雪田舎百合

雪田舎百合

GM
ライト系百合ルルブver.α

1.はじめに
このルルブは 「百合してェなァ…」
「でも処理とか準備面倒臭いもんなルフィ」
「もっと気軽にGMやったり百合RPしたいだろ」
ってやつ向けに作ったルルブなのを教える
アドリブ卓とは大きく違うし簡易化された面もあるのでそこら辺は了承してくれ(^^)

2.大まかな概要
これはキャラの大まかな骨子や卓の間に行いたい事を小目標として設定し卓に臨み、RPを鍛えつつ綺麗に百合卓を成立させて楽しむのが目的なことを教える。
可能なら最後にGMが小目標などを参考に感想を言い合いに行くとなおいいかもしれないな…ルフィ。

3.キャラクリ
コレらを埋めて行く、来い。可能なら好きなだけ項目を増やしても良い事も教える。

名称:
年齢:
好きになる性別:(最初から百合百合なのかノンケだったりするかどうか)
大まかな性格:
好きな事:
━━秘匿でGMに送る項目━━
小目標:(絶対に達成すべきとまでではなく、プレイの間に意識したい事などでも良い)

4.シチュエーション等
基本的にはGMの自由。だがこの場合技能よりシチュエーションに自由度が依存する事が多いと思ってんので行ける場所/やれる事が多いシチュエーションを…勧める。
例 ・海水浴 ・遊園地 ・〇〇の家等

5.技能などの処理
もし従来の百合卓のように技能を使いたい場合はこういう技能を使うので〇〇を起こしたいなどを考えた上でGMに提案し、GMの判断で通すか選んで欲しいだろ。
技能はもう設定がめんどくさくなることもあるのでその場その場で考えてくれ(^^)
キャラ的に自然な技能とかはPLが把握しておくことを…勧める。

6.おおまかな流れ
出航
 ↓
百合百合
 ↓
(可能なら感想会)
 ↓
宴だァ〜!

7.最後に
極論GM.PLもやりやすい処理が軽くて、尚且つRPに重点を置くためのシステムなのでコレらは大まかな遊び方の骨子として考えてくれ(^^)
なによりもコンセンサスとお互いやられて嬉しいことを意識して遊ぶようにしたいな…ルフィ。

EX.キャラシの例
名称:結月ゆかり
年齢:16
好きになる性別:ノンケ寄りバイ 大まかな性格:めんどくさがりだが楽しい事には目が無い
好きな事:ゲーム、駄弁り
━━秘匿でGMに送る項目━━
小目標:女性を好きになることに揺れ動く心境とかを書きたい

EX2.感想のススメ
感想と言うと少し抵抗があったりするかもしれないと思ってんすがね…でも実はそうでもない事を教える。
基本的に良い、と思った要素を書き出すだけでも大丈夫でそれが短くても感想は感想だろ。
「〇〇は言葉遣いが綺麗で上品だァ〜〜!」
「〇〇のキャラ可愛いくて左手が生えてきた」 とかでも構わない事を教える。
GM
【タブ】
好きに増やしていいよ
【人数】
無制限
GM
【イニシアチブ】
年齢に入れる
【小目標】
公開非公開どっちでも
難しい目標なら公開するのももありだな…ルフィ
GM
!!
仮仮
!!!
!!!!
GM
【シチュ】
雪の降る田舎に旅行しに来ました
旅館とか泊まれます(フンワリフワフワ)
!!
!?
GM
!?!?
!?!?!?!?
GM
来たか…nonameィ…
止まれェ!!虚無列車ァ〜!!!
できるだけ楽しんでくれ…百合賊の諸君……
GM
お前も来るんだ
聖者でも相手にしてるつもりか?
まずいそそるシチュだが死ぬほど眠い
五人か。。
こわい
GM
まあどのみち5人だからもう一人欲しい
何やってんだルフィ!コーヒー飲め!
うぐっカフェインぶちきめ仮眠しすぎたァ~~!!! 百合卓するぞォ!!!!!
じゃあ今から風呂沸かして入って出た後でも奇数のままだったら乱入する
GM
わかった
じゃあ乱入した後また奇数になったら乱入する
GM
ちょっと待てどこまで増えるんだよ…
イビルジョーかなんかか…!?
it's pikachuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!!!!!!!
仮雁
It's Pikachu!!!!!!!!!!!!
イッツァピカチュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!
上から見たプリンで確定
faaaaaaaaaaaaaaaaaaaaccccccccccccckkkkkkkk!!!!!!!!!!
巻き毛
(テレレレレー テーテテテテテン!)
きたか…ヤンデレ
oh miss spell
倉上ひなた
こわい
巻き毛
あっ、ひなたさん! よろしくね! こんな娑婆世界でも真に許すことができる心潤う友達がいっぱい欲しいです!
巻き毛
…………
こわい
カリフォルニア
置いたはいいけど明日八時起きなの思い出した
カリフォルニア
どうすっかな
倉上ひなた
こわいこわいこわい!
八時起きなら控えた方がいいと思ってんすがね……
倉上ひなた
それはそう!
カリフォルニア
1時間半で百合を収めるのはRTAすぎるか…
巻き毛
私は3時間の仮眠と濃い濃いコーヒーで明日八時半起きの身体を無理やり動かしてます!!
カリフォルニア
ええ…
倉上ひなた
ええ…
仮雁
もう寝なさい
倉上ひなた
名称:倉上ひなた
年齢:15歳
好きになる性別:え!?男の人を好きになるのが普通……なんだよ、ね……?
大まかな性格:元気が一番だよね!……え?たまに調子に乗り過ぎてウザい!?なんだとー!?
好きな事:山!あ、でもみんなと遊べれば何でも好きだよ!
まさか巻き毛ちゃんをシャン卓で見る日が来るとはな…
倉上ひなた
人退超懐かしい!
GM
八時はなァ…
カリフォルニア
まぁ俺は素直に退くしかねぇなァ
またね~~~~!!!
倉上ひなた
そっかぁ…またね~~~!!
カリフォルニア
一時間で卓が終わるなら兎も角百合はきついだろ
それはそう 悲しいだろ
GM
昨日のは1時間半だったな
アリス・カータレット
悲しいね…
ハンチョウ
無理はいけねえ……無理は続かねえ……
倉上ひなた
!?
アリス・カータレット
名前:アリス・カータレット!アリスって呼んでもらっていいよ!
年齢:こう見えても15歳なんだから!
好きになる性別:あんまり気にしたことないかなぁ…? 恋ってなんか…憧れちゃうよね!
大まかな性格:小動物っぽいってみんなには言われる!あとあと~…ちょっと奥手かも!
好きなこと:日本の事ならなんでも好きだよ!
アリス・カータレット
(^^)!?
きりたん
名称:きりたん
年齢:ボイロですので……
好きになる性別:ひきこもりなので恋愛ということ自体ピンときません
大まかな性格:引きこもりの面倒くさがり
好きな事:テレビとゲームとネットサーフィンです
アリス・カータレット
ふむふむ…ひなたちゃんが同じ年齢かぁ
倉上ひなた
お、そうみたいだね!
ごべーーーーーーーん!!!!
なんか操作ミスってトランプ出しちまったァーーーー!!!
アリス・カータレット
🌈
倉上ひなた
🌈
東雲和音
名称:東雲和音(しののめ かずね)
年齢:17歳
好きになる性別:東雲和音は可愛い女の子が好きだ。
キレイ系が好きだ、ロリ系が好きだ、小動物系が好きだ、無口系が好きだ、ツンデレが好きだ、とにかく好きだ。
大まかな性格:周りを見て行動できる
好きな事:上記
GM
そろそろ消すか♠
🌈
倉上ひなた
>キレイ系が好きだ、ロリ系が好きだ、小動物系が好きだ、無口系が好きだ、とにかく好きだ。
おぉぉ…
アリス・カータレット
こわい
きりたん
小目標 実は結構歳いってますが何とか若い子たちの間に馴染みますよ
倉上ひなた
小目標:"恋"……?なんだろう、それ……?……わかんないけど……ちょっと、気になる、かも……。……こんな私でも、恋、できるかな……?……あはは!なーんて!私がそんな恋する乙女みたいになれるわけないか~!
倉上ひなた
ごべーーーん!!ちょっと私離席!!
先に始めちゃってよいよ!
GM
わかった
アリス・カータレット
わかったよー!
GM
わかった
GM
夜遅いもんな ルフィ
巻き毛
名称:巻き毛
年齢:15歳(年齢わからないからテキトーに決めたのバ レ バ レ)
好きになる性別:……私のお姉さん……いや! お母さんでもいいです! こんな娑婆世界で心を潤わせてくれる人が欲しいです!
大まかな性格:「ちょっとだけ」病的に依存する事もあるけれど、普段は人を気遣う事もできたり、人並みに喜んだり傷つく事もある
好きな事(趣味):友達との交流、お茶会とかしてみたいな………… …………


『好きになった人を模した人形との一方的なお茶会』
きりたん
雪国と言えばこの私 東北きりたんです
GM
来たか…きりの字
アリス・カータレット
>『好きになった人を模した人形との一方的なお茶会』
ふ、ふおおぉ…すごいね…
東雲和音
小目標:女の子は好きだがあくまで眺めることが好きなのでもうちょっと踏み込んでみたい
GM
わかった
巻き毛
えっ? なんのことですか? アリスさん?
アリス・カータレット
ふえっ、あっ……ナンデモナイヨー
巻き毛
…←意味深に無言
GM
こわい
東雲和音
何か見えているみたいね…
きりたん
ちょくちょく黒くなって怖いのですが
巻き毛
えっ!? あっ、ごめん、ちょっとたまに暗くなっちゃって……!
アリス・カータレット
そ、そう…だよね、もう遅いもんね、あはは…
きりたん
そういう時は一日中家に引きこもってネットとゲームするといいですよ
東雲和音
生活態度がなってない子もいるわね、田舎の何もない環境に閉じ込めましょう
巻き毛
ネットとゲームではないんですが……時折部屋に引きこもるのはいいですよね……ありのままでいられますもんね! 誰にも気を遣わずに……
きりたん
すてきなふとももをお持ちですね
写真撮っていいですか?(原作要素)
GM
なんだこいつら
アリス・カータレット
ほわああ……個性的な子たちがいっぱいだよう…
東雲和音
可愛い子は天の恵み。
神が穢れた大地に与えたこの世の奇跡。(原文ママ)
GM
巻き毛の目標が来たら始める
巻き毛
はい! ちょっと待っててくださいね!
アリス・カータレット
いいよ~!ゆっくりね!
倉上ひなた
戻った!!
東雲和音
おかえりなさい
アリス・カータレット
おかえり!
倉上ひなた
ただいま~!
倉上ひなた
>『好きになった人を模した人形との一方的なお茶会』
こわい
巻き毛
小目標:「私のお姉さん、あっ! お母さんでもいいです! なってくれる人がいたらいいなって…………でも駄目ですよね、ずっと一緒にはいられないもんね」

と言ってる巻き毛の本性を、巻き毛の「お姉さん」に認定された人に見せたい。そして原作やアニメでは無かった、目撃された事を『知った』巻き毛を描写したい。どう転ぶかは……巻き毛とお姉さん認定された子次第。
GM
こわい
GM
わかった
きりたん
おかえりなさいませ
巻き毛
送っちゃいました! 小さな目標でも秘めたるものを明かすのって胸が高鳴っちゃいますよね!
巻き毛
あっ! ひなたさんおかえりなさい!
倉上ひなた
むむむ、秘めたるもの……
私にはそういうの、あんまりないから分かんないかも……?
GM
全員来たのでそろそろ始める 来い
倉上ひなた
アリス・カータレット
きりたん
いやあ大きい異常性を小さい異常性で覆い隠すのがお上手で
きりたん
巻き毛
東雲和音
アリス・カータレット
あ、じゃあちょっと地の文入れてスタートしちゃおうかな?
倉上ひなた
お願い!
東雲和音
いいよ~~~!!
GM
いいよ
きりたん
かまいませんよ
巻き毛
お願いします~!
アリス・カータレット
関係性は……友達、でいいのかな
倉上ひなた
あ、うちらの関係性どうしよっか?
倉上ひなた
面倒くさいし私は友達でよよい!
東雲和音
たぶん私は先輩になるんじゃないかしら…
巻き毛
もちろん、『友達』ですよね
知り合いなんて冷たい感じじゃないですよね! ね!
アリス・カータレット
えっ…そ、そうだね!
きりたん
では友達ということにしましょうか
倉上ひなた
え、う、うん、私もそう思うよ!(圧がすごい……!?)
アリス・カータレット
う~~~ん、まあ高校の友だちとかそんなのかなあ
倉上ひなた
だね!
東雲和音
そんなもんかしらね
アリス・カータレット
これは雪が深々と積る、とある田舎のお話。
アリス・カータレット
私たちは、そんな素朴で自然豊かなこの場所に旅行ということでお遊びに来たのでした。
きりたん
私は学校に行っていない友達というところでしょうか
アリス・カータレット
 
倉上ひなた
不登校!
東雲和音
引きこもり!
アリス・カータレット
「…う、ぅうう……さぶい!」
きりたん
返す言葉もございませんね
アリス・カータレット
ふるふる、と体を震わせて。
旅館の玄関へと到着する。
東雲和音
「皆、忘れ物とかしてない?」
倉上ひなた
「さっき確認したから大丈夫~!」
巻き毛
わかります……学校に馴染めないと辛いですよね……けれど学校以外にも大事なものはいっぱいありますもんね!!!
アリス・カータレット
「忘れ物……あ、手袋がなかった!」
きりたん
「ゲーム機とネット機器は持ってきました。あとはさすところさえあれば」
アリス・カータレット
どおりでこんなに寒かったんだ!
倉上ひなた
「え゛、マジで!?」
東雲和音
「手袋なら一応何個か用意してるわよ」
倉上ひなた
「う~~~ん……あ、じゃあアリス!これあげる!」
ポケットをゴソゴソと……。
きりたん
ゲームとネットだけですね
東雲和音
「見つかるか買いなおすまで使いなさい」
東雲和音
ポン、と渡す
アリス・カータレット
見れば手が少し赤らんでいて。
倉上ひなた
「はい!カイロ!使い捨ての!」
倉上ひなた
シャカシャカと振って熱くする、お決まりのやつを渡す。
アリス・カータレット
「はあ~い……あ、これ…!!」
東雲和音
「ちゃんと用意しているなんてひなたも偉いわね」
アリス・カータレット
手渡された手袋、そしてカイロを見て。
ぱあっと顔を輝かせる。
倉上ひなた
「にしし~!いぇ~い!」
東雲に嬉しそうにピースサイン。
きりたん
「この時期は体の末端組織の脆弱さを感じますね」
アリス・カータレット
「えっへへ……二人ともありがとう!」
にっこり笑顔で返し。
巻き毛
「もし体の芯まで温まりたい時は……はい! お茶会開けるぐらい、紅茶の葉もいろいろ持ってきたので、遠慮なく私に声をかけてくださいね!」
東雲和音
ニヤけそうなのをなんとかこらえる。
アリス・カータレット
しゃかしゃかカイロを振っている。
倉上ひなた
「いいってことよ~!旅は道連れ世は情け!って言うしね~!」
東雲和音
「…ごほん、そう、助け合うのは当然よね」
倉上ひなた
そう言ってるひなたも、鼻元が若干赤くなっている。
やはり寒いものは寒いようだ。
アリス・カータレット
「あ、紅茶も確かにおいしそうかも……!それに暖まりそうだねっ!」
きりたん
「コーラはないのですか?」
アリス・カータレット
ほわ~、と温まってきたカイロを持ちながら。
GM
choice ある ない ドクペ (choice ある ない ドクペ) > ドクペ
倉上ひなた
「コーラか~~!あ!ホットコーラとかあると嬉しいよね!」
東雲和音
「雰囲気には合わなそうだけど…どうなのかしら…?」
巻き毛
「コーラ……あっ、すいません……そこまで気が回らなくて……旅館に自販機があったらあるかもしれませんね!」
きりたん
choice 好き 嫌い 普通 (choice 好き 嫌い 普通) > 嫌い
GM
ドクペならある
きりたん
「コーラのパチモンじゃないですか」
アリス・カータレット
「……あっ……ひなた、一緒に使おうよ、それなら!」
倉上ひなた
「……ありゃ、これ不味いやつじゃん」
ドクペしかない自販機を見て。
※個人差あります。あくまでひなたの感想です。
きりたん
「いえ別にそこまでは、はやりに乗ってみたかっただけですので」
アリス・カータレット
カイロをそっと向ける。
東雲和音
「な…なんでドクペだけ…?」
巻き毛
「あ~~……私も、ちょっと飲んだことがあって……杏仁豆腐の飲み物なんでしょうか? でも横文字ですよね……」
アリス・カータレット
「め、珍しい……」
そんな自販機なんてあるんだ……
倉上ひなた
「……お!それグッドアイデア!じゃあ……ぎゅ~~!」
アリスが持つカイロの上から手を握る。
倉上ひなた
おぉぉ~~温かい~~~~。
きりたん
「たぶんこの旅館が有名なものが嫌いな病気にでもかかっているのでしょう」
東雲和音
なんだこれ…なんだこれ…尊い…
アリス・カータレット
「あ、荷物置いたらお外で雪だるま作らな………ほわああああ~~~!!?」
倉上ひなた
「って、うわぁ!?いきたり叫んでどったの!?」
目を少し見開いてアリスの方へ。
東雲和音
「これもお仕事を頑張ったご褒美なのかしら…!?」
アリス・カータレット
びっくりして、声を上げる。
東雲和音
「…!どうかしたの…?」
倉上ひなた
って、東雲先輩も何故か興奮してる!?
にゃんで……!?
アリス・カータレット
「え、あ……驚いちゃって……あはは~…」
巻き毛
あっ、いいな。二人がたった一つのカイロ(きっとまだあると思うけど)であったまりあってるのを見て、ちょっと妬いちゃうかも。
なんで私、お茶会に拘っちゃったんだろ……自動販売機にカイロ代わりになりそうな熱々の飲み物もないし……紅茶はお湯沸かさなきゃ……
アリス・カータレット
まさか握られるとは……
巻き毛
「ぶつぶつぶつ……」
倉上ひなた
「そ、そう?……うぅむ、何かあったら、ちゃんとみんなに言ってね?心配だよ~」
倉上ひなた
……ま、巻き毛ちゃんも、今日はなんか雰囲気がすごいな……!
きりたん
「とりあえず部屋に行きませんか?とても寒いし…このきりたんぽ背負うのけっこう腰に来るんですよ」
東雲和音
「ま…まあ…温めあった方がいいわよ?寒くてたまんない、ってことにはならないほうがいいし」
アリス・カータレット
でもイギリスでも……これくらいのスキンシップ、普通…かなあ……?
倉上ひなた
「あ、賛成~!」
きりたんにもう片方の手を挙げる。
アリス・カータレット
むむん、と頭をかしげながら。
アリス・カータレット
「あ、そうだね!」
倉上ひなた
ひなたはというと、特に気にせずアリスと手を繋いだまま。
巻き毛
「あっ、ですね!」
顔をふと、あげて……咄嗟に笑みを作る。
東雲和音
「いつまでも玄関にいるわけにもいかないし、さっさと向かいましょうか」
倉上ひなた
「それにしてもきりたん、今日はこの旅行に付き合ってくれてありがとうね!」
アリス・カータレット
あわわわわわ。
日本ではこれが一般的……なのかなあ……!?
倉上ひなた
「やっぱ、ほら……ね?人数は多い方が、旅って楽しいし!」
きりたん
「引っ張り出されなければ来ていませんよ…ブツブツ」
倉上ひなた
きりたんが、あまり学校へ来ていないことは言葉として出さず。
アリス・カータレット
「…そうだねっ、いこいこう!」
荷物を持ち、予約していた一室へと向かう。
東雲和音
「珍しいわね、こんなところまできりたんが出てくるの」
倉上ひなた
「あ、あはは~……」
う、う~ん……迷惑だったかなぁ……。
倉上ひなた
そう思いながら、アリスと歩幅を合わせ、部屋へと向かう。
アリス・カータレット
むう、きりたんも私が旅行に誘ったんだし、楽しんでくれてるといいんだけど……どうかなあ。
きりたん
「さあ始めますか…!」
今までの動きが嘘のようにてきぱきと説明書片手にテレビにゲーム機の配線をつなぐ
倉上ひなた
まだ始まったばかりだけど百合卓超楽しい!
東雲和音
「…えーと、ここでいいの?」
一室の前で足を止めて
巻き毛
「はい! ここでいいと思います」
アリス・カータレット
「ふぉおおお~~……ここがジャパニーズ和室!!」
倉上ひなた
「あ、そうみたいですね東雲先輩! ……って、きりたん~!?」
アリス・カータレット
目を輝かせて、辺りを見回している。
倉上ひなた
部屋へずんずんと入っていくきりたんを見て。
東雲和音
「あらあら、せわしない…」
きりたん
「あとは炬燵があれば最高なんですが……」
東雲和音
良かったわねえ…!
アリス・カータレット
ひなた…よかったねェ…!
巻き毛
ふわりと、巻き毛を揺らし。
「こ、炬燵……旅館ですからさすがにありますよね……?」
倉上ひなた
ええ~~~!!こんな綺麗な雪景色が見れるところに来たのに、ゲーム~~!?
きりたん
まだまだ夜は長いですよ(ニヤッ)
倉上ひなた
「んむぅ~」
少し不機嫌そうに、頬を膨らませながら。
アリス・カータレット
「すごいすごい!あっ、みかんもある!お菓子も!」
東雲和音
「場合によるんじゃないかしら…?東京だともうそんなに見ないし…」
倉上ひなた
……まぁでも、うちらが強引に誘っちゃったわけだし……
文句を言うのも、良くないよね……。
GM
まああっていいんじゃないでしょうか
巻き毛
「そうですよ! もったいないですよ~……でも私、きりたんさんの様子をこうやって確認できただけでもうれしいですよ」
巻き毛
「あっ、ほら! 炬燵ですよ! きりたんさん」
きりたん
「!ありました!こたつ!」
すぐさま中に飛び込む
アリス・カータレット
ぱたぱたと、炬燵の上にあったみかんを手に取りながらも。
倉上ひなた
「ん、あ、ほんとだ!この旅館、気が利くね~!」
部屋に置いてあるお菓子を手に取り。
東雲和音
「あったまる前に、きちんと荷物を整理しましょう?」
倉上ひなた
こわい
アリス・カータレット
「みかんは凄い!甘くっておいしいんだよ~!」
みかんを手に持ち、ほおずりしながら
きりたん
「私の城は完成しましたよ…!」
倉上ひなた
今日はライトな友情RPのまま続けてもいいんじゃない?……♠
東雲和音
こ、こういう時は早いのねこの子…
倉上ひなた
「お、早速食べてるね~!私にも一つちょーだい!」
アリスに。
巻き毛
「お湯も沸かせそうですね? これで紅茶を淹れられます! こんな和の彩りに紅茶というのは場違いかもしれませんが……」
アリス・カータレット
「整理……はぁ~い……あ、もちろん!」
巻き毛
ということでさっそく、私は紅茶を淹れようとてきぱきと動き始める。
アリス・カータレット
むきむき、むきむき。
倉上ひなた
「あ、は~い!荷物は……ここらへんでいいかな?」
東雲先輩に頷き、適当に荷物を置き。
きりたん
「飲めれば変わらないのでは?」
炬燵の中から頭を出していう
アリス・カータレット
「どーぞ!」
手に取って、半分をひなたへと。
東雲和音
「そうね、まとめて置いておきましょう」
ひなたに指示。
倉上ひなた
「おぉ~~!果肉が潤ってるね~!さすが雪国!」
アリスの剥いたみかんを見て。
倉上ひなた
「じゃあ、あ~~~ん」
アリスに向けて、口を開ける。
アリス・カータレット
「そんなに寝てばっかりだと……牛さんになっちゃうよ?」
きりたんの方へと向きながら。
巻き毛
ひなたさん、どうしたんですか? ライトなんて強調しちゃって……そんなのそうに決まってます! 大丈夫ですよ!
倉上ひなた
巻き毛ちゃんがさっきから怖い!
東雲和音
「どうなのかしらね…和洋折衷とも言うし…」
お茶の葉をぱんぱんと。
アリス・カータレット
「え、ええっ……あ、あ~ん……?」
どうやるんだろう、口を開けてるから……この、まま……!?
きりたん
「他人に養われるのはいいですがゲームとネットができないのは考え物ですね」
それでもこたつからは出ない
アリス・カータレット
「えぃっ!」
ひょいっ。
倉上ひなた
んへへ~~、アリスは反応が可愛いからな~!
ちょっとした悪戯~♪
倉上ひなた
「ぱくっ!」
アリス・カータレット
こわいよぉ
倉上ひなた
アリスの困惑した表情を見ながら、ニヤニヤとして。
アリス・カータレット
「ほ、わわあああ……」
こ、これでいいんだよね、合ってるよね……?!
東雲和音
はぁ~~~~~!!!!!!……いい……
倉上ひなた
「ん~~!美味しい~!ご馳走様~♪」
二重の意味でね!にしし~!
東雲和音
2人の様子をニヤケ顔で眺める。
巻き毛
「わびさび、ですね! ……わびさびって何なのかよくわかってませんけど」
紅茶の色が徐々に広がっていくのをじっと見つめながら少しして、私も荷物を整理し始める。今度は二人の仲をじっと見つめながら。
きりたん
「さてさて、誰かゲーム機の電源を入れてください」
コントローラーを手元に持って完全に体制にはいる
アリス・カータレット
「あ、荷物荷物……」
ぱたぱた、と所定市に荷物をぽふん。
倉上ひなた
……ぬぉわ!また東雲先輩の視線!!
今日は、すっごくテンションが高い日なのかな……?
東雲和音
こういうところまできて女の子同士の絡みが見れるの、旅行を企画した甲斐があるものね…!
倉上ひなた
「あ、荷物整理ありがとうねアリス~!」
そういうひなたは、手を振るだけ振り、炬燵に足を入れたまま一歩も動かず。
アリス・カータレット
「わびさび、っていうのはね!質素で簡素なものがきれ~!ってなることなんだよ!」
巻き毛
「あ、ゲーム機の電源……スイッチって……どこですか? すいません疎くて……」
炬燵から出てるのは私と東雲先輩だけなので、東雲先輩の目の保養を邪魔しないように。
東雲和音
2人を眺めつつ紅茶の手伝いをしている。
アリス・カータレット
ふふん、と自慢げに語りながら炬燵に足を入れる。
最近覚えたんだ~!
倉上ひなた
「へぇ~!新種のわさびじゃないんだ~!」
アリスの解説を聞きながら、お菓子をポリポリ。
きりたん
「そのでっぱりのついたのを上にあげるだけでいいです」
横柄に指示を出す
東雲和音
「アリス、そんなことまで覚えて偉いわねえ…」
巻き毛
「そうなんですね! たしかに……質素で簡素な物……いいですよね! ごちゃごちゃもやもや……わかり辛い事ばかりの娑婆社会だと、そういうものほど綺麗に見えますよね!」
倉上ひなた
「アリスはイギリスから来たのに、日本のこと色々知っててすごいなぁ~!」
巻き毛
「こ、これですか?」
でっぱりのついたスイッチを上にぱちんっと上げる。
アリス・カータレット
「えへへへ~~」
褒められてまんざらでもない顔。
というか、照れている。
東雲和音
かわいい…!!!
倉上ひなた
ふ~~む……お人形さんみたいで可愛いよな~アリス……。
きりたん
「グッドですよ巻き毛さん」
十字キーと四色のボタンのついたコントローラーを持ち、テレビ画面に没頭していく
アリス・カータレット
「ごちゃごちゃもやもや……?よくわかんないけど、こういう所は落ち着くよねえ……」
炬燵の上に頭を乗せて、ぽふ~~、と息を吐いている。
倉上ひなた
なんとなしに、アリスのほっぺを人差し指で突っつきながら。
東雲和音
つ、突っついた…!ひなた…!?
アリス・カータレット
「ふへ」
アリス・カータレット
「ふにゃぁん!?」
倉上ひなた
「ん、そうだね~、やっぱコタツはぬくぬくだ~ぃ、うぇへへぇ~」
足元から伝わる熱に蕩けていくように、テーブルの上に凭れ掛かる。
巻き毛
「あはは、やっぱりきりたんさんって本当にゲームが好きなんですね」
テレビゲームに没頭し始めたきりたんを一瞥しながら、笑みを作っていると……ひなたがアリスを指で可愛くつっついていた。
アリス・カータレット
びくりと体が跳ねて。
巻き毛
「…………いいなあ」
倉上ひなた
「あはは~!何だよその反応~!」
アリスの声を聞いて、嬉しそうに笑い。
東雲和音
「のんびり…してるけど…!」
東雲和音
「す…すごい…!」
きりたん
「ところでこの後は何をするんですか?まあ私は外にはいきませんが」
ピコピコとコントローラーをいじりながら
東雲和音
思わず声に出てしまう。
倉上ひなた
ん~~~。
なんていうか、もっとイタズラしたくなっちゃうなぁ……!
アリス・カータレット
「ひっひな、ひなたぁ……!?」
顔を赤らめ、ひなたの方を向きながら。
倉上ひなた
「……え?」
東雲先輩の方を見て。
倉上ひなた
すごい?何のことだろう?
東雲和音
「え!?あ、あの…いや…!さ、最近のゲームってす、すごいわね~~~」
アリス・カータレット
「え、っ…あ、っそうだよぅ!みんなで雪だるまとか作っちゃおう!」
倉上ひなた
「あ~~あはは~!ごめんってアリス~!ほら、みかんだぞ~!」
東雲和音
ひらひらと、きりたんの方を指す。
倉上ひなた
そう言い、アリスの口元へみかんを一粒、持っていき。
巻き毛
「…………」
東雲先輩が紅茶を淹れるのを手伝ってくれながらも二人を目の保養にしてるのを他所に、こっそりまだ明らかな膨らみを残す荷物を必死にぎゅっっ、と押し込む。
アリス・カータレット
慌てて逸らすように、目線をTVの方へ。
それに気を取られ。
きりたん
「いやいや東雲さんに最近のゲームかとかわからないでしょう。いかにも委員長タイプですし」
アリス・カータレット
口の中に、ぱくんと。
アリス・カータレット
「んむっ……」
倉上ひなた
あ、なんだ、ゲームのことか~、それなら納得~。
なんて思いながら。
倉上ひなた
「………おぉぉ」
倉上ひなた
自分が、あ~んしたみかんを食べたアリスを見て、言葉が詰まる。
東雲和音
「いや、すごいわね、分かるわ」
きっぱりと
アリス・カータレット
「ばいひゅうはれた……」
あむあむ。
倉上ひなた
………うん……これは……超かわいい……。
きりたん
「……これかなり昔のゲームなんですけど」
名をスーパーファミコンといった
東雲和音
あ~~…いいわね…
巻き毛
「ふぅ……あっ、そろそろ色出たかな? 東雲先輩! 手伝ってくれてありがとうございます!」
荷物を無理やり押し込み隠すと、東雲先輩の傍に近寄る。ちょっと目の保養の邪魔になっちゃうかもしれないけれど。
アリス・カータレット
んむう、ひなたってよく私に悪戯するんだから……
まあ、こういうの……嫌いじゃないけど……
東雲和音
「ゲームも楽しそうよね…っあ、巻き毛ちゃんもうそろそろ紅茶いい感じよ」
倉上ひなた
「……あ、そうだ!せっかくここに来たんだし、後でみんなでこの旅館内、色々探索してみない!?」
倉上ひなた
パッ、と思い付きで。
倉上ひなた
気分屋なひなたなりの、この地に来た思い出作りをしようという目論見である。
巻き毛
「うふふ、いい色ですねぇ……東雲先輩が淹れたから、なんだか私が淹れるよりも透き通ってるような……なんて!」
アリス・カータレット
「あ、紅茶!おいしそう……!」
きらきらと、目の前にある輝く色に目を奪われながら。
きりたん
「パスで、君主が城から出るわけにはいきませんから」
東雲和音
「うふふ、誉め言葉もお上手ねえ」
少し口元が緩んでいる。
アリス・カータレット
「……探検、かあ……」
お化け、とか……出てきたりしない……よね?
倉上ひなた
「にゃんだとぉ~!このこの~!残機減っちゃえ!」
炬燵の中に手を忍ばせ、きりたんの足をくすぐる。
巻き毛
「探索、ですか? いいですよ! 私は……あっ、きりたんさんは来ないんですか? じゃあせめて紅茶でも飲んでください!」
綺麗に磨き上げて持ってきたティーカップを更に水に通して、綺麗に拭いて、そこに紅茶を注いで……トン、ときりたんの前に置いた。
きりたん
「おわぁあ~~~!ほんとに死んだ!やめてください!」
アリス・カータレット
まだ夜じゃないし……でも和の旅館もいいかも……
なんてことを考えながら、うむむと。
東雲和音
「探索…あんまり旅館の人に迷惑かけないようにね?」
倉上ひなた
「うりうりうり~~!!にししし~~!!」
それはそれは愉快そうに笑う。
きりたん
「サンキューです巻き毛さん。これで乾いて死ぬことはなくなりましたね。」
アリス・カータレット
「ひ、ひなた!?やめてあげなよ!画面がずびゃーんってしてるよ!?」
倉上ひなた
「あ、巻き毛ちゃん!私にも紅茶一杯!」
きりたん
「やめてください!この!」
足で軽く手をける
巻き毛
「ふふふ……あっ、アリスさんも、ひなたさんも、どうぞ」
二人の仲を露骨に取り持つように、私は二人のは「お揃い」のティーカップに注いでいた。
倉上ひなた
おっと!これ以上は本気で嫌がっちゃうね!
この辺でやめておいてっと……。
きりたん
という訳でタブに私の城が立ちました
アリス・カータレット
「あ、私も私も!」
緑茶もいいけど、紅茶も好きなんだ~私!
倉上ひなた
「お~!アリスと同じデザインのカップ!」
そのまま口走る。
巻き毛
本当はこのお揃いのティーカップは私の為に用意したんだけど…………でもきっと無理だもんね。
それなら、ちゃんと仲がいい二人の為になる方がいいもんね。
GM
わかった
倉上ひなた
きりたん城…!
アリス・カータレット
「ほわ…え、えええ!?こ、これ……!!お揃い、お揃い……」
東雲和音
紅茶をすする。
上品な香りが引き立っていて、この雰囲気の中でもきちんと主張してとてもいい感じだ。
倉上ひなた
………?
巻き毛ちゃん、何だか少し……?
アリス・カータレット
その二つを何度も見て。
きりたん
「うまい!もういっぱい!」
情緒のかけらもなくおかわりを要求する
倉上ひなた
「……ん~~」
アリス・カータレット
風雲きりたん城かあ
東雲和音
「そんなに早く飲むと火傷するわよ?」
言いながら、紅茶を入れていく
アリス・カータレット
「……い、いただきます……」
ちらちら、ひなたの方を向きながら口に付けている。
倉上ひなた
このカップ、巻き毛ちゃんのお気に入りなのかなぁ……?
きりたん
メイン組は探索いってきてもよいですよ
倉上ひなた
そんなことを考えていると、アリスを目が合い。
倉上ひなた
ちびちび紅茶を飲むアリスにまた(あ、可愛い)なんて思ってしまうひなたであった。
巻き毛
「えっ! もう飲んじゃったんですか? 大丈夫ですよ、東雲先輩と私がいくらでも作りましたから!」
きりたんさんのティーカップにまた紅茶を注いでいく。
倉上ひなた
なるほど、なるほど…?
倉上ひなた
「んん~~……それじゃあ、私もいただきま~す」
巻き毛へ、少し申し訳なさそうな顔を向けつつ。
倉上ひなた
ごく。
アリス・カータレット
「わああ…これ、美味しいよ!」
イギリス人のアリスでもわかる、この紅茶の味。
とってもおいしい……!
アリス・カータレット
にこにこ、と巻き毛に笑顔でそう伝えながら。
きりたん
「ドクペだけしかなくてむしろ正解だったかもしれませんね」
倉上ひなた
「……おぉ~~~!!すごい!なんていうか、ザ・上品って感じがする!いい葉っぱ使ってるのかな?」
紅茶知識皆無な感想ながら、全力で褒める。
東雲和音
「イギリスは紅茶が本場だけれど、お口に合うならとっても嬉しいわ、そうよね?」
巻き毛
「! よかった、皆さんの舌に合うか不安だったんです!」
ふと、ひなたの視線に気づき、笑みを作る。
東雲和音
巻き毛の方を向いて。
巻き毛
「はい! とても嬉しいです、私、皆さんのお役に立てて……」
倉上ひなた
巻き毛の笑みに、グッジョブサインで返す。
東雲和音
いいわね…!
倉上ひなた
「……うっし!このコタツと巻き毛ちゃんのおかげで体もあったまったし!」
巻き毛
「! ……」
少しだけ、きゅっと胸が締め付けられるような感覚に陥る。苦しいわけでも、いやな気が起こったわけでもない。
もっと違う何かに。
倉上ひなた
そう言い、コタツを出て。
倉上ひなた
「いざ!探索だ~~!!」
倉上ひなた
拳を突き上げる。
アリス・カータレット
「うん、本場の私がいうんだから間違いなっしんぐだよ!」
にこにこぽわぽわ、としながら。
アリス・カータレット
「た、探索……!」
きりたん
「いってらっしゃ~い」
上半身だけをこたつから出して手を振る
倉上ひなた
田舎の民宿って、どんな施設があるんだろうね
東雲和音
「もう一度あんまり迷惑かけないように…っていうのと…」
倉上ひなた
古い旅館とかだと、レトロなゲーム機とか置いてあるよね
アリス・カータレット
ごくり、と唾を飲んで。
……でも、この日本の旅館はとっても気になる……!!
東雲和音
もう部屋にあるのよね…
きりたん
エロ本自販機とかじゃないですか
倉上ひなた
えっち!
アリス・カータレット
ふぇえ~
きりたん
すけっち!
東雲和音
炬燵からでてひなたの方に近づいて。
アリス・カータレット
わんたっち!
きりたん
おかしい若い子がこのノリについてこれるわけが…
倉上ひなた
「………?」
東雲先輩の方を見て。
東雲和音
「ちゃんと温かい恰好しなきゃだめよ?」
ぱっぱと手袋やマフラーを付けていく。
倉上ひなた
「あ……!えへへへ……!!」
東雲和音
気にしないことにするわ 来なさい
倉上ひなた
子どもっぽい笑みを見せながら。
アリス・カータレット
「あっ………」
倉上ひなた
「ありがとうございます東雲先輩!超あったかいです!」
倉上ひなた
シャンカーの中身は……JCなんだろ……!!!
巻き毛
「……あっ」
また、いいなあ……と思った私。
東雲和音
その笑みに思わずギューっとなったが。
アリス・カータレット
……ちくっと、ひなたの笑顔に何かを覚えて。
東雲和音
「そ、そうね…外に行くんだったらちゃんと温かくね?」しどろもどろになりつつ
アリス・カータレット
………東雲先輩、ずるい…!
きりたん
さて一方きりたんだが
そんなやり取りを横目で見つつもゲームに没頭していた
倉上ひなた
いやしかしみんな可愛いな!!!
東雲和音
choice JS JC JK (choice JS JC JK) > JC
倉上ひなた
JCだァ~~~~~~~!!!
アリス・カータレット
「私も大丈夫!さっき貰ったカイロと手袋があるもんね!」
ぽん、と炬燵の上に出して。
東雲和音
JCね~~!!!!
倉上ひなた
………ほへ?
倉上ひなた
アリスと巻き毛の視線に、小首を傾げながら。
アリス・カータレット
”そういうこと”
きりたん
「スーパーマリオは面白いですねえ…」
赤い帽子を付けて青いつなぎを着た配管工がひたすら画面を左から右へ進む単調なゲームに一見見える
東雲和音
わ、私の手袋をアリスが使ってる…!
倉上ひなた
「お!マイカイロだね!それ、まだまだ持つと思うから、大事にするよーに!」
アリスにグッジョブサイン。
東雲和音
これはお宝ね…!
東雲和音
「き…きっと温かいはずよ、しっかり付けなさいね?」
アリス・カータレット
「う、うん!大切にする!一生!」
えへへへと、にこにこ笑いながらカイロを持っている。
アリス・カータレット
わ……ぐってしてくれた…嬉しい…!
きりたん
だがそこには敵のボスクッパの配下による妨害があり、それぞれ特徴的な行動でマリオの進行を阻害し、いい意味でのストレスを与えてくれる
倉上ひなた
え、一生……一生……!?
なんて、戸惑いながら。
巻き毛
「…………一生の……宝物ですかぁ」
二人には聞こえないよう、ぼそりと呟く。
巻き毛
私には、そんなの、無いな……。
倉上ひなた
……少し心の中で、嬉しさも感じる。
東雲和音
「つ…使い捨てカイロを一生大切にしてもね…」
倉上ひなた
「! あ、あはは~!そうだよアリス~!」
東雲和音
「その度に毎回融通すればいいんじゃないかしら」
東雲和音
「助け合いは大事よね」
アリス・カータレット
「う、うううぅ……そうかもだけどぅ…」
倉上ひなた
「そうですね!助け合ってこその旅です!」
倉上ひなた
………うぅ~ん……?
きりたん
「ずいぶん長い旅路になりましたが大丈夫ですか、相棒。」
ふいに心配になって己が愛機を撫でる。
もはや何年来の付き合いになるやら
倉上ひなた
なんで私、さっき、モヤってしたんだろう……?
きりたん
嘘をつくな!
暗い瞳がせせら笑う
アリス・カータレット
……ひなた、じゃなかった、友だちから貰った物だから…
大切にしたいんだよぅ……
倉上ひなた
………分かんないし、考えても答えとか出てこないと思うし!
……ええい!今はこの旅行を楽しめ!私!
東雲和音
2人をちらちら見て、ふぅ~っと息をついて…
倉上ひなた
きりたんがしぽしぽとソロRPやっててすごい
東雲和音
尊い…!
アリス・カータレット
「……いいのっ!一人でも行っちゃうんだから!」
炬燵からしゅぽーん、と出て。
きりたん
「まだまだ新参者たちには負けませんよね、私達」
それは自虐なのか、あるいは自慢なのか
言っている本人にもわからない
アリス・カータレット
手袋装着!カイロ装着!
倉上ひなた
「キャーッチ!」
そのアリスを、ガシッ!
倉上ひなた
「おしくらまんじゅう~!」
アリス・カータレット
「いってき……ふわあ!?」
東雲和音
お…おしくらまんじゅう…!?
倉上ひなた
悪戯半分、自分でもよく分からない動機半分。
巻き毛
皆、それぞれの世界を作り、彩りを豊かにしている。私だけ取り残される事に焦燥を覚えていると
目の前の二人がおしくらまんじゅうを始めて、「わっ」と声を漏らした。
倉上ひなた
なんとなしに、抱き着いてみたくなった。
それだけ!
アリス・カータレット
…ひなたがなんだか構ってくれない……!と、軽くふくれっ面になっていたところ。
アリス・カータレット
「わ、わあああ!?!?!?ひなたぁ…!?」
東雲和音
「さ…最近の子は進んでるわね…!?」
東雲和音
自分のことは棚に上げつつ。
倉上ひなた
「え~~?ただのおしくらまんじゅうだよ~?」
と言いながらも、アリスの反応に嬉しさを感じながら。
きりたん
「ネットの世界も……かつてとはずいぶん様変わりしてしまいました」
哀愁漂う小さな背中が、さらに小さく見えた
アリス・カータレット
ぎゅむう、とひなたとの体の接触面が大きくなる。
はわわわわわわ。
きりたん
別に入ってきても構いませんよ?
倉上ひなた
「ほらほら!部屋の外は寒いかもだし!」
アリスの手を握り。
倉上ひなた
誘い受けだァ~~~~!!1
アリス・カータレット
ぼふり、と。
顔だけが熱くなりながら。
アリス・カータレット
「う、う、うん……」
その手を握り返す。
倉上ひなた
「しゅっぱ~つ!」
アリスの腕を、少々強引に引っ張りながら、外へ────。
きりたん
「Y/Nなんて今は通用するんですかね……はは」
アリス・カータレット
……な、なんで……こんなに慌てちゃうんだろう……
それになんだか、嬉しい……
東雲和音
「あらあら…行っちゃった…」
アリス・カータレット
「ふぇえ~~~!!」
巻き毛
私はその光景を見ているうちに、段々と二人には気づかれないように
後退していた。笑みを作りながら……。行ってらっしゃいの一言もかけられず。
東雲和音
私の当て馬感すごくない?
倉上ひなた
でもいいキャラしてますよ先輩!!
アリス・カータレット
そのまま、強引にも連れていかれる。
………しかしその強引さが、今はなんだかうれしかった。
アリス・カータレット
そうだそうだ!!
風呂出た後でも奇数なら乱入するって言ったけど今日参加したら間違いなく体力続かなくて寝落ちする
すまん(thanks.)
東雲和音
「えーと…そこでゲームやってる子はいいとして…」
アリス・カータレット
巻き毛ちゃんもいい子してるよぉ!
シャンカーは心に乙女を飼ってるんだろ!?
倉上ひなた
悲しいだろ…
GM
ゆするよ…
巻き毛
わっ……! ありがとうございます!
東雲和音
「巻き毛ちゃんはどうする?紅茶飲んでるばっかりじゃ味気ないわよね」
倉上ひなた
わかる!巻き毛ちゃんの心情描写よいよ!
きりたん
様々な画像や動画が画面内に踊る
どころか画像が動き出しているものさえある
まるで本の中の魔法ですねこれは
ユサユサ…
倉上ひなた
奇数だし、でもやっぱあともう1人は欲しいよね
倉上ひなた
アリス・カータレット
ゆさゆさ
巻き毛
「えっ」
私にとって、それは不意の一言で肩を少し震わせて。
東雲和音
ゆっ…ゆっ…ゆさっ…!
倉上ひなた
🌈コソコソに見間違えた🌈
巻き毛
「え、はい、そ、そうですよね……」
少し、視線を合わせないようにしてしまった。
巻き毛
>ゆさぶる
東雲和音
「?」
その態度に少し首を傾げつつ。
東雲和音
「せっかくの旅行なんだし、少しぐらい羽目外したっていいのよ?楽しまなきゃ、ね」
巻き毛
「…………羽目、外してもいいんですか?」
ずっと二人を追っていた目線が、今は私をずっと見ている。
巻き毛
……東雲先輩……。
きりたん
一方で、時の流れに伴ってサービス終了の文字とともに閲覧できなくなっていくサイトたち
まるで親戚や知人の悲報を新聞で見るかのような寂寥感を覚える
アリス・カータレット
このまま別タブ作って探検…かな?
倉上ひなた
きりたんも寂しさを演出してていいなぁ
倉上ひなた
んーーそうだね!
東雲和音
違う意味での寂しさよね…
巻き毛
「……でも外す羽目もなくって、なにせ私はりきってたのに……皆と一緒に旅行に行くんだ、って以外に特に理由もなく来ちゃって……」
倉上ひなた
それはそう
アリス・カータレット
時代の寂しさ
東雲和音
「その割には、紅茶も食器も準備してきてたじゃない」
巻き毛
何だろう……寂しさ……私たちにも吹いてきてる……確実に……
倉上ひなた
(カバオくんみたいなAA)
東雲和音
「温かい飲み物が飲めてとても助かったわよ」
倉上ひなた
じゃあアリス探検するか~!
巻き毛
「!」
今まで、二人を追っていた目線だけではない、かけていた言葉さえも、今は私に……降り注いでいて。
倉上ひなた
そうして、アリスの腕を引っ張り、部屋の外へ出た私。
巻き毛
巻き毛を揺らしながら、私は作っていない笑みを浮かべていた。
アリス・カータレット
わかった~!
倉上ひなた
田舎ということもあり(失礼)、廊下は暖房が完備されておらず……。
巻き毛
「……東雲先輩……! ありがとうございます……!」
倉上ひなた
「……うぉぉ、お、思ってたよりさぶい!」
アリス・カータレット
「ふわわああ……だ、だねえ……」
倉上ひなた
アリスの手を、さらにぎゅっと握り締める。
東雲和音
~~~~~!!!!!!
きりたん
「ここも、あそこも……あっ!」
だがまれにそこから、繭から蝶が羽化するかのように新たな媒体に乗り換えて蘇るものも存在する
朋有り、遠方より来たる、亦楽しからずや
ましてや二度と会えないと思っていたものなら
東雲和音
か…か…
倉上ひなた
手のひらから伝わる、アリスの熱を感じながら。
東雲和音
可愛い…!!!!
アリス・カータレット
高校生が泊まる旅館、ということで。
言うほど良い物でもなく。
東雲和音
巻き毛ちゃん…こんな表情も出来たなんて…!侮れないわね…!
倉上ひなた
自分よりも少し小さい彼女から伝わる、この熱がより鮮明に感じられて。
倉上ひなた
……なんだか、ちょっぴりドキドキした。
倉上ひなた
理由は、わかんない。
詳細不明の高揚感。
アリス・カータレット
隙間風が体が振るわせるが、ひなたのその手、真に伝わるその温かさが。
アリス・カータレット
「えへへへ……」
倉上ひなた
「あ……へへへ!」
巻き毛
「……そ、その東雲先輩……も、もしよければ……せっかくなんですし
 二人や、きりたんさんみたいに、私たちも……何かやりませんか!」
倉上ひなた
アリスの笑みに、つられて笑う。
アリス・カータレット
……どこか、心も体も熱を持たせていた。
巻き毛
「あ、言っといてなんですけど……私……何にも考えてませんが……」
なにせこういう古びた旅館に来るのは人生で初めてで……。
アリス・カータレット
「…ちょっぴり心配だったけど、ひなたと一緒なのはなんだか楽しいよ!」
倉上ひなた
「!」
倉上ひなた
私と一緒だと、楽しいんだ……。
倉上ひなた
そっか、へへ、そうなんだ。
アリス・カータレット
にこにこ、また無害そうな顔で笑う。
倉上ひなた
少し耳元が赤くなりながら。
東雲和音
「確かに…暇しててもあんまりね…」
倉上ひなた
「……うん!私も、アリスと一緒だと楽しいよ!」
東雲和音
「うーん…でも何が出来るかとかもね…こんな場所じゃ…」
アリス・カータレット
……いつも引っ張ってくれて、私を構ってくれる。
日本に来てからこんな人は初めてだったから。
アリス・カータレット
「………!」
アリス・カータレット
「あ、はは……!そう、なんだ……!」
倉上ひなた
………あわわわ。
な、なんだか、自分でもこれ、恥ずかしくなってくるというか……。
アリス・カータレット
ぎゅ、と無意識に握る手が強くなる。
倉上ひなた
「……!」
アリス・カータレット
……ひなたの笑顔が、今度は私に向いてくれた。
倉上ひなた
時が、ゆっくりになっているように感じられる。
きりたん
「でもこちらは……」
逆に、サービスこそ終了していないのに、新しいサイトに人を取られて、かつての思い出とわずかな人たちだけが残る廃墟のようなサイトも存在する
巻き毛
「そ、そうですよね……じゃ、じゃあ……えっと……」
提案の言葉を紡ごうと、少し考える。ただ間が空くのもなんだから、二人分の紅茶をまた注いで……。
倉上ひなた
廊下を突き抜ける寒風にも、動じず。胸のあたりから広がっていく温かさが、指の先へとどんどん伝わっていく。
とくん、とくん、とくんという心臓の鼓動が、私の耳にもハッキリと聞こえてくるようだ。
アリス・カータレット
……それだけで、なんだか。
この場所でも、ワンダーランドに感じられる。夢の国みたいな、ふわふわとした心地が感じられる。
アリス・カータレット
……ただ、楽しくて、嬉しい。
巻き毛
「…………東雲先輩の趣味って何ですか?」
話題を広げるために、そうぽつりと。
倉上ひなた
こんな高揚感……生まれて、初めて……かも……。
きりたん
「あはは……このころは毎日面白い動画が投稿されていましたねえ」
もはや通常の食事をとることができなくなった老人が、流動食を飲むように。すでに見知ったものを思い出とともに何度も何度も咀嚼する
巻き毛
いや、話題を広げたい為だけじゃない。
倉上ひなた
……私、趣味で山登りとかするけど……。
巻き毛
東雲先輩の事、なんだかもっと知りたくなった気がして。
東雲和音
私の趣味…それは…
倉上ひなた
新しい山を見つけては、山頂まで登る楽しさに、いつもいつも夢中になってるけど。
東雲和音
それは。
倉上ひなた
その時の、山を制覇した時の胸の高まりとは、なんだかまた別のように感じられる。
東雲和音
可愛い女の子の観察。
アリス・カータレット
「……こんなに楽しいのは、初めてだよ」
ぼそりぼそり、うつむき、呟きながら。
倉上ひなた
「え」
倉上ひなた
「あ」
倉上ひなた
「う、うん」
東雲和音
一応学校では生徒会長をしているが、その権限を使って可愛い子の情報を得たりしている。
倉上ひなた
「……そうだね!私も、超楽しい!」
アリス・カータレット
ふと、発した言葉。
もちろんアリスはひなたの心を意識したわけじゃない、が。
東雲和音
ただ…流石にそんなことをこの子の前で言うのは…
倉上ひなた
いつもの明るく元気な笑みを作り、アリスへ向ける。
東雲和音
「え~と…う~ん…」
きりたん
「ここいつも同じ題材と話題リフレインしてますよね、そこが好きなんですけど」
次は掲示板、もしかしたら最も時代の変化に耐性のある場所かもしれない
同じスレッドの画像をクリックすれば同じ話題が、たまに違った話題を内包しつつも、それ自体もまたテンプレとして引き継がれていく
倉上ひなた
どくん、どくん、どくん、どくん、どくん、どくん。
東雲和音
原作からこのキャラなのおかしいだろ…
倉上ひなた
やばい、何、これ……!?
巻き毛
「!」
趣味を言い出しそうな先輩に、思わずずいっと近づいて。目をキラキラとさせていた。
アリス・カータレット
「…だよねっ、なんだか……わくわく、する…」
倉上ひなた
ぶっちゃけ超いいキャラしてて好き!
倉上ひなた
「………えっと、えっと……あ!見てアリス!」
巻き毛
のばら会にいそうですね先輩!
アリス・カータレット
いつも感じている、ひなたへの得体のしれない、気分の良さ。
でも……今日だけはなんだか特別、二人っきりだからかな。
倉上ひなた
そう言い、話題を逸らすように、民宿内にある銭湯を指差す。
アリス・カータレット
「……う、うん…?」
東雲和音
「え…え~と…星の観察とか…?」
アリス・カータレット
首を傾げ、ひなたの向く方へ。
倉上ひなた
「こういうところの銭湯って……人いなさそう(失礼)だし……もしかしたら!泳げるんじゃない!?」
巻き毛
「へー……」
無関心というわけではない、むしろロマンチックだと思ってそうやって声を漏らしていた。星の観察、かぁ……
倉上ひなた
にしし!と悪戯な笑みを浮かべながら。
巻き毛
星の事、勉強してればよかったなぁ……。
巻き毛
「星、綺麗ですよね……!」
アリス・カータレット
「あ、銭湯!おっきそうなお風呂、初めて……!!」
東雲和音
「…そうよね、綺麗よね!」
巻き毛
「だから、ここら辺だと夜になれば……綺麗で満天の星空! 見れそうですよね!」
アリス・カータレット
「あ、ダメだよひなた!ちゃんとルールは守らないと!」
アリス・カータレット
ぷんぷん、と頬を膨らませながら。
東雲和音
あなたの方が綺麗よとは口が裂けても言えない。
倉上ひなた
「へへへ~!分かってるって~!ジョークだよジョーク!ジャパニーズジョーク!」
東雲和音
「あ~…なら…」
倉上ひなた
子どもっぽく笑いながら。
アリス・カータレット
こわいよ!?
東雲和音
「探してみる?見れそうな場所」
倉上ひなた
「じゃあ、ちょっと早いかもだけど……一番風呂、しちゃおっか!」
アリス・カータレット
「も、もぉお~……あ、一番風呂……ふふ、いいかも!」
アリス・カータレット
また揶揄われた……
でも、ふふ、悪くないかも。
きりたん
「うーん、堪能しました」
目がシパシパしてきた、やっぱりこの年で長時間画面を見つめているのはつらいですね
んっと伸びをして視界がゆがみ、そのまま炬燵の天板に突っ伏す
アリス・カータレット
「じゃあ……入っちゃおう!」
巻き毛
「! いいんですか?」
友達としての付き合い、なんだけど、それ以上の事も期待していた私。
なんだかそれをチャンスだと思って、思わず笑みをこぼす。
巻き毛
「わ、私! 探します! 先輩と! だから! 夜になる前に!」
倉上ひなた
「いえ~い!それじゃあ……突撃だ~~!!」
巻き毛
「一緒に! 探しましょう! ね!」
思わず、東雲先輩の手をとっていた。
東雲和音
!?!?!?
倉上ひなた
そのまま、アリスの腕を引っ張りながら銭湯の中へと駆ける。
東雲和音
手、手を握られてる!?
アリス・カータレット
「ふわわわぁ~~!」
そのまま持っていかれる。
東雲和音
「そそそ、そうね!探しましょう!早く!」
アリス・カータレット
な、何回引っ張られるんだ私~!
きりたん
「……zzz」
しかしてしばらくするとその口からは寝息が
若者たちの元気にはついていけなかったようだ
余り健康に良いものではないが、それでもこたつの魔力には逆らえない
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
更衣室。
巻き毛
「あ、あ、そうだ! ちょ、ちょっと待っててくださいね!」
雰囲気に押されるがまま、私は押し込んで隠していた荷物からある物を漁りだして、埃がついていないか、解れがないか……しっかり目を通して……。
倉上ひなた
体育の着替えの時みたいに大胆に脱ぐ私。
倉上ひなた
そんな中、視界に入る、アリスの────。
巻き毛
「はい! 先輩! 私が編んだんですよ!」
手袋とマフラーの一式を渡す。
倉上ひなた
………ごくり。
東雲和音
思考が停止する。
アリス・カータレット
いそいそ、と縮こまりながら着替えている。
東雲和音
美少女の…お手製…手袋とマフラー…?
東雲和音
それが…私に…?
巻き毛
実は、全員のサイズを目視で確認して、事前に作っていたけれど……渡すタイミングを逃していた……。
東雲先輩、すっごく気が利いてて……。
倉上ひなた
……い、いや、なんだ今の溜飲……!?
巻き毛
でも東雲先輩には渡せて……よかった。
アリス・カータレット
…他に人がいない、とはいっても…
更衣室って広いから……恥ずかしい、し……それに……
アリス・カータレット
ちら、とひなたの方を向いて。
倉上ひなた
まるで私が、アリスの……か、体が、気になっちゃってるみたいじゃん……!?
倉上ひなた
私達、同性だし!!そういう目で見るとか、あり得ないし!!
巻き毛
それにしても東雲先輩って……皆の「お姉さん」みたい……先輩だからだもんね、ううん、誰かのお姉さんに東雲先輩がなりたいからなってるわけじゃないもんね。
きりたん
「若さを吸い取れるかと思いましたが…逆に吸われてしまいましたね……むにゃむにゃ」
きりたんはそんな寝言を言いながら、深い眠りにつくのであった
東雲和音
少しの間、呆けて。
アリス・カータレット
……あ、もう脱いで……って、すべすべして…
東雲和音
「そそそ、その!」
声が裏返りつつ。
倉上ひなた
……なんか今日の私、めっちゃ変。
東雲和音
「あ、ありがと…ね?」
アリス・カータレット
「は、はわわわ!?!!?」
ばっ、とそんなことを思って、つい向き直る。
倉上ひなた
「っ……!?ど、どうしたの!?」
アリス・カータレット
………みみみ、みちゃだめだし!
それに服の着替えも、別に気になるわけじゃないよね!
巻き毛
「あ、ありがとう……!」
私はその一言を聞いた途端に、オウム返ししていた。
アリス・カータレット
「えっあ、っ、その……」
きりたん
よし、これで偶数ですよ
せいぜい楽しんでください、海賊の諸君
アリス・カータレット
…どうしよう~!?!?気になっちゃったなんて言えないよう!
倉上ひなた
きりたん…
東雲和音
き…きりたん…!
倉上ひなた
奇数の百合卓はこれが辛い…
アリス・カータレット
「……む、むしがいた……!」
きりたん
待ってたもう一人寝ちゃいましたからねえ
アリス・カータレット
汗だらだら。
巻き毛
「……じゃ、じゃあいきましょうか! 星……綺麗に見れる場所!」
アリス・カータレット
きり…たん…!!
東雲和音
ごめんね…でもずっとゲームやるわけにもね…
巻き毛
きりたんさん……!
GM
すまん。(Thanks.)
東雲和音
「じゃ、じゃあ行きましょうか!」
倉上ひなた
「……あ、む、虫!それは、大変だ!!早いところ逃げないとね!いや~田舎だし、やっぱそういうのもあるんだね~!(失礼)」
きりたん
あなた達なら…いい
やりたいこともやれましたしね
東雲和音
…この提案には裏がないわけでもない
倉上ひなた
若干早口ながら、アリスの体は極力視界に入れず。
倉上ひなた
「と、というわけで!お先に~!」
東雲和音
…どこかに行ってしまった2人。
倉上ひなた
そそくさと、バスタオルで体の前を隠しながら、浴室へ────。
東雲和音
きっと見てないところであんなことやこんなことをしているに違いない…!
アリス・カータレット
「……あ…」
倉上ひなた
悲しいだろ…
アリス・カータレット
「ま、待ってよう……!ひなた…!」
東雲和音
…その瞬間は、隠れながらも逃すわけにはいかないわね
倉上ひなた
おわァァアア~~~~!!!
GM
なんだ!?(^^)なんだ!?(^^)
東雲和音
2人のイチャコラを眺めつつ巻き毛ちゃんと楽しむ…!
東雲和音
これね…!
ハンチョウ
エッチだなぁ……ひなたくん……今の事故はエッチ……!
東雲和音
 
倉上ひなた
コマの画像変えようとしたら!!!!!!!!!んあああああああああああああ!!!!!
東雲和音
こわい
きりたん
背景ジャックかなんかか!?
アリス・カータレット
……引っ張られるのはそそっかしいけど、置いていかれるのは…なんだか……
アリス・カータレット
もやもやした気分を払うように、同じようにタオルで身を隠し。
巻き毛
白く
アリス・カータレット
とてとて。
巻き毛
ただ白く
倉上ひなた
なんか公開で辱め受けた感じがして超恥ずかしい!!!!!!!
アリス・カータレット
かわいいよひなた~!
きりたん
いきなり全画面自分の顔ですからね……
倉上ひなた
今の忘れて!!!!!!!!
巻き毛
そんな光景が広がっていた。一面の銀世界に、深い緑の彩りと
なんとか雪をどかした道路が、やっと人の営みを感じさせるほどの自然だ。
東雲和音
いや…もう手遅れだろ…
倉上ひなた
んああああああああああ!!!恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!!!
GM
その通りだった。
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
なんとビックリ。
アリス・カータレット
かわいい!!
きりたん
私は歳なので忘れました(←ファミコン世代設定)
どうぞあとはお若い方々で
東雲和音
きりたんおばあちゃん…!
巻き毛
寒空の下、私は口元に両手を近づけると
わざとらしく肺を傾けたかのように息を吐く。手元から漏れるように白い息がふぅー、と吹き上がる。
巻き毛
きっと、もう先輩から見て、この寒さのあまり私の鼻も耳もほんのり赤くなっている事だろう。
東雲和音
…そうよね…
倉上ひなた
この宿屋は、露天風呂付きだったのだ。源泉より湧き出るお湯で体を芯から温めながら、広がる雪景色を一望できる、そんな場所だ。
東雲和音
星の観察と言ったら外よね…
倉上ひなた
「ぶぇっくしょん!」
倉上ひなた
とは言え
倉上ひなた
湯船に浸かるまでは、超寒い。
東雲和音
あの2人を見失ったことに気づき、ふう、と白い息を吐く。
ハンチョウ
奇数卓の悲劇……一回目も二回目もそうだったぁ……
倉上ひなた
気温は、0℃近い。当たり前ながら、超寒い。
アリス・カータレット
「……へくちっ!」
同じように、寒さでくしゃみを起こしていて。
倉上ひなた
このハンチョウは何者なんだよ!?
巻き毛
「先輩、えっと……」
ふと東雲先輩ではなく、先輩と呼んでみた。
アリス・カータレット
「……う、うう…早くはいろっ!お風呂で風邪ひいちゃうよ!」
倉上ひなた
……あ、可愛いくしゃみ。
倉上ひなた
なんて呑気なこと考えながら。
アリス・カータレット
ぷるぷるぷる、小刻みに震えながら。
東雲和音
その顔は憂いを帯びていたが、巻き毛ちゃんの言葉に反応し。
倉上ひなた
「そ、そうだね!!わわわわ、ガクガクガク……ア、アリス~!おしくらまんじゅう~!」
東雲和音
「な、何かしら!巻き毛ちゃん!」
GM
多分参加シャンのスタンド
倉上ひなた
ぴとりと、肩を合わせながら、いそいそと湯船へ、小走り。
巻き毛
…………ホントウダレノスタンドナンデスカコレ
アリス・カータレット
「ひゃっ!?」
倉上ひなた



東雲和音
誰だろうなー
アリス・カータレット
ぴとり、と触れ合ったその熱で。
一気に体の寒気が吹き飛びながら。
巻き毛
きっと一回目は小衣さん、二回目はアリョーシャさんを動かしてた人でしょうね
アリス・カータレット
ちゃぷん。
アリス・カータレット
足を、そろそろと湯舟へと漬からせる。
巻き毛
「あ!」
先輩のリアクションは予想以上に大きく、ちょっと驚きながらも。
東雲和音
バラしすぎだろ!
倉上ひなた
凍える寒さから一変。
GM
やっぱりな
巻き毛
「あ、え……あの……先輩、その……これ」
倉上ひなた
溜まった疲れが抜け落ちていくような感覚。
アリス・カータレット
「は、はふぅうう~………ごくらくごくらく…」
東雲和音
「な…何?」
アリス・カータレット
長旅の疲れ、寒気と言ったものが湯に溶け行っていく。
倉上ひなた
「……ふぃぃ~~~、あ、ぷぷ!何それアリス!おっさんみたい~!」
子どもっぽく笑いながら。
巻き毛
熱いお湯の入った水筒を渡して、カイロ代わりにも、そして……。
倉上ひなた
「ていうか、極楽とか、そういう知ってるの、やっぱすごいねアリス~!」
巻き毛
「これで外でも紅茶が飲めますよ、私が紅茶の葉、もってますんで!」
倉上ひなた
バレバレさらにバレバレに
アリス・カータレット
「え、なにそれ~!日本じゃこういう時に極楽~!とか言うんじゃないのぉ!?」
漫画で読んだその知識を思い出しながら。
東雲和音
「…!あ、ありがとう、巻き毛ちゃん!」
アリス・カータレット
「え、えへへへ~!いっぱい勉強したもん!ここに来るときにね!」
東雲和音
水筒を受け取って、その温もりを感じる。
倉上ひなた
「華の女子高生は言わないよ~!あははは~!!」
楽しそうに笑いながら。
巻き毛
先輩が、私の行為に喜んでくれてる。それだけで、嬉しい。
こうやって二人きりになって、一対一で誰かを喜ばせる事はなかったから。
倉上ひなた
ちゃぷん、と寒空に晒した肩にお湯をかけながら。
倉上ひなた
やっぱり視線は……。
倉上ひなた
………真っ白な肌だなぁ。
巻き毛
友達の友達だとか、そんなんじゃない
先輩は私の事をちゃんと意識してくれてる。
巻き毛
それだけで、嬉しい。
倉上ひなた
と、アリスの肩の方にも……。
アリス・カータレット
「そうなんだぁ……むつかしい……」
ぶくぶく、と顔を湯舟へと落ちていきながら。
アリス・カータレット
「……?どーしたの?」
巻き毛
「では、絶景の為にも出発です!」
倉上ひなた
「……ふぇっ!?な、ななな、なんでもないよぉ!?」
東雲和音
「そ…そうね!出発ね!」
アリス・カータレット
どこか視線が当てられたように感じ、ひなたの方へ。
東雲和音
民宿から遠ざかっていくことに心の中で涙しながら。
アリス・カータレット
「? そういうものかなあ…」
東雲和音
外の探索に向かう。
アリス・カータレット
言いながら、雪降る空を見上げる。
東雲和音
こんな憂いを帯びた顔しながらあんなことを考えている
倉上ひなた
……あ、あっぶな~~~……!!
アリス・カータレット
さすがだね
倉上ひなた
アリスの体をジロジロ見てたとかバレたら、私ヘンタイって思われちゃうじゃん……!
倉上ひなた
「……ん」
東雲和音
「あ~…」
アリス・カータレット
んん~~~、と言いながら手足を伸ばしつつ。
巻き毛
下は綺麗な雪景色なのに、上はどこか淀んだ寒空。
私の心とはまったく真逆…………。
でもこの寒空は、淀みのない綺麗な星空に変わるんだろうなと考えると、唇を噛みそうになる。
倉上ひなた
アリスの視線の先の方へ、ひなたも見て。
巻き毛
「……?」
東雲和音
と言っても、思ったより雪が深い。
倉上ひなた
そのギャップがまたいい!
東雲和音
周りの見通しが悪く星が見えそうな場所…といっても上手く探せないのだ。
アリス・カータレット
「…こんなとこに来れたのも、ひなたが友だちだったお陰だよ~」
アリス・カータレット
なんて、遥かはるか遠くの、母国を空に描きながら。
倉上ひなた
「……んへへ、そう?」
照れながら。
巻き毛
先輩、やっぱり私と一緒にいるの、いやなのかな? やっぱりあの二人の方が……。
巻き毛
そんな事を勝手に考えるけれど、暗い表情はなるべく見せないようにして
雪の深い中、歩を運んでいく。
アリス・カータレット
「こんな留学生の私にも親しくしてくれたんだもんね」
倉上ひなた
真っ白な空から、しんしんと降り落ちる雪の結晶を眺めながら。
アリス・カータレット
……私が日本に来た理由は、興味から。
逆に言えば、確固たる目的もないまま来たわけで、来た当初は不安でいっぱいだった。
巻き毛
「…………どこも見通し悪いですね」
それはそれとして、私はそうぼそっと呟く。
倉上ひなた
「んーーー……まぁ、ね~」
倉上ひなた
出会いは、何てことないものだった。
倉上ひなた
ミーハーな私は、誰よりも先に英国少女に話を掛けた。
東雲和音
「…天候も雪山だとどうなるか分からないし、本当に星見れるかしら…」
アリス・カータレット
「あの時はちょっと他の人が怖くって……だから、すっごく嬉しかったなぁ」
なんて。
倉上ひなた
他では経験できないことを経験できそうだから。
外国の子とお話できるなんて、滅多にない機会だから。
巻き毛
「そうですよね……先輩……星の観察が好きって言ってたのに、これじゃあ……」
星の観察はもしかすると期待できそうもない。私は思わず白い息をひと際大きく吐き出す。
倉上ひなた
だから、真っ先に友達宣言をした。
巻き毛
「…………」
駄目だ、こんな空気。先輩と心が離れてしまいそうで怖い。
倉上ひなた
「あ、あははは~……」
巻き毛
私は思わず、下に広がる深い、深い雪に手を伸ばした。
巻き毛
「先輩」
倉上ひなた
あんまり褒められた迫り方じゃないけどね。
アリス・カータレット
知らない物が怖い、なんてよくあることだ。
それを知るために日本に来たのに、矛盾していることだけど。
東雲和音
呼び留められて、後ろを振り返る。
倉上ひなた
「ちょっとグイグイ行き過ぎたかなって私、思ってたけど……」
倉上ひなた
「……そう思ってくれてるのなら、良かった」
アリス・カータレット
「ううん、そんなことないよ!」
巻き毛
「えいっ」
丸めた雪を、ひょいっ、軽く投げた。
倉上ひなた
ぐいぃ、と腕を天へ伸ばし。
アリス・カータレット
ぐい、とひなたの方へと近づいて。
倉上ひなた
「……!」
東雲和音
!?!?
東雲和音
「きゃっ!?」
東雲和音
雪が、服にぶつかって私は声を上げる。
倉上ひなた
ドキン、と心臓が跳ねる。
アリス・カータレット
「ひなたがこうして話してくれたおかげで…みんなともお友達に慣れたんだから……」
巻き毛、和音センパイ、きりたんとも。
巻き毛
「せ、先輩、あっ、きゅ、急にごめんなさい!」
アリス・カータレット
「すっごく感謝してるし、それに……」
巻き毛
「でも、その……ほ、星は見れなくても、雪はこんなにたくさんあるから……」
倉上ひなた
ち、近……アリスが……!裸のアリスが、すぐ目の前に……!
倉上ひなた
「………」
東雲和音
「…え?どうしたの急に…」
なんだこれめっちゃ可愛い
アリス・カータレット
……ずっと、ひなたのことが……気になってた。
巻き毛
「雪合戦……は二人じゃ味気ないかもしれないけど……えぇっと……雪だるまとかは作れますよね!」
アリス・カータレット
「……あ、えっと…」
巻き毛
……さすがに、幼稚すぎたかな。
巻き毛
先輩に、そんな幼稚なの似合わなさそうだし……。
アリス・カータレット
「…毎日がわびさび文化!!」
倉上ひなた
「………ほへ?」
東雲和音
…なんだ、紅茶入れたりマフラー編んでくれたり甲斐甲斐しいところはあっても…
アリス・カータレット
咄嗟に変なことを口走って、慌てふためく。
倉上ひなた
「………ぷっ!」
東雲和音
子供っぽいところも、あるんじゃない。
倉上ひなた
思わず吹き出し。
アリス・カータレット
あ、そうじゃなくて……でも!こんな事……!!
倉上ひなた
「あは、あははははは~~~~!!」
東雲和音
そのまま下から雪を取って。
アリス・カータレット
「え、ぇえええ~~!?」
東雲和音
巻き毛ちゃんにやさしくぽすっと。
倉上ひなた
「あ~~おっかし!……うんうん、そうだね!……私も!毎日がわさび文化だよ!」
アリス・カータレット
がぁぁん、と顔がゆがむ。
アリス・カータレット
「も、もぉお~~!からかわないでってばぁ!」
こつんこつん、と。
真っ赤にした顔で軽くたたいている。
巻き毛
「ひゃっ! …………せ、先輩! やりましたね~!」
笑みをこぼしながら、私は更に雪玉を作って投げ返していく。優しく。ぽすぽすと。
倉上ひなた
「あいたたた~!あはは!ごめんってば~!」
倉上ひなた
「……でも、うん」
倉上ひなた
「……私も、アリスと友達になれて、すっごく良かった」
東雲和音
「な…全く…もう!」
笑いながら、雪玉を投げ返す。
倉上ひなた
……こんな気持ちになれたのって、生まれて初めてだし。
アリス・カータレット
「……ほえ…」
倉上ひなた
「親友ってさ、中々できないものだからね」
アリス・カータレット
とんとん、と叩いていた拳が止まり。
倉上ひなた
ニコ、と笑い。
倉上ひなた
……うん、多分この関係は、親友、と言って差し支えないもの、だよね。
アリス・カータレット
「親友………えへへ、えへへへへ……!」
巻き毛
ぽすっ、ぽすっ、優しく雪玉を投げ合う。
広大な世界、そしてその箱の中のそれでも広大な雪景色、寒空の下での
小さな、小さな雪合戦。じゃれあい。
倉上ひなた
この胸の高鳴りも………。
倉上ひなた
……しん、ゆう……だから……?
アリス・カータレット
顔に手を添え、ぽわぁー…とどこかを見ている。
巻き毛
私は、うれしくってうれしくって、調子に乗って投げ続けた
笑みを浮かべ続けた。心の底から。巻き毛を揺らして。
東雲和音
全身が雪まみれになりながらも、心の中は温かく。
倉上ひなた
………そこは、ちょっと、わかんないや……。
アリス・カータレット
…親友、ベストフレンド、1番の友達…!
……ひなたの、1番、1番…!
アリス・カータレット
「ううぅ〜……私も、親友!」
巻き毛
「はっ、はぁー、はぁー……」
あっ、私……あまり体は動かさない方だから……こんなに優しい雪合戦だというのに
もう息が上がって、不意によろめいた。
倉上ひなた
なんてこと思いながらも、アリスの無邪気な笑みを見て、つられて笑い。
倉上ひなた
「にしし!」
倉上ひなた
「……これからも、よろしくね!」
東雲和音
「…大丈夫!?」
東雲和音
思わず、雪をおしのけながら駆け寄る。
アリス・カータレット
嬉しくなって、笑顔が零れながらも笑い。
巻き毛
「あっ」
ちょうど駆け寄ってきたタイミングで、私は先輩の方に寄りかかるようになって。
アリス・カータレット
「…うんっ!これからも…一緒だよ、ひなた!」
巻き毛
「ご、ごめんなさい、お姉さん……」
アリス・カータレット
そうして……手を、握る。
東雲和音
思わず、抱え込む。
巻き毛
あっ。
東雲和音
ん?
倉上ひなた
………!!
倉上ひなた
ドキン。
倉上ひなた
「あ、あぅ、うん……!」
アリス・カータレット
他に誰もいないという高揚感か、何れか。
それは私を大きく動かして……
巻き毛
「せ、先輩……すいません……」
私は口元を抑える暇もなく、咄嗟に先輩と言い直す。
倉上ひなた
「ずっと……ずっと一緒だよ!お婆ちゃんになっても、ずっとベストフレンド!」
東雲和音
「ま、巻き毛ちゃん…今…」
アリス・カータレット
「……おばあちゃんなんて……あ」
倉上ひなた
………あ、あぇ。
東雲和音
お姉さんって、と言いかけて。
倉上ひなた
今の、なんだか、告白みたい……?
アリス・カータレット
さぷん、と握った手が湯船から出ながらも。
アリス・カータレット
…………。
アリス・カータレット
おばあちゃん……かぁ。
アリス・カータレット
……それまで…いられるのかな…
倉上ひなた
……って、何考えてるの私ー!
そんなわけないでしょーが!
巻き毛
「あ、あ」
まだ先輩は、察したことを言いかけていた所なのに私は焦って……
倉上ひなた
「………?」
アリス・カータレット
「…う、うん!その時まで一緒…だよ!」
倉上ひなた
と思いながら、アリスの顔を見て。
巻き毛
「あっ、その! 先輩って皆のお姉さん的な存在じゃないですか! だからそのお姉さんってつい言っただけです!! 気にしないでください! すいません!」
巻き毛
「気を悪くしたら!」
倉上ひなた
「……絶対、だよ?」
巻き毛
「本当ごめんなさい!!」
巻き毛
早口で、言い訳していた。何の言い訳にもなってない、我ながらそう思った。
倉上ひなた
曖昧な表情を見せたアリスに不安を覚え、確かめるように、そんなことを呟いてしまった。
東雲和音
「……」
アリス・カータレット
「あ……う、うん……」
東雲和音
「全然大丈夫よ」
アリス・カータレット
その言葉には、確かに肯定をした、けれど。
アリス・カータレット
目線はどこか上の空。
東雲和音
「あなたからお姉さんって言われるの、すっごく悪くない気分だったわ」
倉上ひなた
温泉ここらへんで切る?
アリス・カータレット
いいよ~!
巻き毛
「…………!」
その時、私は体の芯からきゅうう……とまるで氷が急速に溶けていくかのように、熱くなっていき。
倉上ひなた
ビルディングなんとか
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
巻き毛
思わず、抱え込んでくれた先輩をぎゅっと……。
巻き毛
「お姉さん……お姉さん……」
倉上ひなた
"詰め"、どうしようかな
巻き毛
なら何度でも言ってあげたい。そんな短絡的な考えが働いていた。
東雲和音
何故だろう、そんなことを言われると…
倉上ひなた
ここで終われば正真正銘"ライト"百合
でもここから先もやれなくはないでしょう!
東雲和音
雪がまとわりついて、冷たくなっていた身体のはずなのに、
東雲和音
鼓動が高鳴って。
倉上ひなた
ただし時間が…←意味深に無言
>0:39
東雲和音
顔が熱くなっていく。
アリス・カータレット
……
アリス・カータレット
ひなた……!
倉上ひなた
アリス・カータレット
意味深に残しちゃったし回収次いでにやっちゃおう!(腕をつかむ)
倉上ひなた
!!
巻き毛
「……せ、先輩」
お姉さん、と三回ほど言ったところで息切れしかけて。深呼吸。
……そして声を再び絞り出す。
巻き毛
「先輩の事、……これからお姉さん……って呼んでいいですか?」
東雲和音
あ~なんかこっちも終わるまでもうちょっとかかりそうね~
倉上ひなた
なるほどね…
東雲和音
お姉さん。
倉上ひなた
よぅし……うん、やぁりますかぁ!
東雲和音
美少女、いや、巻き毛ちゃんからお姉ちゃん
GM
こんな遅い時間に立ったんだから深夜越えは覚悟の内だろう?(妖笑)
倉上ひなた
それはそう
東雲和音
…ダメよ、私…!よこしまな考え持っちゃ…!
東雲和音
でも…でもぉ…
巻き毛
検察側、もとより……(電波受信)
東雲和音
choice 欲に負ける 欲にすごく負ける (choice 欲に負ける 欲にすごく負ける) > 欲に負ける
倉上ひなた
なんかすごいダイスが振られた!
アリス・カータレット
じゃあやっちゃお~!
アリス・カータレット
東雲和音
「…いや…お姉さんじゃなくて…」
東雲和音
「お姉ちゃん、って呼んで?」
巻き毛
(へえ……お姉さん……結局負けちゃうんだ❤)なんてキャラだったら私どれだけ楽なんだろう……お姉さんお姉さんお姉さん……!!!
東雲和音
うん、きっと、これなら大丈夫だろう、きっと、何がとか分かんないけど。
GM
こわい
倉上ひなた
こわい
アリス・カータレット
こわいよ
巻き毛
お姉ちゃん、って呼んで。
そう耳朶に触れたとたん、思わず息をのんだ。そして私は。
巻き毛
「お」
巻き毛
「お姉ちゃん……!」
東雲和音
やば鼻血出そう
アリス・カータレット
んんー…続き、どこがいいかなー…
倉上ひなた
今私も考え中~
東雲和音
「そ…それでいいわ…!巻き毛ちゃん…!」
倉上ひなた
ロマンチックな場所といえばどこだろうねぇ
巻き毛
歯止めがきかなくなった欲望が一気に外へと雪崩れ込む。
アリス・カータレット
んん〜〜〜…
巻き毛
「お姉ちゃん……!お姉ちゃん……!」
巻き毛
幸せ。
巻き毛
そう私は確信した。
アリス・カータレット
雪が見えるロフト、とかになるのかなぁー
東雲和音
あ~連呼されるとヤバい…ヤバいわ…
倉上ひなた
ほほう…いいね!
倉上ひなた
じゃあ、それでお願い!
巻き毛
二人だけの世界。お姉さん……お姉ちゃんとだけの……二人だけの。
もう、お姉ちゃんは離さない、離れないで、絶対に……
アリス・カータレット
はーい!
巻き毛
「くしゅんっ」
巻き毛
あっ、あっ、こんな時に、くしゃみなんて……。
アリス・カータレット
…温泉を満喫した私たち。
東雲和音
「あ…あら…」
東雲和音
「ちょっと、寒くなっちゃったかしら」
アリス・カータレット
さて、帰ろうと二人で別の道を辿ろうとすると。
巻き毛
「あ、だ、大丈夫、大丈夫……私は……くしゅんっ!」
巻き毛
あっ、なんで、こんな時に、風邪なんてひきかけて。
巻き毛
いやだ。
巻き毛
こんな幸せな時間を、止めないで。
アリス・カータレット
「……あ、これ見て!ゆったりできそう~!」
東雲和音
「大丈夫…大丈夫よ…そうだ!」
倉上ひなた
「ん~?」
東雲和音
首にかけていたマフラーを外して。
東雲和音
2人を包み込むように、巻き付ける。
巻き毛
「!!」
アリス・カータレット
そこには一室。
客であるなら誰でも利用できるソファーと、そして雪が流れる外を見れる窓が置かれた、質素なロフト。
巻き毛
お姉ちゃんの匂いが、温もりが伝わってくる。
巻き毛
二人だけの世界。
アリス・カータレット
「お風呂にも入ったし、ちょっとゆっくりしない?」
巻き毛
私は、もう、蕩けて、うっとりとしてしまった。
巻き毛
「……お姉ちゃん……ありがとうございます……」
東雲和音
「ほら…これも…」
アリス・カータレット
ロフトってこんなものじゃないんじゃ……?という心
まあ…伝わればいっか
東雲和音
水筒を2人で抱えて。
倉上ひなた
「おぉぉ~~~!!いいね!雰囲気あるある!!」
特に何もない、だからこそゆったりとした雰囲気が感じられ。
東雲和音
暖を取る。
倉上ひなた
「賛成~!」
倉上ひなた
雰囲気でやるからだいじょーび
巻き毛
「……暖かい……」
お姉ちゃん「も」抱えてくれている水筒は一段と温かくて。
アリス・カータレット
「やった~!」
コーヒー牛乳片手に、ぽふんとソファーへと座る。
巻き毛
私は涙まで、こぼれはじめた。
巻き毛
「っ、ぐすんっ……うっ」
東雲和音
「う…ううぇえ!?ま…巻き毛ちゃん大丈夫!?」
倉上ひなた
「わったしも~!」
温泉上がりはやはりコーヒー牛乳!同じものを買い、アリスの隣へ座る。
東雲和音
思わず変な声が漏れる。
アリス・カータレット
窓を見れば、流れる雪吹、ゆったりとした流れがそこに会った。
巻き毛
「先輩の事、お、お姉ちゃんって呼べて、こんな事までしてくれて……できて……」
巻き毛
「私、私……」
アリス・カータレット
「わっ………えへへへ……」
巻き毛
「すっごく……幸せで……」
アリス・カータレット
…隣に座るひなたに、どこかたどたどしく返事して。
倉上ひなた
「んへへへへへ~~!!」
アリスを見て、無邪気に笑い。
巻き毛
次の言葉は紡げずに、私は目をつむって、もっと、お姉ちゃんの方に体重を預ける。
倉上ひなた
「……それにしても、いい景色だね~」
キュポン、とコーヒー牛乳の蓋を開け。
東雲和音
やっば。よこしまな考えが止まらない。
倉上ひなた
ごきゅ、ごきゅと飲みながら。
東雲和音
泣いてる姿も可愛い…!!!
東雲和音
しかも、しかも、寄りかかってきた
アリス・カータレット
「…………あ、そだね…!」
振られた話題に、慌てて返して。
アリス・カータレット
………全然忘れてたけど……もうすぐ…
東雲和音
そのまま倒れこまないように、しっかりと支える。
東雲和音
抱きしめる力が強くなって。
倉上ひなた
「………」
アリス・カータレット
つるつる、さすさす。
アリス・カータレット
蓋を開けようと、何度も手を伸ばすが。
その度に苦戦していて。
アリス・カータレット
わぁ~い
巻き毛
「……お姉ちゃん……」
支えられたことで、そしてさらにもっと、ぎゅっと抱きしめられて
私は雪景色に囲まれているというのに、もう寒さなんて忘れて……
倉上ひなた
窓の外を、ぼーっと眺めるひなた。
ゆっくりと落ちて行く雪を見つめながら、思考も徐々に低下。
巻き毛
お姉ちゃん……私だけのお姉ちゃん……
倉上ひなた
「……ん」
巻き毛
だから……
倉上ひなた
ふと、アリスの方を見て。
巻き毛
ずっと……傍にいてくれるよね……?
倉上ひなた
「! あ、大丈夫!?私が開けようか!?」
アリス・カータレット
「あ、あうう……」
普段なら、出来るのにな……
アリス・カータレット
「あ……お願い…!!」
東雲和音
ん…?何か寒気が…?
アリス・カータレット
その瓶を、ひなたへと。
東雲和音
き、きっと冷たい風が吹いたからよね…
倉上ひなた
「うん!いいよ!」
ニカ、と笑い、アリスから瓶を受け取り。
巻き毛
「……お姉ちゃん……帰ろう、星はやっぱ見れないかもしれないけれど……」
巻き毛
「私、私……ごめんなさい」
巻き毛
「星よりもきれいな物、見れちゃった……」
アリス・カータレット
……ほわあ、いつもひなたは……優しいなぁ…
倉上ひなた
……やっぱり背が小っちゃいし、力も無くて、うーん、そんなところも、お人形さんみたいんで……可愛いなぁ。
東雲和音
「…いいのよ…私もそういってくれて、とっても嬉しい…」
倉上ひなた
なーんて考えながら。
倉上ひなた
きゅぽん!と軽快な音と共に、コーヒー牛乳の蓋を開ける。
倉上ひなた
「はい、どーぞ!」
巻き毛
笑みをこぼしながら、私はまたくしゃみをして……
旅館の方へと……ゆっくり。この時間をなるべく長引かせながら。
アリス・カータレット
「わあ……おいしそう……!!」
巻き毛
お姉ちゃん……お姉ちゃん……もうその事で頭がいっぱいになりながら。
アリス・カータレット
冷えた瓶を手に取り、両手で支え。
一生懸命こくこくと飲んで。
アリス・カータレット
「こくこく……ぷひゃぁ~……」
倉上ひなた
へへへ、やっぱりアリスは可愛いなぁ。
東雲和音
マ、マフラー繋ぎ通しだからちょっと歩きづらいけれども…
倉上ひなた
小動物的可愛さっていうのかな!
見ていて、ずっと飽きないっていうか~!
倉上ひなた
……んん~~~。いや、うーん。
東雲和音
巻き毛ちゃんと近くに入れることで、頭の中がいっぱいになっていて。
アリス・カータレット
そして、まだ残りある茶色をぼおっと、ただ見て。
アリス・カータレット
…………。
東雲和音
あ~~~~~……
東雲和音
尊い…
倉上ひなた
テレビでやってる動物特集を見た時に感じる"可愛い"とは……やっぱり、どこか違うような気がするんだよなぁ……。
倉上ひなた
「……?どうしたのアリス?」
巻き毛
旅館の玄関まで……来ちゃった
もうこの時間も終わっちゃうんだ。
巻き毛
どうか、これが夢ではありませんように。
アリス・カータレット
……隠してても、しょうが、ない、よね。
巻き毛
夢ではありませんように……
巻き毛
夢では……
アリス・カータレット
「………ん、あっと……」
アリス・カータレット
「……あのね、実は……」
巻き毛
こくり、こくりとうとうとしながら。私はそう願った。
倉上ひなた
………なんだろう……?
アリス・カータレット
きゅっと、瓶を持つ力が強まる。
倉上ひなた
「……うん」
東雲和音
その姿を…
アリス・カータレット
「……もうすぐ日本に来て1年経つ、けど……」
アリス・カータレット
「4月になったら…」
アリス・カータレット
「お別れしないといけないんだ…」
東雲和音
瞳に、焼き付けて。
倉上ひなた
差文芸!
倉上ひなた
「────────」
倉上ひなた
「は?」
アリス・カータレット
ぼそりぼそり、喋るうちに声が小さくなっていく。
巻き毛
つよい
アリス・カータレット
「……元々1年、って決まってて」
東雲和音
これ以上行くとヤンデレの毒牙にかかるわね
倉上ひなた
え?
倉上ひなた
何、それ?
アリス・カータレット
すごい
倉上ひなた
聞いて、ない、っていうか……。
巻き毛
私は、眠りに落ちそうになる。
倉上ひなた
「……」
アリス・カータレット
「……言い出せ、なかったの……ずっと、ずっと…」
巻き毛
けれど、その時……私はお姉ちゃんの方をふと見た。
巻き毛
「ぁ……」
アリス・カータレット
……先延ばしにしても変わりなかったのに。
倉上ひなた
ムカムカと、胸の奥から込み上げ来る、原因不明の怒り。
巻き毛
私だけを見ている。お姉ちゃん。
巻き毛
「……すぅー……」
アリス・カータレット
でも、言って、寂しさを味わうようなことにはなりたくなかった。
だから、ずっとずっと先に。
送っていたかった。
倉上ひなた
「……い、いや……だって、アリス……私、さっき、お婆ちゃんになっても、ずっと一緒って……」
倉上ひなた
弱々しく、声を震わせながら。
倉上ひなた
踏ん切りがつかない。
アリス・カータレット
「……私は、そうしたい、けど……」
アリス・カータレット
ぎゅうう、と瓶の持つ力が、強まって。
巻き毛
毒牙……ってお姉ちゃん……どういうこと? 私そんな毒牙なんて持ってません……
巻き毛
持ってないのに……
倉上ひなた
小学校、中学校、高校と進んで、私は色んな友達との別れを経験してきた。
アリス・カータレット
………だから、こそ、なのかも、しれない。
東雲和音
こ…言葉の綾だからだ、大丈夫よ!
倉上ひなた
だから、別に、こんなこと、本来は大したことじゃないはずなんだ。
『また会おうね』で済ませられるはずなんだ。
巻き毛
あ、ごめんなさい! 早とちりしちゃって
倉上ひなた
「……………」
倉上ひなた
拳を、ぎゅっと握り締める。
巻き毛
私は夢へと浸かっていく。浅い、浅い夢の中……。
倉上ひなた
「………だ…」
倉上ひなた
ぽつりと、呟く。
アリス・カータレット
「……え…?」
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
「そんなの、やだ!!!!!!!!」
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
 
倉上ひなた
静寂に、包まれた。
東雲和音
「あ…あれ…?」
アリス・カータレット
「────────」
倉上ひなた
かちり、かちりと、部屋に設置された時計の音だけがする。
アリス・カータレット
声が、出なかった。
東雲和音
「…ちょっと、疲れちゃったかしら」
倉上ひなた
アリスに大声を上げてしまったのは、これが初めてだ。
アリス・カータレット
どきん、と。
倉上ひなた
そんなことも気にせずに、ひなたは、肩を震わせ、目をぎゅっと閉じ、俯いていた。
ハンチョウ
早とちりしやすいという事は……もしお姉ちゃんが……何かにうつつを抜かした時……一瞬で剥きだす……毒牙っ……!
アリス・カータレット
ひなたの直情的なその気持ちを突き付けられて。
アリス・カータレット
目の前が、ぱあっと光り輝いた、気がした。
倉上ひなた
「……なんでだよ……そんなの、ないだろ……私達、親友で……だから、だから……お別れなんて……そんな……!!」
東雲和音
「え…え~と…ここにいるわけにもいかないし、部屋まで運ばなきゃ…」
アリス・カータレット
「……ひなた……」
倉上ひなた
「私……絶対……ぜぇーーーったい……!!やだから……!!!」
東雲和音
わ、私は…それでも…!女の子を愛でるのをやめない!
巻き毛
 
倉上ひなた
高校生になったというのに、子どもみたいに駄々をこねる。
アリス・カータレット
どきどきどきどき。
何度も触れた、その手に。
体に心が反応したことあれど。
ハンチョウ
欲望を上手く解放しておる……! 上手いなぁ東雲ちゃん……上手っぴさ……
アリス・カータレット
…心と心が触れ合ったことは、初めてだった。
アリス・カータレット
「……っ」
アリス・カータレット
だから、だから。
アリス・カータレット
この、心を。
アリス・カータレット
「……私だって……いやだ!!!」
巻き毛
夢の中。お姉ちゃんは、そこにもいた。
私と、周りに何もない大自然に囲まれて。そこにポツンと建ったドールハウスのような所で、たった二人でテーブルを囲む。
東雲和音
ハ、ハンチョウさん…!
アリス・カータレット
ぶつけたい……
アリス・カータレット
「だって、だって……」
アリス・カータレット
 
アリス・カータレット
「ひなたのこと、大好きだもん…!!!」
アリス・カータレット
 
巻き毛
他愛もない談笑。そして共有。……そしてそして……。
倉上ひなた
────────え。
アリス・カータレット
思わず、立ち上がって。
倉上ひなた
『好き』。
巻き毛
「……お姉ちゃん……」
倉上ひなた
ありふれたそんな言葉に、私は、頭をガーンと殴られたような衝撃を受けた。
アリス・カータレット
その、本音を、包み隠さず。
倉上ひなた
立ち上がったアリスを、ただ茫然を見つめるひなた。
東雲和音
「何かしら?巻き毛ちゃん?」
倉上ひなた
血流が速まる、速まる、速まる。
アリス・カータレット
まるで夢みたいに、一瞬一秒がふわりと。
アリス・カータレット
「…友達として、だけじゃなくて」
巻き毛
「……んん……お姉ちゃん……お姉ちゃん……!!! 行かないで……」
倉上ひなた
高い山に登った時のような……。
巻き毛
「どこ行くの?」
巻き毛
(※寝言)
倉上ひなた
頭が、ぼーっとしてくるような、体中が熱くなってくるような……。
アリス・カータレット
「もっと、もっと……親友でも足りなくて」
巻き毛
「私を、おいていかないで……」
アリス・カータレット
「……ひなたの、一番に、なりたいの!!」
倉上ひなた
「……え……親友、で、も……?」
東雲和音
夢の中の話かと思ってた🌈
倉上ひなた
ごくり、と唾を飲みこむ。
巻き毛
🌈
倉上ひなた
一番……。
倉上ひなた
ああ、ああぁぁ……。
倉上ひなた
そんなの
倉上ひなた
そんなの……!!
倉上ひなた
 
巻き毛
思えば一応はきりたんもいる部屋で一方的な人形お茶会開催からの発狂するのはあれだと思ったゆえの対策()
倉上ひなた
「────────私もだよ!!!!」
倉上ひなた
 
倉上ひなた
私は、アリスに抱き着いていた。
アリス・カータレット
そう、目を瞑って、大声で叫────。
東雲和音
それはそう
アリス・カータレット
「………あ、え」
巻き毛
「置いていかないでって……!!!」
巻き毛
「あ゛ぁあああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!」
倉上ひなた
力強く、もう失ってしまうものを、絶対に離すまいとするように。
アリス・カータレット
かちかちと鳴る、時計の音すら。
アリス・カータレット
今はもう、なにも。
巻き毛
ガチャンっ、と音がしたと思えば
私は飛び起きていた。
巻き毛
畳に、まだ温かい紅茶が零れ。蜜柑もお菓子も散乱していた。
倉上ひなた
全身の筋肉を駆動させ、アリスという少女の存在全てを、この腕の中に閉じ込めてしまうように。
アリス・カータレット
……その触れ合いは、今までで、私にとって。
アリス・カータレット
一番。
巻き毛
「はぁーっ……! はぁーっ……!?」
倉上ひなた
「……ひっぐ、ぐすっ……!!」
巻き毛
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、どこ!? どこ!? どこ!!!!」
アリス・カータレット
あ、ぁあああ……わ、ああ……。
倉上ひなた
私は、泣いていた。
アリス・カータレット
「……ひ、なた……」
倉上ひなた
「う゛わあぁぁあああああん!!!ア゛リスぅぅぅぅ……!!!」
アリス・カータレット
抱き締められたその体に、しがみつくように、ぎゅっと。
倉上ひなた
「わたし……私っ……!!!」
巻き毛
私は、視界にお姉ちゃんがいなくて、焦燥。
矢継ぎ早に、どこ、どこ、と同じ場所ばかりを見ていた。
倉上ひなた
「アリスと!!離れたくないよぅ!!!!!」
アリス・カータレット
ぎゅうっと。
小さい体なのに、ずっと。
アリス・カータレット
「ぅ、ううぅ……」
東雲和音
「…大丈夫、ここにいるわよ」
巻き毛
「ぇっ」
巻き毛
「……!!!」
東雲和音
後ろから身体を支える。
アリス・カータレット
「わ、っ…たひも…だ、よう……!!!」
巻き毛
「あっ、あっ……!」
アリス・カータレット
ぎゅうう、と。
倉上ひなた
「だっで、だっでぇ!!!これからもずっと一緒に、いだくてっ……!!!」
アリス・カータレット
掴んで離さない。
………離れたら、もうずっと別れたままになりそうだから。
巻き毛
私はその支えてくれていた手を、振りほどいて
自分の荷物を取りに行った。
倉上ひなた
「いっしょにっ、海とか……行ったり……!!山も……川も……この日本中、全部巡って……!!思い出を、溢れる程作りかったのにっ……!!!」
巻き毛
見られた。
巻き毛
お姉ちゃんに、私の……!
思わず焦って、私は荷物の中身を全部、ぶちまけた。
アリス・カータレット
「いっ、しょに……いろんなこと、して、たのしみたい、のに…」
嗚咽する声を、必死に抑えながら。
巻き毛
お姉ちゃんに模した人形。それだけじゃなかった。
あの二人やきりたんに模した人形も。
倉上ひなた
嗚咽が止まらない。
胸の奥底に閉じ込めていた想いも、それを止めていた壁が決壊して、溢れて止まらない。
巻き毛
『人形の』お茶会をするための一式が、ばらばらと畳に散乱した。
アリス・カータレット
「………ひな、たぁ……」
巻き毛
「ぁ、ぁ……」
倉上ひなた
「……ア、リスぅ……」
アリス・カータレット
「…でも…あんまり、泣かないで……」
東雲和音
「…巻き毛ちゃん」
東雲和音
「これは?」
倉上ひなた
私は、アリスと向き合っていた。
その綺麗な青色の瞳を、じっと見つめていた。
アリス・カータレット
にこ、っと笑って。
倉上ひなた
「……!」
アリス・カータレット
その笑みは、一番近くで見せて。
アリス・カータレット
「…確かに、帰っちゃうし、しばらくは会えないかも…だけど」
巻き毛
「……」
私は黙ることしかできなかった。
けれど、同時にこの空気に耐え切れそうにもなかった。
巻き毛
「…………」
アリス・カータレット
ひなたの背中を優しくなで、子守歌でも聞かせるように、穏やかな声で。
巻き毛
そのまま、私はその場に蹲った。
倉上ひなた
「……うん………うん……ぐずっ……」
巻き毛
…………。
アリス・カータレット
「…でも、絶対に、また…日本に来るから……」
倉上ひなた
肩を震わせながら、頷き、頷き。
アリス・カータレット
とん、とん、とん。
倉上ひなた
「………や゛くそく……だよ……!!」
東雲和音
「教えて?これは何?」
アリス・カータレット
優しく、慰めるように。
アリス・カータレット
「………うん、うん……」
アリス・カータレット
じわり、と。
笑っていた顔に涙が出ながら、
アリス・カータレット
「やく、そく……、ぜったい…!」
巻き毛
「…………人形」
アリス・カータレット
それでもまだ、えへへへへと。
いつものように笑っていた。
巻き毛
しかし、ただの人形じゃないことなんて誰の目から見てもわかる。
倉上ひなた
………あぁぁ……アリスは……こんな時にでも、優しい……。
巻き毛
なぜならその人形には、私が自分で切り刻んだ跡もはっきりと残って
何度も何度も直した跡まであるんだから。
倉上ひなた
こんな、我儘な私に対しても……泣いてくれる……。
巻き毛
一方的に、一方的に、人形だからと。
倉上ひなた
もう、こんな、宝石みたいに綺麗な子……二度と会えないかもしれない……。
巻き毛
なんでこんな物を持ってきたのか自分でもわからない。
きっと、この旅行で思うようにいかなかったら、夜な夜な……また切り刻むため。
巻き毛
「……ごめんなさい……ごめんなさい……」
倉上ひなた
……戻ってくる日がいつになるかも、分かんない……。
東雲和音
「…巻き毛ちゃん」
倉上ひなた
どうしても悪い方へ考えちゃう、私の悪い癖……。
倉上ひなた
だから、だから、私は、せめて……せめて、アリスと……。
巻き毛
「…………何」
倉上ひなた
────最後の思い出を……作りたい。
巻き毛
せめて、何ですか、と言おうとしたのに。何、で止まってしまう。
倉上ひなた
「………ね、ねぇ…ぐすっ……」
倉上ひなた
「……アリス……私、ね……あの、ね……」
アリス・カータレット
「…なぁに、ひなた……」
東雲和音
「この人形…」
東雲和音
後ろから、迫る。
倉上ひなた
もう、全部曝け出した、私の涙。
このまま、私が思ってること全て、アリスに……。
倉上ひなた
「……私もね……私も……『好き』なの……アリスのこと……」
アリス・カータレット
「………っ、ぁ…」
東雲和音
そうして、抱え込むように、「ソレ」を覗いて…
倉上ひなた
「……友達とか、家族とかに対する、好きとかじゃないの……これ……」
アリス・カータレット
……それは、それは……もしか、して。
倉上ひなた
嗚咽ながらも、言葉を紡ぐ。
東雲和音
「すっごく可愛い!!!!」
アリス・カータレット
「……」
巻き毛
聖者(?)
巻き毛
「……?」
倉上ひなた
「……た、多分……あのね……私………」
巻き毛
「え……」
アリス・カータレット
………私と、同じ。
巻き毛
私は、思わず顔をあげた。
東雲和音
こうするしかないわよ~
倉上ひなた
目をぎゅっと閉じ……。
倉上ひなた
深呼吸。
倉上ひなた
……そして、目を開け。
巻き毛
お、お姉さん……!(私の汚いところまで可愛いなんて……!)
倉上ひなた
目の前にいる、宝石みたいな少女を、じっと見て。
東雲和音
「…これ、私たちをイメージして…?」
巻き毛
もう手紙100通送っちゃいます!!!
倉上ひなた
「────────愛しちゃってるの!!!アリスのこと!!!!」
東雲和音
うわ!ありがとう!
巻き毛
「ぁ、ぁ……はい! 私っ、私っ、ずっと皆といたくて……!」
アリス・カータレット
「~~~~~~~っ、ぁ」
巻き毛
お姉ちゃんは、私の汚いところまで可愛いと言ってくれた。
巻き毛
いや、言ってくれるなんて……!
アリス・カータレット
ぱちぱちぱち、と瞼が開き閉め。
アリス・カータレット
「……わぁああああぁ~~~………」
東雲和音
「ありがとう、こんなものまで作ってくれてたなんて…」
倉上ひなた
………あは、あはは……言っちゃった。
倉上ひなた
もう、どうにも、なっちゃえ。
東雲和音
「…ただちょっと、まだ作るのは上手じゃないみたいね?」
アリス・カータレット
ぱたん、とひなたへと重力がかかる。
倉上ひなた
だってさ、だって、これ……私の……"マジ"なんだもん……!
東雲和音
まるで何度も作り直したかのような痕を見て。
倉上ひなた
「………!!」
アリス・カータレット
「………わた、しもっ!!私も!!私もなの!!」
巻き毛
「はい……もっともっと、私……『優しく』します!」
倉上ひなた
「ふぇ……」
アリス・カータレット
わんわんと、ただ、ただ。
巻き毛
オブラートにまで包んでくれるなんて、お姉ちゃんは、やっぱり、お姉ちゃん。
倉上ひなた
「アリス、も……?……私の、こと、を……?」
巻き毛
好き。
アリス・カータレット
「一番好きで、一番愛してる!!」
巻き毛
好き好き好き。
倉上ひなた
信じられない、といった顔で。
アリス・カータレット
耳元で叫ぶ、私がひなたに伝えられるように
倉上ひなた
「だって、だって私……がさつで……空気読めなくて……」
東雲和音
「帰ったらもっとしっかり作れるように頑張りましょ?」
倉上ひなた
「……すぐ頭に血が登っちゃうような……そんな奴、なんだよ……?」
巻き毛
「はい! はい! うっ、ううっ、お姉ちゃぁ~ん!!!」
思わず、私はその優しさにこたえるかのように、迷惑かもしれないが飛びついていた。
巻き毛
「この娑婆世界で真に私を潤わせてくれるのは友達と、何よりお姉ちゃんしかもういません!!!」
アリス・カータレット
「……そんなの、全部……ひなたの、いい所だよっ…!!」
巻き毛
「もう! もう! ずっと! 離れないでください!!!」
巻き毛
「お姉ちゃん抜きで、もう私……生きられません!!!」
アリス・カータレット
「自分を通せて、私なんかを構ってくれる…あなたが、一番っ…!!」
巻き毛
汚いところを受け入れてくれた。もうそれだけで、お姉ちゃんに全部吐き出してもいいんだと、そう確信した。
東雲和音
思わず飛び込んで来てくれたのを抱きしめて。
アリス・カータレット
ぐじ、と目を潤ませながら。
いつにもなく真剣な顔で、そう声を震わせる。
倉上ひなた
アリスの言葉が、胸に染み渡る。
倉上ひなた
嬉しい。
倉上ひなた
もう、ただひたすら、嬉しくて仕方なかった。
東雲和音
そこまで言われた経験がなかったから、頭が嬉しさだけで染まる。
アリス・カータレット
「────っ、ひなた!!」
アリス・カータレット
そう、叫んだあと。
倉上ひなた
「っ……!」
アリス・カータレット
おもむろに。 
アリス・カータレット
 
アリス・カータレット
唇を、奪った。
アリス・カータレット
 
巻き毛
私は、もうそのままぎゅうっと抱きしめ返す。
あの二人が戻ってきたら、お姉ちゃん……きっと目移りしちゃう。
倉上ひなた
えんだあああああああああああああ
巻き毛
だから、こうしてなるべく私の匂いを体温を、染みつかせる。
GM
いやあああああ
倉上ひなた
「────────んむぅっ!?」
東雲和音
うううううううううう
倉上ひなた
唇に感じる、柔らかな感触。
倉上ひなた
目がちかちかする。
アリス・カータレット
直で伝わる、ひなたの熱。
東雲和音
やっばめっちゃいい匂いする
アリス・カータレット
これまで以上に、ずっとずっと苦しくて、でも、一番暖かい。
東雲和音
多幸感で、為すがままに。
アリス・カータレット
「ん、ちゅ、ぅ…」
倉上ひなた
「んむ……ちゅ……んちゅっ……」
倉上ひなた
頭が、蕩けていくようだった。
倉上ひなた
不思議の国へ迷い込んでしまったみたいだ。
巻き毛
「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」
私はまたそう連呼しながら、徐々にお姉ちゃんと視線を合わせて。
巻き毛
「……」
ぴたっ、と思わず止まってしまう。
倉上ひなた
ここが現実じゃないみたいに思えてくる。
巻き毛
このお姉ちゃんは、人形じゃない。だから……。
倉上ひなた
幸せで、溢れている。
アリス・カータレット
息が詰まる、苦しくなる。
巻き毛
いきなりは……ダメだよね?
東雲和音
その目に映るのは巻き毛ちゃんだけ。
アリス・カータレット
まるで山に登る気分。
東雲和音
なんて可愛いのでしょうこの子は。
アリス・カータレット
けれど、達成感も嬉しさも、何もかもが、今ここにある。
倉上ひなた
アリスいい返し!!!
巻き毛
アリスとひなたの台詞が「クロス」してて素晴らしいんですが!!!
アリス・カータレット
「………ん、ぷ、ふぁっ」
アリス・カータレット
ひなたのパスが嬉しくって……!!
倉上ひなた
「ぷ、は……はぁ……はぁっ……」
アリス・カータレット
「……えへへへ、えへへ……」
巻き毛
……お姉ちゃんの瞳、まるで人形のように何もかもを映していた。そしてそれを覗き込む私の表情も……。
アリス・カータレット
した後、張本人だというのに。
巻き毛
思わず、私は。
アリス・カータレット
顔が真っ赤に、照れ照れ。
巻き毛
お姉ちゃんの、頬に……。
倉上ひなた
「ぁ……えへ、へへへへ……」
巻き毛
唇を。
倉上ひなた
つられて、笑ってしまう。情けないくらいに、だらしない表情で。
巻き毛
「……んっ」
倉上ひなた
……あうぅ、は、恥ずかしい……。
倉上ひなた
………でも、嬉しい。
東雲和音
き。
東雲和音
ききききき。
倉上ひなた
「……しちゃったね」
東雲和音
キスされた?私?
倉上ひなた
照れくさそうに。
アリス・カータレット
「………しちゃ、った……」
東雲和音
イヤイヤ、嘘よね。
東雲和音
思わずほっぺをつねる。
アリス・カータレット
……ああ、すっごく、すっごく……なにこれ、なにこれぇ…!!
東雲和音
痛い。
アリス・カータレット
ぽわぽわとした夢心地の中、しっかりとひなたに向けて。
巻き毛
「お、お姉ちゃん!」
倉上ひなた
メインもキスだ~~!!
巻き毛
「ほっぺをそんなにつねったら痕が残っちゃうよ」
巻き毛
私は、お姉ちゃんがつねった方のほっぺにも。
巻き毛
「んっ……」
アリス・カータレット
「……私たち、すっごいよ……」
東雲和音
えっなにこれ。
倉上ひなた
「……うん……すっごい、ね……!」
倉上ひなた
アリスの瞳を見つめながら。
東雲和音
やっぱり夢じゃないかな。
倉上ひなた
この高揚は、これじゃあ、終わんない。
倉上ひなた
もっと、欲しい。
東雲和音
夢なら…夢なら…
倉上ひなた
思い出を、重ねたい。
東雲和音
大胆になってもいいのかな…
倉上ひなた
アリスと、繋がりたい。
倉上ひなた
アリスを抱き締めた腕が、少し強くなり。
倉上ひなた
「………アリス」
アリス・カータレット
「………あ、うん…」
倉上ひなた
「……もう1回……いい……かな……?」
アリス・カータレット
強まる腕が、嬉しい。
巻き毛
「……お姉ちゃん、もう一生分お返ししないとね……私、一生お姉ちゃんの事……大切にするからね……」
アリス・カータレット
「………ふふ」
巻き毛
もう、お姉ちゃんしか見えない私はそう耳元で。
倉上ひなた
遠い国へ帰ってしまうなら……もう、それなら……。
倉上ひなた
今ここで、飽きるくらい、アリスを接種してやる……!!
アリス・カータレット
答えを言うまでもなかった。
東雲和音
もう脳みそが情報過多で受け取ってくれない。
東雲和音
反射で巻き毛ちゃんの方を見る。
アリス・カータレット
一度離れた熱が、絡み合う。
東雲和音
正面で。
アリス・カータレット
「……ん、ちゅう」
東雲和音
くっつきそうな距離で。
倉上ひなた
「────ちゅっ」
倉上ひなた
窓の外でしんしんと雪が降る。
巻き毛
「……だから、お姉ちゃん」
倉上ひなた
零点に近い気温。寒さが広がる真っ白な景色。
巻き毛
「どうやって学校に登校してるかも、その道も、住所も、電話番号も、お姉ちゃんのお気に入りの場所も全部教えてね」
アリス・カータレット
キス祭り~!
倉上ひなた
そんな世界に、2人の少女の間で熱が生まれていた。
倉上ひなた

    アイ
お互いの火で暖まり合うように。
巻き毛
「家族構成も一応訊いとかなきゃね? あっ、あと今までどんな人生を送ってきたかも知りたいな、アルバムとかお姉ちゃん持ってるかな? それからえっと、えっと」
倉上ひなた
〆文のつもりだけど、アリスも何かあったらどうぞ!
アリス・カータレット
あ、じゃあちょっとだけ!
倉上ひなた
わ~い!!
アリス・カータレット
 
巻き毛
私は、とにかくお姉ちゃんのすべてを私という箱に詰め込みたくて、矢継ぎ早に訊き続けた。
アリス・カータレット
こうして、私たちの物語は、ひとまず。
巻き毛
「……ぁ……ごめんお姉ちゃん、一方的だったよね? 迷惑だったよね? ……お姉ちゃん?」
アリス・カータレット
不思議の国の、とあるひなたで。
東雲和音
最早あまり耳に入ってきてないが巻き毛ちゃんの言うことならきっと大丈夫なのだろう。
アリス・カータレット
二人のお姫様は、幸せに暮らしましたとさ。
倉上ひなた
おあ~
東雲和音
「うん、うん」と返事をし続ける。
アリス・カータレット
……なんて、思ってみたり。
アリス・カータレット
ちゃんちゃん。 
アリス・カータレット
 
アリス・カータレット
えっへっへ~、おわり!
巻き毛
「!! やった……お姉ちゃんっ、お姉ちゃんっ……」
すると、私の中で決心が芽生えた。
巻き毛
お姉ちゃんが私を受け入れてくれたんだ、それに私も一生分お返しすると決めたんだから。
巻き毛
いいよね?
巻き毛
迷惑じゃないよね?
巻き毛
ね?
倉上ひなた
アリスは可愛いなぁ!!
アリス・カータレット
初めが物語、で始めてたからね
終わりも合わせてみたくなっちゃった~
アリス・カータレット
あううう~…
巻き毛
私は、唇を
倉上ひなた
いや~楽しかった!!
巻き毛
お姉ちゃんの、無防備な唇に
巻き毛
重ねた。
倉上ひなた
そしてメインも
えんだああああああああああああああああああああ
アリス・カータレット
楽しかった~~!!すっごい!
東雲和音
こんな素敵な夢見てちゃだめだよなあ…
東雲和音
私ったらなんてよこしまなのだろう…
東雲和音
もう少しだけ楽しも…
巻き毛
ああ、長生きしたいな、お姉ちゃんと
私はきっと一瞬だったであろう、この唇と唇が触れた瞬間の中でそう思った。
巻き毛
人類が衰退するまで……いや衰退しても続くぐらい
アリス・カータレット
愛が重い!!
巻き毛
お姉ちゃんと、一緒に……
東雲和音
ああ、この呼吸や鼓動の音が…
東雲和音
どんどん早くなって、ビートを刻んで。
東雲和音
いつの日かそれはきっと…
東雲和音
フロアを沸かすほどの歓声になって…
東雲和音
〆って感じにする?
巻き毛
私もこれで〆です!
倉上ひなた
メインログ見た!!
この2人の関係いいね!!
巻き毛
お姉ちゃん、お互い一生幸せになりましょう!!
東雲和音
 
東雲和音
わかったわ~!
巻き毛
ならなかったら針千本です!!!
アリス・カータレット
巻き毛ちゃんの全部を肯定する…!ってすごいね…!
アリス・カータレット
こわいよ!?
倉上ひなた
こわい!
巻き毛
えっ! 約束って針千本のませるっていうじゃないですか……?
東雲和音
どうにでもな~れ!
倉上ひなた
……頑張れ先輩!(グッジョブサイン)
GM
全員終わったか…
倉上ひなた
私もアリスの自慢しよ~って
アリスみたいなちっこい可愛い女の子が私のこと最初からずっと狙ってきてくれてたの超嬉しかった
倉上ひなた
東雲和音
巻き毛
アリス・カータレット
あううぅ……ひなたが構ってくれるから…
倉上ひなた
かわいいw
GM
正体明かし・皇
倉上ひなた
あとクライマックスはどう締めるか迷ってたから
イギリスに帰国するっていうのを差し込んでくれてありがたかった
強かった
倉上ひなた
GM
(ドラムロール)
アリス・カータレット
じゃーーん!
倉上ひなた
デレデレデレデレデレデレデレデレ
倉上ひなた
🌈ズレた🌈
東雲和音
ドン!
アリス・カータレット
🌈
巻き毛
🌈
アリス・カータレット
というわけで私でした~!
きりたんにはごめんね…!!
倉上ひなた



東雲和音
はい
アリス・カータレット
>イギリスに帰国するっていうのを差し込んでくれてありがたかった
ひなたに任せっきりだったのもあれだったから…
おばあちゃんにも一緒、で思いついちゃった!
アリス・カータレット
……←意味深に無言
倉上ひなた
このルルブでGMPC使わないGMはいないと思う(業界関係者)
アリス・カータレット
暇になるもんね
アリス・カータレット
じゃあ……締めの講評!
倉上ひなた
巻き毛
東雲和音
アリス・カータレット
まずはきりたん…
アリス・カータレット
きりたん - 昨日 22:41
小目標 実は結構歳いってますが何とか若い子たちの間に馴染みますよ
巻き毛
きりたんさん……!!!
東雲和音
ウッ…ウッ…ウアッ…!
倉上ひなた
そういうギミックだったのかぁ~~~!!!
アリス・カータレット
年の差設定を生かして~っていう絡みが出来てたんだよね
スーファミとか…伏線があった!
巻き毛
そんな! こんな……超ビターエンドじゃないですか……!
倉上ひなた
きりたんはRP普通に良かったからなぁ……
今回は悲しいだろ悲しいだろ悲しいだろ
アリス・カータレット
だからカプ作ってたらいいキャラになったと思う…!!!
ソロRPも良かったし惜しかった…!!
東雲和音
若い子はね…
ハンチョウ
わしの身に……染みた……あのRPっ……!
倉上ひなた
わかる
アリス・カータレット
わかるよ
倉上ひなた
このソロRPめっちゃ良かった
東雲和音
そうよね
倉上ひなた
だから勿体ない感もあるし
またきりたんさんで来てほしい思いはあるね
東雲和音
何とか絡みたかったけど…!巻き毛ちゃんに迫られた以上どうしようもなく…!
巻き毛
私もお姉ちゃんかきりたんさんかで……ギリギリまで迷いました……!
倉上ひなた
奇数百合卓は超モヤる
巻き毛
どちらも年上ですから……どちらも私の母親になってくれたかもしれない人なんです!!!!
アリス・カータレット
伏線貼りつつ小目標を達成してたし良かったと思うよ!
こんな時間に立てちゃった弊害だね…
アリス・カータレット
こわい
倉上ひなた
だねぇ
倉上ひなた
こわい
ハンチョウ
二人が……? うわっ……(最期の言葉)
東雲和音
3人で絡んで後ろから眺めるのもありだったわね…
倉上ひなた
私もきりたんに関しては特に文句の付け所の無いRPだったと思うし
いっぱい褒めちゃう
巻き毛
ありでしたね……(そしてそのルートでもなにかしらで東雲先輩を一方的にお姉ちゃん扱いして、発狂もできた可能性)
倉上ひなた
くすぐりに対するリアクションも良かったし
アリス・カータレット
ゲーム機で1歩引いてたり進行早めてくれたのも助かった!
では次、私たち…は置いておいて
アリス・カータレット
東雲&巻き毛!
巻き毛
東雲和音
倉上ひなた
いやぁ2人は面白い百合だった…
倉上ひなた
おねロリはいいぞ!と言っておこ
アリス・カータレット
まずは…東雲センパイ…
アリス・カータレット
東雲和音 - 昨日 22:45
小目標:女の子は好きだがあくまで眺めることが好きなのでもうちょっと踏み込んでみたい
倉上ひなた
変態百合っ娘×変態百合っ娘でここまで濃厚できるとは…大した奴らだ…
倉上ひなた
踏み込んだねェ~~~~~
アリス・カータレット
で、巻き毛なんだけどぉ……
アリス・カータレット
巻き毛 - 昨日 22:54
小目標:「私のお姉さん、あっ! お母さんでもいいです! なってくれる人がいたらいいなって…………でも駄目ですよね、ずっと一緒にはいられないもんね」

と言ってる巻き毛の本性を、巻き毛の「お姉さん」に認定された人に見せたい。そして原作やアニメでは無かった、目撃された事を『知った』巻き毛を描写したい。どう転ぶかは……巻き毛とお姉さん認定された子次第。
東雲和音
奇数百合だったので一歩退けるキャラだったのだけれど…
倉上ひなた
本性見せまくってたね~
東雲和音
この目標なら確かに私だったのね…
倉上ひなた
始めから狙いは先輩だったわけだね!
アリス・カータレット
という感じで……
個性的×個性的
なのに、ピースがハマるように噛み合ってたね…!
巻き毛
ひなたさんにグッジョブサインされて動揺
きりたんさんのゲームつけてあげる、お姉ちゃんに手伝ってもらう
巻き毛
なのでもしもですが、私……えへへ、ひなたさんにも毒牙……あっなんでもありませんよ!
倉上ひなた
毒牙!?
東雲和音
そっちもちょっと見たかったわね…!
倉上ひなた
先輩は通常営業ですね
アリス・カータレット
巻き毛は爆弾抱えながらも……それでも可愛いって返してくれるセンパイは凄かったね…
アリス・カータレット
ひなたは渡さないもん!(がるるるる)
倉上ひなた
かわいいw
巻き毛
……←意味深に無言
東雲和音
美少女は全てが可愛いから…
巻き毛
え?
巻き毛
全て……?
倉上ひなた
先輩と巻き毛ちゃんは歯車がかみ合いまくってたなぁ
倉上ひなた
巻き毛ちゃんこわい
巻き毛
あっ、ううん! すべての中でも私が特別ってことですよね!
東雲和音
たぶんきっとそう
巻き毛
私も友達はみんなきらきらしてて……すごく掛け替えのないけれど、その中でもお姉ちゃんが特別ですから!
アリス・カータレット
ねー
面白い組み合わせながらも心を通わせ合ってた
いい二人だと思う…!
ヤンデレだったし
東雲和音
キスされると勝てなくなっちゃう
倉上ひなた
(あ、この先輩……将来巻き毛ちゃん泣かせるね……?)
アリス・カータレット
ほええぇ
アリス・カータレット
でもヤンデレの子がふわついてるセンパイに振り回されてるのは見たい
倉上ひなた
わかる
東雲和音
お風呂上りの2人もいいわね…!
巻き毛
えへへ、先輩の電話番号も住所もお気に入りの場所も癖も全部把握したので、浮気対策ばっちりです!
倉上ひなた
割りと百合漫画として出してもおかしくない関係性だった
美しい…
巻き毛
本当、お風呂上りの二人、すごくよかったですよ!
倉上ひなた
わ~い!
アリス・カータレット
えへへへ~
じゃあ次は私たちかな!
倉上ひなた
かかったこ~い!
アリス・カータレット
倉上ひなた - 昨日 22:42
小目標:"恋"……?なんだろう、それ……?……わかんないけど……ちょっと、気になる、かも……。……こんな私でも、恋、できるかな……?……あはは!なーんて!私がそんな恋する乙女みたいになれるわけないか~!
東雲和音
すごい目標ね…!
倉上ひなた
なれちった
アリス・カータレット

最低限目標:くっつく
そのあとの目標:恋をしたことがない、だからこそした相手にはぐいぐい行きたい
自分の気持ちを、包み隠さずその時は言ってやる
あと嫉妬ムーブ
巻き毛
嫉妬ムーブすごくよかった(ヤンデレ視点評価)
倉上ひなた
あ~~ぐいぐい来てたね~
東雲和音
くっつく強い
倉上ひなた
あと嫉妬RP超可愛かった!
アリス・カータレット
えへへへ〜
ひなたも恋する乙女、ちゃんとやれてたよ!
倉上ひなた
>最低限目標:くっつく
ここに強者の風格を感じるんだよね
アリス・カータレット
あうぅ…
倉上ひなた
わ~い!
巻き毛
年相応の陰りに加えて、「友情」と「恋」の間の揺らぎが見てて、ドキドキしました!
倉上ひなた
>自分の気持ちを、包み隠さずその時は言ってやる
これもクライマックスでちゃんとできてたし、良かった!
倉上ひなた
百合とは……行き過ぎた友情と見たり!
東雲和音
巻き毛ちゃんもきっと行き過ぎた友情よね…!
巻き毛
二人のキスを見て、メタ的にキス欲があがって3回もキスしちゃいました……! お姉ちゃんに……!
巻き毛
え、友情?
アリス・カータレット
構ってくれるひなたLOVEあぴーるしてたからね!
えっへへへ〜
倉上ひなた
メタ的に
アリス・カータレット
きすよく
倉上ひなた
いっぱい構っちゃったもんね~
東雲和音
まあこっちからキスはやりにくかったので攻めてきてくれてよかったわね
巻き毛
あああ……! 今も見てて羨ましいです!
倉上ひなた
最初らへん無自覚ラノベ主人公ムーブしてたような気がする
アリス・カータレット
それに嫉妬する私…!!めらめら…!
倉上ひなた
かわいいw
ハンチョウ
かわいいw
東雲和音
嫉妬RPがあるならもうちょっと攻めてもよかったけど…尊かったから…
倉上ひなた
だからこのハンチョウはなんなんだい!
アリス・カータレット
えへへへ~
倉上ひなた
実際嫉妬RPはおいしいからなぁ
GM
13人卓でもアカギやってなかった…?
倉上ひなた
嫉妬の積み重ねからの爆破もまたおいしいからねぇ
アリス・カータレット
ただ嫉妬メインに据えると初手で相手決めないといけないからむじゅかしいんだよね
東雲和音
もうそろそろカイジ出てきそうね
巻き毛
ナンノコトヤラ 嫉妬の積み重ねからの爆発がどういった方向にいくかも本当わからなくて、ドキドキしますよね
東雲和音
ちょっとやっぱり私は当て馬感あったわね
倉上ひなた
ざわ・・・ざわ・・・
倉上ひなた
でも先輩は食っちゃいましたね
アリス・カータレット
そーだそーだ
巻き毛
食べられちゃいました……❤
東雲和音
いつの間に…!?
カイジ
違う……! お前はっ……逆っ……! 食べたんだろ……! 巻き毛っ……!
倉上ひなた
!?
巻き毛
…………
巻き毛
年上が食べる側とは誰も決めてませんから
アリス・カータレット
こわい
巻き毛
ね♪
東雲和音
こわいわ
巻き毛
あ、あ、お姉ちゃん、お姉ちゃ~ん!?
ラオウ
ぬう…これが百合
アリス・カータレット
まあ私も…寒い手ムーブした時にひなたか東雲センパイだな…って決めて
もっと絡んできたひなたを"捕らえた"
東雲和音
早いのよね
倉上ひなた
この食虫植物っぷり
なんだか身に覚えがあるなぁ
巻き毛
アリスさんったら……さすが原作からして……なぜか妙に辛酸を舐めさせられがちなだけあって……
捕らえる判断が早い
アリス・カータレット
だってそのままやってたら埋もれやすいんだもん!
アリス・カータレット
(ひしっ)
巻き毛
えっ!? 埋もれる気配ありませんでしたよ!?
東雲和音
あらあら…
倉上ひなた
わっ……!?
巻き毛
あーーー! 私もお姉ちゃんにしちゃいます!
巻き毛
(ひしっ!!!)
東雲和音
あっいい…!
アリス・カータレット
えへへへ~!
倉上ひなた
私は私みたいなPCが動かしやすくいいなって思いました、まる
倉上ひなた
全く……アリスはしょうがないなぁ(なでなで)
倉上ひなた
ほら、おいで
倉上ひなた
(両手を広げる)
アリス・カータレット
あうぅ〜……
東雲和音
あ~二人の絡みも尊いし抱き疲れてるのも嬉しい…!
アリス・カータレット
!!!!! 
わーーーい!(がばっ)
東雲和音
天国ねここは
倉上ひなた
極楽極楽~♪
巻き毛
……私が地獄に落ちても、お姉ちゃんは来てくれますよね?
巻き毛
うん!
巻き毛
来てくれますよね!
倉上ひなた
重いし畳み掛けが早いんだけどぉ!?
アリス・カータレット
わ、私もあれくらいした方がいいのかな…(どきどき)
倉上ひなた
……アリスにだったらいいよ?
東雲和音
地獄か~巻き毛ちゃんがいるんだったら地獄もきっと天国よね~
アリス・カータレット
!!!!!
じゃあ、イギリスに行こうねー!!
巻き毛
やったぁ~! じゃあ死ぬ時も一緒ですね!
東雲和音
まあそれはそのときね~
倉上ひなた
行く~~~!!!
アリス・カータレット
やたーーーー!!!!
倉上ひなた
いぇ~~~~~い!!(深夜テンション)
GM
と、いうことで
GM
夜遅くだったのに集まってくれてあろがとございます
自分含め5人も集まるとか思ってなかった
倉上ひなた
卓立てあんがとうねアリス
アリス・カータレット
いいよ!!(ぎゅ~~~)
倉上ひなた
百合が再流行して私嬉しい
倉上ひなた
(ぎゅう~~~~!!)
東雲和音
こちらこそ参加出来て楽しかったわ~!ありがとね~!
アリス・カータレット
楽だもんねーこのルルブ
巻き毛
百合卓には感謝しかありません! 皆ありがとうございます!
アリス・カータレット
キミも暇になったら立ててみよう!
倉上ひなた
わかった
東雲和音
わかった
巻き毛
わかった
アリス・カータレット
初心シャンがどぷどぷと百合の沼にハマってゆく
倉上ひなた
盤面にマップとか作って遊んだら面白そうかもとか思った私なのでした
アリス・カータレット
あーーー
アリス・カータレット
いつかの宇宙卓~!
倉上ひなた
そうそう、あんな感じ
巻き毛
誰が今どこにいるかもわかりやすくなりますからね!
東雲和音
あまんがす!
アリス・カータレット
あまあまー
倉上ひなた
あもぐす
アリス・カータレット
アレンジききやすそうなのもまたいい所だねー
倉上ひなた
今気が付いたけどアリスと私はツインテコンビか
倉上ひなた
なんかいいなと思いました、まる
アリス・カータレット
わ…!
アリス・カータレット
えへへへへへ!!!!嬉しい~!!
巻き毛
……! お姉ちゃん! 私もいつかお姉ちゃんと同じ髪型にするから……
東雲和音
私が巻き毛にした方が早くない?
倉上ひなた
多分この後、簪の髪飾りとか、私も髪につけると思う
巻き毛
……!!! お姉ちゃんが私に……!
アリス・カータレット
じゃあ、イギリスから帰ってくるまで…この簪、預けるね…!
巻き毛
あーーーいいです……! 尊すぎます……!
倉上ひなた
(シャンクス思い出した)
アリス・カータレット
お前に託す…
倉上ひなた
だってアリス……!!
東雲和音
いつか返しに来い…
倉上ひなた
袖が!!!
アリス・カータレット
安いもんだ…袖のひとつくらい
アリス・カータレット
ほんとに安いね
東雲和音
そうね…
倉上ひなた
1d100*1d100 円 (1D100*1D100) > 62[62]*44[44] > 2728
巻き毛
支 払 い 面 倒
アリス・カータレット
端・スゥ
倉上ひなた
お前にペイペイを教える
東雲和音
ペイペイッ
巻き毛
還元祭りの時になったら チャージしに来い……
アリス・カータレット
ぺいーん
倉上ひなた
うゆ…支払った後のあの音恥ずかしいシャン…
巻き毛
ふぃあーーーっっ!!
倉上ひなた
そろそろ寝るか…♠
アリス・カータレット
じゃあ遅いしこの辺で終わりにしようかな~
倉上ひなた
お疲れシャン!またね~~~~~~~~~~~~~!!!
巻き毛
お疲れシャン! またね~~~~~~~~~!!!!!!!!
東雲和音
お疲れシャンね~!
GMは立ててくれてありがとう!
またね~~~!!!
アリス・カータレット
お疲れシャン、またね〜~~~〜!!!
ログはタブごとにあげとくよー
巻き毛
うわあり!