[デスメイン] 柊 聖十郎 : なら俺はサ店に行くぜ!

[デスメイン] GM : わかりました
えーっと

[デスメイン] GM : ccb<=85になっております

[デスメイン] L :

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ふぅん

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ccb<=85(1D100<=85) > 35 > 成功

[デスメイン] GM : はい…では

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] GM : 貴方はビル街の最中、こじんまりとした喫茶店を発見します

[デスメイン] GM : …喫茶店【ナイトオウル】
何の変哲もない、喫茶店のようだが

[デスメイン] GM : その店の敷居を跨げば…

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「どうも、いらっしゃいませぇ」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : ふくよかな店員が挨拶した

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「2名で」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「はぁいどうぞ、テーブル席で良いですか?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……それで頼むよ」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : にこやかに案内したのち

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : カウンターに戻り、常連客のような相手と話している

[デスメイン] 常盤澄香 : 「でさ~」
「結局あのウワサの不審な光って~…」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「ふむ…興味深いですよねぇ」
「やはりUFOの可能性があ…」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : オカルト談義のようだ

[デスメイン] GM : 店の中には、其処まで客はおらず
常連客を除けば…

[デスメイン] 暇そうな人 : 暇そうに新聞を見てる人くらいだろう

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「えっと」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生…なんでその…喫茶店に?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…さて、そうだな。こうなれば打ち明けた方が手っ取り早いだろう」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「"貴方の闘病記"とやらを利用した二ノ宮しいなが行方不明になった。俺の担当のな」
「で、だ…そいつを最後に見かけた場がここだと言うのだから」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「であれば、ここに来るのは十分な理由になり得るだろう」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…へ、へへぇ……」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「行方、不明…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 何かを思い出すように

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「……あの人たちも関係あるんでしょうか…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 追い回されたことを指して

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「間違いなく、あるだろう。……面倒だ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「……」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「わ、わかりました…」
「だから私にも…声賭けに来てたんですね」

[デスメイン] チツバ・イデアン : やっと半ば納得したように

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「まあ、そう言うことになる」
「俺とフランパーの奴に感謝するのだな」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…マコトちゃん……」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「あの子も、その…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「危ないことでも、頼まれたら……断らないこと多いから…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「気にしてあげて…ください」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……善処はしよう」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……その上で、少し気掛かりなのが」
「お前と同く利用したヴィクトリエが、まるで何事もないように学校にいること」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…!?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そして、お前の携帯とやらが全く見当たらない事になるか」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…あっ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「そうだ…なんで思いつかなかったんだろう」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生…その、これです」
メモに数字を書き連ねて

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ふむ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「私の電話番号…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ほら…着信アラームで…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「隠れてても、探せるんじゃないかな…とか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そのままを受け取り、そして視線を通し

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「成程、少なくとも誰かが持っている…というのだけであれば見つけられるか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「どこで無くしたか、などはわからんのか?」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「その日行った場所は…全部伝えたけど、なかったみたい…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「………」
「成程…では、そうだな」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「次だ。ヴィクトリエ、奴は本当に体調を同じく崩していたのか?」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…それは、本当です」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「前に様子を見た時は、フラフラして」
「足に力も入ってない様子で」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…少し前に送られてきた情報と食い違うな」
「情報の元曰く、随分と元気にしていたようだが」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…ううん…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…自意識過剰、とかじゃないんですけど、その」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ヴィクトリエちゃんは、治ったら…私にも会いに来ると思うんです」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「いつも、嬉しい時は素直に周りに言って回りますし」
「正直そこまでじゃなくても…気ままですから」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「だから…ずっと顔を見せてなかったのが、不思議です…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……そうか」
「何故顔を出さなかったのか…理由の察しは付かんが」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…何か嫌な予感がする」
「ふむ、少しいいか?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そうして、店員を呼ぶように
手を挙げ呼び出す仕草を。

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「はぁい」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「ご注文ですか?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「コーヒーと………おい、何か頼みたいものはあるか」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「紅茶で…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「それと、紅茶で」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「はぁい、承りました」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……そして、だ。差し支えなければ少し尋ねたいことがあるが、いいだろうか?」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「はい?」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「いかがいたしました?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「何、出来上がるまでの僅かな時間で構わん」
「少し前に…かな。この少女を見なかっただろうか?」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「おや」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : …と、二ノ宮しいなの写真を見せて

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「おんや」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「…常盤さん?この方は其方の知り合いでは?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「どうやら行方不明らしく、最後に確認された場がここだと言うので、こうして尋ねている」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「うん?」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「…あ~…」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「私も聞いて回ったんだけど…ね~…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「めぼしい成果は無し…と」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「うん、皆外ばっか見てるわけでもないしね」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「スマホ時代の弊害だわ~…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「違いない。目も眩むものだろうよ」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「ただ…そうですねぇ」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「ここで見かけられたというのなら、そうそう行く先は多くないとは思うんですがね」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「夜にもなれば、補導する警察の方も居ますし」

[デスメイン] 胡散臭そうな人 : 「それなのに見つかってない時点で…と思う所は」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ……一理あると思考を回しつつ、ではどこへと言った疑念が過ぎる。

[デスメイン] 常盤澄香 : 「あんま縁起でもない事言わないでよね~!」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「…でも、実際…妙よね」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「警察の人でも話せたら楽なのに…ったく」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…ああ全くだ、俺も其方に放り投げたいと考えているところだよ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……一層の事、話せばいいのだろうが」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「ま~…実際、一番丸くはあると思うけどね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 警察に強く頼るのは、どうにもその行為に警鐘が鳴る
何かと嫌な予感がするが、さて…。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ダメ元だが、少し古典的な視点に変えるのも悪くないのかもしれないと
1人で頭を回して

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…失礼、少し尋ねたいことがあるが、構わないか?」
新聞を読む男に、億劫だが声をかける

[デスメイン] 暇そうな人 : 「…オホン」

[デスメイン] 暇そうな人 : 「どうかしたかな?」

[デスメイン] 暇そうな人 : 新聞を下げて

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「いや、何。今時この時世、新聞など珍しいものを読んでいると思ってな」
「…… 二ノ宮しいな、という女を探しているが、何か知っていることはあるか?」

[デスメイン] 暇そうな人 : 「…う~~~ん」

[デスメイン] 暇そうな人 : 「僕ぁ…知らないかな」
「そもそもどこの誰だい?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「いや、何。俺は柊。教職をしていてな、受け持っているその子を探している」
「知らぬと言うのなら、それでいい

[デスメイン] 暇そうな人 : 「申し訳ないが~…あまり力にはなれないかもしれないね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そうか…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「なんだ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「思ったんですけど」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「しいなさん、だけ…行方不明?ですよね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そうだな」
「他のやつは変死などで止まっているにも関わらず、だ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ソレで、思ったんですけど」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「しいなさん自身どこかに"隠れてたり"、"匿って"もらってたりするのかもかな…とか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「だったらせめて友人にくらい報告は────」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「いや、それすら出来ない状態か」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「私の時は…変な人が来てました」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「同じ状況になったら…そうするかもしれないですし」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…変な人、だと?」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ほら…あの、追いかけてきた人たち」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「しいなさんも、同じ目に遭ってた可能性は無いです?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああ、奴らか」
「……あるな、恐らく…少し前に連絡があった、しいなの家で見かけた不審人物と似た様なモノだろう」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「なので…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ここで…そういう場所があったら、案外…とか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…成程」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「案外、この近くにいて隠れているかもしれない。そう言いたいわけか?」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「はい…その、ここら辺は」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「特に開発が盛んで、しれっと…隠れたりは難しくないと思いますし」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「エニグマ社?と縁があったのなら」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「それこそ、こっちに知り合いとか…手を貸してくれる大人の人が居るかも…とか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……理解した。成程、一理ある」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そうして、席に戻り
再び飲み物に手をつけて

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…私も、隣町の親戚に声かけようかなとか思います」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「自分の家で、あんな怖い目に遭うと…帰る気にもなくなりますし」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「だな、それがいい。事態がひと段落するまでは……」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「無論、それが付くまでの間は暫くこうしてもらうがな」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そうして、渡されたメモに沿って
電話を掛ける

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「あ…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 通話をかけながらも、其方に視線を移し

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「どうした」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ああいえ、その」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…電話番号教えた相手…ヴィクトリエちゃん以外で先生かぁ…って」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「なんだかちょっと感慨深くなりました」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「最近、SNSとかばっかですしね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : はん、と鼻で笑い飛ばす
この男はそもそも、自ずから携帯に番号を登録した人間の数は両手の指で数えられるしかない男だ。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……危ないだろう、それは」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「えっ…まぁそうですかね…」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…つくづく思うよ、時代の流れも人の変わりも早いとな」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 老人じみた事を言い放って…

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 最後に周囲に目星だけする

[デスメイン] GM : いいよ~

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ccb<=80 目星が低くないか?(1D100<=80) > 92 > 失敗

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 🌈

[デスメイン] GM : 🌈

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 何もわからんので代金だけ払い移動するとしよう

[デスメイン] GM : はい
貴方は恐らく周りから変にみられていないか気にしつつ帰ったでしょう

[デスメイン] 柊 聖十郎 : まあ不審者だものな現状
全くこれだから…

[デスメイン] GM : それでは探索終了…

[デスメイン] GM : リスク変動…無し

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] GM : 施術室では、昏睡状態の何人かの人間が眠らされている他
施術道具と、何かの空き容器が並んでいる

[デスメイン] GM : しかし、この事態なのか
人影はない

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 目星

[デスメイン] GM : 安全に探索できそうだ

[デスメイン] GM : ふれ

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ccb<=80 うおおお(1D100<=80) > 14 > スペシャル

[デスメイン] GM : よし

[デスメイン] GM : では…

[デスメイン] GM : まず、いくつかの容器にはまさに脳が収められ、封を閉じられた跡があり

[デスメイン] GM : その横には、マニュアル

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 読めそうなら読んでみよう

[デスメイン] GM : 【施術手順】
・被験者に対し、特殊麻酔を用い鎮静化したのち頭蓋を開封
 脳缶端子を差し込めば即座に内部へ収まるため、余計な操作を行わないこと
 内部環境の安定を確認したのち、地下二階でエミュレーターと同期させること

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ほう、ほう」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「地下二階のエミュレーター、覚えておこう」

[デスメイン] 東山まい : 「脳缶、ね」
「これがその機械か…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……実際に手順を見ると信じられないような内容ですね」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…戻し方は、無いみたいです」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「また別のマニュアルでしょうか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「信じられはしないが、事実だろう」
「それこそ、より地下に眠っているものだろう」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 出てくる情報はこれくらいか?

[デスメイン] GM : そんなもんです

[デスメイン] 柊 聖十郎 : なら一応脳管に目を通す(識別とかを確認する)後、そのまま撤退して合流を狙う

[デスメイン] GM : では脳缶には、中身入りにはそれぞれ識別番号と
名前も書いてあります

[デスメイン] GM : また、等級があるようで
ここには…EとかDばかりです

[デスメイン] 柊 聖十郎 : では、それぞれにメモ取っておこう

[デスメイン] 柊 聖十郎 : おお

[デスメイン] 柊 聖十郎 : Dクラスの墓場か

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 名前と識別番号、そして等級をメモして

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「戻るぞ、ここに有意義なものは他にない」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 廃棄口とやらが気になる
向かうぞ来い

[デスメイン] GM : わかりました

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] GM : そこは吹き抜けのような構造で
大きな穴が真ん中に空いている

[デスメイン] GM : 周りには、黒いビニールで包まれた…人間大の袋が多く

[デスメイン] GM : そこには注意書きのように

[デスメイン] GM : 『病気/持病/不要な特性を持った肉体は破棄
 健康体を捨てるな!』
とある

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「優れた肉体を求めているのか?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…いや、それにしては少し変だ。闘病記を使用した時点で、ある程度体調に異変が出るものではないのか。まだ知らない何かがあると見るべきか」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生、先生」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「その、体調なんですけど」
「…慌ただしくて伝えられて無かったんですが」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「私は、いつの間にか"改善"してました」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……」

[デスメイン] 東山まい : 「しいなと連絡をし合ってたけど、あっちも一定期間で症状は改善してるそうよ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「プラシーボ効果か? 疑心暗鬼にて正気を抉り、抉れた所を仮初の病気で埋め……いや、これもないか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 目星はできそうかな

[デスメイン] 東山まい : 「医療機器がない以上、本人は確証がないって言ってたけど」

[デスメイン] GM : ふりなさーい

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ccb<=80(1D100<=80) > 37 > 成功

[デスメイン] GM : 廃棄口の奥、深い山の先

[デスメイン] GM : 貴方は本能的に、その先を見ていけないと確信します

[デスメイン] GM : …この地下の奥には、何か、認知してはいけない何かが、ありそうな

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「っ、はは はははっ」
「廃棄されたその先、そこには一体何があるのだろうなあ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…ヒュッ、う」
後ずさる

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「……」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「全員、アレより奥は覗き込むなよ、呑まれるぞ」

[デスメイン] 東山まい : 「…何飼ってんのよ、ホント」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「全くだ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ということで何もなさそうなので他のところにでも行ってみるか

[デスメイン] GM : どこいく

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 待機室

[デスメイン] GM : はいなー

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] GM : …待機室には、そのまま普通の休憩所のような設備が

[デスメイン] GM : 生意気にも、ドリンクバーすらあるが
そこは関係ないだろう…重要なのは

[デスメイン] GM : そこに置かれた、幾つかの銃器
そしてカードキーか

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ほうほう

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 詳細を知るには目星かな

[デスメイン] GM : はい

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ccb<=80 うおおおお目星!(1D100<=80) > 16 > スペシャル

[デスメイン] GM : え~では

[デスメイン] GM : 銃器はそのまま、猟銃のようなもので
見た記憶もあるかもしれない

[デスメイン] GM : キーカードは…職員向けのようだ
階層移動に必要らしく、扉の封鎖を解くためだ

[デスメイン] 柊 聖十郎 : キーカードをまずは貰っておく
そして…武器持ってないやつに猟銃を配布する

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そら、猟銃がご丁寧にあるじゃあないか」
「武器として貰っていけ」

[デスメイン] 東山まい : 「…使う?まばゆ」

[デスメイン] 東山まい : 「あっちとも相談した方がいいわね」

[デスメイン] 東山まい : 「そろそろ合流しておくべきじゃない?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ふむ…そうだな、そうしよう」

[デスメイン] GM : では~~

[デスメイン] GM : メインへ!

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] GM :  

[デスメイン] 東山まい : 色々あって、あの集会から逃げ出してしばらくした頃

[デスメイン] 東山まい : 東山まいから、一つメールが届く

[デスメイン] 東山まい : 『公園前来なさい、至急』

[デスメイン] 東山まい : ひどく端的で、あっさりした文面ながら
節々に圧があるいつもの文面だ

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「ふぅー…ああ愛すべきコタツちゃん…」
「君と一緒にいる時だけは全ての悩みを忘れられ」

[デスメイン] スマホ : ヴーッ!!

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「いひゃあっ!?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「こんな時でも現実は見逃してくれないんですか…」
「あーもうダル…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「はいはいどうせなんかのお知らせか宣伝でしょ」
「今見ますよ今」
ぽちぽち

[デスメイン] スマホ : 『公園前来なさい、至急』

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……うへぇ…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「急すぎますって…というか用件も書いてないし…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「そういう所ですよー本当…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「…行きますよ、東山さんがそう言うなら」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 行かなかったら向こうからこっち来そうだし
とまでは口に出さず

[デスメイン] 愛生まばゆ : 外に出て指定された目的地へと足を運ばせる。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……今でも連絡、くれるんですね」

[デスメイン] 愛生まばゆ :

[デスメイン] 東山まい : その待ち合わせの位置まで行けば

[デスメイン] 東山まい : ぐ、と腕を組んで待っている姿

[デスメイン] 愛生まばゆ : (サマになってるのが尚更厄介ですねあの待ち方)

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「来ましたよー東山さーん」

[デスメイン] 東山まい : 「来たわね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「急になんですか用件も言わないで」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタ、あの後結局戻ってないだろうけど」
「アレ結局どうするつもりなの」

[デスメイン] 東山まい : 目を細めて問い詰めるのは
護身用で一度所持したアレだ

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「うっ…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : (どうするかと言われても……)

[デスメイン] 東山まい : 「思いついてない、だったりしないわよね?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「か、完全に解決するまでは…持っておこうかなと…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「じ、自衛のためとかに………」

[デスメイン] 東山まい : 「…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : (我ながら理由ヤバすぎますよこれ)

[デスメイン] 東山まい : 「来なさい」

[デスメイン] 東山まい : くい、と手で合図する先に

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「えっ」

[デスメイン] 常盤澄香 : にこやかに手を振ってる見慣れた顔

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「ちょちょちょちょ…あっ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「と、常盤さん…?」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「やっほまばゆちゃん」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「まーた悪さしてるらしいねえ」

[デスメイン] 東山まい : 「銃刀法違反のね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「えーいやまあその…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : (あれ警察に連れて行かれるのかと思って)
(やっぱ違うと一瞬安心したんですけど)

[デスメイン] 愛生まばゆ : (やっぱり連れてかれる流れです…?)

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「な…ナンノ話デショウカ…」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「とりあえずこっちこっち」
肩に手を置いてきて

[デスメイン] 東山まい : 「さっさと行くわよ」
もう片方から腕を組み

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「えっ、まままま待っ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「誤解というか出来心と言うか〜〜!!」

[デスメイン] 東山まい : そのままずるずる車に押し込む

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「うあぁぁ〜〜〜〜〜!!!」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「そいじゃエニグマ社にしゅっぱーつ」

[デスメイン] 東山まい : 「行くわよ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : (バイバイ、地味で何もないけれど平和で平穏なマイライフ)

[デスメイン] 愛生まばゆ : おそらくなんの弁明も効かないでしょう。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 前科者として人生を想像しながら
私はそのまま連れ去られていきました。

[デスメイン] 東山まい : …しかし、以外なのか警察に行く方向でもなく

[デスメイン] 東山まい : そのまま向かった先は、宣言通りエニグマ社…の前に

[デスメイン] 東山まい : まばゆの家の前である

[デスメイン] 東山まい : 「さっさと銃回収するわよバカ」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタリディアに詰められたらどう逃げる気だったのよ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「あっはいそうですね咲笑さんに謝罪と別れはしっかり言わないと」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「…え?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「あー証拠持っていった方が話スムーズですもんね。あと単純に危険物ですし」

[デスメイン] 東山まい : 「…」

[デスメイン] 東山まい : 「何を勘違いしてるか知らないけど」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタを突き出すと思われてるなら心外ね」
勝手にドアを開けて

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「え………っ?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………………」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……ごめんなさい、すぐ戻ります」

[デスメイン] 東山まい : 「上がりこむのは勘弁してやるわ」

[デスメイン] 東山まい : 「…待ってるわよ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 背中を向けながらその言葉を受け止め、目的のため一旦の帰宅をする。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 自室に戻り、部屋を漁る。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 特に特別な事はない、中学生の自室。
その空間において申し訳程度に暴発を考慮し、そして一目にもつかない場所に置いたそれを、慎重に探り当てる。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 机の引き出し、その奥の空間にタオルでぐるぐる巻きにされたそれを

[デスメイン] 愛生まばゆ : 詳しい人が見たら激昂ものなんだろうなと自分でも思う。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 引き出しを外して慎重に取り出す。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「よ、よーし…いい子、いい子ですからね…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : それをまた慎重に鞄に入れると
これまた慎重な足取りで部屋を後にする。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「お……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「お待たせ…しましたー……」

[デスメイン] 東山まい : 「うん」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 挙動不審、へっぴり腰

[デスメイン] 東山まい : 「…あえてもう一度言うけど」

[デスメイン] 東山まい : 「どうする気だったのよそれ…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 誰から見ても不審者そのものである。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「じ…自衛ですよー…!」

[デスメイン] 愛生まばゆ : そろりそろりと車に乗ると

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「よ、よし…!いいいいいいい急ぎましょう…!!」

[デスメイン] 東山まい : 「ひっどいビビり方」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「まぁ若いうちはそういうこともあるって、じゃあいくぞ~」

[デスメイン] 常盤澄香 : そうして、今度こそエニグマ社へ

[デスメイン] GM : そのまま向かう車は、地下駐車場を経て

[デスメイン] GM : 明らかに正規ではないルートから地下室へ

[デスメイン] GM : そこには…

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「あ、どうも!」

[デスメイン] 東山まい : 「引っ張ってきたわよ」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「まばゆちゃんもほら入る入る」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「ど、どどどどどどどどうも」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 鞄を非常に大事そうに抱えながら車を降りる

[デスメイン] 愛生まばゆ : 人が増えたのもあり尚更暴発がこわくて
さっきよりもひどいへっぴり腰になりながら

[デスメイン] 愛生まばゆ : とりあえず私は案内されるままにその場所に入っていく。

[デスメイン] 常盤澄香 : 「さてさて」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「まばゆちゃんはさ、そんなものも持ってたわけだけど」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「…やっぱまだ不安なんじゃない?いろいろさあ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「いやあまあ…本当そうですね…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「銃刀法違反とか暴発とか周囲の目とか……」

[デスメイン] 東山まい : 「そっちじゃないのよ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「すっごい不安です、はい」

[デスメイン] 東山まい : 「…そもそも、そんなものを持ってた根本の方」

[デスメイン] 東山まい : 「自衛って、それ」

[デスメイン] 東山まい : 「…不安?」
「前の事件からやっぱ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……そうですね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「でも本来おかしいとは思うんです。私も」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「リディアさんからもう二度と関わるなと言われて」
「実際関わるべきじゃない事も分かってるんです」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……だけど」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「今回、動かなかったらもっと酷い事になってたかもしれない」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「それに知ってしまった以上、もう何もせずにいたくない」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「まだ全て解決しきれてない中、そんな事を思ってしまったから…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……だからこれだけは、まだ手放すわけにはいかなかったんです」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「関わるべきじゃない身で、止められて当然の身でそれでも動こうと言うんだから」

[デスメイン] 東山まい : 「…だからこそ、よ」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタ自分だけでどうにかする気?」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「です、ね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「え、えーとそれは……」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「あの…ここに呼んだ理由、お話ししますね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「ハ、ハイ……」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「この前の事件からして、あれで終わるものじゃないと思うんです」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「きっと、ほかにも色々ある…」
「でも、調べたり踏み込むだけじゃ木乃伊取りが木乃伊になる、って話です」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「だからって、目を逸らすのは怖い…ってことで」

[デスメイン] 二ノ宮しいな : 「出来る限り、皆でずっと、手を貸し合えるようにしようかと思うんです」

[デスメイン] 東山まい : 「そこに巻き込もうってわけ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……っ!!」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「い、いいんですか…!?」
「だってその………!」

[デスメイン] 愛生まばゆ : こんな事に巻き込んでしまって

[デスメイン] 愛生まばゆ : と言いかけて、その言葉を飲み込む

[デスメイン] 愛生まばゆ : ……この状況、どう考えても私より二ノ宮さん達のほうがしっかりしてる…

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「いやそのえっと、あのその」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 私一人でできる事はたかが知れてる。
そして自分から臨んでる以上巻き込むなんて言葉も見当違いである。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「あー…あう……」

[デスメイン] 東山まい : 「…アンタは私の仲間だからね」

[デスメイン] 東山まい : 「そうじゃあなきゃ信用しないわ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「…………っ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : なんとも、ひどい話。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 私だって東山さんの事、信頼しているのに

[デスメイン] 愛生まばゆ : なのに、東山さんにこんな風に言わせてしまう。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 試したいから私は今そうしているわけじゃないのに

[デスメイン] 愛生まばゆ : 私なんかよりもすごい事も
本気で私の味方をしてくれることも、分かってるのに。

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「いいんですね…本当に」

[デスメイン] 愛生まばゆ : それでもまだ、何様のつもりで
私は卑怯に、また東山さんに問いかけてしまう。

[デスメイン] 東山まい : 「良いも悪いも」

[デスメイン] 東山まい : 「私はそうしたいだけ」

[デスメイン] 常盤澄香 : 「まいちゃんきっての頼みだったからね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………っ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : あんまり経験した事のない感覚が私の中で響く

[デスメイン] 愛生まばゆ : よく分からないその感覚が、私の中で自分自身にある質問を問いかける

[デスメイン] 愛生まばゆ : 今私が考えている事は、全て不毛じゃないかと

[デスメイン] 愛生まばゆ : ……私は

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……えーと、その…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「えと………」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「わた、私その……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………わ、私からも!」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「お願い……します!!!」

[デスメイン] 東山まい : 「…ならいいわ」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタの銃はここで管理」
「今後は、何かあればここで共有」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「は、はい!!」

[デスメイン] 東山まい : 「…だから、まぁ」

[デスメイン] 東山まい : 「今後もよろしく、ってこと」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「はい…よろしくお願いします」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「これからも……ずっと……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「………にひひひ」

[デスメイン] 東山まい : 「なによ変な笑いしてさ」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「なっ…!?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「へ、変ってなんですか!!」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「そんなに変な笑い方しました私!?」

[デスメイン] 東山まい : 「…」

[デスメイン] 東山まい : 「アンタの笑ってるのを見るのが初めてだったかもね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「うー……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「…いいですよ別に」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「どうせ私は陰キャの根暗ちゃんですよーだ」

[デスメイン] 東山まい : 「バカ、そういう意味じゃない」

[デスメイン] 東山まい : 「もっと笑っとけって話」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「っ…!?」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 一瞬だけ面食らったような顔をして

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……」

[デスメイン] 愛生まばゆ : どことなく恥ずかしそうに、少しだけ目線を逸らして

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「……そういう事はまっすぐに言えちゃうんですね」

[デスメイン] 東山まい : 「いつもそのつもりだけど」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「もう…」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 不器用な言い方に不器用な接し方ばかりするのに

[デスメイン] 愛生まばゆ : 本当に…まっすぐ……

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「…そうですね」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「これからはもっと笑う事もできる気がします」

[デスメイン] 愛生まばゆ : 「一人じゃないって、いつでも思えますから」

[デスメイン] 愛生まばゆ : ……よくわからない感覚の正体、少しだけ掴めた気がする。

[デスメイン] 愛生まばゆ : きっとこれは

[デスメイン] 愛生まばゆ : …………いや正直まだ自信ないですけれど

[デスメイン] 愛生まばゆ : まあとにかく!

[デスメイン] 愛生まばゆ : 友達をいるって、きっとこれに近い感覚なのかなって

[デスメイン] 愛生まばゆ : 私は今、なんとなく思えています

[デスメイン] 愛生まばゆ :

[デスメイン] 愛生まばゆ :

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 一方で、柊聖十郎は全く変わりがなく
催しを1人後にし、とっとと離れようと廊下を歩く

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 単純に、この男にとってあのような雰囲気の場は好ましいわけではなく
ああ寧ろ子供とそのお守りだけでやっていろと言わんばかりの様子だ。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 本来ならば武器の回収などがなされる前にとっとと離れるべきだったが、機を伺っていたのもあり
この男は普段通り、自分勝手にある人物の元へと向かおうとして……。

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「あっ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 偶然、同じく離れていた生徒の一人が
真ん前に

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……ぬ、チツバ・イデアンか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 一度、離れようとする脚を止め眼前の少女を見下ろしつつ

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「はい」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生は…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…学園長にお会いに?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ──変わらず聡い女だ。
あの虫が襲撃を仕掛けてきた時といい、ああ全く持って……

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そうだが、何か?」
「会はまだ続いている。早く戻るといい」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「いえ、私は…いいです」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「一先ず、私にとっての事件は終わったので」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生はまだ、終わってないんですね」
ある種、リラックスした表情で

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そうか」
変わらず、この男は素っ気のない様子を見せつつ

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああそうだ、終わってなどいない」
「…他にも同じ考えを持つ輩はいるだろうがな」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : それこそ、リディアなどはその最たる例だろう
奴は最後の始末も付けようと、これからも動くだろうと予想を立てつつ。

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…だったら」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「何かあったら、また言ってくださいね」
にこり

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「でも、しばらくは」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「先生の迷惑にならないよう、帰ります」
軽く会釈して

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「…………」
柊聖十郎は、その際珍しく驚いたように少し目を開いた後

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああそうしろ俺がお前に手伝いを求めることなどないがな」
「いっその事、帰って全て忘れて普段通りの生活を続けてろ」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「…」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「ありがとうございます」

[デスメイン] チツバ・イデアン : 「優しいですね、先生は」
にこやかにそう言って

[デスメイン] チツバ・イデアン : その場を後にしていった

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 今度こそ、この男は 傍若無人に振る舞う悪鬼染みた男は立ち止まり 暫しその背を見つめ

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「……はぁぁあぁぁ……チィッ」
心底、心底嫌そうに顔を顰めつつも

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 先ほどの己の発言に、善意と言ったものは微かに介在し大人としての一つの役目を果たそうとしたことは事実であった事を認め

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 微かな笑みを浮かべつつ、再び舌打ちし離れるように目標の元へと向かう

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そうして、この男は全くの躊躇いなしに
異星人も潜む学園長の部屋をノックする。

[デスメイン] ミドラ : 「はあい、どうぞ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : その返事が来るや否や、扉を開け部屋に入り

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ひとまず貴様が確認した通りだが、この件の最後の報告といこう」

[デスメイン] ミドラ : 「もう結果は出てると思いましたが、構いませんよ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「感謝するよ」
「ああ、確かに結果は出た。それを見れば、俺は貴様のオーダーを完遂したと言えるだろう……貴様の助力込みではあったがな」

[デスメイン] ミドラ : 「こちらも一番危険な工程を押し付けましたので」

[デスメイン] ミドラ : 「お互い様ということで」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ならばよし」
「…で、報告ならば俺もここには来んよ」
「俺が話したいことは、"その後"についてだ」

[デスメイン] ミドラ : 「…その後ですか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああそうだ、と言ってもアザトースの種子などという狂ったものはその内処理もされるだろう」
「俺が話をしたいのはそう言ったミクロなものではない」

[デスメイン] ミドラ : 「ははぁ」

[デスメイン] ミドラ : 「聞きましょうか」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああそうだな、一つ目の要件といったものはこれからも俺と貴様、利害関係を結べるか…といったところだ」

[デスメイン] ミドラ : 「ははぁ…」

[デスメイン] ミドラ : 「……」

[デスメイン] ミドラ : 「まあ、ないでもないですね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : にやり、と笑みを深め

[デスメイン] ミドラ : 「この縄張りに妙なことが起きるのは望ましくないので」

[デスメイン] ミドラ : 「リディアも去りますし、その後釜という形なら」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああ、ああ、願ってもないいいじゃあないか」
「アレほど人付き合いは良くないものでもあるが、悪くない詳しく聞かせてくれ」

[デスメイン] ミドラ : 「要は、怪しい芽があれば潰していただくということ」

[デスメイン] ミドラ : 「今回はしっかりとモノを考える手合いでしたが」

[デスメイン] ミドラ : 「知性なく働く物も多いので」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「ああ、ああ…了解した」

[デスメイン] ミドラ : 「それなりに地道で地味ですよ?」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「構うものかよ、学ぶとはそういうものだ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 柊聖十郎は、上機嫌にそれを話す
──これは、彼にとっての当たり前のようなもので

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 何故ならば彼もまた学徒の1人であり、眼前の女は聖十郎の知り得ぬ未知を深く知っているものなのだから

[デスメイン] ミドラ : 「…で、あれば任せましょう」

[デスメイン] ミドラ : 「尤も、大したことはしばらくは起きませんよ」
「悩ましくなるのは、遠出の時でしょうかね」

[デスメイン] ミドラ : 「再開してしばらくすれば、修学旅行などもあります」

[デスメイン] ミドラ : 「その安全確認は、例年以上に面倒になるでしょうね」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「はははははははは」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : これが、何らとるに足りぬものであれば断っていたところだが
そう言った事象も絡むというのなら、話は別で。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「その時は、ああ先生としても立派に働くとするよ」

[デスメイン] ミドラ : 「…期待しておきますよ、柊聖十郎」

[デスメイン] ミドラ : 「なにぶん、そこまで精力的なのは初めてですし」
半驚いた様子で

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「そりゃあ、そうだろう」
「この俺の知らないことがあるそれだけで精力的になるには十分だ」

[デスメイン] ミドラ : 「…ま、でしたら今後は」
「何かあれば連絡させてもらいましょう」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 「了解した。これで俺からの話は一度終わりだ」

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 柊聖十郎は、そういうや否や
まるで、生徒が教授に向けるかのような礼儀正しくお辞儀をし

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 部屋を出て、薄暗い廊下を歩んでいく

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そうして、明かりだけが照らす書斎の机にて

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 柊聖十郎は、手帳のようなものを取り出し

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 記述:深淵の足掛かりについて

20XX/◯◯/△△
ここ数日間巷を騒がせていた『貴方の闘病記』事変の解決に因み、その足掛かり及び考察を記載する。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : これから説明されし事象は、残念ながら現実のものであるのだと未来の俺に向けて概説する。
昆虫型知的生命体、シャッガイ
甲殻類型菌生命体、ミ=ゴについて。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : どれも地球には現存しない生命であり、その生態は眼で見た事以上の記述ができぬ事を今は恥と思い………。

[デスメイン] 柊 聖十郎 :  

[デスメイン] 柊 聖十郎 : ……よって、俺はこの事象が未だ解決に至らない最大の理由について解説する。
この手帳を読んだものはとうに手遅れなため、即刻記憶の処理を行うべし。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 理由としては、一つは強い成功体験を味わった事だ。
これは脳科学の観点及び心理学の観点からも説明できる事柄であり、若年層であるならば特にその成功体験を強く印象付けてしまうからだ。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 再現性のない若年期での成功体験を得てしまったとのは、何れ取り返しの付かない域にまでそれを頼りにしてしまう。
必要なのは何故成功したか、どこまでが己の力でどこまでが偶然を見極める事である。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : よって、自戒の意味を兼ね。そして来るべきの厄介ごとを減らす為これらについて分析する期間を設けようと思う。
来週の中高生へと向けた課題が出来たものだ。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : そして、これらの理由から著者である柊聖十郎はこの事件は終わりではなく寧ろ始まってしまったのだと強く思案する。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 何故なら、病の原因を取り除き深淵を覗き込んだのだから。
病の原因を排除した結果、より根深い病へと陥ったのだから

[デスメイン] 柊 聖十郎 : だからと言って、甘んじて受け入れるわけにはいかない
何故ならば病とは、戦い向き合わなければならないから

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 好奇心といった、根深い病に立ち向かい
それを満たしつつも生き延びる術というものを深く深く考えていかねばならない。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : よって、教職としての勤めを果たす為
この俺、柊聖十郎はそれへの向き合い方を未来の俺に、そしてするつもりはないが学生共へと向けてここに記載していく

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 読む事が読ませる事があるならば、精々役立てるといい。

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 全てを書き終え、ページを閉じ最後に表紙に向けてペンをあてがい────

[デスメイン] 柊 聖十郎 : 題名:人生という名の闘病記

[デスメイン] 柊 聖十郎 :