、終わりがないのと同じじゃない?」
[メイン] Z23 : 「……どうなんでしょう?わたしは終わったことがないので、わからないです」
[メイン]
後藤ひとり :
「わっわつわかりました」
ぼっちなので他人の洗い方が分からない、そのまま背中から抱き着くようにスポンジを前に当てる
もちろん胸は背中に当たる
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「そうかしら。…そろそろ、目を開けていいわ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「夢を。物語を。お話を」
[メイン]
Z23 :
「あ、わかりました」
目を開ける
[メイン] ベルナデッタ : 「んっ♥(ひとりさんの、おっきいのが、当たって……♥)」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「いろんな世界で、Z23ちゃんは終わりを体験しているはずよ?
……人は、きっとそのために物語るのだから。」
[メイン] マエリベリー・ハーン : そう、だから。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 私は、私自身を物語っているのね。
[メイン]
Z23 :
「そうなんでしょうか…?」
次はわたしが洗いましょうかと、マリーのほうを振り返る
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…くすくす。」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「そうね、それじゃあ───私の髪も、お願い?」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっすいません見苦しいもの当てて、ん❤」
そのまま前を抱きつくように洗うたび、乳房が上下して背中を往復する、その先端も刺激を感じて徐々に硬くなる
[メイン] Z23 : 「はい!任せてください!」
[メイン]
ベルナデッタ :
「ちょっ……♥ひとりさん、動き、はや……あぅぅっ♥」
焦って過敏に動いていたひとりの指先が、ベルナデッタのピアスをかすめる。
[メイン]
Z23 :
立ち上がって、マリーの後ろに回り込み
背を押して椅子に座らせようとする
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっごめんなさい、ぴ、ピアス…」
肌触りのいい美しい乳房に、異質な感触が合わさって、びくっと指先が震えて止まる
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
押されるままに、体を委ねて。
そっと椅子に座り、白く滑らかな肌と。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 濡れてしっとりと輝く金髪が、ぶわっとZ23の視界に広がる。
[メイン] Z23 : しばしその背中と金髪に見惚れていたが、我に返るとおそるおそる手を伸ばし髪を丁寧に荒い始める
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「~~♪」
変わらず穏やかな笑みだが気持ちよさそう
[メイン]
Z23 :
「……あの…そういえばお名前を聞いてませんでしたね」
本当に今更なことを思い出して聞いてみる
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…そうね?」
[メイン]
Z23 :
何故だか彼女の声と雰囲気に当てられ、安心した気持ちになっていたが
実際は会って間もない人である
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「そうだったわね、Z23ちゃん。
私、メリーさん…マエリベリー・ハーンよ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「メリー、でも。ハーン、でも。マエリベリー、でも。好きに呼んで?」
[メイン]
Z23 :
「メリーさん、ですね! あれ…?」
なんでわたしの名前知ってるんだろ…?と思いつつ
シャルさんとの会話を聞いてたのかな
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ええ、メリーさん。私の友達がつけてくれたのよ、素敵なあだ名でしょ?」くすくす。
[メイン] Z23 : 「はい…!可愛らしいあだ名だと思います…!」
[メイン]
Z23 :
「メリーさんは…えと…」
髪を洗っていると、つい彼女の体が視界に入りドギマギしつつ
[メイン] Z23 : 「今日は、どうしてここに…?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「さぁ…どうしてかしら」
[メイン]
Z23 :
「わたしは友人のシャルさんと出かけている途中でした
メリーさんは、そう言った雰囲気でもなかったので…」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「私は何か、考えていたみたいだけど。
それは私じゃなくて私だから、私はどうしてここに居るのかわからなくて…」
[メイン] Z23 : 「? ? ? ?」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「もしかしたら、ここに来るためにここに来たのかも。ね?」
[メイン]
Z23 :
「…ここに来るため、ですか…」
彼女の不思議な言い回しに頭を悩ませつつ
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
至極当然のように、穏やかに。夢見るように。歌うように
髪をZ23に洗われながら、彼女は語る
[メイン] Z23 : ここに来るため、それはなんだか幸せなことな気もした
[メイン]
Z23 :
「ふふっ、なんだかおもしろいですね…!
不思議なホテルでみんなが集まるためって」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ふふっ、そうね。夢みたいね」
[メイン] Z23 : 「ほんとに、夢みたいな出来事です…」
[メイン]
ベルナデッタ :
「あっ♥ひぅっ♥あぅぅっ♥」
ひとりさんに触られる度に、半分わざと、半分素でえっちな声が漏れるけど。
[メイン]
Z23 :
「泡沫の夢だとしたら、いつか終わりが来るんでしょうけど…
でも、それならそれで、今を頑張って楽しむ。現実と同じ…な気がします」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…そう。そうなのよ。」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「きっと、本当は何も変わらないんだわ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「夢も、現も」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっあっごめんなさい、でも洗わなきゃ」
きゅっきゅと胸の先端を磨くように
[メイン]
ベルナデッタ :
「んに゛ゃ゛……ッ♥」
思いのほか刺激の強い責めに全身をがくがくっ♥と震わせて、軽く達する。
[メイン]
Z23 :
「変わらないのなら、夢ってとても面白いですね…!
不思議な体験をできるんですから…!」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「……今も、不思議だものね?」
[メイン] Z23 : 「あはは、ほんとに! あ、お湯をかけますね」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 心地よさそうに、呟く。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ええ、お願い」
[メイン]
Z23 :
シャンプーを洗い流す
すると、綺麗な金髪が再び姿を現して
[メイン]
Z23 :
「きれい…」
ついつい、見惚れてしまうのだった
[メイン]
後藤ひとり :
「あとこっちもですよね…」
ギターテクで下半身、特に股の間もきれいに洗う
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
じゃーっと流れるお湯に、一瞬だけ目を閉じて
再び開くと、夢見に濁った紫紺の瞳がぱちりと
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「……Z23ちゃんは。」
[メイン]
ベルナデッタ :
「ひゃぅぅぅッ!?♥」
明らかにベルよりも臆病で奥手に見えた少女が、まさかいきなりデリケートな場所に触れてくるとは思わず、情けない声を上げてしまう。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「起きた後、見た夢のことを、覚えてる?」
[メイン] Z23 : 「半々ですね…覚えてるときもあれば、思い出せないこともある」
[メイン]
ベルナデッタ :
「あっ、あのっ♥ひとりさん……んひゅっ♥な、何か指先を使う趣味とか、お仕事とか……んぅっ♥」
ひとりの手が触れるたびに、可愛らしい嬌声を喉から紡ぎ続ける。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…………。なら、」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「なら、今日のことは覚えてくれる?」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっバンドでギター弾いてます、ここは同じ要領でやれそうです」
ギターヒーローモードになって下半身と乳房を同時に弄る
[メイン] Z23 : 「夢だとしたら、忘れたくないです…!」
[メイン] Z23 : 「せっかく愉快な夢なのに、忘れてしまうなんてもったいないですから」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「そう。ありがとう、Z23ちゃん」
「きっと、それだけで嬉しいわ」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
変わらず。夢見がちなまま。にこやかに笑って。
マエリベリー・ハーンは、そう言った。
[メイン]
ベルナデッタ :
「あっ♥あっ♥ひゃっ♥あんっ♥あんっ♥……はぅぅぅっ♥」
ひとりの指さばきにより、ベルは意味のある言葉を発することができなくなった。体重をひとりの方へ預け、存分に責めを堪能している……。
[メイン]
Z23 :
「……?」
その言葉に不思議そうな顔をして
[メイン] Z23 : 「あ、洗い終わりましたよ!」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら…そうみたいね、ありがとう」
[メイン]
Z23 :
ちょっと自慢気に小さい胸を逸らす
毎日やってるので自信はあるのだ
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「……次は、身体も洗う?」
[メイン]
後藤ひとり :
「あっそんなに気持ちいいですか?」
ピアスとともに乳房を引っ張り、下半身の頂点もを優しくつま弾くように、時に磨くように扱く
[メイン] Z23 : 「任せてください!お背中流しますよ!」
[メイン]
ベルナデッタ :
「お゛ッ♥お゛ッ♥そ、そこりゃめ♥らめれす♥んお゛っ♥お゛お゛ぉ゛……ッ♥」
今日は、みんなをからかうつもりでこのラブホテルへと来たのに。
気が付いた時には、ベルは”いつもどおり”いじめられる側に回っていて。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「ふふっ、頼もしいわ。それが終わったら、次は私が流してあげる」
[メイン] Z23 : 「はい、お願いしますね!」
[メイン] Z23 : では…と呟くと石鹸を手に取りメリーの白い背中に相対する
[メイン]
ベルナデッタ :
「ひ、ひとりしゃん、うます、ぎ、う゛っ、う゛ぅ゛ぅ゛~……っ♥♥♥」
舌をだらしなくぺろりと突き出し、その先端から唾液を滴らせ、全身から汗を噴き出しながら深い絶頂に達する。
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
にこにこと、くすくすと、笑いながら。
穏やかに静かに安らかに、Z23のすることを受け入れて待っている
[メイン]
後藤ひとり :
「えへへ、気持ちよかったですか?じゃあそろそろ」
大音量をかき乱すように両方の頂点をぎりっと摘まみ、潰す
[メイン] Z23 : 姉妹たちの肌は見て来たけど、特別肌理が細かい肌に少しつばを飲む
[メイン]
Z23 :
「よいしょっと」
小さい手に泡を纏わせ、メリーの背中に沿わせれば
[メイン] Z23 : 「わぁ…綺麗なお肌です」
[メイン]
ベルナデッタ :
「…………お゛お゛お゛ッ……!?♥♥♥……あ゛ッ……ぐぅぅぅ……ッ♥♥♥」
弱点を思い切り潰されて、無様にも連続でオーガズムの海に沈む。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「そう…ね。そう」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「私は知らないけど、私はたまに言われるわ。妖精みたいに綺麗だって」
[メイン]
後藤ひとり :
「ふふ、逆に汚れちゃいましたねベルさん」
そういって優しくお湯をかけて泡後と愛液を流していく
[メイン]
Z23 :
「確かに…妖精さんみたい…」
不思議な雰囲気も併せて、非現実にいるかのようで
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…取り替え子、って知ってる?」
[メイン]
ベルナデッタ :
「へっ……♥へっ……♥きゅぅ~~ん……♥」
いつものように、少女は獣へと堕ちた。
発情し、理性を失い、新しい飼い主であるひとりの顔を情欲に満ちた瞳で見据える。
[メイン]
Z23 :
「取り換え子…?」
背中を強すぎず弱すぎず、絶妙な力加減で擦りつつ
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「妖精がね、子供をさらって、自分の子供とすり替えてしまうの」
[メイン]
後藤ひとり :
「へへへっ、可愛いワンちゃんですねえ」
いかにもジゴロな感じで頭を撫でる
ワルい方がモテる、喜多ちゃんでよく知ってます
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「だからあの私は、そんな妖精の取り替え子で」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「この私も、そうじゃないとは言い切れないかも」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「…どう思う?私、人と妖精、どっちに見えるかしら。」
[メイン]
ベルナデッタ :
「んっ♥んぅっ♥」
ひとりのなでなでに顔をほころばせる。
[メイン]
Z23 :
「うーん、難しい質問ですね…」
妖精さんみたいとは言ったものの、妖精を見たことはないので
[メイン]
Z23 :
「確かなのはメリーさんがいい方ってことなんだけどなぁ…」
ぶつぶつ呟きつつ首を傾げる
[メイン]
後藤ひとり :
「へへへっ、ベルさんかわいいですねえ」
顎を撫でて、犬の機嫌を取るようにご満悦顔
[メイン] マエリベリー・ハーン : そんな呟きを聞いてまたくすくすと。
[メイン]
ベルナデッタ :
「ありがとうございまひゅぅ……♥」
呂律は回っていない。
[メイン]
Z23 :
「私としては、どちらでも嬉しいですね
人間なら守るべき対象で、妖精なら仲間に近いですし」
←こいつKAN-SENであって人じゃない
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あらあら。妖精って、実は結構怖いのよ?」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「それでも……そうね。どっちでもいい、って言ってくれるのね」
ふふっ、と笑みを深め。
[メイン]
後藤ひとり :
「じゃあ綺麗になったし、上がりましょうね、服も着せてあげます❤」
裸のままっていうのもいいかも、首輪とかあるかな…
[メイン]
ベルナデッタ :
「はい……♥ひとりさん……♥」
言うとおりについていくぞ
[メイン] Z23 : 「見た目や種別というのは結果であって、本質ではないですから」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「マエリベリー・ハーンが、マエリベリー・ハーンであるように?」
[メイン] Z23 : 「はい。きっとそうです」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「………。」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「…………。
…………………。」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「なら」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
Z23 Z23
「あなたも、きっとあなただわ」
[メイン] Z23 : 「わたしも、わたし…」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「他の誰でもない、別の誰かじゃない…ね。」
[メイン] Z23 : 「…はい、わたしはわたしです」
[メイン] Z23 : 「誰でもない、わたし。それはメリーさんも同じです」
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「それを、忘れないで。私のこともね」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「最後は余計だったかしら?」
くすくす。
[メイン] Z23 : 「もちろん、忘れませんよ!」
[メイン] Z23 : 正面のガラス越しににっこり笑いかけて
[メイン] Z23 : 「こんな素敵な人、忘れられませんから!」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
ガラスの反射、その笑みに返すように。
にこやかな笑みを、彼女は浮かべた。
[メイン]
Z23 :
「よいしょと」
シャワーで背中を洗い流し
[メイン] Z23 : 「ふぃー、洗い終えましたよ」
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
「~~♪」
お湯で泡が流れていくのを気持ちよさそうに感じている
[メイン] Z23 : うんうんと満足げに頷きながら
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「それじゃあ、次は私ね?椅子に座って。」
[メイン] Z23 : 「はい、よろしくお願いします!」
[メイン] Z23 : ちょこんと椅子に座る
[メイン] マエリベリー・ハーン : 自分も椅子から立ち上がり、Z23の背中を洗おうとして。
[メイン] マエリベリー・ハーン : しゃがもうとした時に、足を滑らせ
[メイン] マエリベリー・ハーン : 「あら」
[メイン] マエリベリー・ハーン : ごきり
[メイン] Z23 : 「えっ」
[メイン] マエリベリー・ハーン : そのまま、思い切り床に叩きつけられて。
[メイン] マエリベリー・ハーン : 首が、あらぬ方向に、曲がり
[メイン] マエリベリー・ハーン : マエリベリー・ハーンは死んだ。
[メイン]
Z23 :
「わっ!?大丈夫ですか!?」
慌てて立ち上がるも…
[メイン]
Z23 :
「えっ…あっ……」
立ち上がった姿勢のまま、動かなくなったメリーを見つめる
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
死んでいる。
即死だ。
奇跡的、あるいは絶望的な不運で。
[メイン]
Z23 :
「メ…メリーさん…?」
人間のものではない首の曲がり方に、死んでいると理性が囁きかけ
そんなわけないと感情が声を張り上げる
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
妖精のように美しい肌も、金色のきらきらと光る髪もそのままにそこにある。
倒れたカラダはそれなりに薄い、美しい形をしてツンとピンク色に先端が尖った乳房をさらけ出している。
[メイン]
Z23 :
「メリーさん!」
よろよろとひざまずき、両肩を掴むも
揺すっていいのかどうかも、今の思考では判断しきれず
[メイン]
マエリベリー・ハーン :
人形のようにその肢体は力ない。
掴まれてもなんの反応も示すことはない。
[メイン] Z23 : ニーミの顔はすっかり青ざめ、目からは気づくこともなく涙が零れて
[メイン] Z23 : 「メリーさん!! だ、だれか…誰か…!」
[メイン] Z23 : 小さな体で精一杯悲痛な大声をあげる
[メイン] マエリベリー・ハーン : 流れる水音と防音の部屋にかき消されて、その叫びはきっと届かない。
[メイン]
Z23 :
浴室にその声が反響して消えていくだけ
身にまとうものすらない裸の少女は、無力だった
[メイン]
Z23 :
ニーミはただ泣きじゃくっていた
いくら声をかけても揺すっても、メリーは応えることはなく。ただ綺麗な体が力なく揺れるだけ
[メイン]
Z23 :
「メリーさん…メリーさん…」
わけもわからない状況に放り込まれた自分に、優しくしてくれた彼女にできることなんてない
遺体に縋りつくしかできない
[メイン]
Z23 :
でも、そうしているうちに時は流れる
現実は夢のようには覚めないのだ
[メイン]
Z23 :
ニーミの触れるメリーの体が冷たくなっていた
そのことに気づいたとき、ニーミは半狂乱になって
[メイン]
Z23 :
「あ…ああ……」
触ってはいけない…見てはいけないものを目にした。怯え切った表情で後ずさる
[メイン] : 『忘れないで。私のこともね』
[メイン] Z23 : メリーの温かい言葉が、冷めきった体を蝕むように響き渡る
[メイン]
Z23 :
「やだ…違う……わたしのせいじゃ……」
ジリジリと遺体から距離を取ろうとして
[メイン] Z23 : ドン、とドアに背中がぶつかる
[メイン] Z23 : その衝撃に、混乱しきっていたニーミははっと我に返る
[メイン]
Z23 :
混乱による思考のマヒは、ある種の防御行動なのかもしれない
我に返ってしまったニーミに、恐怖と、絶望と…悲しみの洪水が襲い掛かる
[メイン]
Z23 :
「あ…ああああああああああっ!!」
その衝撃に耐えきれず、メリーに背を向け浴室から飛び出る
[メイン]
Z23 :
すぐそばにあったバスタオル一枚だけ身に纏い
助けを求めて、縋れるものを探して
[メイン]
Z23 :
だが、この部屋にそれはない
もはや獣になっている2人はニーミの目に映ることはなく
ニーミは部屋から駆け出した
[メイン]
Z23 :
「誰か…誰か……! シャルさん…!マミさん…!」
泣き叫びながら、救いの手を求めながらホテルを走る
だが悲しいかな。このホテルの防音性能では、少女のか細い悲鳴は届かない
[メイン]
Z23 :
「みんな、どこに行ったの…!?」
正常な思考など取れるはずもなく
ここに居ないのならば。ホテルの外へ、豪雨の中へと走る
[メイン]
Z23 :
バスタオル一枚で、冷たい雨に打たれ体はすぐに冷え
それでも走り続けていたが。このラブホテルがあったのはちょっとした山の奥で
そばに助けを求められる場所などないのだった
[メイン]
Z23 :
そのうち、水たまりに足を滑らせて転んだ
泥だらけになって、膝を大きく擦りむいて、身体が冷えて動くこともできなくなって
[メイン] Z23 : ようやく、何もかも遅いのだと気づいた
[メイン] Z23 : 「─────────────!!」
[メイン]
Z23 :
少女は大きく慟哭を上げた
それすらも、雨音にかき消され、誰の耳にも届かなかった
[メイン] Z23 :
[メイン] Z23 :