解けない魔法

解けない魔法

GM
舞台:現代日本
プレイ時間:4~6時間
PL人数:1~4人
推奨技能:<目星><図書館><言いくるめ>
準推奨技能:<機械修理><鍵開け><日本刀><応急手当><精神分析>
備考:2日間の町探索により事件の真相に迫る。戦闘あり。時間制限あり。
GM
こんな時間から卓とかアンタ気は確かか!?
GM
本当はもっと早めに立てたかったんですけど予想以上に素材の用意に時間を食ってしまって…
GM
一応晩ご飯休憩を挟むので必要なときは言ってください
わかった
x5 3d6 #1(3D6) > 5[1,1,3] > 5 #2 (3D6) > 8[1,2,5] > 8 #3 (3D6) > 7[2,1,4] > 7 #4 (3D6) > 6[2,2,2] > 6 #5 (3D6) > 10[3,3,4] > 10
冷静に考えてみると日曜の昼間に卓って滅茶苦茶健康的な気がしてんすがね……
GM
それはそう
…なんですが普段は疲れて寝てるんですよね
GM
・あらすじ
探索者は知り合いの探偵の『朝川浅十郎』に頼まれて、失踪事件を調査することになる。
STR 5
CON 8
DEX 7
POW 6 幸運30
INT 10 アイデア50

目星 69
図書館 51
説得 50
刀 77
精神分析 23
鍵開け 30
ちょっと離席
GM
わかりました
ごめん、戻ったよ!
GM
おかえりなさい
誰も…来ない
GM
日曜はみんな疲れるみたいですね
あと夕方なのが悪いのかもしれません
RPG卓に居るから参加出来ないの悲しいだろ
GM
悲しいですね
そっちを楽しんで頂ければ
GM
とりあえずスレを立てて再募集してきました
分かった
GM
募集を始めて2時間経ちましたが…どうします?
まぁソロでもいいよ〜
GM
わかりました
待てるなら待ちますが、あまり待たせても悪いので、ソロでもよければ出航しましょうか
GM
一応知り合いのNPCがお助けNPCでもあるので手伝わせますね
分かったよ
GM
準備が宜しければ教えて下さい
いい
GM
では…出航ですわ~!!!
出航だ〜〜
GM
 
GM
 
GM
 
GM
肆は、知り合いである朝川浅十郎に呼び出され、彼の探偵事務所に来ている。
GM
事務所は、中心街を少し外れた場所に位置する古びた雑居ビルの2階にある。
内装は古いながらも掃除が行き届いており、不潔感はない。部屋には、色のくすんだ深緑のソファーやファイル棚、書類が積まれたデスクなどがある。
小部屋が何ヶ所かあり、その一つからは、こじんまりとしたキッチンが覗いている。
朝川浅十郎
「やあやあよく来てくれたね」
「あっ、どもども〜!」
学校も終わり。女子高生という身でありながら、知り合いの探偵事務所に足を運んでた。
朝川浅十郎
「まあ座ってお茶でもどうぞ」
肆に座るように促し、お茶を取りに行く。
「あっ、ありがとうございまーす」
ソファに腰を掛ける。
数分の間、お茶を待つ間にキョロキョロとあたりを見回してみる
前来た時と変わらない、そんな事務所だ。
朝川浅十郎
「どうぞ」
お茶を肆の前に
「ありがとうございます」
一口目を飲む。
まぁ普通のお茶だね〜
「それで、呼び出した要件って…?」
朝川浅十郎
「ああ、そうだったね」
「桐堂さん。こちらにどうぞ」
桐堂聡美
事務所の奥から出てくる。
「………?」
誰だろう、知らない人だ。
朝川浅十郎
「この人は『桐堂聡美』さん。今回の依頼人です」
桐堂聡美
「よろしくお願いします」
肆にぺこりとおじぎをする。
「へ〜あっ、どうも!」
ぺこり。それにしても自分に来た、依頼人を私に紹介ってなんだろう…?
桐堂聡美
朝川に促され、依頼内容を肆に説明する。
桐堂聡美
「実は、妹の明美が一週間前から帰ってきてないんです。もちろん警察に通報したんですが、全然見つからなくて…。どうか明美を探してくださいませんか?」
桐堂聡美
「これが妹の写真になります」
写真を見せる。
「へぇ〜…そうなんですか……うん?えっ?」
「浅十郎さん、これは一体…?」
朝川浅十郎
「僕1人だと手に負えそうになくてね。そこで君なら!…と思って連絡したんだ」
「…………………」
困惑しかない、女子高生である私に人を探せというのかこの探偵。
「は、はぁ……分かりました…」
「…これが終わったら貰うもん貰いますからね。」
「桐堂さん、でしたっけ。よろしくお願いします!私は肆と言います!」
朝川浅十郎
「ああ。謝礼はちゃんとするよ」
桐堂聡美
「肆さん、ですね。はい、よろしくお願いします」
「で、妹さんが帰ってこないと…失礼ですが、妹さんはおいくつで?」
桐堂聡美
「16歳ですね」
「へ〜私に近いんですね、この辺の学校に通学されてるんですか?」
桐堂聡美
「はい。熊戸高等学校に通っています」
「んー私とは違う学校かぁ…学校へと向かったっきりってことですか?」
桐堂聡美
「はい。夏休みだけどちょっと用事があるといって学校に向かってから帰ってこなくて」
「そうでしたかぁ…学校から連絡とかはなかったんですか?」
桐堂聡美
「いえ。学校からは特には」
「んー………」
「だいたい分かりました!探してみます!」
桐堂聡美
「受けていただけるんですね。…よかった。それではよろしくお願いします」
そういうと、ぺこりとおじぎをして事務所から出て行く。
「えぇ、頑張ります!」
朝川浅十郎
「と、いうことなんだ。僕は名探偵だけどちょっと自信がなくてね。今夏休みで君なら手が空いてるかもと思って連絡したわけなんだよ」
藤堂がいなくなるとペラペラしゃべり出す。
妹さんは夏休みかぁ…このご時世、夏休みなんてほぼ無いからなぁ…
「…私に夏休みなんてないですけど…」
朝川浅十郎
「そうなの!?最近の学生は大変だね」
「………まぁ、探しますよ、えぇ。」
朝川浅十郎
「もしもの時は土下座して頼もうと思ってたけど、そう言ってもらえるなら助かるよ」
「いい大人が女子高生に土下座しようだなんて…」
朝川浅十郎
「事件解決のためだからね。背に腹は代えられないよ」
「ま、まぁはい。頑張ります………で、熊戸学校って何処にありましたっけ」
朝川浅十郎
「ああ。学校の場所なら僕が知ってるから車を出すよ」
机から車の鍵を取り出す。
「ありがとうございます、早速行きましょう!」
GM
最初は『学校』『図書館』『桐堂家』の中から行く場所を選べます
朝川浅十郎
「わかった。学校でいいんだね?」
「いいですよ〜妹さんが学校へ向かったきりって聞いてるので」
朝川浅十郎
「よし。それじゃ行こうか!」
肆を連れて車へ向かう。
「分かりました!」
助手席ではなく後ろの席に乗る。
朝川浅十郎
肆が乗ったのを確認して車を出す。
GM
 
GM
 
「ちゃんと安全運転でお願いしますよ〜」
朝川浅十郎
「ははは。安心したまえ」
朝川浅十郎
CCB<=50 運転(自動車) (1D100<=50) > 15 > 成功
朝川浅十郎
「そろそろ着くよ」
安全運転で学校に着く。
「分かりましたー」
今は制服のままだけど…まぁ、そっちの方がいいか。
朝川浅十郎
RPの一環で振ったけど、運転のたびに振ってたらやばそう
確実に事故りますね
GM
学校『熊戸高等学校』
GM
学校につくと、部活動の休憩時間に校門付近でたむろしている数人の生徒と会話することができる。(夏休み中なので授業はない。)
GM
<幸運>を振れます
ccb<=30 (1D100<=30) > 63 > 失敗
朝川浅十郎
1/2で事故るとか僕から免許取り上げた方がいいよ
「すみませーん!」
学生 
「はい?なんですか?」
「あの、桐堂さん見なかった?私は彼女の友達なんだけど…最近連絡も付かなくてさ…」
学生 
「藤堂さん…?」
朝川浅十郎
「2年A組の桐堂明美だよ。知らないかな?」
学生 
「あー、私学年違うからわからないかも。2年の人呼んでくるよ」
「うわっ!ありがとー!」
学生
連れられて別の学生が来る。
学生
「えっと。桐堂さんについて知りたいと聞いてきたのですが…」
「そうなの!」
学生
「それで、聞きたいこととはなんでしょうか?」
「桐堂さんなんだけど…1週間くらい前から連絡取れなくて…なんか知らない?」
「お姉さんに聞いたら学校へと行ったきりって聞いてさ…」
学生
「そういえば、一週間ぐらい前から、『誘拐だ!』とか『集団駆け落ちだ!』とか、すごい噂になってますね」
学生
「でも、桐堂さんと山城さんはともかく、池畑さんじゃ『駆け落ち』はないよね…」
「ん?えっ?」
学生
「?」
知らん二人の名前も出てきた。……どう話し合わせよう
「ああー駆け落ちね!駆け落ち。」
「駆け落ち…?」
学生
「あくまで噂なので。今時駆け落ちはないと思います」
学生
「とにかく、桐堂さん以外もいなくなったので変な噂が流れてるのかな…と」
「へー…山城さんと池畑さんも居なくなったの?」
学生
「そうですね。桐堂さんと同じクラスの『山城美沙』さんと、『池畑純子』さん。二人とも桐堂さんと同じ日にいなくなったって聞いてます」
「3人もいなくなったのかー…先生はなんて言ってたの?」
学生
「先生はこういうことにはあまり関わりたがってないみたいです」
「2学期になれば帰ってくるだろうって言ってます」
「???……お気楽すぎないかな…」
「うーん…」
学生
「池畑さんはともかく、桐堂さんと山城さんはリア充っていうかちょっと不良っぽい子たちだったから…」
「そうなんだ……山城さんと池畑さんの家とか知らないかな?」
学生
「知ってるよ」
「じゃあ教えてほしいな!」
学生
「わかりました」
メモに住所を書き、手渡す。
GM
『山城家』『池畑家』に行けるようになる
暁のメンバーがいるなァ‥‥
「ありがとー!」
「よし、じゃあ…この山城さん家に行こうかな〜」
「浅十郎さん車出して〜」
朝川浅十郎
「了解!」
朝川浅十郎
「学生なら君の方が話しやすいと思ったから、やっぱり君に頼んで正解だったよ~」
そんな話をしながら山城家へ車を向かわせる。
朝川浅十郎
右上の子はメンバーだったっけ?
学生の方です
学生
私は違うよ~
GM
 
GM
 
右上は爆乳になったなァ‥‥
そうだったか🌈
GM
爆乳になったのはそう
GM
山城家
GM
少し大きめの裕福そうな家。
朝川浅十郎
「ここのようだね」
車を止める。
「着きましたね。…あの小さい探偵事務所よりも断然大きいですね〜」
朝川浅十郎
「ひどい」
「じゃあインターホンでも鳴らしますか」
ぽちっとな。
GM
インターホンを押しても誰も出ない。鍵は閉まっている。
朝川浅十郎
「どうやら留守のようだね」
「うーん…どうしよう」
普通の女子高生に鍵開けなんて出来ないし……
「浅十郎さん!出番ですよ!」
「探偵なんだから鍵開けくらい出来ますよね!」
朝川浅十郎
「えっ!?僕ぅ?」
朝川浅十郎
「探偵って鍵開けするものなのかな…?」
「えっ?出来ないんですか…」
朝川浅十郎
「…一応やってみるけど期待はしないでね」
朝川浅十郎
CCB<=1 鍵開け初期値 (1D100<=1) > 7 > 失敗
朝川浅十郎
「こう…こうやって…こう…」
金具やら針金やらを鍵穴に突っ込んで試行錯誤する。
「……………」
朝川浅十郎
「…うん。無理だね」
「もう、貸してください!」
ccb<=30 鍵 (1D100<=30) > 54 > 失敗
「………開きませんね」
朝川浅十郎
「家を見る感じでは裕福そうだから鍵も特別なものなのかもしれないね」
「ここじゃあ特に得られるものなさそうですよ!次行きましょう!次!」
「池畑さんの所にでも!」
朝川浅十郎
「どうしてもって言うならまた明日来よう」
「わかった。次は池畑さんの家だね」
朝川浅十郎
肆を車に乗せ、向かう。
「あっ……針金抜いたっけ…まあいいか…」
GM
 
GM
 
GM
池畑家
GM
少し古びた一軒家。
朝川浅十郎
「うん。ここだね」
メモの住所と場所を照らし合わせる。
「ここですかー」
朝川浅十郎
「こっちは留守じゃないといいけど」
「そうですねーぽちっとな」
GM
インターホンを押せば、池畑純子の母(池畑幸恵)が出てくる。
池畑幸恵
「はい。どちら様でしょうか」
「あっ、すみませーん。私…娘さんの同級生のものなんですけどー」
池畑幸恵
「はあ…純子の同級生ですか」
「最近来てないなーと思って…」
池畑幸恵
「あの子が迷惑をかけてるなら叱っておきます」
「…純子さん居るんですか?会いたいんですけど」
池畑幸恵
「純子はいませんよ」
「…学校へ行ったきり帰ってきてないってことですか?」
池畑幸恵
「知りませんよ。あんな親不孝者がどこに行ったかなんて」
「はぁ……なるほど?」
池畑幸恵
「見かけたらうちに帰ってくるように言ってください」
「わかりましたー」
池畑幸恵
「……」
無言でドアを閉める。
「…………うーん家族仲良くなさそうですね」
朝川浅十郎
「横で聞いてただけだけど…なんというか、うん」
「まぁ色々あるということですね、桐堂さん家に行って少し話しておきますか」
朝川浅十郎
「そうだね。それじゃ行こうか」
朝川浅十郎
桐堂家へ車を向かわせる。
GM
 
GM
 
GM
桐堂家
「着きましたか。」
朝川浅十郎
「うん。ここだね」
「報告するためにもぽちっと、ね」
GM
インターホンを鳴らすと、桐堂聡美が出てくる。
桐堂聡美
「はいはい。…あっ、探偵さんと肆さんじゃないですか」
「進展があったのでしょうか?」
「そうですねー… 浅十郎さん、説明お願いしますね〜」
朝川浅十郎
「はい。とりあえず今まで得られた情報を…」
桐堂聡美
「立ち話もなんですから、うちに上がってください」
「ではでは〜上がらせてもらいますね」
朝川浅十郎
「ではお言葉に甘えて」
桐堂聡美
家の中に2人を通す。
GM
桐堂家は、ごく普通の一軒家である。玄関やリビングに不審な点はない。
朝川浅十郎
「…とまあこんな感じで、どうやら失踪したのは妹さんだけじゃないようなんですよ」
「そうなんですよ〜」
桐堂聡美
「なるほど…」
「山城さんと池畑さん…妹からはその2人の話は聞いたことはありませんでした」
桐堂聡美
「さぞご家族の方も心配してるのでしょうね」
「あーまぁ〜そうですね〜?」
朝川浅十郎
「ええ。それは本当に…」
桐堂聡美
「そういえば、失踪事件と関係あるかはわかりませんが、職場の噂で町の西にある『牧場』のあたりで何か事件があったって聞きました」
「へぇ…1週間くらい前になんですか?」
桐堂聡美
「いえ、そこまではわかりませんね」
「でも最近あったようです」
「なるほど〜…」
あまり関係なさそうに見えるんだけどなぁ〜…
GM
一応『柳牧場』に行けるようになりますね
朝川浅十郎
「ふむ…牧場ですか」
「どうします〜?浅十郎さん」
朝川浅十郎
「そうだね…」
時計を確認して
朝川浅十郎
「僕は大丈夫だけど、肆次第だね」
「…あっ、もうこんな時間ですか…」
「一旦解散にして明日にします?」
朝川浅十郎
「それでもいいけど」
GM
因みに今は17時半ですね
まぁいいや明日で
「じゃあ…そういう事なので、帰りましょうか浅十郎さん」
朝川浅十郎
「わかった」
「桐堂さん。牧場の件はまた明日検討します」
桐堂聡美
「わかりました。気をつけてお帰りくださいね」
「はい!」
朝川浅十郎
「それでは失礼します」
桐堂聡美
玄関で2人を見送る。
朝川浅十郎
「さて、少し早いけど本日の営業は終了だね」
「そうですね〜あっ、買い物とかあるんで帰りは事務所までで大丈夫です」
朝川浅十郎
「わかった」
事務所まで車を走らせる。
朝川浅十郎
「さて…一応明日も12時から捜索開始にしようと思ってるんだけど、いいかな?」
「分かりました」
朝川浅十郎
「それじゃその時間に事務所に来てね」
「はい、お疲れ様でした〜」
朝川浅十郎
「お疲れ様。まだ明るいけど肆も気をつけてね」
「はい、分かってますよ〜」
車から降り、いつもの帰り道へと歩いて行く。
朝川浅十郎
肆の後ろ姿を見送り、事務所の中へ。
「今日は参ちゃんが好きなあの料理にしよっと…」
 
 
GM
2日目
GM
行ける場所
『学校』『桐堂家』『図書館』『山城家』『池畑家』『柳牧場』
キリいいし休憩にでもする?
GM
そうですね
何時から再開にしましょうか
30分後でもいいよ〜
GM
わかりました
では20時30分に再開しますね
わかった
GM
肆はいますか?
21時半と勘違いしてるか?
GM
待ちましょう
やばい爆睡してました
GM
GM
準備が出来次第再開しましょうか
分かった
いいよ〜
GM
では再開しますね
朝川浅十郎
「そろそろ来るかな…」
事務所を掃除しながら肆を待つ。
「すみませーん、遅れました!」
急いで来たからか、少し息切れしていてる。
朝川浅十郎
「まあ座ってくれ」
肆に座るように促してお茶を取りに行く。
「はぁ…はぁ…、すみません…」
朝川浅十郎
「どうぞ」
お茶を置く。
「あっ…どうも……」
朝川浅十郎
肆が落ち着くのを待つ。
「…………………………ふぅ」
朝川浅十郎
横目で確認して
朝川浅十郎
「さて、今日はどうしようか」
「あー、どうしましょうか」
少しは気になる牧場。何かあるのだろうか
「牧場、行っちゃいますか?」
朝川浅十郎
「そうだね」
「あとは昨日山城家が留守だったから今日は誰かいるかもしれないけど、まあ行くかどうかは肆の判断に任せるよ」
朝川浅十郎
「まずは牧場に行こうか」
「わかりました、車お願いします!」
朝川浅十郎
「わかった」
鍵を取り出し車へ向かう。
朝川浅十郎
そのまま肆を乗せて牧場へ。
GM
 
GM
 
GM
柳牧場
GM
熊戸市の西方、市街地から離れた場所にあるこじんまりとした牧場。
木造の小さいながらもがっしりとした一軒家を中心に、牧場運営に最低限必要なスペースが確保されている。
外周を簡素な柵が囲み、中には動物小屋らしき建物が数件見える。
入り口には、「柳牧場」の看板が立っており、「乳搾り体験」「乗馬体験会」などの広告も出ている。
朝川浅十郎
「のどかだね~。本当に事件なんか起きたんだろうか」
「そうですね、中の人にでも聞いてみましょうか」
朝川浅十郎
「そうだね。行こうか」
「…すみませーん」
GM
中に入ると、馬小屋に馬が2頭入っているのが見えるが、人はいない。
また、牧場の裏手には森が見える。
朝川浅十郎
「誰かいませんかー!」
「……居なさそうですね」
「よーしよし、…………お馬さんは可愛いものです」
GM
肆が馬と戯れていると男がやってくる。
柳武則
「お前たちなにをやっている」
「あっ、どうも〜…」
朝川浅十郎
「あっ、すみません。誰もいなかったもので…」
「浅十郎さん、説明は任せましたー」
朝川浅十郎
「わかった」
朝川浅十郎
「えっと、牧場主さん。ですよね?」
柳武則
「ああ。そうだが」
朝川浅十郎
「僕は探偵をやってまして、朝川浅十郎っていいます。依頼人から牧場でなにか事件があったと聞いたもので、今取り組んでいる案件と関係があるかなと思って…」
名刺を差し出して経緯を説明する。
柳武則
「事件?ああ、あったよ。うちの荷車が盗まれたんだ」
「まあ、あまり使ってなかったから痛手ではないんだが。最近、街で盗みが多いって聞くし、それかねぇ。あと、あれだな。ガラス片」
朝川浅十郎
「ほうほう。ガラス片ですか」
「ガラス片?」
柳武則
「ああ、ガラスがな。結構な量、割れて落ちてたんだよ」
「ここらは馴染みの顔以外は、滅多に人も通らねえし、ガラスが降ってくるわけでもないし、それで、変だなと思ってよ」
「んー…、それでも危ないのには変わりないですね」
柳武則
「まあそうなんだがな」
「大体いつ頃に盗まれたりとか覚えてますか?」
柳武則
「そうだな。荷車が盗まれたのに気づいたのは26日で、ガラス片を見つけたのは28日だったかな」
朝川浅十郎
「ふむ。5日前と3日前ですか」
「なるほど…荷車の特徴ってありますか?」
朝川浅十郎
そういえば日時が曖昧だったけど1日目が7/30で2日目が7/31になるよ
へ〜
柳武則
「どこにでもあるような荷車だから特徴ってほどのものはないかな」
「まぁ…荷車ですもんね…」
「お話ありがとうございます!それじゃあ…行きましょうか」
朝川浅十郎
「あれ?もういいの?」
「荷車盗まれたって事くらいですし…」
GM
<アイデア>を振れます
ccb<=50 (1D100<=50) > 67 > 失敗
朝川浅十郎
CCB<=65 アイデア (1D100<=65) > 70 > 失敗
「あっ、そういえばそのガラス片ってもう処分しました?」
朝川浅十郎
「なにか喉元まで出かかってるんだけどなぁ…」
柳武則
「いや、捨てようと思ったけど、警察が持って行ったよ。なんでも街の洋品店であった盗難の証拠品かもしれないんだとよ」
GM
洋品雑貨店『サンドリヨン』にいけるようになる
「なるほど…分かりました」
「盗難品の出所かもしれないガラス片も気になりますし…洋品店でも行ってみましょう、浅十郎さん」
朝川浅十郎
「わかった」
「ご協力ありがとうございました。もし荷車が見つかったら連絡します」
柳におじぎをして車の方へ向かう。
朝川浅十郎
「サンドリヨンに向かうよ」
「ありがとうございましたー」
「えぇ、いきましょう〜」
朝川浅十郎
肆を乗せてサンドリヨンへ。
GM
 
GM
 
GM
洋品雑貨店『サンドリヨン』
GM
街のはずれにある中規模の店。熊戸市の商業区域と農業区域の境目にある。
白を基調にした西洋風の瀟洒な店で、外装からはセンスの良さが感じられる。
GM
しかし、現在その入り口にはドアがなく、店の前面のショーウィンドウは無残に破壊され刺々しいガラス片を剥き出しにしている。割れたショーウィンドウからは荒らされた店内が見える。
「うわぁ…めちゃくちゃひどい有り様ですね…」
朝川浅十郎
「いくら泥棒に遭ったとしてもこれは…」
GM
店の前には、一人の女性(青木麗子)がぼんやりと立っている。
「なんかあの人めっちゃぼーっとしてますね…すみません〜」
青木麗子
「あら?なにかしら」
「何か凄く…ぼんやりしているように見えて…大丈夫ですか?」
「此処のお店の人でしょうか?」
青木麗子
「大丈夫よ。元々こんなだから」
青木麗子
「そうよ。私は、この店の持ち主よ」
「いやぁ…なんかすごい有り様ですね…はははっ…」
「…何があったんですか?」
青木麗子
「まあ盗難ね」
「店頭に出していたものは大体持っていかれちゃったわ」
青木麗子
「テーブルでしょ。イスでしょ。それに、ドレス。食器類とか…」
「…ガラス類の何かを持っていかれたりとかは?」
青木麗子
「そうねぇ。店の奥に保管していた高級ガラス細工が盗られちゃったわね」
青木麗子
「チェコ産でうちで扱ってるものでは一番高額だったのよ」
「写真とかってありますか?」
青木麗子
「んー。なかったかなぁ」
「無いんですか…残念です…」
青木麗子
「店頭には置かずに店の奥に置いてたからねぇ」
「あまり興味がある人もいなかったみたいだし」
「なるほど……ちなみにいつ位に被害に遭ったんですか?」
青木麗子
「一週間前ね」
「いつものように店に来たらこの有様でびっくりよ」
「1週間前、ですか…」
青木麗子
「私の店ではそうだけど、先月から色々なところでちょくちょく盗難があってるみたいよ」
「失礼なんですけど、防犯カメラとかって…」
青木麗子
「………」
ニッコリと笑う。
「………………」
青木麗子
「そうね。カメラがあればよかったんだけどね。趣味のお店だからね…」
「余裕が、ね」
「あーなるほど…ごめんなさい…」
青木麗子
「いいのよ。疑問に思って当然だもの」
「襲撃がある前くらいに、変わったお客とか来ませんでしたか?」
青木麗子
カメラのこと聞かれたとき意味深に無言って書こうと思ったけどやめたわ
なるべく定型で返さないように意識してやるの難しいわね
青木麗子
「うーん。変わったお客さんは見なかったかなぁ」
「私くらいの、女子高生のお客さんとかは?」
青木麗子
「そうねぇ…。眼鏡をかけた子がたまに来てたわね」
「…その子はここ最近見ませんでしたか?」
青木麗子
「最近は見てないわね」
「そうですか…ありがとうございます」
青木麗子
「どういたしまして」
「うーん、山城さん家でも行きますか」
朝川浅十郎
「そうだね。他に聞くことがないなら行こうか」
「あっ、そういえば警察に押収されたと聞くガラス片って青木さんのでしたか?」
青木麗子
「警察に押収?」
「はい、警察に盗難品の証拠として持っていかれたと…」
青木麗子
「あー。もしかして柳さんの牧場のこと?」
「そうそう、それですね」
青木麗子
「まだ確認してないから、うちの商品かはわからないわね」
「そうでしたか…」
青木麗子
「そういえば柳さんの話で思い出したんだけど」
「……?」
青木麗子
「お城で家具みたいなのを運んでる人たちを見たって話しを聞いたわ。暗いし、遠くだったからよくわからないらしいけど」
「もしかしたら盗難犯かもしれないわね」
「お城…?」
青木麗子
「『熊戸城』だけど、知らない?」
「いや…知らなかったです」
青木麗子
「まあ小さいお城だし、若い子は興味ないかもしれないわね」
「ありがとうございます、ふむ…」
GM
『熊戸城』にいけるようになる
「山城さんの家に行く前に、熊戸城でも見ていきますか…」
朝川浅十郎
「わかった。熊戸城だね」
「お願いします」
朝川浅十郎
肆を乗せて熊戸城に向かう。
GM
 
GM
 
GM
熊戸城
GM
町の北西にある高さ20メートルほどの城。
本丸を中心に一帯が観光施設となっており、施設の外からは遠目に石垣と天守が見える。
施設の入場口には「補修工事のため入場できません」と看板が置いてある。引き戸式の門が閉じられていて入ることはできない。
「着いたはいいんですけど…中には入れなさそうですね」
朝川浅十郎
「そうだね。無駄足だったかな?」
がちゃがちゃと開くかやってみる。
GM
その場へ近くの警備詰所から警備員が1人出てくる。
「………あっ」
朝川浅十郎
スッと肆と警備員の間に立つ。
警備員
「なにあんたら?雑誌の人?取材はお断りだよ。」
「えーっと、そういうわけじゃないんですけど…」
朝川浅十郎
「いえ、ちょっと噂話を聞いたもので」
名刺を渡す。
警備員
「なに探偵?それに噂?なんのこと?」
朝川浅十郎
「家具みたいなものを運んでる人がいたって話を聞きまして…」
「最近盗難事件が起きてるじゃないですか、実はそれの調査をしていてですね」
警備員
「そんなやつは見たことないよ」
「そうですか…」
「もしかしたら〜ってこともありますし、中の方を一度確認したらどうですか?」
説得降ります
GM
どうぞ!
ccb<=50 (1D100<=50) > 55 > 失敗
「ですよね!!浅十郎さん!!」
朝川浅十郎
「そ、そうだね」
朝川浅十郎
CCB<=50 言いくるめ (1D100<=50) > 87 > 失敗
朝川浅十郎
「お仕事の邪魔しちゃってすみません」
ダメだったという視線を肆に向ける。
「…………」
「行きますか…」
朝川浅十郎
「そうしようか」
「山城さんの家にでも行きますか」
朝川浅十郎
「わかった」
朝川浅十郎
肆を乗せて山城家へ。
GM
 
GM
 
「安全運転でお願いしますよー」
朝川浅十郎
「昨日もそれ言われたような…」
朝川浅十郎
CCB<=50 運転(自動車) (1D100<=50) > 43 > 成功
流石ですね!
朝川浅十郎
安全運転で山城家の前に着く。
朝川浅十郎
RPの一環で振るのは勇気がいるね
「着きましたねー今度こそ誰かいるかな〜」
インターホンをぽちっとな。
山城五郎
山城美沙の父である山城五郎が出てくる。
山城五郎
「はい。どちら様かな?」
「あっ、すみませーん。私は山城さんの友達なんですけど…」
「1週間くらい前から学校で別れたっきり、見ていなくて…」
「連絡も取れないし…だから家まで来たんですが…」
山城五郎
「ああ、美沙の友人でしたか」
「…はい」
山城五郎
「ちょっと今忙しいんだ。また今度でいいかな?」
「忙しい、とは?」
山城五郎
「仕事だよ」
「あーそれは確かに忙しくなりますね……美沙さんを探す為にも、部屋に上がらせてもらってもいいですか?」
山城五郎
「今から仕事に向かうところだから無理だね」
「そうでしたか…分かりました」
朝川浅十郎
CCB<=50 言いくるめ (1D100<=50) > 40 > 成功
朝川浅十郎
「まあそういわず、お話しだけでも」
「………」
山城五郎
「む…まあ話くらいなら」
朝川浅十郎
肆になにか聞きたいことはと促す
「えーっと…なにか変わった事とか…?」
「……任せました!」
朝川浅十郎
「わかった」
「なにか娘さんのことで気になったこととか変わったことありませんでしたか?」
山城五郎
「娘は今までも何度か帰ってこないことはあったようだから、私は特に気になることはないな」
山城五郎
「…変わったこととは違うが、そういえば、今日は被害者家族で話し合う約束だったんだが、池畑さんの所と連絡が取れなくてね。困ったもんだよ」
「………?」
朝川浅十郎
「ふむ…?」
山城五郎
「もういいかな?」
「……いいんですか?」
朝川浅十郎
「肆が気になることがないなら僕からはないよ。山城さんも忙しそうだしね」
朝川浅十郎
こいつ本当に探偵かよ
洞察力とか捨ててる
「…そうですね」
探偵を辞めろ
朝川浅十郎
僕が全部進めたら吟遊になっちゃうもんな
「んー池畑さんの家にでも行きます?」
朝川浅十郎
「そうだね。連絡が付かないのがちょっと気になるしね」
「じゃあ行きましょうか〜」
朝川浅十郎
「忙しいのに時間を取ってもらってありがとうございました」
山城におじぎをする。
朝川浅十郎
「向かおうか」
車のドアを開ける。
「ありがとうございました。行きましょう」
朝川浅十郎
肆を乗せて池畑家へ向かう。
GM
 
GM
 
GM
池畑家
「連絡がなかったって事ですけど…」
朝川浅十郎
「うん。留守なのかな?」
「…どうなんでしょう」
「ぽちっとな」
GM
インターホンを押しても誰も出てこない。
「…反応無いですね」
朝川浅十郎
「昨日は出てきたのにね」
ドアが空いてるか確認します
GM
玄関の鍵は開いている。
「……空いてますね」
朝川浅十郎
「えっ…」
「……入ってみましょうか」
「入りますよ〜………」
朝川浅十郎
「…そうだね」
周りを確認する。
朝川浅十郎
コソコソ
ゆっくりとドアを開けて、閉めて。
GM
中に入ると、居間で池畑幸恵と池畑鉄雄が惨殺されているのを発見する。
「…………………っ!」
GM
部屋の中には、むせ返るような血のにおいが充満している。血はまだ乾ききっておらず、時間がたっていないことがわかる。死体は大型の刃物のようなものでズタズタに引き裂かれ、ミンチになっており、頭部と思わしき球体と衣服の残骸から、辛うじて二人の人間だったとわかる。
凄惨な殺人現場を目にした探索者はSANc(1d3/1d6)
ccb<=30 (1D100<=30) > 4 > 決定的成功/スペシャル
朝川浅十郎
「ひえええ!?」
1d3 (1D3) > 2
朝川浅十郎
CCB<=60 (1D100<=60) > 11 > スペシャル
system
[ 肆 ] SAN : 30 → 28
朝川浅十郎
1d3 (1D3) > 1
system
[ 朝川浅十郎 ] SAN : 60 → 59
「これは…ひどいですね……」
朝川浅十郎
「う、うん…」
「それにしたって一体何が…」
「………この切り裂かれた跡は…」
「包丁とかではなさそうですけど…」
朝川浅十郎
「……人の仕業とは思えないけど、この辺でそんな野生動物の話は聞いたことないね」
GM
肆が死体をよく観察すると、死体の上に一枚のカードが乗せられていることに気づく。
「これは…?」
乗せられているカードをよく見る。
GM
カードには「永久の舞踏会への招待状」と書いてあり、以下の内容が続く。
GM
表「永久に終わらない舞踏会を開催します。是非とも奮ってご参加ください。 日時:8月1日00時00分 会場:あの方のおわす場所」
裏には、銀色の鍵のマークがデザインされている。
「……………」
朝川浅十郎
「なにか見つけたのかい?」
「これ………」
触って血まみれとなった手で手渡す。
朝川浅十郎
「わお」
その手を見て声が漏れる。
朝川浅十郎
「水道で洗ってきたら?」
「…………分かりましたよ」
台所へと向かう。
GM
肆は台所に向かう途中で、家中の時計がすべて壊されていることに気づく。
「………?」
「血…洗って落とさなきゃ…」
「…………………」
…うん、洗い落とせたかな。
一応包丁類も確認しなきゃ
GM
包丁類はちゃんとありますね
「やっぱり包丁じゃ、ないか…」
居間に戻ろう。
朝川浅十郎
肆が戻ってきたのを確認する。
朝川浅十郎
「このカード、見せてもらったけど意味がわからないね」
「そうですね… 純子さんの部屋に向かいましょう…」
朝川浅十郎
「わかった」
GM
池畑純子の部屋のドアが半開きの状態で開いているのがわかる。中には誰もいない。探索者は部屋に入ることができる。
入りますか…
GM
池畑純子の部屋は、女の子らしくない質素な部屋である。
窓には薄汚れたカーテンが引かれており、ベッドにはくたびれた布団が横たわっている。
殺風景な部屋のなかで、本棚の本と、机の上のノートパソコンが目につく。
本棚でも、見ますか
ccb<=51 図書館 (1D100<=51) > 92 > 失敗
「………めぼしい資料とか無さそうですね」
朝川浅十郎
CCB<=40 図書館 (1D100<=40) > 98 > 致命的失敗
朝川浅十郎
頭の上に本が落ちてくる。
朝川浅十郎
「ぐあっ!?」
system
[ 朝川浅十郎 ] HP : 11 → 10
「…なにやってるんですか!?」
朝川浅十郎
「さっきの死体を思い出しちゃってね。ちょっとふらついてしまったよ」
GM
本棚には、漫画や小説の他に、あやしげなオカルト本や魔術についての本が置かれている。さらに、隅のほうには、読み古されてぼろぼろになった児童向けの童話絵本が数冊収まっている。
「…………童話の本でも見てみますか」
朝川浅十郎
「じゃあ僕はこっちの怪しげな本の方を」
GM
置いてある絵本は、『白雪姫』『シンデレラ』『ラプンツェル』『オズの魔法使い』『不思議の国のアリス』である。
朝川浅十郎
CCB<=5 オカルト初期値 (1D100<=5) > 88 > 失敗
ラプンツェルってなんでしたっけ…読みます
GM
ラプンツェル
Rapunzel
グリム童話「髪長姫」
12歳から20歳になるまで、魔女によって高い塔に幽閉され、誰にも会う事を許されなかった美しい少女の名前。魔女の庭のラプンツェルを盗んで食べようとした母から生まれ、ラプンツェルと名付けられた。魔女が「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の長い髪をたらしておくれ」と声をかけると、少女は背丈よりも長い美しい髪を塔の外に垂らし、梯子代わりに使わせた。その秘密を知った王子が、魔女のいない隙に「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の長い髪をたらしておくれ」と声をかけ、美しい少女ラプンツェルに会いに行く……。
GM
どれも普通の童話の本ですね
朝川浅十郎
「うん。僕には良くわからない本だ」
オカルト本を本棚に戻す。
「…どれも何度も読み返されて、大事にされたんでしょうかね」
浅十郎さんが戻した本を取り出します
朝川浅十郎
「それ、くだらないオカルト本だよ」
「ちゃんと見てみないとわからないと思いますよ」
GM
<オカルト>を振れます
初期値で振りますか…
GM
5ですね
ccb<=5 (1D100<=5) > 1 > 決定的成功/スペシャル
GM
ええ…
まぁざっとこんなもんです
GM
オカルト本や魔術書は、マニアックだが市販されているようなオーソドックスなオカルト本であることがわかる。
GM
あとノートPCを技能無しで調べられます
「………なるほど、市販されてる感じの本でしたね」
ノートpcへと向かい、立ち上げる。
朝川浅十郎
「そういう本って市販されてるんだ」
GM
ノートPCを調べると、池畑純子がネットの大型掲示板と、怪しげなオカルトサイトの掲示板に書き込んでいることがわかる。
「されてるって聞きましたよ、確か…誰が言ってたかな」
書き込み内容とか見ます
GM
大型掲示板には、主に桐堂明美と山城美沙からいじめを受けていることの告発、二人への暴言、誹謗中傷などが書き込まれている。オカルトサイトでは召喚魔術について議論している。大型掲示板ではハンドルネームを使用していないが、オカルトサイトでは『灰かぶり』の名前で書き込んでいる。
「ふむ……」
朝川浅十郎
「なにか気になるものでも見つけた?」
「あー。この子、いじめとか受けてたみたいですね…」
朝川浅十郎
「………」
オカルト掲示板に書き込みますか
「バーカ、滅びろ魔術!!」
っと……
GM
BANされました
「ありゃりゃ…」
朝川浅十郎
「なにやってるの…?」
「いえ、なにも」
「桐堂さんの家に向かいますか…あと警察に連絡しておいてください」
GM
<目星>できます
ccb<=69 (1D100<=69) > 58 > 成功
「……ん?」
GM
時計が壊れているのに気づく。さらに、机のわきにメモが数枚落ちていることにも気がつく。
メモを拾い上げます
GM
1枚目
「魔女に会った。奇跡だ。いや、運命だろう。私が『アレ』を拾うことは決められていたんだ。物語どおりに。やはり私は…」
GM
2枚目
「いろいろ試していたら増えすぎた。邪魔だから森に放置する。いまは忙しい。あの方と逢う前に戻せばいい。」
GM
3枚目
くしゃくしゃに丸められた3枚目の紙には、怪しげな幾何学模様やミミズが這いずり回ったような文字(解読不能)と共に、身の毛もよだつようなグロテスクな生物がスケッチされていた。
人間のように直立して描かれているにも関わらず、その首から上には、不快さ拭い去れない、下品な狼のような醜い頭が乗っている。手には、忌まわしいほどに発達し、異様に湾曲した長い爪が、隠す気のない暴力性を剥き出しにしている。
思わず目をそらした先には、別の小さな絵が描かれている。
汚らしいネズミの体に、狂ったような人間の顔が病的な笑みを浮かべている。その手も灰色の毛に覆われているが人間のものであり、己の冒涜的な存在を呪うかのように腕を前に突き出している。
空想ではなく、まるで実在するものを正確に写し取ったかのような克明なスケッチを見て、探索者は恐怖を覚える。SANc(0/1)
裏には何も書かれていない。
「………っ」
ccb<=30 (1D100<=30) > 32 > 失敗
system
[ 肆 ] SAN : 28 → 27
GM
4枚目
表「2度は救われないだろう。鐘は鳴らない。靴はいらない。明日は来ない。ダンスは終わらない。永遠につづく。王子様なら出来る。叶えてくれる。そうだそうだそうだ、そうだそうだそうだ…」
裏には、狂ったような文字が、血で塗りたくられている。
裏「魔 ほ ウ は 解 ケ な イ」
「魔法は解けない、か…」
朝川浅十郎
「…はい。住所は…」
通報しながら肆の方を見る。
朝川浅十郎
「通報は済んだけど、大丈夫?」
「………全然余裕です」
「桐堂さん家へ行きましょう」
GM
2枚目のメモを読んだことで『森』に行けるようになる
朝川浅十郎
「わかった。警察が来る前に行こうか」
「……はい」
朝川浅十郎
そそくさと池畑家から出て車に乗る。
後に続く。
朝川浅十郎
肆を乗せて桐堂家へ向かう。
「……………」
朝川浅十郎
「なんか、とんでもないことに巻き込んでしまったようで面目ない」
「いえ、別にいいんですけど…」
朝川浅十郎
「いいんだ…僕ならこんなのごめんだけどなぁ」
「…前から思ってたんですけど探偵向いてませんよね」
朝川浅十郎
「いやでもあんなのを見ちゃ流石に参るよ」
朝川浅十郎
「…って前からそんなこと思われてたの!?」
「まぁ、そりゃあ…」
朝川浅十郎
「でも子どもの時から探偵になるのが夢だったからなぁ」
「そうですか……なら叶ったから良かったじゃないですか」
朝川浅十郎
「まあそれはそうなんだけど」
「…っと、そろそろ着くからこの話はまた今度に」
「えぇ、わかりました。」
GM
 
GM
 
GM
桐堂家
…………
ぽちっと。
桐堂聡美
「はいはい。あら?探偵さんと肆さん、今日も進展があったんでしょうか?」
「あったといいますか……」
朝川浅十郎
「経緯は僕から話しましょう」
朝川浅十郎
「…とまあこんなところです」
池畑家の死体のことは伏せて話す。
桐堂聡美
「妹がいじめなんて…本当なんですか?」
朝川浅十郎
「実際にいじめの現場を見たわけではないのですが、掲示板への書き込みは恨みが籠もっている印象でしたね」
桐堂聡美
「……そんな」
「確かに妹は少しやんちゃでしたが、信じられません」
「…まぁ、やんちゃの具合にもよるので…」
「部屋に上がらせてもらってもいいですか?」
桐堂聡美
「はい。どうぞ」
2人を家の中へ通す。
明美さんの部屋にでも向かおうかな
桐堂聡美
「妹の部屋はこっちです」
「ありがとうございます」
朝川浅十郎
「お邪魔します」
GM
桐堂明美の部屋は、今時の女子高生らしいものが多く、やや散らかっている。流行のJポップのCDやファッション雑誌、化粧品などが目につく。
「………んー」
何かないかなーという事で目星します
GM
どうぞ!
ccb<=69 (1D100<=69) > 95 > 失敗
「………至って普通の女子高生の部屋だね」
朝川浅十郎
CCB<=50 目星 (1D100<=50) > 34 > 成功
朝川浅十郎
「おや?これは」
「何か見つけたの?」
朝川浅十郎
「クラスの集合写真みたいだね」
「へ〜…」
写真を見る。
GM
山城と池畑の容姿を知ることができる。
「あーこの眼鏡の子が、純子さんか」
「…………」
朝川浅十郎
「桐堂さんと山城さんはちょっと不良っぽいって言ってたからそうだろうね」
「盗難…眼鏡の子…」
朝川浅十郎
「考えたくはないけど、点と点がつながっていくね」
「……ですね」
写真持って行きますか
「この写真、お借りしますね」
桐堂聡美
「はい」
「…妹、見つかりますよね?」
「………………見つけます、どんな状態であっても」
朝川浅十郎
「はい。依頼を受けた以上は必ず」
「行きましょうか」
朝川浅十郎
「そうだね」
「とりあえずサンドリヨンに行って確認ですかね」
「車お願いしますね」
桐堂聡美
玄関から2人の背中を見送る。
朝川浅十郎
肆を乗せてサンドリヨンへ向かう。
GM
 
GM
 
GM
洋品雑貨店『サンドリヨン』
青木麗子
変わらずぼんやりとしている。
「どうも〜」
青木麗子
「あら。あなたは昨日の。こんにちは」
朝川浅十郎
「こんにちは」
青木麗子
「今日はどうかしたの?」
「昨日…?」
青木麗子
「あれ?昨日うちに来なかったかしら?」
青木麗子
「って、今日だったかしら?」
青木麗子
編集でなかったことにするよ
「つ、疲れてますね…ところでこの写真を見て欲しいんですけど」
青木麗子
「ごめんなさいね、ぼうっとしちゃって」
「どれどれ…?」
青木麗子
「あ、この子よ。私がたまに見たって言った眼鏡の子は」
青木麗子
ちゃんと時間経過用にメモを取ってるのにミスをしてしまって恥ずかしい
「やっぱりそうでしたか…ところで」
「魔導書の類って…ありましたか?」
青木麗子
「まどうしょ…?」
「えっと、それはなにかな?」
「なんか…呪文?みたいなのが書かれてるやつなんですけど…」
「古い本と言えばいいんですかね…」
青木麗子
「うーん。そういうのは取り扱ってなかったかなあ」
「そうですか…うーん…」
「高級ガラス細工って…なんだったんですか?」
青木麗子
「ガラスの靴よ」
「…ガラスの、靴」
時計とかあるなら時間を確認します
GM
19時半ですね
「…………図書館に行きますか」
「ありがとうございます、青木さん」
青木麗子
「いいのよ。調べてくれてるんでしょ?」
青木麗子
「ああ。そういえば不審な出来事を思い出したのよ」
「?というのは?」
青木麗子
「最近、時計塔の鐘が鳴っていないの」
「少し前までは毎日のように鳴っていたのに」
朝川浅十郎
「確かに。言われてみれば最近聞かないね。鐘の音」
「時計塔ですか…」
青木麗子
「そう。時計塔」
GM
『時計塔』に行けるようになる
「では図書館に行きますか…」
朝川浅十郎
「わかった。行こうか」
朝川浅十郎
肆を乗せて図書館へ向かう。
GM
 
GM
 
GM
図書館
「ガラスの靴に…魔法は解けない…シンデレラにでもなったつもりなんですかね」
「………中に入りましょうか」
朝川浅十郎
「ご家族とも仲がよくなかったようだけど…どうなんだろうね」
朝川浅十郎
「うん。入ろうか」
GM
図書館には【歴史コーナー】【新聞ラック】【雑誌ラック】がある
歴史でも見ますか…
GM
<図書館>を振れます
ccb<=51 (1D100<=51) > 84 > 失敗
「んー…」
GM
『熊戸郷土史第一巻』、『熊戸郷土史第二巻』を見つける。
「中を見ますか」
朝川浅十郎
「僕は新聞コーナーを見てみるよ」
朝川浅十郎
CCB<=40 図書館 (1D100<=40) > 53 > 失敗
GM
『熊戸デイリー①』(地元新聞)、『熊戸デイリー②』、『熊戸デイリー③』を見つける
GM
これは時間経過に関係があるだけで技能失敗でも情報は出ます
へー
GM
『熊戸郷土史第一巻』
「かつて『熊戸城』から熊戸を支配した江本家は、戦国時代、豊臣秀吉に仕えて武功を立て、中国地方から熊戸へと加増転封されてきた一族である。秀吉死後、関が原の合戦では東軍の徳川家康につき勝利を収め、所領を安堵された。その後、江戸時代を通じて熊戸を治めた。江本家が居城とした熊戸城は、城を囲むその見事な石垣が有名であり、日本の名城100選にも数えられている。」
GM
『熊戸郷土史第二巻』
「戦国時代以前から、熊戸は刀鍛冶の盛んな土地であり、多数の名工、名刀を輩出した。なかでも有名なのは山亀政忠の作と伝わる『空蝉』である。」
GM
『熊戸デイリー①』
「7月27日号 『少女集団失踪か』ここ数日、熊戸警察所に連続して少女の捜索願が出されている。25日に、16歳少女1名、17歳少女1名。26日には、16歳少女1名の捜索願が提出され、行方不明少女は計3名となった。少女らは、いずれも同じ高校のクラスメイト。親族らの訴えによると、3名とも23日から家に帰っておらず、連絡がとれなくなっている。当初、家出かと思われたが、数日たっても帰宅せず、目撃情報もないことから、行方不明と判断された。熊戸警察署は捜索願を受理し、捜索を開始している。」
GM
『熊戸デイリー②』
「7月28日号 『洋品雑貨店で大規模盗難事件』25日夜中、熊戸市日彌(ひみ)町の洋品雑貨店『サンドリヨン』で大規模な盗難事件が起こった。店の入口部分は破壊されており、犯人はそこから押入った模様。また、店内が激しく荒らされていたことから、複数人による犯行ではないかと見られている。家具やドレス、アクセサリー類が盗まれた他、高級工芸品類がまとめて持ち出されており、金品目的の犯行と推測されている。夜中の大胆な犯行だが、不思議なことに目撃者は出ていない。先月から日彌町周辺で頻発している連続窃盗犯の犯行が疑われたが、手口や人数の違いにより可能性は低いとされている。」
「ふむ…」
GM
『熊戸デイリー③』
「7月26日号 『時計塔に悪質な悪戯?』熊戸城と並ぶ熊戸のシンボル『時計塔』の時計部分が、何者かによって破壊されていることが市の調査でわかった。25日、時計塔の正午の鐘が鳴らなかったことを不審に思った市民数名から、熊戸市役所に問い合わせの電話が届いた。市の調査の結果、時計塔の入口部分と、内部の時計を動かす機構の一部が破壊されていることが判明した。熊戸市長の野口憲次氏は会見で『まことに遺憾。心ないものの悪戯だとしたら許せない』と怒りをあらわにし、『明治29年の建造から鳴らされ続けてきた鐘は、熊戸の魂。一刻も早く修理する。』と宣言した。」
朝川浅十郎
「こっちは大体調べ終わってることばかりだね」
「そうですね…後は…」
雑誌コーナーを見るのと時計の構造について記す本も探しますか…
GM
<図書館>を振れます
ccb<=51 (1D100<=51) > 89 > 失敗
「むぅ…なかなか見つからない…」
朝川浅十郎
CCB<=40 図書館 (1D100<=40) > 50 > 失敗
朝川浅十郎
「こっちも…」
GM
『週刊真実』と『機械修理と電気修理』を見つける
読みますか
GM
『週刊真実』
「『熊戸城補修工事 裏金発覚か?!』熊戸城の補修工事により熊戸市政が混乱している。7月頭から開始された熊戸城の補修工事だが、地元住民から歓迎される一方で、当初からG社への発注に疑惑の声があがっていた。計画の段階で、補修工事の莫大な利益をめぐって複数社が競争状態にあったが、G社が違法献金により熊戸市長野口憲次から不正採用されたのではないかと疑われていたのだ。裏金問題について強く否定してきた野口だったが、10日になってG社社員から匿名で内部告発が出されたことにより事態は再燃している。本誌はこの事件について政治研究家の島村仁氏にインタビューした。島村『いや今回の事件は間違いなくクロでしょう。賄賂があったと見ていいと思います。ただ、市議会の様子を見る限り、紛糾しているというよりは、もう白けムードですね。補修工事自体は宙吊り状態です。暗礁に乗り上げたのではなく、市長の根回し待ちでしょう。』」
GM
『機械修理と電気修理』
<機械修理>と<電気修理>に+30%
「………」
朝川浅十郎
「取材がどうのってこのことだったんだね」
「とりあえず…時計塔に向かいましょう」
朝川浅十郎
「わかった。行こうか」
朝川浅十郎
肆を乗せて時計塔へ向かう。
GM
 
GM
 
「時計塔を鳴るようにすれば…たぶん」
朝川浅十郎
「''魔法を解く''んだね」
GM
時計塔
GM
赤レンガで建てられた、高さ40~50メートルほどの時計塔がそびえ立っている。
時計は動いていない。針は不正確な時刻を指している。(2時13分ぐらい)
「とりあえず…中に入らないことには…」
朝川浅十郎
「そうだね」
GM
入口を探すと、すぐに扉が見つかる。
「入りましょう」
朝川浅十郎
「わかった」
……今何時でしたっけ……
「浅十郎さん、今は何時なんですか?」
朝川浅十郎
「…23時半だよ」
「……まずいですね」
朝川浅十郎
「うん。あのカードの通りならもう時間がない」
「…早く直さないと」
朝川浅十郎
「急ごう」
GM
中には木製の階段があり塔の上部まで続いている。
駆け上がります!
GM
階段を上がりきると、街を一望できる開けた場所にでる。
そこには、作業服を着た男(高木京介)が一人座っている。
高木京介
高木の隣には、缶ビールや酒瓶が転がっている。
高木京介
「あ~?なんだね?君たちは」
「…………」
「護身用の刀の鞘で気絶させますか」
朝川浅十郎
「いやまずは話を聞こうよ」
「……さっさと時計直してください」
高木京介
「修理…?ああ、大丈夫、大丈夫…なんとかなるよ」
眠りそうになりながら
高木京介
「Zzz…」
「…叩き起こしてやりましょうか」
朝川浅十郎
CCB<=50 目星 (1D100<=50) > 64 > 失敗
朝川浅十郎
「このオッサンに任せてもらちがあかないと思ったけど、どれが部品なんだ?」
「どれでしょう…」
目星します
ccb<=69 (1D100<=69) > 42 > 成功
GM
部品を見つける
「うーん…これですね…あとは…」
GM
<機械修理>+<電気修理>で修理できます
初期値1010の60+で80ですね
余裕です
ccb<=80 修理 (1D100<=80) > 80 > 成功
GM



「…ギリギリでした」
朝川浅十郎
「でもこれで…」
「そうですね、これで……」
高木京介
「はっ!?寝てた」
高木京介
「うん?いつの間にか修理されてるじゃねぇか」
高木京介
「もしかして嬢ちゃんたちがやってくれたのかい?」
「…………そうですよ」
高木京介
「ありがとうな」
「あとは俺に任せろ」
高木京介
「あとは時間を設定するだけさ」
朝川浅十郎
「不安だけどやる気を出してくれたから良いのかな?」
「早くしてください」
高木京介
「…大丈夫、大丈夫…子供でもできるって…ひっく…」
GM
設定できたようです
「終わりましたか……」
朝川浅十郎
「そうみたいだね」
「……一応森に向かいますか」
朝川浅十郎
「間に合うといいけど」
「全速力で飛ばしてくださいね!」
朝川浅十郎
「急ぐけど安全運転を心がけるよ!」
朝川浅十郎
肆を乗せて森へ向かう。
GM
 
GM
 
GM
森へ向かう途中、0時を告げる鐘の音が鳴る。
朝川浅十郎
「!」
時計を確認する。
「……!」
朝川浅十郎
「ごめん。間に合わなかったみたいだ」
「まぁ…それはいいんですけど…」
朝川浅十郎
「どうする?このまま森へ行く?」
「うーん…」
「城の方に向かいます?」
朝川浅十郎
「舞踏会なら森よりもお城のイメージだね」
「じゃあ行きましょうか…城」
朝川浅十郎
「わかった。このまま向かおう」
森への道をUターンして城へ向かう。
GM
 
GM
 
GM
熊戸城
GM
夜中の入場口は静まり返っている。
「やっぱり静かですね…」
朝川浅十郎
「夜だからってのもあるだろうけどね」
「閉まってた扉は…」
GM
入場門は開いており、警備員の姿もない。警備詰所は電気が消えている。
「……………」
朝川浅十郎
「…僕が先に見てくるよ」
詰所の方へ向かう。
朝川浅十郎
CCB<=59 (1D100<=59) > 19 > 成功
system
[ 朝川浅十郎 ] SAN : 59 → 58
「どうでした?」
朝川浅十郎
肆の方へ戻る。
朝川浅十郎
「詰所内は見ない方が良い」
「……まぁ、大体察しはつきますけど…」
朝川浅十郎
「…わかってるならなおさら見ない方が良いよ」
「城の中へと、入りますか…」
朝川浅十郎
「行こうか」
GM
入場門を通って中に入ると、「熊戸城」と「熊戸市文化展示場」の2つの施設がある。
城行く前に展示場でも…
GM
熊戸市文化展示場では、戦国時代や江戸時代の熊戸市の文化が紹介されており、ジオラマや掛け軸、年表などが展示されている。
中は荒らされてはいないが、時計だけがすべて破壊され停止している。
朝川浅十郎
「ここの時計も、か」
「ですね…」
「めぼしいものでもありますかね…」
GM
目星どうぞ
ccb<=69 (1D100<=69) > 10 > スペシャル
GM
展示物の中から、甲冑2着と模造刀3本、真剣(無銘)1本を入手できる。
「…腕に籠手をつけてっと。真剣か…」
「…持っていきますか」
朝川浅十郎
「わかった」
「じゃあ、城へと向かいますか」
朝川浅十郎
うなずき、城の方へ足を向ける。
GM
熊戸城の門も施錠されておらず、開いている。
城の中は、深い闇に沈んでいる。
朝川浅十郎
「暗いね。懐中電灯を持っていてよかった」
明かりを点けて周囲を照らす。
「……気をつけて下さいよ」
朝川浅十郎
「君もね」
GM
熊戸城は五階建てである。
「なんかこう…照明の電源とかないんですかね?」
朝川浅十郎
「照明装置は多分外にあると思うけど、どうなんだろう」
「んー一旦外に出ます?」
「いや、もうこのまま行きますか…」
朝川浅十郎
「そうだね。急いだ方が良い気がする」
GM
1階、2階には何もない。
そのまま駆け上がりましょう
GM
3階には、乱雑に飛び散った肉片に囲まれて死体が4つ転がっている。
GM
その内2体は腐敗が進んでおり、所々に骨が露出している。その周囲には大きな蝿がぶんぶんと飛び回っており、蛆がびっしりと体を覆っている。
残りの2体は腐敗しておらず、逆にまだ体温を持っていそうなほど新鮮である。
腐敗した死体と新鮮な死体とが交互に並んでおり、まるで2組のペアを作っているように見える。
異常な光景を目撃した探索者はSANc(1/1d4+1)
朝川浅十郎
CCB<=58 (1D100<=58) > 81 > 失敗
朝川浅十郎
1d4+1 (1D4+1) > 1[1]+1 > 2
system
[ 朝川浅十郎 ] SAN : 58 → 56
朝川浅十郎
「なっ…」
ccb<=27 (1D100<=27) > 99 > 致命的失敗
朝川浅十郎
「今日だけで何体死体を見てるんだよ…」
1d4+1 (1D4+1) > 1[1]+1 > 2
system
[ 肆 ] SAN : 27 → 25
「………………ふぅ」
「ライトを貸して下さい。」
朝川浅十郎
「…?」
「わかった」
ライトを手渡す。
ライトで照らして顔を見てみます
GM
腐敗した死体が、髪の長さや経過時間から桐堂明美と山城美沙のものであることがわかる。また、新鮮な死体は、服装から警備員のものであることがわかる。
「やっぱりですか…」
朝川浅十郎
「……っ」
肆のつぶやきから察する。
「上に行きますか…」
朝川浅十郎
「妹さんは見つけた。これで依頼は完了だけど、行くのか?」
「…もし魔法とやらが解けてなかったら、やらないといけないですから」
朝川浅十郎
「なるほどね」
「わかった。依頼完了は置いておいて、ひとまずそっちを片付けてからだ」
「……はぁ、無事に帰れるといいなぁ」
朝川浅十郎
「帰れるさ」
「…今度こそ上に行きますか」
GM
4階には何もない。
GM
5階(最上階)に到着すると、異様な光景が眼に飛び込んでくる。
「……!」
朝川浅十郎
「!」
池畑純子
部屋の奥には純白のドレス姿の少女(池畑純子)が一人立っており、なにやらブツブツとうわごとのようにつぶやいている。
池畑純子
「…ベナティル、カラルカウ、デドス、ヨグ=ソトース…」
「…何かの呪文!?このままじゃまずいよ!」
どうする。どうしよう…
朝川浅十郎
「ちょっと待った。何か様子がおかしい」
「えっ?」
池畑純子
探索者たちの方を見ると、声を失ったかのように詠唱を中断した。
池畑純子
そのまま、まるで内緒話でもするようにクスクスと笑い出す。
しかし、その笑い声はすぐに狂ったような絶叫へと変わった。
池畑純子
ケタケタと叫びながら、池畑は、いつのまにか足元に落ちていた「背の丸まった大ぶりのナイフ」を拾い上げ、一瞬のうちに己の喉を切り裂いた。
「……っっ!」
朝川浅十郎
「なっ!?」
池畑純子
傷口からは噴水のように鮮血が噴き出し、あたりを真紅に染め上げていく。
やがて池畑はばったりと倒れ、動かなくなった。
GM
狂気的な死を目撃してしまった探索者はSANc(1/1d4)
ccb<=25 (1D100<=25) > 21 > 成功
system
[ 肆 ] SAN : 25 → 24
「…………」
朝川浅十郎
CCB<=56 (1D100<=56) > 82 > 失敗
朝川浅十郎
1d4 (1D4) > 2
system
[ 朝川浅十郎 ] SAN : 56 → 54
朝川浅十郎
「な、なにがどうなってるんだ」
「自分を犠牲にして何かを…?」
……周りを見渡す。
???
「いや。そうではない」
GM
むせ返るような血の臭いと、絶望的に赤い視界の中に、気づくと一人の人間が立っていた。
「………誰だ?」
???
「名乗る名などないが、タウィルとでも言っておこう」
GM
男性とも女性ともつかない中性的な人物で、羽衣のようなヴェールを身にまとっている。
「…そう」
GM
そしてその人物は、感情の読めない目つきで池畑を一瞥すると、誰に言うでもなく冷たい声で呟いた。
???
「ふん…消えたか…。この人間もあの方に相応しき者ではなかったな」
「あの方…?……何が目的?」
???
「この人間があの方に会いたがっていたから私はその手引きをしただけだ」
???
「お前もあの方に会いたいか?ならばそこにある銀の鍵を手に取れ」
「……そもそもあの方が誰か知らないし、どんな人なのか教えてもらわないと」
???
「あの方は『時空そのもの』『全にして一、一にして全なる者』」
「時空、ね…興味も無いよ」
「でも…君には興味が湧いたよ」
???
「ほう?」
「でも、………」
タウィルに近づいて行く。
朝川浅十郎
「ちょっ…」
大丈夫なのかとその様子を見守る。
「………」
???
「………」
「…本当に手引きしただけなの?」
???
「私はふさわしき人間に窮極の門を提供し、参入の儀式を執り行う」
「あとはその人間がどうするか、だ」
「そっ…か、」
「じゃあ…君は悪く無いって事でいいか」
「私は肆。…どう?家に来ない?」
???
「…ふふふ。面白いことを言うんだな」
「面白いかな?本気だよ」
???
「私は夢見る者や旅人を案内することが仕事だ」
「お前がそうであるなら、窮極の門を提供しよう」
「んー…門が提供されるとどうなるの?」
???
「あの方に謁見できる」
「あの方とやらは興味ないんだけど…」
???
「私はそのための存在だからな。あの方に謁見する気がないのなら友好的である必要はない」
「えぇ…門開いたらデメリットとかない?」
???
「周囲一帯が消え去るだろうな」
「そこの人間もそれを望んでいたからな」
「周囲一帯消えちゃうのはなぁ…他に方法とかないかな?」
???
「あの方に謁見するということはそうなることを了承することだ」
???
無限ループに入ってるような…
「………そっかぁ…なら諦めようかな…」
???
本気で私と一緒にいたいなら口だけやると言っておきながらいつまでもやらない感じかな
「……んー」
???
「そうか。面白い人間もいるものだと思ったが…」
「よし!やっぱりやるよ!」
???
「ほう。それなら銀の鍵を拾うといい」
「こここれ拾ったらすぐに開いたりとかしないよね…?」
???
「それはあくまで''鍵''だからな。あの方に謁見するためには多大なエネルギーや、そこの人間が持つ『バルザイの神秘の偃月刀』も必要になる」
「へ〜拾っちゃお」
…ん?そこの人間?
GM
純子のことですね
なるほど
「よし!拾ったよ!これでいいね!」
???
「ああ。あとは相応しき者になるだけだ」
「よーし頑張っちゃうぞー」
「じゃっ、行こっかタウィルちゃん」
「んっ!」
手を出す。
???
「…今度の相応しき者は楽しませてくれそうだな」
差し出された手を取る。
朝川浅十郎
「まずい。状況が理解できない」
「ということで解決しました。浅十郎さん」
朝川浅十郎
「えっ?そうなの」
「なんか純子さんが全面的に悪いそうです」
「んでこの子がタウィルちゃんです!うちの子になりました」
朝川浅十郎
「いや状況的にそれはわかるけど、彼女にも事情があって情状的酌量の余地が…」
朝川浅十郎
「…えっと。それは大丈夫なの?」
「まぁ…当の本人はもう死んじゃってるんで…アレですけど」
「んー…タウィルちゃんなら大丈夫でしょう!帰りましょう!」
ウムル・アト=タウィル
「ふふふ」
「ほら!こんな可愛い顔してるんですよ!大丈夫です!」
朝川浅十郎
「…わかった。今日は疲れたしまた明日考えるよ」
「とりあえず警察に通報して、桐堂にことの顛末を伝えないと…」
「そうですねー…大変でした」
「まぁ…タウィルちゃんという大きな収穫もあったので…」
「そういや森のやつって結局の所なんだったんでしょうね?タウィルちゃん分かる?」
ウムル・アト=タウィル
「森にいたのはそこの人間が使役していたネズミ人間やグールだな」
「へ〜!だそうです!」
ウムル・アト=タウィル
「鐘が鳴って焦ったのだろう。全てエネルギーに変えてしまってもう一匹も残っていないようだが」
「一匹もいないらしいので安全らしいですよ!」
朝川浅十郎
「なんだか良くわからないけど、もう危険はないってことか」
「そういう事ですね、もう疲れましたし帰りましょうか」
「あっ、家まで送って貰えると助かります」
朝川浅十郎
「わかった。それじゃ行こうか」
「行こっタウィルちゃん!」
ウムル・アト=タウィル
「ああ」
朝川浅十郎
なんでこんなことになったんだろうなと思いながら車を出す。
朝川浅十郎
まあ一応事件は解決したんだ。良しとしておこう。
朝川浅十郎
「…っと、この辺でいいんだっけ?」
「ありがとうございます!降りよっかタウィルちゃん」
ウムル・アト=タウィル
「ああ」
朝川浅十郎
「心配する必要ないかもしれないけど、気をつけてね?」
「えぇ、また明日にでも〜浅十郎さん」
朝川浅十郎
「うん。それじゃまた」
そのまま走り去る。
「じゃ、家に行こっか〜タウィルちゃん」
「でね〜家には参ちゃんって可愛い妹みたいな存在の子もいてね〜」
ウムル・アト=タウィル
「ふむ。前の相応しき者と違って、お前は楽しそうだな」
「まぁね〜!タウィルちゃんも楽しめるように頑張るよ〜!門もね!」
ウムル・アト=タウィル
「ああ。窮極の門が開かれる日を楽しみにしているぞ」
「がんばるよ〜!」
ウムル・アト=タウィル
「ふふふ」
GM
なにもなければ後日談になります
分かったよ〜
GM
 
GM
 
GM
この日、一連の少女失踪事件は幕を閉じた。
GM
翌日、朝川に呼び出され、肆は事務所を訪れていた。
「呼び出しくらっちゃった〜」
まぁ、タウィルちゃんも一緒なんだけども。
朝川浅十郎
「やあやあ。まだ疲れが取れてないかもしれないけど、粗方片付いたか来てもらったよ」
「いや〜全然平気です!」
朝川浅十郎
「それならよかった」
「それでだね、桐堂さんの妹さんの件は残念だったけど、依頼は無事果たしたから報酬を頂いたんだ」
「へ〜!報酬貰えるんですね」
朝川浅十郎
「色々諸経費がかかってるからね。それに見つけることはできたわけだし」
「まぁ…残念でしたけど」
朝川浅十郎
「そうだね。その通りだよ。生きていたら、なにも言うことはなかったんだけどね」
ボソッと無力感をこぼす。
「ま〜1週間前なんで時すでにおすしってやつですね〜」
「ね〜タウィルちゃん〜」
ウムル・アト=タウィル
「全くだ。むしろあの方への謁見のためなら名誉の死だろう」
朝川浅十郎
「……はぁ」
朝川浅十郎
「それで報酬なんだけど、君はとてもよく働いてくれたから折半することにしたよ」
「それはどうもです!」
朝川浅十郎
「僕1人じゃ無理だった。君がいたからこそ解決できたからね」
「今度は自分で解決して下さいよ〜」
朝川浅十郎
「………」
「…………帰ろっか!タウィルちゃん」
手を差し出す。
ウムル・アト=タウィル
「うむ」
差し出された手を握る。
「お金も貰えたし…そういう事なので!また!」
朝川浅十郎
「ああ。また次もよろしく…ってもう行っちゃったか」
「タウィルちゃん何食べたいー?今日は奮発出来るよ〜」
ウムル・アト=タウィル
「私は食事をしなくても大丈夫なのだが、そうだな…お前が好きなものを食べてみたい」
「だったらね〜ハンバーグとか?他にも美味しいものがあるよ〜」
ウムル・アト=タウィル
「はんばーぐ?ふむ。興味深い響きだ」
「食べてみれば絶対好きになるよ〜」
ウムル・アト=タウィル
「そうか。それは楽しみだな」
「うんうん。色々と足りないし…買い物して帰らないとね〜」
ウムル・アト=タウィル
「そうか。人間の社会は良く知らないからそれも楽しみだ」
「楽しんでくれると何よりだよ〜〜」
 
 
 
GM
なにはともあれ事件は解決した。
GM
肆は今後も朝川に呼ばれて探偵業を手伝わされるかもしれないし、しないかもしれない。
GM
ともかく、次になにかが起きるまでは新たな同居人との生活を楽しむことだろう。
GM
グッドエンド
GM
 
GM
 
GM
 
GM
宴ですわ~!!!
宴だよ〜〜〜
もう
5時前
GM
まずは11時間付き合ってくださってありがとうございます!
待機時間を加えたら13時間です!
本当にお疲れ様でした!
お疲れ様だよ〜
GM
本当は戦闘があったり時間切れしたりしてたのですが全部カットしました
GM
初日に3時間ほど使わなかったので時間切れはまあいいでしょう
へ〜
GM
戦闘は0時の鐘が鳴った時点で勝ち確定になるのでカットしました
3ラウンドで敵は全部消滅します
なるほどね
GM
池畑が時計塔を破壊していたので0時に鐘は鳴らないと思っていたのですが、修理したことで鳴るようになり、それに驚いて作業が中断されて召喚が失敗する流れになります
へ〜!
GM
6時間が倍近くかかってしまったのは本当に申しわけありません
吟遊になるのを恐れて肆に任せすぎましたね
もう少し朝川で助け船を出すべきでした
別に楽しめたしいいよ〜!
GM
私も楽しかったです
特に最後の展開とか読めなかったので
ま〜5階に上がるときには死を覚悟してたけど…なんともなくて良かった
GM
0時までに来ても鐘が鳴れば勝てるので大丈夫ですね
GM
鐘が鳴らない選択をしたときは敵を全て倒す必要がありますが…
まぁ今後の生活はタウィルちゃんが居るし楽しい生活になりそ〜!
ヨグ関連の事件もたぶん起きなくなるだろうし
多分平和じゃ!
GM
化身なのでタウィルが関わる事件は起きないでしょうね
しまった他のを想定してなかった
まぁ…なんとかなるよ
GM
他の探索者に任せましょう
がんばれ!
もう
5じ
GM
そうですね
なにも質問がないなら解散しましょうか
そうだね〜
特に何もかな〜
GM
実はNPC15体くらいいたのですが10体は出せて満足してます
へ〜
GM
興味があるならシナリオを読んでいただければ
分かった
GM
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5996379
制作者様のシナリオになります
うわあり!
GM
参加ありがとうございました!
長時間本当にお疲れ様です!またね~!!!
お疲れ様だよ〜