Ccfolia Log

弦巻マキ

「台風とかって言われてたけど、普通に買い物できそうな空模様で良かったよ～」

弦巻マキ

「最近日用品も減って来てたし買い足したかったんだよにぇ」

弦巻マキ

「そうなってたら今日来れてないんじゃないかな～」
ぽやぽやと返しつつ

弦巻マキ

「ま、折角のモールだしなんか色々買ってこ～！」

弦巻マキ

腕を振り上げて

弦巻マキ

「にぇ～」

弦巻マキ

「かわいいとおもうよ」
雑

弦巻マキ

「間に合ってるにぇ」
キャンデーを口に放り込んで

弦巻マキ

「んでみんな何買う？」

弦巻マキ

「日用品とりあえず買い足すつもりだけど、服とかもどうせだし見てく？」

弦巻マキ

「はーい」

弦巻マキ

「こら、甘えない」

弦巻マキ

ぺしっとBBにチョップしつつ

弦巻マキ

「BBちゃんは甘えんぼなんだから～」
にぇにぇにぇと笑いつつ

弦巻マキ

「兎も角冬服か、確かに今のうちに買っとく方がよさそうだね」

弦巻マキ

「最近どこも早くから次のシーズン売り出すからシーズンの時にはもう売ってない気がするにぇ」

弦巻マキ

「仲良しだもんにぇ～？」
二人に視線を向けて

弦巻マキ

にぇにぇにぇと笑いつつ

弦巻マキ

「ついでにBBちゃんの冬服も買っておこうか」

弦巻マキ

「んじゃ先に服屋かな、靴とかも大丈夫？」

弦巻マキ

「それに前のシーズンがサイズ合うかもわかんないでしょ～」

弦巻マキ

「足が？」

弦巻マキ

「まぁそういうのは兎も角」

弦巻マキ

「折角だしお洒落しよーぜー！ってことで」

弦巻マキ

そう言って服屋に向かって行った

弦巻マキ

そんなこんなで服屋に目を付けるにぇ

弦巻マキ

3d100 おしゃれ/かわいい/実用 (3D100) ＞ 150[30,26,94] ＞ 150

弦巻マキ

「ワー〇マン！」

弦巻マキ

明らかに実用性最大重視である！

弦巻マキ

「なんか…いいかなって」

弦巻マキ

「空調服って強そうじゃない？」

弦巻マキ

ｺﾞｵｵｵｵ～～～～

弦巻マキ

「私が着るって事はフローラルな香りになるってことだにぇ」
ふざけつつ

弦巻マキ

「まぁじゃあ真面目に探すにぇ…」

弦巻マキ

3d100 もこもこ/冬国/セクシー (3D100) ＞ 232[64,74,94] ＞ 232

弦巻マキ

「おしゃれは我慢って書いてたにぇ」
胸に謎のジッパーがついたコートを着てきた

弦巻マキ

「これ冬服らしい」

弦巻マキ

「着てるモデル居た」
すげえもの見たという顔

弦巻マキ

「まぁ面白いけど着てたら勝手にジッパー開いちゃうしやめとくにぇ」

弦巻マキ

ｼﾞｼﾞｼﾞ…と開きかけつつ試着室に戻っていった

弦巻マキ

「はい」

弦巻マキ

「じゃあ普通にコートとか見繕うかな…」

弦巻マキ

「お洒落よくわかんなくなった」

弦巻マキ

真顔

弦巻マキ

「にぇ～～～～」

弦巻マキ

「お洒落しないと勿体なくない？」

弦巻マキ

「あれ着てたけど凄い冷えたよ」

弦巻マキ

「かっこよかったから…」
※個人の感想です

弦巻マキ

「アナセルのは良かったと思うけどにぇ～～」

弦巻マキ

「もこもこで可愛いね！」

弦巻マキ

「猫耳とかもつける？」

弦巻マキ

「にぇ～」

弦巻マキ

「お、勝負？」

弦巻マキ

「ハンカチ？」

弦巻マキ

x2 3d100　上おしゃれ/かわいい/実用　下もこもこ/冬国/セクシー #1
(3D100) ＞ 114[33,47,34] ＞ 114

#2
(3D100) ＞ 73[69,2,2] ＞ 73

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

もっこもこすぎてもはやイエティである

弦巻マキ

「ドラえもんみたいで可愛いって言われた」

弦巻マキ

「やっぱそう思う？」

弦巻マキ

「なんか変な服屋多いねここ」

弦巻マキ

「もし着てたら弾けてたと思う」

弦巻マキ

「アナセルでも弾けない…？」

弦巻マキ

「ほぼ輪ゴムみたいになってたじゃん」

弦巻マキ

「全身タイツとどっちがマシだろうね」

弦巻マキ

「よし服は…」

弦巻マキ

1d2 1.もういい！ 2.それでも (1D2) ＞ 2

弦巻マキ

「三度目の正直だにぇ」

弦巻マキ

x2 3d100　上おしゃれ/かわいい/実用　下もこもこ/冬国/セクシー #1
(3D100) ＞ 158[26,57,75] ＞ 158

#2
(3D100) ＞ 39[19,7,13] ＞ 39

弦巻マキ

普通に無難なまとまり、強いて言えば地味である

弦巻マキ

「たぶん」

弦巻マキ

「どうせ室内で脱ぐしこんなもんで良いかなーって」

弦巻マキ

「お洒落極めたら何か良くない方向になりそうな気がしてきた」

弦巻マキ

「傘被る奴？」

弦巻マキ

「ということで次行こう次！！」

弦巻マキ

「靴とか買う？」

弦巻マキ

「まぁいい感じなのあるでしょ」

弦巻マキ

「43.4t？」

弦巻マキ

「ガンダムは背負えないにぇ」

弦巻マキ

「とりあえず見るぞ～」

弦巻マキ

「あははは～～」

弦巻マキ

3d100 お洒落/可愛い/実用品 (3D100) ＞ 188[99,13,76] ＞ 188

弦巻マキ

「という事でいいの見繕ってきました」

弦巻マキ

びっくりするくらいお洒落な黒染めかつ、目立たない具合で棘を備えた完全無欠の冬用ブーツである

弦巻マキ

「なんとびっくりお値段」

弦巻マキ

1d100 高さ (1D100) ＞ 71

弦巻マキ

「結構する」

弦巻マキ

「でもブランドって感じでもないにぇ」

弦巻マキ

「普通に高いくらい、びっくりするほど高いわけでも無いからにぇ」

弦巻マキ

「着ぐるみは凄い高かったよ」

弦巻マキ

「パワーアシスト付いてるから動きやすいけど高いんだって」

弦巻マキ

「兎も角これにしよっかなーっと」

弦巻マキ

「はーい、ブランド品じゃないから三人分あると思うよ？」

弦巻マキ

「甘えん坊…」
微笑ましそうに

弦巻マキ

「仕方ないにぇ」

弦巻マキ

「靴ってなんか色々見ずらいし…」

弦巻マキ

「さむそう」

弦巻マキ

「よしよし、足のサイズおせーてー」

弦巻マキ

そう言いつつサイズを毎に探して

弦巻マキ

「似合う似合う～」

弦巻マキ

「ん？似合ってるよ」

弦巻マキ

「でもあれだね」

弦巻マキ

「靴だけお揃いってのもあれだしなんか他も欲しいような…」

弦巻マキ

1d100 アイデアのまともさ (1D100) ＞ 32

弦巻マキ

「下着とか…？」

弦巻マキ

「それもそっか」

弦巻マキ

「じゃあマフラーかストラップかな？」

弦巻マキ

「それかマフラーのストラップ…？」

弦巻マキ

「確かにそんな感じが良いか」

弦巻マキ

「じゃあストラップとマフラー選んでくる～」

弦巻マキ

x2 3d100 お洒落系/可愛い系/かっこいい系 上マフラー下ストラップ #1
(3D100) ＞ 123[38,27,58] ＞ 123

#2
(3D100) ＞ 133[70,42,21] ＞ 133

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

青メインのさらっとしたマフラーとなんか音符モチーフのロックなストラップである

弦巻マキ

「こういう時は音楽のパワーだって言うしね」

弦巻マキ

「BBちゃんぽいにぇ、こっちはお洒落だなぁ」

弦巻マキ

「か、可愛い…とかっこいいが…正面衝突！」

弦巻マキ

「でも確かに言いにぇ、なんだろう」

弦巻マキ

「…ファンシー？」

弦巻マキ

「でもこれあれだね、滅茶苦茶長いね」

弦巻マキ

「実用品というかあれじゃない？」

弦巻マキ

「二人で巻くあの学生伝説の…」

弦巻マキ

「アレだね、バレンタインとか向け…？」

弦巻マキ

「あ、でもそういう方向性でお揃い…？」

弦巻マキ

「あっでも身長」

弦巻マキ

1d100 高さ (1D100) ＞ 19

弦巻マキ

「BBちゃんだけ出る杭になっちゃうにぇ」

弦巻マキ

「いつか伸びたらね」

弦巻マキ

「如何せん伸びないから…」

弦巻マキ

「まぁでもこの可愛いの好きだよ私」

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

「にぇ？」

弦巻マキ

「成程…」

弦巻マキ

ふんふん、と

弦巻マキ

「いいじゃん、そう言うの憧れるし」

弦巻マキ

「私もね～昔は～～…」

弦巻マキ

「…う～～ん」

弦巻マキ

1d100 そういうエピソードある度 (1D100) ＞ 79

弦巻マキ

「なんかセーター編んだり…料理作ったり…あった気がする…」

弦巻マキ

「いやあその…」

弦巻マキ

1d100 重さ (1D100) ＞ 52

弦巻マキ

「その相手が普通に他の子とくっついたから…」

弦巻マキ

「なんか思い出しちゃった」
にぇにぇにぇと笑いつつ

弦巻マキ

「なんでBBちゃんは嬉しそうなのか…」

弦巻マキ

「まぁでもそういうのやりたくなるのわかるしね」

弦巻マキ

「BBちゃんが？」

弦巻マキ

「そうだね」

弦巻マキ

「それにBBちゃんが一番乙女っぽいし」

弦巻マキ

「リボン好きだし、甘えん坊だし」

弦巻マキ

「…」

弦巻マキ

「…？」

弦巻マキ

首を傾げている

弦巻マキ

「BBちゃんって滅茶苦茶後輩気質だしにぇ～～」

弦巻マキ

指で突いて

弦巻マキ

「え～～？」

弦巻マキ

1d100 乙女度 (1D100) ＞ 18

弦巻マキ

「…王子様にしてはなんか…かっこいい感じではないんじゃないかなぁ」

弦巻マキ

「エルヴィスとかフレディみたいな感じじゃないと」

弦巻マキ

「BBちゃんがどうしてもっていいなら試用期間登録してもいいけど…」

弦巻マキ

にぇにぇにぇと笑って

弦巻マキ

「まま、そう気を落とさないで」

弦巻マキ

「ほら、さっさと御会計しよっか」

弦巻マキ

「BBちゃんは甘えん坊なんだから～」

弦巻マキ

そういいつつマフラーの端っこを持って

弦巻マキ

「う～ん」

弦巻マキ

「にぇ～」

弦巻マキ

伸びるマフラーが地面に付かないよう追いかけて

弦巻マキ

「はいはい、よし」

弦巻マキ

「これでいい感じに買った…けど」

弦巻マキ

「なんか他に要る？」

弦巻マキ

「アイゼンとかバイルとかも買う？」

弦巻マキ

「ゾンビ狩りでもいいけど…」

弦巻マキ

「帽子とかも買う？」

弦巻マキ

「ゲレンデマジックに用事は無いかな、んじゃ帽子～」

弦巻マキ

3d100 オサレ/可愛い/実用的 (3D100) ＞ 107[20,25,62] ＞ 107

弦巻マキ

「ヘルメット…」

弦巻マキ

アタッチメントつける場所もある

弦巻マキ

「多分ヒヤリハットしても耐える」

弦巻マキ

「ヘッドバンド？」

弦巻マキ

「いや、サンバイザー…？」

弦巻マキ

「暗視ゴーグル似合いそうな…」

弦巻マキ

「でも確かに、靴にも似合うね」

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

「BBちゃんって王子様というか…」

弦巻マキ

「いや言うまい…」

弦巻マキ

「弟が居たらこんな感じかなって思ってるよ」

弦巻マキ

「そういうところがにぇ～」
楽しそうににこにこ笑い

弦巻マキ

「おーよしよし」

弦巻マキ

「可愛くていいと思うよ」

弦巻マキ

「ここでイジらない方が後悔するしね」

弦巻マキ

「取り締まられるとしてもこれは手放し難い…」

弦巻マキ

「ま、それはいいとして帽子はこれにしよっか」

弦巻マキ

「めげないしょげない～」

弦巻マキ

「ま、着るものは買ったし、だいたいよしかな」

弦巻マキ

「あとはご飯でも食べてく？」

弦巻マキ

「それかん～～」

弦巻マキ

「あ～～～…」

弦巻マキ

「…家で食う？」
お金そこそこ使ってることに今気づいた顔

弦巻マキ

「一応何か作るのも出来ないわけにも能わず…」

弦巻マキ

「いやまぁほら、家でならついでに着替えて試したりもできるし」

弦巻マキ

「ウチでいいならご飯も作れるしぃ」
買い食いも惹かれるが損害軽微で落としたい…

弦巻マキ

「お、興味ある？」

弦巻マキ

「じゃあそうしようこうしよう、三人分の料理位用意できるのです」

弦巻マキ

1d3 1.質 2.量 3.独自性 こだわり (1D3) ＞ 2

弦巻マキ

「へへん、ド肝抜かして料理されても知らないよ！」

弦巻マキ

「じゃあ行くかー家！」

弦巻マキ

そんなこんなで帰路にいったんつくことにしたのである！

弦巻マキ

弦巻マキ

弦巻マキ

そして二人を家に上げたのであった

弦巻マキ

3d100 スマート/お洒落/可愛い 部屋の雰囲気 (3D100) ＞ 262[84,78,100] ＞ 262

弦巻マキ

「まぁ上がってにぇ～」

弦巻マキ

「女の子だもん…」

弦巻マキ

片付けだったり飾りつけは得意である

弦巻マキ

「そうかなぁ…まぁゆっくりしてってね」

弦巻マキ

「お料理作ってくる！」

弦巻マキ

「にぇ～♪」
とんでもなく香ばしい匂いが漂ってくる

弦巻マキ

「できたよう～」
そう言ってドでかい皿に盛りつけた…

弦巻マキ

ステーキ！ステーキ！キャベツ！ステーキ！ステーキ！コーン！といった具合の暴力的な料理…？料理を運んでくる

弦巻マキ

ついでに野菜ソースやらなんやらも多い

弦巻マキ

「にぇ？」

弦巻マキ

「でも美味しいよ？」

弦巻マキ

さらっとポトフやら野菜ぎっしりのスープも注ぐ

弦巻マキ

「それにお腹空いたじゃん」

弦巻マキ

「多いかなーって思って2.5人分くらいにしておいたけど…」

弦巻マキ

「二日…？」

弦巻マキ

「まま、食べてよ、多かったら私が全部食べちゃうし」

弦巻マキ

特に気にせず盛り付けられる""肉""

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

「…ご飯とかのが良かった？」

弦巻マキ

「一応(ペッパー)ライスも作れるけど…」

弦巻マキ

「まぁそれなら食べよっか！」

弦巻マキ

パクパクと肉やサラダが吸い込まれるように食われながら

弦巻マキ

「うん、折角だし甘辛系にしておいたけど…」

弦巻マキ

「えへへ、ならよかった」

弦巻マキ

既に皿はカラである

弦巻マキ

「？」

弦巻マキ

「…」

弦巻マキ

(なんだかおかしい…)という顔

弦巻マキ

「…もしかして多い？」

弦巻マキ

「いやぁ…その、思ったよりゆっくり…食ってるような…」

弦巻マキ

「ま、マジか…そ、そうなのか」

弦巻マキ

「もしかしたらって思わなくもなかったけど…本当だったんだ…」

弦巻マキ

そう言いつつ仕方ないので用意したお代わりを皿にのせて

弦巻マキ

「…二日分って冗談だと思ったけど本当のツッコミなんだ…」

弦巻マキ

「まぁだとしたら多い分はダイジョブダイジョブ、食べとくし」

弦巻マキ

「…張り切り過ぎて作り過ぎた…」
恥ずかしそうに

弦巻マキ

「お腹空かない？」

弦巻マキ

「いやまぁ多いのか…」

弦巻マキ

「…みんなはどんぐらい食べるもんなの？」

弦巻マキ

「成程…」

弦巻マキ

「もしかしてこれが原因でモテなかった…？」
腑に落ちたような顔

弦巻マキ

「お代わりいる？」
BBに視線

弦巻マキ

「オーケー理解した」

弦巻マキ

にぇにぇにぇと笑いつつ

弦巻マキ

「まぁ気にしてないからいいのいいの、食べられるだけ食べといて」

弦巻マキ

「はいはーい」

弦巻マキ

食いさしだけど気にせず皿を受け取って

弦巻マキ

ぺろり、刹那であった

弦巻マキ

「そういや日曜だしなんかいい番組ないかな～」

弦巻マキ

リモコンポチポチしつつ

弦巻マキ

「えらい」

弦巻マキ

「たべたから…」

弦巻マキ

「…まぁその」

弦巻マキ

「料理は出来る事は証明できたんじゃないかな…」

弦巻マキ

「なぜか敗北感があるのです」

弦巻マキ

「にぇ、そうなの？」

弦巻マキ

実のところアナセルの私生活の知識は皆無なのである

弦巻マキ

「細かい作業はお嫌い？」

弦巻マキ

「なーるほど…」

弦巻マキ

「気持ちはわからなくも無いにぇ」
覚えるのめんどくさくて感覚でやるし

弦巻マキ

「…でも花嫁修行はしてたのか」
真面目だなーと

弦巻マキ

「でもそう言うのあると思うけどにぇー」

弦巻マキ

「なんか他にやりたいこととかあるんでないの？」
適当に番組を鉄腕d◯shにして

弦巻マキ

「究極の二択じゃん」

弦巻マキ

「音楽は得意なの？」

弦巻マキ

ちょっと前のめり

弦巻マキ

「音楽はいいよ…音楽は」
しみじみと

弦巻マキ

「私もそれだけは細かいこと考えられるしね」

弦巻マキ

「でも食べてけるかはともかく一番やってて楽しく無い？」

弦巻マキ

「続く事しないと成功も何も無いじゃん」
そういいつつなんとなく立って棚を開き

弦巻マキ

「怪我とかしてても続けるやる気出るならそれはそれだけど…」
ゴソゴソ漁ってからギターを取り出す

弦巻マキ

にぇにぇにぇ、と気を良くして構えつつ

弦巻マキ

「まあアナセルちゃん多分お嫁さんにはなりたいんだとは思うけどさー」
ピックを取り出し、弦を調整しつつ

弦巻マキ

「でも好きなことやってる人の方がモテる…らしいよ」
ジャーン、ジャーンと鳴らして

弦巻マキ

「なので」

弦巻マキ

「バンドしようぜ」
ドヤ顔で

弦巻マキ

「いやだってその口ぶり的にアレじゃん」

弦巻マキ

「マジで何も手につかないんでしょ」

弦巻マキ

「じゃあやっぱ出来ることから物にする方が手っ取り早いよっ」

弦巻マキ

「演奏する体力つける為に料理覚えたし、見栄張るためにオシャレ覚えたし」

弦巻マキ

あ、私のことねという顔

弦巻マキ

「いやまー、アレじゃん」

弦巻マキ

「一人で始めるより手っ取り早いでしょ」

弦巻マキ

「あ、めんごめんご」

弦巻マキ

「BBちゃんもバンドする？」

弦巻マキ

「布教できると思うと熱が入っちゃてさー」

弦巻マキ

「どうしてもって頼んだら経理とか確定申告もしてくれる？」

弦巻マキ

「お礼に料理作ってあげる」

弦巻マキ

「BBちゃんって心配になるくらいチョロいね」

弦巻マキ

「まーまー、別に全部任せたいから誘う訳じゃ無いし」

弦巻マキ

「バンドやるなら全員が全員活躍してなんぼよ」

弦巻マキ

「選ぶ権利は私にもあるんだぞ」

弦巻マキ

「という事でまあ興味があるなら教えてよ押しかけるから」
アナセルにギターを軽く向ける

弦巻マキ

「これワンタッチ詐欺だろ」

弦巻マキ

「特定のバンドメンバーに媚びるリーダーはね…」

弦巻マキ

「死ぬ、主に刺されて死ぬかSNSが燃え上がる」

弦巻マキ

「そう言うことするから刺されるの、なしなし」

弦巻マキ

「あ、そうだ」

弦巻マキ

「お風呂入る？そういや」

弦巻マキ

「ん？」

弦巻マキ

「泊まらないの？」

弦巻マキ

にぇ

弦巻マキ

「にぇー」

弦巻マキ

「んじゃお風呂炊いとくね」

弦巻マキ

ﾃｰﾃﾛﾘｰと、お風呂の通知音を流しつつ

弦巻マキ

「そういやパジャマとかある？」

弦巻マキ

「そっか、じゃあこれ代わりにどーぞ」

弦巻マキ

自分用だけどねと言って取り敢えずパジャマを投げ渡す

弦巻マキ

「まー私も泊まるのは久しぶりだなー」

弦巻マキ

「BBちゃんがあまあま系だからね」

弦巻マキ

「夜起きて集まってするのって運動か演奏じゃ無いの？」

弦巻マキ

「おお…」
何やら感心したような嬉しいような顔をしつつ

弦巻マキ

「そう言うこと言うとマキさんの鋼の平等さが崩れそうになるよ」

弦巻マキ

「新人だからって甘やかしすぎていいのか…いやまあ友人だしいいか」

弦巻マキ

「なんか言い方がやらしいバラードの歌詞みたい」

弦巻マキ

「セクハラは今うるさい世の中だからねー」

弦巻マキ

「刺されるよ？2回くらい」

弦巻マキ

1d100 重いエピソー度 (1D100) ＞ 44

弦巻マキ

「知り合いのバンドマンが似たようなことして消息絶ってて気になっただけ」

弦巻マキ

「知り合いの彼女が遠方から絵葉書くれたから事件にはなってないよ」

弦巻マキ

「本人には既読もつかないけど」

弦巻マキ

「そうだね…」

弦巻マキ

「あ、お風呂炊けた」

弦巻マキ

「誰か田んぼ見てきてよ」

弦巻マキ

「一緒に入らないの？」

弦巻マキ

「水道代少なく済むし」

弦巻マキ

「多分入りきると思うけど…」

弦巻マキ

「にぇー」

弦巻マキ

そのまま風呂場に向かっていった

弦巻マキ

弦巻マキ

かぽーん

弦巻マキ

そこそこ広い風呂場に三人で入る

弦巻マキ

もちろんユニットバスではない

弦巻マキ

「よいしょ、さっさと体洗っちゃおう」

弦巻マキ

「お、そーする？」

弦巻マキ

「じゃあアナセルちゃん前どーぞ」

弦巻マキ

椅子を並べて

弦巻マキ

「お客さま痒いところはございませんかー」
などと言いつつ、シャワーを掛け流してフワッとした髪を指で梳いていく

弦巻マキ

「だって家主だし」
わけわからん返しをしつつ

弦巻マキ

「それやってたら本当事故起きるよー？」
なんてにぇにぇにぇと笑い

弦巻マキ

「そっちこそ大丈夫？痛く無い？」
手で一束掬っては、軽く指で髪を解すなどしている

弦巻マキ

「にぇー、そう？まあ自慢ではあるからね」
くすぐったそうに身震いしつつ

弦巻マキ

「アナセルちゃんはすっごいボリュームだけど、自分で整えてるの？」
梳いた髪先から指を通し

弦巻マキ

根本まで真っ直ぐ治すように指を頭皮に這わせて

弦巻マキ

「ワオ、そりゃ大変そう」

弦巻マキ

「あ、大丈夫？」

弦巻マキ

「いや別に、いい声してたよ」
気にせずと言った様子でガシガシ洗い始めて

弦巻マキ

「ひょあ」

弦巻マキ

「だっていいじゃん声通るのはいいじゃん！」

弦巻マキ

などと言いつつ、ぐりぐりと額のあたりまで掴んで

弦巻マキ

「あ、流すねー」

弦巻マキ

ｼﾞｬｰ、お湯

弦巻マキ

「はうー…」

弦巻マキ

「こうして思ったけどあれだね」

弦巻マキ

「BBは弟だけどアナセルは妹って感じ」

弦巻マキ

「いやーなんだろ」

弦巻マキ

「押しは強くないけど存在感が強い感じ…？」

弦巻マキ

わっしわっしと、背中にスポンジをつけつつ

弦巻マキ

「こうして張り合うところが…」
にぇにぇにぇと笑いつつ

弦巻マキ

「まあ弟からの愛情はしっかり受けておくけどにぇー」

弦巻マキ

腰の辺りまでゴシゴシと泡立てきって

弦巻マキ

「おっぱいはもう自分ので間に合ってる節があるから…」
切実

弦巻マキ

「にぇ」

弦巻マキ

「当たってない？大丈夫？」

弦巻マキ

押されてるのでこっちも前屈みだけど

弦巻マキ

「わかったわかった弟じゃないから」

弦巻マキ

「大型犬ね」

弦巻マキ

押し込まれて流石に体制崩しかけて、腕を伸ばし壁につっかえる

弦巻マキ

つまり挟み撃ちの形になるな

弦巻マキ

「大丈夫かどうかはアナセルちゃんしだいかなー」

弦巻マキ

「セクハラー！人前だぞー！」

弦巻マキ

「しまった前の方もちょっと大変そう」
ふるふる震えつつ

弦巻マキ

「BBちゃんこのままだとマセガキだよう！」

弦巻マキ

「あ、アナセルちゃん大丈夫ー？」

弦巻マキ

腰まで押されてるのでほぼハグしてる状態である

弦巻マキ

「BBちゃーん、流石にお尻はまずいって！」

弦巻マキ

「燃えるよSNSが〜」

弦巻マキ

「わーっ、レーティングが上がる！」

弦巻マキ

「ダメだってそれは！」

弦巻マキ

「ひゃっ」

弦巻マキ

腰を逃すように前に突き出してそのままぶつかる

弦巻マキ

「んもう！」

弦巻マキ

「ほら、もう浸かるからね！」

弦巻マキ

アナセルをひっぱりつつ

弦巻マキ

「なーんでこんな場所でめちゃくちゃ見られてる時にセクハラするのさ！」

弦巻マキ

「お尻嗅ぐとか犬じゃん」

弦巻マキ

「スケベ」

弦巻マキ

「気にしなくていいよ」

弦巻マキ

「弟の思春期も定めよね…」

弦巻マキ

「あ、こら」

弦巻マキ

「浮気ムーブじゃん、やーねー」

弦巻マキ

とは言いつつせっかくなのでアナセルを挟む

弦巻マキ

「ーったく、色ボケ後輩だなー」
にぇにぇと笑って

弦巻マキ

「図らずしもハーレムだねアナセルちゃん」

弦巻マキ

「にぇ？」
にんまり、顔を覗いてみる

弦巻マキ

「なんかずるいな…よし」

弦巻マキ

空いてる片腕を胸の間に抱き抱えることにした

弦巻マキ

「ほー」

弦巻マキ

「犬だ…」
既視感

弦巻マキ

「んじゃー私は友達としてスキンシップにしとこー」

弦巻マキ

肩を寄せて普通に頬をくっつけて

弦巻マキ

「あ、逆上せそうなら言ってね」

弦巻マキ

すりすり、心地よさそうにしつつ

弦巻マキ

「なんかドキドキしてない？大丈夫？」

弦巻マキ

体を密着させつつ、抱き込んだ手を握り

弦巻マキ

「おー、本当だ」

弦巻マキ

「一応私もドキドキしてんだよねー」

弦巻マキ

せっかくなので握った手を自分の胸に当てさせる

弦巻マキ

「ふーん？」

弦巻マキ

「まあいいか…愛情表現だもんね、お口舐めるのも」
にぇにぇと笑って、代わりに

弦巻マキ

すりすり、特に狙いも定めずアナセルの体を撫でるだけ

弦巻マキ

「おー」

弦巻マキ

「そういうのじゃなくて、どうだったか言ってやんなよー」
小声で耳打ち

弦巻マキ

「ワオ」

弦巻マキ

「なんでぇ、思ったより乙女だね」
ニコニコ眺めて