Ccfolia Log

富竹ジロウ

出航だよ　梨花ちゃん

富竹ジロウ

1d100<=30 SANc (1D100<=30) ＞ 70 ＞ 失敗

富竹ジロウ

1d3 (1D3) ＞ 3

富竹ジロウ

写真術で代用してもいいのかい？

富竹ジロウ

！！

富竹ジロウ

うわあり！

富竹ジロウ

ccb<=80 写真術 (1D100<=80) ＞ 91 ＞ 失敗

富竹ジロウ

(^^)

富竹ジロウ

「こ、これは……！驚いたな……まさか、噂話は本当だったのかい……？」
冷や汗を垂らしながらカメラを手にして、少女を取ろうとするも、動揺によって焦点がブレる。

富竹ジロウ

学生とは思えないゴリゴリの筋肉を持つおっさん。
この男の名前は富竹ジロウ。フリーの写真部である。
色々興味があり、怪談話の真偽を確かめにここへやってきたのだった。

富竹ジロウ

ちなみに留年生である。

富竹ジロウ

「……やあ、僕は富竹、僕の声は聞こえるかい？」

富竹ジロウ

鏡の少女に気さくに挨拶をしようとして、手を軽く振ってみせる。

富竹ジロウ

おわァァアアア～～～～っ！

富竹ジロウ

1d100<=27 SANc (1D100<=27) ＞ 5 ＞ 成功

富竹ジロウ

「これはビックリしたなぁ……どうなっているんだいこれは……？あ……やぁ、はは、さっきぶりだね」

富竹ジロウ

おっさんが困り眉でへらへらと、頭に被る帽子を抑えながら笑う。

富竹ジロウ

「まぁまぁローランドくん、彼女も怯えているじゃないか」

富竹ジロウ

「ほら、笑顔だよ笑顔」

富竹ジロウ

カメラを手に取って、少女を被写体にして、パシャりと。

富竹ジロウ

ccb<=80 写真術 (1D100<=80) ＞ 18 ＞ 成功

富竹ジロウ

「富竹フラッシュ！　僕はさっき言った通り、フリーの写真部、富竹だよ、よろしくね」

富竹ジロウ

そして写真を手に取って、じろじろと見てみる。

背景に映っている文字とか、反転していないかい？

富竹ジロウ

指をさされ、いやぁははは、と困ったように笑う。

富竹ジロウ

ははは…先生も落ち着いておられていますねぇ。と軽く笑う。

富竹ジロウ

それにしても、鏡の中に吸い込まれたような気がしたんだけど……気のせいなのかな……？
この写真に映っているものとか、全然……普通そうに見えるけどなぁ……。

富竹ジロウ

「……僕達の通ってる学校と同じですね？先生」

富竹ジロウ

「ん？」
振り向いて鏡を見てみる。

富竹ジロウ

「こ、これは……参ったなぁ、僕達全員吸血鬼にでもなっちゃったのかい……？」

富竹ジロウ

「そりゃ一大事だ、こわいこわい……」

富竹ジロウ

はははっ、と困ったように笑いながら、クセのように頭の帽子を抑えて。

富竹ジロウ

「おや……？おやおやおや！？これは珍しい！双子かい？」

富竹ジロウ

「…………ん？」

富竹ジロウ

「そうだそうだー！僕もこれでも学生なんだぞー！」

富竹ジロウ

「………ま、まさか……そんなことが、あり得るのかい……！？」

富竹ジロウ

「……は、ははは、まるで映画の世界だ」
冷や汗を垂らしながら。

富竹ジロウ

「……お、おいどうしたんだいローランドくん、君はそんなに非力だったかい？」

富竹ジロウ

「……僕達を脅かそうと悪ふざけして、嘘言ってるようには見えないね……そうなると……先生、これは……」

富竹ジロウ

「僕達がこの世界から……いなくなってしまっている……鏡に映っていないように……」

富竹ジロウ

参ったなぁ……と頭に手を添えながら、ふぅ、と息を吐き。

富竹ジロウ

「………葵ちゃん、という子が僕達にとって、鍵になるかもしれない、ということかい？」

富竹ジロウ

グレイスと同じように、双子を見ながら。

富竹ジロウ

「いやぁはは……」
……恐ろしい考えが浮かんできてしまうね。
もしも、葵ちゃんまでもが僕達を視認しなくなってしまったら……もう、この世界との懸け橋は……。

富竹ジロウ

「………やっぱり、か」
落胆するような顔に。

富竹ジロウ

「……葵ちゃん、今は僕達の言葉に反応しなくてもいいよ、でも、聞いてほしいことがあるんだ……もしかしたら僕達は、このままだと……危ない、かもしれない」

富竹ジロウ

葵の背後から語り掛ける。3人の会話を邪魔しない程度の声で。

富竹ジロウ

ccb<=55 アイデア (1D100<=55) ＞ 98 ＞ 致命的失敗

富竹ジロウ

ループで必ず死ぬ僕の再現で確定

富竹ジロウ

「正直今も分からない……でも、このままだと僕達は、本当に誰からも視認されなくなってしまうかもしれないんだ」

富竹ジロウ

「……ああ、そっちの用事が終わってからでいいよ、だけどその後少し、落ち着いてから話したいことがあるんだ」

富竹ジロウ

桜と理人の二人を見ながら、会話に花を咲かせている様子を見ながら。

富竹ジロウ

「………え？」
瞬きしながら。

富竹ジロウ

「あ、後でもいいんだよ？いいのかい……？」

富竹ジロウ

……心優しい子だなぁ。

恋愛とは程遠いおっさんながら、その心中まで察することもできていないが。
素直に、葵という少女に感心している顔をする富竹。

富竹ジロウ

ローランドの言葉に、いやぁははは…と困ったように笑いながら
葵に、頭をぺこぺこと下げる。

富竹ジロウ

「ははは……ん？せっかくの機会？」

富竹ジロウ

クレイスと葵の顔を相互に見ながら。

富竹ジロウ

「ややっ……！」
流石の鈍感な富竹も感付く。

富竹ジロウ

「そうだね、そうしよっか……！いやぁ、本当にごめんよう葵ちゃん」
ぺこぺこしながら、葵に着いていく。

富竹ジロウ

「……音楽室、そういえば、さっき古い楽譜を持っていたね。それに、それを知っているってことは、ピアノを嗜んでいたりするのかい？」

富竹ジロウ

ccb<=80 写真術（目星） (1D100<=80) ＞ 64 ＞ 成功

富竹ジロウ

せ、先生……！

富竹ジロウ

ｗ

富竹ジロウ

「……？ローランドくん？パントマイムかいそれ？」

富竹ジロウ

「……な、なるほど……ふぅむ、となるとなんだかまるで……」

富竹ジロウ

「脱出ゲームだ　……この学校で、誰かが僕達に、何かをしてほしいとでも言いたげだね」

富竹ジロウ

音楽室にある椅子に座りながら。
大の大人なので、椅子がすごい小っちゃく見える。

富竹ジロウ

そして、ふとクレイスの方を見て。

富竹ジロウ

「……ん？先生、顔色が青いけど、大丈夫かい？」

富竹ジロウ

おわァァアアア～～～～～～～っ！！！！

富竹ジロウ

「いやぁ、あっはっは」
困ったように笑う。

富竹ジロウ

「ど、どうなんだろうね、本当に幽霊にでもなっちゃったのかな？……先生は、どう思うかい？」

富竹ジロウ

「なにっ」

富竹ジロウ

「わぁ……これは……本当にタイムスリップしちゃっているみたいだ」

富竹ジロウ

「葵ちゃん、落ち着いて聞いてほしいんだ……えーと、じゃあこれを」
そう言うと手に持ってるカメラを見せる。日付とか書いてある画面。
多分2023って書いてあったらいいな。

富竹ジロウ

ローランドの言葉に頷く。こういう時にやっぱり先生は頼れるなぁ。と思っている。

富竹ジロウ

「あっはっはっは、そうかも？」

富竹ジロウ

「……うーん、でもじゃあ、何で僕達はタイムスリップしてきて……しかも、葵ちゃんにしか見えないなんて状況になっているんだろうね？」
腕を組みながら。

富竹ジロウ

「やっぱりさっきも言ったように……葵ちゃんが鍵なのかなって思うけど……葵ちゃんは、"儀式"について何か知ってたりしないかい？」

富竹ジロウ

「そうそう！それそれ！いやぁ、僕達ね、その噂が気になって、確かめちゃったんだよ～」

富竹ジロウ

あっはっはっは、と呑気に笑っている。

富竹ジロウ

葵目線からすれば、確かに怪物ばっかり映っていたことだろう。

富竹ジロウ

「……ん？」

富竹ジロウ

「ちなみに十年前もこんな格好していたよ、彼女」

富竹ジロウ

「おわァァアアア～～～～～～っ！！！！」

富竹ジロウ

「身長もずっと変わってないよね」

富竹ジロウ

富竹は留年しているので知っている！

富竹ジロウ

「ﾋｪｯ……」

富竹ジロウ

「……うーん、こうして改めて整理しても、何も分からないね……」
腕を組み、困ったような顔をしながら。

富竹ジロウ

「……ごめんよ葵ちゃん、時間を作ってくれたというのに」

富竹ジロウ

「あの男の子と……一緒に帰りたかったんだろう？」
嫌な事件だったね、まだ腕が一本見つかっていないんだろう？のイントネーションで。

富竹ジロウ

「…………」
帽子の鍔の位置を直しながら。

富竹ジロウ

これ戦場生き延びた感覚でってことで、サバイバルで代用できない？

富竹ジロウ

うわ！ありがとう！

富竹ジロウ

ccb<=90 サバイバル (1D100<=90) ＞ 14 ＞ スペシャル

富竹ジロウ

3人の方をちらりと見て、戦場で見せるようなアイコンタクトを使い、情報を渡し。

富竹ジロウ

「………葵ちゃんは、こんな怪物みたいな僕らにも手を差し伸べてくれたんだ」

富竹ジロウ

「何の報酬も無いというのにね」

富竹ジロウ

「……釣り合っているとか、釣り合っていないとか、そこらへんは僕には分からないし、そういうのとは疎いから分からないけど、でも……」

富竹ジロウ

「葵ちゃんも十分、素敵な女の子じゃないかい？」

富竹ジロウ

ccb<=90 サバイバル (1D100<=90) ＞ 92 ＞ 失敗

富竹ジロウ

やあ！僕は幸運ド底辺の富竹！

富竹ジロウ

ccb<=90 サバイバル (1D100<=90) ＞ 8 ＞ スペシャル

富竹ジロウ

「……ん？この声は……？」
声のする方を向いてみる。

富竹ジロウ

「おわァァアアア～～～～～～～～～っ！！！」

富竹ジロウ

「この声は……！」

富竹ジロウ

「流花ちゃん！」

富竹ジロウ

ガバッ！と勢いよく半身を起こして、キョロキョロと忙しなく見渡す。

富竹ジロウ

「……い、いやぁ、あっはっは」
困ったように笑い、クセとして頭の後ろを掻きながら。

富竹ジロウ

「実はかくかくしかじかで…」
自分達の身に起きた出来事を全部話す。

富竹ジロウ

「夢でも見てたのかもしれないけどね……はっはっは！」

富竹ジロウ

起き上がり、ズボンについた誇りをぱっぱと払いながら。

富竹ジロウ

……あ、やっぱり……？と、先生の方を見ながら。

富竹ジロウ

「いやぁ、見たのは怪物というよりも……」

富竹ジロウ

カメラをいじる。

富竹ジロウ

「それはそう」

富竹ジロウ

これなんだよ、と流花に写真を見せる。
というか、カメラにしっかりと映っている時点でもう、クレイスの言う通り夢ではないことが証明されてしまった。

富竹ジロウ

いやぁ、あっはっはっは。とお手上げのように笑いながら。

富竹ジロウ

「流花ちゃんでも分からない怪奇現象かぁ……これはちょっと、困っちゃったねぇ……」

富竹ジロウ

「時報だぁあああああああああああ！！！」

富竹ジロウ

ダッシュで帰っていった。

富竹ジロウ

「！」
み、見覚えがあるぞう！？

富竹ジロウ

全校集会なので、声は出せない。
というわけで、アイコンタクトでいつものメンバーに確かめるよう目線を送る。

富竹ジロウ

「そうだね、ゆっくりと……」

富竹ジロウ

「かくかくしかじかというわけなんだ」
改めて、昨日起きた出来事を流花に話す。

富竹ジロウ

「……それに、昨日見せた写真の子と、そっくりだっただろう？新しい音楽の先生」

富竹ジロウ

「………そうだね、僕もちょっとこの件に関しては、どうも……引っかかるものがあるからね」

富竹ジロウ

「おーこわっ」

富竹ジロウ

「……それじゃあ流花ちゃん、放課後ちょっと、新聞部に寄ってみないかい？」

富竹ジロウ

ああ、そうさ！と爽やかな笑顔に。

富竹ジロウ

「"あの子"ならきっと、葵ちゃんに桜ちゃ……いや、桜先生かな？この二人についての情報とか、もしかしたら知っているかもだしね？」

富竹ジロウ

「それじゃあ、決まりだね！」

富竹ジロウ

「……報ちゃんへのお土産、何か持っていかないとなぁ」
あっはっはっは、と困ったような笑顔で笑うのだった。

富竹ジロウ

「あっはっはっは！」
それなりの仲ということもあり、冗談であることが分かり、豪快に笑う。

富竹ジロウ

「紫ちゃんの七五三の飴でも持っていけばきっと、喜ぶさ」

富竹ジロウ

🌈

富竹ジロウ

「紫ちゃん！」

富竹ジロウ

乱暴に足を掴んで、ゴリラパラーで引っこ抜く。

富竹ジロウ

※ピクミンみたいなSE

富竹ジロウ

「間一髪だったね、はっはっは！さすがの君も、加齢には敵わないといったところかな？」

富竹ジロウ

「……ん？」

富竹ジロウ

「ﾋｪｯ」

富竹ジロウ

筋肉達磨な富竹だが、威圧に負けて縮こまる。

富竹ジロウ

「こ、これは……いやぁ、あっはっは……」

富竹ジロウ

「ごめん(Thanks.)」

富竹ジロウ

「ﾋｪｪｪｯ……」

富竹ジロウ

「おわァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

富竹ジロウ

富竹の大絶叫が学校中に反響するのだった。

富竹ジロウ

富竹ジロウ

富竹ジロウ

「紫さんぴちぴち高校生」

富竹ジロウ

「開始だ！」

富竹ジロウ

「？」

富竹ジロウ

「いやぁ、あっはっは！先生がいるなら100人力だからね！紫さんぴちぴち高校生」

富竹ジロウ

と、いうわけで。
僕達は紫さんぴちぴち高校生新聞部へと、まずは足を運ぶことに紫さんぴちぴち高校生した。

富竹ジロウ

「やあ報ちゃん、いるかい？」
ガララ、と部室の扉を開けて。

富竹ジロウ

「あっはっはっは！良かった良かった！いたいた！君がいるとこういう時、すごく助かるんだ」

富竹ジロウ

「これ、いつもの情報料だよ」
そう言い、報の好きな菓子を部室のテーブルに置き。

富竹ジロウ

「そうだねぇ……報ちゃんはじゃあ、早速なんだけれども」

富竹ジロウ

「桜先生の裏話とか、知っているかい？はっはっは！」

富竹ジロウ

部室にあるパイプ椅子に座り、腕を組みながら、楽しげにあっはっは！と、豪快に笑いながら。

富竹ジロウ

「いやぁ、あっはっは、全くもってその通りなんだけどね、でも……報ちゃんはね」

富竹ジロウ

「トクベツなのさ」
ニヤリと笑って。

富竹ジロウ

おや……そんなことがあったのかい……。と慎むような顔で。

富竹ジロウ

「………じゃあ、報ちゃん、もう一つだけ聞きたいことがあるんだ」

富竹ジロウ

人差し指を立てて。

富竹ジロウ

「……姉妹について、何か知っているかい？」

富竹ジロウ

真剣な瞳で、報の眼鏡の奥の目をじっと見ながら。

富竹ジロウ

「桜先生のだね　……情報通の報ちゃんなら知っているかなって思ったけど、どうだい？」

富竹ジロウ

「………葵さんについては、さすがに知らないかい？報ちゃん」

富竹ジロウ

「その件で、"何"があったのか……」

富竹ジロウ

「………わかったよ、情報ありがとうね」
にこりと笑いながらも。

富竹ジロウ

帽子を深く被る。

富竹ジロウ

「………………」

富竹ジロウ

目元が、帽子の鍔によって影ができる。

富竹ジロウ

放課後の窓から映る光で、富竹の眼鏡が反射し、白く映りながら。

富竹ジロウ

「……あまり、いい趣味ではないかもだけど、ね。まぁ、でも……出会ってしまったんだ、僕達は……そうだろう？先生」

富竹ジロウ

「ちょっとこの件、もう少し調べてみないかい」

富竹ジロウ

「……そうかな？」

富竹ジロウ

帽子を上げ、いつもの爽やかな笑顔で応え。

富竹ジロウ

「運命って、誰が決めているかも分からないしね、変えることだってもしかしたら」

富竹ジロウ

「できるかもしれないよ？」
ニヤリと笑いながら。

富竹ジロウ

「あっはっはっはっは！」
そして、豪快に笑う。

富竹ジロウ

「……はは、ありがとう、みんな」
ローランド、紫、クレイスの顔を見ながら、少し微笑み。

富竹ジロウ

「さ、流花ちゃん！オカルトっていうのは足が速いんだ！次に行こう！」

富竹ジロウ

！

富竹ジロウ

「………ん？」
遠くから、報の操作するパソコンの画面を見て。

富竹ジロウ

何故かな…

富竹ジロウ

🌈

富竹ジロウ

🌈

富竹ジロウ

「……『白鳥の湖』の、"黒鳥"の名前だね」

富竹ジロウ

………そういえば、葵ちゃんがあの時……持っていた楽譜って……。

富竹ジロウ

「ははは、報ちゃんにこの記事、見せられたことがあってね」

富竹ジロウ

1d100<=26 SANc (1D100<=26) ＞ 62 ＞ 失敗