Ccfolia Log

本田透

はい！

本田透

出航ですね！

本田透

「神山くん。お久しぶりです」

本田透

久しぶりに会った神山くんは中学校の頃と変わらない雰囲気です。

本田透

「そうだったんですね。私の通う海原高校も様々な方がいて楽しいです」

本田透

「…？」

本田透

上手く聞き取れませんでしたが、神山くんも高校生活を楽しんでいるようですね。

本田透

「はい。そうしましょう」

本田透

今日の予定。
繁華街に行き、ランチを食べて、どこかへ遊びに行く。
そういった普通のものだ。

本田透

「はい！」

本田透

「……？」

本田透

この声は、鳴き声？

本田透

キョロキョロと辺りを見回し、路上で泣いている赤ちゃんを見つける。

本田透

「えっ！？」

本田透

すぐさま赤ちゃんに駆け寄り抱き上げる。

本田透

「か、神山くん！赤ちゃんですよ！」
抱き上げた赤ちゃんを神山くんに見せるように。

本田透

「ええっ！？捨て子！？」

本田透

そんな、信じられない。といった様子でこの子のお母さんを探そうと周りを見回す。

本田透

「そ、そんな…」

本田透

神山くんが本を読む横で赤ちゃんが泣き止むようにあやしつけますね。

本田透

泣かないでね～。すぐに私がお母さんを見つけてみせますからね～。とあやしつけながら。

本田透

チラリと、神山くんが読む真っ白な本のページが目に入る。

本田透

GMさん。私の家事全般の芸術技能、つまり掃除も得意なことから汚れを見落とさないってことで代わりに目星してもよろしいでしょうか？

本田透

CCB<=80 うわ！ありがとうございます！ (1D100<=80) ＞ 44 ＞ 成功

本田透

「そうですね。赤ちゃんの隣に置いてあったのなら、この子のお母さんの手がかりになるかもしれませんし」

本田透

「……？」

本田透

「…！
　か、神山くん！？文字が現れましたよ！？」

本田透

「それはそうです」

本田透

CCB<=45 (1D100<=45) ＞ 87 ＞ 失敗

本田透

1d4 (1D4) ＞ 4

本田透

自分の名前と神谷くんの名前が記されたそのページを見て、そして同じく書かれた''ナギサ''という名前。これはもしかしたら…。

本田透

「この子の名前はナギサと言うのでしょうか？」

本田透

ページに突如記された自分の名前に恐怖しながらも、赤ちゃんのことで頭がいっぱいでした。

本田透

抱き上げていたナギサちゃんが、急にずしりと重くなる。

本田透

「……！？」

本田透

「えっ！？どっ、どうなってるんでしょうか！？」

本田透

あのページに記されていた文章。そういう意味なのでしょうか。

本田透

CCB<=41 (1D100<=41) ＞ 82 ＞ 失敗

本田透

「そんな不思議なことが、起こりえるのでしょうか？」

本田透

私の知り合いには獣憑きで異性に触れられると動物になってしまう人がいる。
しかしこれはそれとは全く別の異常事態だ。

本田透

「そう、ですね」
神山くんは私よりもずっと頭がいい、試してみる価値はあると思います。

本田透

ナギサちゃんを抱き、神山くんの行動を見守る。

本田透

その言葉に、そ、そうでした。と慌てふためく。

本田透

自分の上着を脱ぎ、それでナギサちゃんをくるむ。

本田透

呼ばれましたね。どうなるのでしょうかとナギサちゃんを注視する。

本田透

「神山くん！この音は…」

本田透

本の文章を見たあと、私もナギサちゃんの方に目を向けます。

本田透

ナギサちゃんの笑顔を見て、自分の頬も緩む。

本田透

「ふふっ、本当に笑っていますね」

本田透

「そうですね」

本田透

一息ついて

本田透

「これからどうしましょうか？」

本田透

ナギサちゃんを抱きながら両手の平をポンと合わせて

本田透

「それは名案ですね！」

本田透

このままだとナギサちゃんもかわいそうですし、もし成長するのならいくつか服があった方が良いのかもしれません。

本田透

神山くんの後ろに続いて服屋へ向かいます。

本田透

ナギサちゃんをあやしつけながら、神山くんに服を選んでもらう。

本田透

ぺこりと店員にお辞儀をして、子供服売り場へ向かう。

本田透

「あっ…。そういえば確認していませんでしたね」

本田透

急なことだったので大事なことを忘れていました。

本田透

ナギサちゃんをくるんだ私の上着を取り、性別を確認します。

本田透

すぐに再度上着でくるみ

本田透

「女の子のようです」

本田透

私も半分出しますと、財布を開く。

本田透

抱いていたナギサちゃんが更に重くなる。

本田透

「…！？」

本田透

落とさないようにしっかりと持ち上げる。

本田透

「はい。そうしましょう」

本田透

ナギサちゃんを連れて試着室へ向かう。神山くんには悪いけど少し待って貰っている。

本田透

試着室の中でナギサちゃんを着替えさせていると、ふと気づく。

本田透

なんとナギサちゃんが立ち上がって歩いていました。

本田透

「…子供の成長って早いんですね」

本田透

ちょっとズレた感想を言いながら、私のお母さんも私が歩き始めたときはこんな気持ちだったのだろうかと思いをはせる。

本田透

「ふふっ、かわいいなぁ」

本田透

服を着替えさせて試着室を出てる。
ナギサちゃんと手を繋いで転ばないようにゆっくりと歩きながら神山くんの元へ戻る。

本田透

「はい。とっても早いです」

本田透

私も楽しみですとうなずく。

本田透

「もしかしたら特別耳が良いのかもしれませんね」

本田透

「はい。そうしましょう」

本田透

ナギサちゃんと手を繋ぎ、歩幅を合わせてゆっくりと歩く。

本田透

「えっ…？」

本田透

神山くんの言葉を受け、ナギサちゃんの様子を見ると、服がところどころ破けているのが目に入る。

本田透

「わわっ！？本当です」

本田透

どこか着替えられる場所はと周囲を見回して

本田透

GMさん。近くに良さげな場所はあるでしょうか？

本田透

「そ、そうですね！」

本田透

完全に破れてしまう前に先ほどの服屋に駆け込み、事情を説明して試着室を貸してもらう。

本田透

「…これで大丈夫でしょうか」

本田透

新しい服に着替えさせたナギサちゃんと一緒に店を出て、神山くんの元へ戻る。

本田透

「あはは。それだと服屋さんが廃業してしまいますよ」
冗談っぽく笑いながら、神山くんに言われてナギサちゃんの方に目をやる。

本田透

「本当です」

本田透

本当に子供の、特にこの子の成長は早いです。

本田透

なにか気になるものでもあるのでしょうか？と同じ句周囲を見回してみる。

本田透

ん？と、ナギサちゃんが指す方に目を向ける。
そこには親子連れがいました。

本田透

「神山くん、もしかしたらなんですが…」
ナギサちゃんの様子を見て、思ったことを素直に神山くんに

本田透

「あの親子の方と同じようにしたいと、ナギサちゃんは思っているのではないでしょうか？」

本田透

神山くんはユニークなこと考えるんですねと笑いながら

本田透

「その、良ければ神山くんも、ナギサちゃんと一緒に手を繋いで歩いてみませんか？」

本田透

「ありがとうございます」

本田透

ナギサちゃんの右手は神山くんに、そして左手は私に。

本田透

本当に家族みたいです。

本田透

「はい。とっても」

本田透

他者の温度を感じることで安心できます。

本田透

自分はひとりではないのだと。

本田透

「…！？」

本田透

その質問より、初めて口を開いて喋ったことに驚いてしまいました。

本田透

「か、神山くん。ナギサちゃんが喋っています！」

本田透

ついさっきまで赤子だったのだから驚きもひとしおでした。

本田透

コクリコクリと、神山くんの言葉に何度もうなずく。

本田透

「そ、そうですね」

本田透

いつまでも驚いていないで、神山くんの言うとおり、ナギサちゃんの質問にちゃんと応えなくては、と思い直す。

本田透

膝を曲げその場に座り、ナギサちゃんと目線を合わせる。

本田透

「私？私は本田透です」

本田透

「私と神山くんはお友達です」

本田透

ね？と神山くんに目配せして

本田透

「そしてナギサちゃんとは…説明が難しいのですが」

本田透

う～んと悩んで

本田透

「私と神山くん、そしてナギサちゃんの関係はですね」

本田透

そこまで言って、ニコリとナギサちゃんに笑顔を向けて

本田透

「仲の良い兄妹みたいなものだと思います」

本田透

「はい。神山くんがお兄さん。私がお姉さん。そしてナギサちゃんは私たちの妹です」

本田透

ナギサちゃんの頭を優しく撫でる。

本田透

「はい。とってもかわいい妹です」

本田透

その言葉にわぁっと笑顔になる。

本田透

「……！」

本田透

神山くん！と声をかける。

本田透

「誰かが？」
周囲を見回すが、もちろんそんな存在はいない。

本田透

「…！？」

本田透

い、いつの間にか私たちとあまり変わらなくなっています！

本田透

「あはは。そうだとしてもかわいい妹には変わりませんよ」

本田透

神山くんの言葉にコクリと頷く。

本田透

「はい。私もさっぱり思いつきません」

本田透

そう言いながらも、今まで本に記述されたタイミングを思い返し

本田透

「ナギサちゃんが求めることを私たちがやってみたらその本に書き込みがあったんですよね？」

本田透

コクリと神山くんにうなずき

本田透

「だったら鍵はナギサちゃんに、ナギサちゃんがやってみたいことにあるのではないでしょうか」

本田透

ナギサちゃんの方を見つめる。

本田透

「その名前をインターネットで調べたら何かわかるかもしれませんね」

本田透

「どうかな？ナギサちゃん」

本田透

「はい。そうしましょう！」

本田透

ナギサちゃんと手を繋いで向かいます。

本田透

神山くんとアスマさんのやりとりをじっと見守る。

本田透

GMさん。私も説得を振れるでしょうか？

本田透

CCB<=80 どうかお願いします！ (1D100<=80) ＞ 55 ＞ 成功

本田透

私からもお願いします。この子のためなんです。と深々と頭を下げる。

本田透

「ありがとうございました」
もう一度頭を下げて感謝を述べる。

本田透

アスマさんが指す先、ナギサちゃんの方に目を向ける。

本田透

「…！」

本田透

「そう、そうなんですよ。あはは」
作り笑いで誤魔化すしてみる。

本田透

「はい。とっても助かりました！」

本田透

！

本田透

「か、神山くん。本が…」
バラバラになった本に目を向ける。

本田透

「…！？ナギサちゃん！」

本田透

言葉が思い浮かばないなら…！

本田透

ナギサちゃんをぎゅっと抱きしめる。

本田透

「大丈夫だよ。お姉ちゃんがそばにいるから、心配しないで」

本田透

CCB<=40 (1D100<=40) ＞ 43 ＞ 失敗

本田透

1d6 (1D6) ＞ 4

本田透

先ほどの光景はなんだったんだろうか。
見間違い？本当にあったこと？

本田透

そんなことを考え恐怖しながらも、今は元に戻ったナギサちゃんを確認して、ホッと胸をなで下ろしていた。

本田透

「はい。怪我とかはありませんか？」

本田透

「それなら本当に良かった」

本田透

少々涙目になりながらもナギサちゃんの無事を確認して安堵する。

本田透

「わからなくなってしまう…」

本田透

私にはわからない。ナギサちゃんの不安な気持ちが。
わかってあげたいのに。

本田透

ナギサちゃんの方を見つめ、答えを待つ。

本田透

ナギサちゃんのその言葉にコクリと頷き

本田透

「はい。すぐに向かいましょう」
神山くんに同意する。

本田透

「…？それってどういう意味なんでしょうか」

本田透

大事な友人である神山くんに悪いことはして欲しくなかった。

本田透

「…神山くん」

本田透

この場から去って行く神山くんの背中をただ見つめることしかできませんでした。

本田透

「はい」

本田透

神山くんに聞きたいことはたくさんあったけど聞かなかった。彼もそうして欲しくないだろうと思ったから。

本田透

「急ぎましょう」

本田透

ナギサちゃんももう時間がない。

本田透

「ここに、吉田さんが」

本田透

CCB<=36 (1D100<=36) ＞ 93 ＞ 失敗

本田透

1d8 (1D8) ＞ 3

本田透

「虹…？」
きれいだが、思いもよらない光景に背筋がゾッとなる。

本田透

CCB<=45 幸運 (1D100<=45) ＞ 79 ＞ 失敗

本田透

「は、はい」

本田透

私には何の本なのかは良くわからなかったが、あの神山くんがそういうのなら触れないようにしよう。

本田透

ナギサちゃんに寄り添いながら、様子を見守る。

本田透

なに？これ…？突然の感覚に戸惑う。

本田透

私も跳躍振ってもよろしいでしょうか？

本田透

CCB<=80 じゃんぷ！ (1D100<=80) ＞ 7 ＞ スペシャル

本田透

なんとか東屋の縁を掴み、神山くんの言葉にコクリと頷く。

本田透

GMさん。ナギサちゃんはどうなっているのでしょうか？

本田透

吹き飛ばされてはいないのですね？

本田透

ナギサちゃんの視線を感じ、そちらの方を振り向き。大丈夫だよと視線を送る。

本田透

スカートを押さつつ、吹き飛ばされないようにしながらゆっくりと本の方へ近づく。

本田透

GMさん。本を閉じることはできますか？

本田透

それでは、挑戦してみますね。

本田透

ゆっくりと、虹を発する本へ手を伸ばす。

本田透

本を閉じ、重力が正常になるのを感じる。
それと共に、東屋の縁に捕まっていることを思い出し、落ちそうになる。

本田透

「わわわっ…」

本田透

神山くんの手を借りて、ゆっくりと地上に降りる。

本田透

「あ、ありがとうございました」

本田透

「神山くんもあまり無茶しないでくださいね？」
そう言ってから本を手渡す。

本田透

吉田さんの視線に気がつき、そちらの方を振り向く。

本田透

私がナギサちゃんといて思ったこと。そして別れ…。

本田透

少し言葉に詰まってしまう。

本田透

私、私は…。

本田透

「最初はびっくりしました。まさか赤ちゃんを拾うなんて思ってませんでしたから」

本田透

ゆっくりと一言ずつ思いを述べる。

本田透

「でも、次第に驚きは消えて、一緒にいることの楽しさに変わっていきました」

本田透

「私は一人っ子だから、本当の妹ができたみたいで嬉しかったです」

本田透

「どんどん成長していくから、いつの間にか私より大人になってしまいましたけど、それでも大切な妹です」

本田透

ナギサちゃんの方を向き、ニコリと微笑む。

本田透

その微笑みを見て、別れの言葉は…。

本田透

言葉は…。

本田透

「……お別れしたくないです」

本田透

ポロポロと涙をこぼして

本田透

「別れの言葉なんて、私には言えません」

本田透

「だって、大切な妹だから」

本田透

グスッと鼻を鳴らし、素直な気持ちを吐露した。

本田透

神山くんの言葉にコクリと頷く。

本田透

ナギサちゃんの方へ駆けより、抱きしめる。

本田透

「ナギサちゃんはお別れしたいんですか？」

本田透

「ナギサちゃんだって言ってましたよ。私は2人の妹だって」

本田透

「だったら…」

本田透

お別れなんて言わないで…。

本田透

言葉に出す代わりに強く抱きしめる。

本田透

神山くんの言葉にうなずき、ナギサちゃんを抱きしめるのをやめる。

本田透

「ナギサちゃんは神山くんの妹でもありますから。抱きしめる抱きしめないは私が決めるものじゃないのです」

本田透

涙を拭ってから、神山くんに視線を送る。

本田透

「えっ…？」

本田透

「本当、なんですか？」

本田透

「はい。私も、待っています」

本田透

私はそのシャボン玉を消えるまで見つめていました。

本田透

…さようなら。ナギサちゃん。

本田透

私の大切な妹。

本田透

私は本田透です。とだけあいさつする。

本田透

はい。とうなずく。

本田透

「はい。返しましょう」

本田透

ナギサちゃんとの物語は私たちの心に刻まれていますから。

本田透

神山くんの言葉に少し笑いながら。

本田透

「はい。もう二度と」

本田透

それだけ付け加えて。

本田透

「そのようですね」
元通りになった公園を見て、神山くんに同意する。

本田透

「あはは。私ばかり独占しちゃ神山くんに悪いですからね」

本田透

それに、神山くんがああ言ってくれなかったら、私はナギサちゃんから離れることはなかった思いますから。

本田透

「それではお互い様ってことですね」

本田透

「はい。私も神山くんと同じ意見です」

本田透

お兄さんの神山くん、妹のナギサちゃん、そして私。
この3人だから良かったんだと思います。

本田透

神山くんの言葉に、そういえば、とお腹を押さえる。

本田透

意識したらお腹が減ってきました。

本田透

「はい。そうしましょう！」

本田透

うなずき、一緒になって歩き出す。

本田透

2人並んで歩く、その間にはもう一人入る空間を作って。

本田透

ナギサちゃんが消える前に繋いでくれた手の温かさ。それはまだ私の掌に残っていました。

本田透

またいつか、同じように手を繋いで歩こうね。

本田透

宴ですね！

本田透

私が際限なくRPしたのも原因だと思うからいいのです

本田透

むしろ謝るべきは私の方ですね

本田透

爆発とはなんなのでしょうか

本田透

こわいです

本田透

ナギサちゃんの独白で、親である吉田さんを探さないととは思いましたが、そこまで結構かかってしまいましたね

本田透

こわいです

本田透

本当にこわいです

本田透

なにがどうなってアルアジフみたいな貴重な本を手に入れるのか私には理解が及びません

本田透

お別れ渋ってたら宇宙の危機でしたね

本田透

神山くんには助けられました

本田透

気になりますね

本田透

私の別れたくないをもう少し推せば良かったですね

本田透

CCB<=33 (1D100<=33) ＞ 95 ＞ 失敗

本田透

1d100 (1D100) ＞ 88

本田透

死んだ

本田透

多弁症ですね

本田透

いつもの神山くんではないでしょうか

本田透

ノータイムで拾いに行きましたが、神山くんの反応を見ても良かったかもしれませんね