Ccfolia Log

info

GMアウラ

「旅客叢書」(りょかくそうしょ)
テーマ:四季×旅行×文学
人 数:1~2人(タイマン・複数人改変可)
構 成:全四章キャンペーン+α
時 間:一章につきボイセ3時間
技 能:特になし
特 徴:継続探索者で気軽に遊べる。四季を感じながら旅行できる。

info

GMアウラ

21時ごろ出航

other

[noname]

最近寒くなって来たけどアウラは大丈夫?
お腹冷やさないようにね

other

GMアウラ

急にお母さんみたいな心配が飛んできたじゃない

other

[noname]

お母さんですか…?

other

[noname]

あうらぁ
きゃんぺやりたいけどじかんないぞあうらぁ!

other

GMアウラ

社畜じゃない
仕事辞めろじゃない

other

[noname]

今日も参加自体はできるけど二時までのびた時点で死ぬぞあうらぁ!

other

GMアウラ

流石に今回は2時までは…伸びないじゃない?
でも確かじゃないからやっぱりいうのやめとくわじゃない

other

[noname]

other

GMアウラ

other

GMアウラ

二話連続出場じゃない
キャンペらしくなってきたな…じゃない

ステータス

諏訪姫

STR 8
CON 10
DEX 8
POW 13
INT 16

目星 80
聞き耳 80
図書館 80
歴史 80
水泳 80
芸術(スケート) 80
神話技能 1
博物学 13
《天候を変える》

other

[noname]

あーこれソロキャンペか

other

[noname]

!!

other

諏訪姫

わらわ単発のつもりじゃったのじゃが!?

other

[noname]

別の人…ってコト!?

other

GMアウラ

オープンキャンペ?ってやつじゃない

other

[noname]

あー行きたいのに平日はきつい
休日になんねェかお頭

other

諏訪姫

神話技能の最大値減少がわからないのじゃが、六十四じゃな多分

other

GMアウラ

土日で終わらせる気じゃない
特に話ごとのつながりは強くないから好きな時に入ってくるじゃない

other

[noname]

おお

other

[noname]

未来は見えている
途中の話で獲得出来る呪文かアイテムがないと詰む

other

GMアウラ

というかキャンペって書くとそれだけで人がささーっと消えるからさっさと終わらせるにかぎるじゃない

other

[noname]

見てないけど多分キャンペーン多すぎてみんなキャパオーバーしてる

other

GMアウラ

昔の平日でも平気で3~5卓ぐらいたってたのも今は昔じゃない

other

[noname]

あうらあしたはお弁当からあげがいい

other

GMアウラ

私はあんたのお母さんじゃないから自分で作るじゃない

other

[noname]

お父さんですか...?

other

GMアウラ

お父さんは家では仕事しないじゃない(ごろり)

other

[noname]

諏訪姫ってなんのキャラクター?ワンピース?

other

GMアウラ

ご当地マスコット

other

[noname]

諏訪だから東方でしょ

other

[noname]

へ〜!

other

GMアウラ

さてそれじゃあ始めるじゃない

main

GMアウラ

準備完了を教えるじゃない

other

諏訪姫

あれっ!?なんかもうそろで開始の流れなのじゃ!?

other

GMアウラ

もう少し待つじゃない?

main

諏訪姫

よいのじゃ!

other

[noname]

のじゃ〜

other

GMアウラ

それじゃあ30分まで待つじゃない

other

諏訪姫

いや、わらわはそろでも構わぬが……

other

GMアウラ

では間をとって…20分!じゃない

other

諏訪姫

わかったのじゃ!

other

GMアウラ

8時から立てて今頃来る可能性…を考えてちょっとばかし先急いだじゃない

other

諏訪姫

前回は遅かったから二十二時ごろじゃったな

other

GMアウラ

ちょっと遅めだったじゃない
今回は多分早めに終わるじゃない

main

GMアウラ

では改めて準備完了を教えるじゃない

other

諏訪姫

わらわも前回の反省を踏まえてさくさくやってみるのじゃ

main

諏訪姫

よいのじゃ!

main

GMアウラ

では出航じゃない~~~~~!

main

諏訪姫

出航なのじゃ~!!!

main

GMアウラ

main

GMアウラ

季節は夏。探索者たちは少し離れた町にある神社にやってきた。知人の頼みで、毎年行っているという夏祭りの手伝いをすることになったのだ。
時間通りに到着すると既に設営は始まっており、祭りの法被を着た町内会の人々が慌ただしく行き来している。だが、その表情や活気あふれるやり取りを見るに忙しさも祭りの醍醐味なのだろう。

main

GMアウラ

長い石段を上って神社の本殿へと向かうと、「運営本部」の上りがはためく大きなテントが設営されている。声をかければ、町内会の代表が快く迎え入れる。

main

設営のスタッフ

「諏訪姫さんですね。話は聞いてます。今日はわざわざありがとうございます」
「いつもの連中が仕事とか用事で手伝えなくなっちまって、本当に困ってたんです」

main

設営のスタッフ

「え~と、それで手伝っていただきたいのは……」と手元の資料を見ながら話す。

main

諏訪姫

「いつの時代もお祭りはよいものじゃのう~!」

main

諏訪姫

「わかったのじゃ!わらわに何でもお任せあれじゃ!」

main

設営のスタッフ

「ではたこ焼き屋の親父さんが最近腰をやっちまいまして。屋台設営を手伝ってほしいんです」

main

設営のスタッフ

「それから、社務所の方では飾り付けとか事務仕事をしてるんで、何か困ってないか顔出してくれると助かります」

main

設営のスタッフ

「手が空いたらここ、運営本部に戻ってきてくれたら指示出しますんで」

main

設営のスタッフ

彼は探索者たちにテキパキと指示を出し、激励してから自分の持ち場へと戻る。
探索者は【屋台設営、社務所、運営本部】を手伝うことができる。

main

諏訪姫

おおう!?思ったよりも大変そうなのじゃ……。

main

諏訪姫

しかしわらわは高島城の姫として、一度口に出した言葉は引っ込めないのが信条じゃ!

main

諏訪姫

「よぉし!では早速屋台設営の手伝いに向かうのじゃ!」

main

諏訪姫

えいえいおーと!着物の袖から腕を振り上げて、指示された場所へと向かう。

main

GMアウラ

■屋台設営
たこ焼き屋のおじさんがパイプ椅子に座って困っている。

main

たこやき屋のおじさん

「おう、悪いな。いま手伝ってもらってるんだが、どうにも危なっかしくてなあ……」

main

諏訪姫

「ふふんっ!わらわが来たなら百人力、さぁ指示をくれなのじゃ!」

main

GMアウラ

おじさんの視線の先を見ると、細身の若い男性が先に手伝いをしている。だが、一人で屋台を組み立てるのは相当難しいのだろう、長いポールに四苦八苦し、フラフラと足取りが危ない。

main

諏訪姫

「むむむ……!今の時代の若者は貧弱じゃのう」

main

諏訪姫

「どれ、わらわに代わってみせよ!」

main

諏訪姫

そう言いながら手伝いに向かうぞ。

main

青年

「わあっすみません! ……あれ、君…」と諏訪姫の顔をまじまじと見る。

main

諏訪姫

「むぅ?わらわの顔に何かついておるかの?」

main

青年

「いえいえ、こちらの話で。それより手伝ってくれるんですか!」
「よかったあ、引き受けたはいいものの僕一人じゃ難しくて……」
と苦笑する

main

諏訪姫

「むむむ……?まぁ良い。そうじゃな、手伝いに来たぞ」

main

諏訪姫

「ふむふむ。それなら一緒にぱぱっと仕上げてしまおう」

main

青年

「ありがとうございます!」
設営しながら青年は諏訪姫に質問を投げかける。

main

青年

「ここら辺の方ですか? 見ない顔ですが…」

main

諏訪姫

「いや、少し遠くから来たのじゃ。このお祭りの手伝いをしている友人がおってのう、その手伝いじゃな」

main

青年

「ええ!? 他所から来てくれたんですか? 助かります~」

main

諏訪姫

「そうかしこまらんでも良いぞ。袖振り合うも多生の縁とも言うからのう」

main

拝田

「すいません、こういうの癖になっちゃってまして」
「あ、僕は拝田といいます。あなたのお名前を聞いても?」

main

諏訪姫

「わらわは諏訪姫。高島城の姫じゃ!」

main

拝田

「諏訪姫さんですか、一城の姫とはそれはそれは…」
本気で聞いているのか冗談と流しているのか
そうしている間に設営が完了すると

main

たこやき屋のおじさん

たこ焼き屋のおじさんは腰をさすりながら礼を言う。
「最後に、使わなかった備品をそこの段ボールに入れて、社務所の方に運んでくれねえか?」
「これで終わりだからよ。何から何まですまねえな」

main

諏訪姫

「よしよし。こんなものかのう」

main

諏訪姫

「わかったのじゃ。社務所じゃな?次に向かおうと思っていたからちょうど良かったのじゃ」

main

拝田

余った重しやテントの布、金属などを段ボールに入れていくと相当な重さになる。拝田も一部の備品を持ちながら
「倉庫って社務所の中ですよね。僕が案内します」と歩き出す。

main

諏訪姫

「本当か?それは助かるのう」

main

諏訪姫

「ではまたの。おじさん殿」

main

諏訪姫

たこ焼き屋のおじさんに手を振ったあと、段ぼうるを抱えて拝田に着いていく。

main

たこやき屋のおじさん

「おじさん…どの…まあいいか」
そんなボヤキを背に社務所に向かうと

main

GMアウラ

▶社務所の倉庫
探索者たちは両手に荷物を抱えながら、受付を通り過ぎ、調理場やリビングのような部屋を通り過ぎ、社務所の奥の倉庫に辿り着く。

main

少年

開けようとした時、倉庫の扉が勢いよく開く。出てきたのは運営本部の法被を着た若い少年。

main

少年

「おっと……悪い」

main

少年

二人の両手がふさがっているのをちらりと見てから、無言で扉を押さえてくれる。

other

諏訪姫

少女にしか見えぬが少年!?

main

諏訪姫

「……とと、すまぬのう」

other

GMアウラ

画像は適当じゃない

main

諏訪姫

軽く一礼をして、少年の脇を通り抜けて荷物を置きに行く。

main

GMアウラ

倉庫には乱雑に物が置かれており、備品や書籍、書類など物の種類も整理されていない。
〈目星〉

other

諏訪姫

なるほどなのじゃ

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 44 > 成功

main

諏訪姫

むむむ……。忙しい時期とはいえ、これでは備品の出し入れが大変そうじゃのう。

main

GMアウラ

埃をかぶった書物を見つける。この地方に伝わる民話や伝承を記したもののようで、とあるページに栞がはさまれている。

main

諏訪姫

自分が持って来た段ぼうるを置いたあと、倉庫内を軽く整理しようとして、栞が挟まった書物に目を奪われる。

main

諏訪姫

「おや?これは……」

main

諏訪姫

ぺらりと栞の頁をめくってみる。

main

GMアウラ

【民話:怪の鼓(あやかしのつづみ)】
昔、この地方にはとても腕がいい太鼓職人がいた。彼の手にかかれば、素晴らしい音色の太鼓を作るなど造作もないことだった。評判が評判を呼び、太鼓職人はいろいろな貴族の家に出入りするようになった。

main

GMアウラ

ある時、太鼓職人はとある貴族の姫君である文姫(あやひめ)に恋をする。楽好きだった文姫も太鼓職人を気にかけていたが、身分違いの恋だったので叶うことはなかった。
やがて、文姫はとある貴族の元に嫁ぐことになった。太鼓職人は秘めた想いを傾け、一つの小鼓を文姫の輿入れに献上した。

main

GMアウラ

輿入れの晩、文姫はさっそく小鼓を叩いてみた。小鼓は、ぽん、ぽんという陽気な音とは違って、ぽ……ぽ……という陰気な音をたてた。響かない奇妙な音だったが、文姫は小鼓を叩く手を止められない。小鼓を叩く音が一晩中聞こえていたかと思うと、翌朝、文姫は自らの首を紐で縛って死んでいた。
曰く付きの小鼓はいつしか[怪の鼓]と呼ばれ、呪われた小鼓として今もどこかで演奏されている。

main

諏訪姫

「……むむむ。わらわの身にも染みる内容じゃのう」

main

諏訪姫

この時代では身分違いの恋は許されておるようじゃが、わらわやこの文献の時代はそうもいかないからのう。

main

諏訪姫

書物をぱたんと閉じて、倉庫内の整理へと戻る。

main

拝田

備品を倉庫に保管し終えると、拝田は大きく伸びをしてから
「では、僕は次のところに向かいますね。また!」
と立ち去る。

main

諏訪姫

「わかったのじゃ!またの、拝田殿~!」

main

諏訪姫

手をぶんぶんと振って拝田を見送る。

main

諏訪姫

ある程度整理を終えたらわらわも倉庫を出て、社務所で何か手伝えることがないか聞こうかの。

main

GMアウラ

■社務所
何人かの女性たちが飾り付けやおみくじの作成をしている。楽しそうに雑談に花を咲かせているが、平行して手先は器用に作業をしている。

▶飾り付けを手伝う
〈DEX×5〉に成功すればきれいに飾り付けを行うことができる。

main

諏訪姫

ccb<=8*5 (1D100<=40) > 33 > 成功

main

諏訪姫

「飾り付けじゃな?わらわにお任せあれじゃ!」

main

諏訪姫

社務所の女性に指示をもらいながら、飾り付けを行っていく。

main

飾りつけのおばちゃん

「あら~小さいのに上手ね~」
「助かるわ~!」
「飴ちゃん食べる?」
おばちゃんたちは褒めたり励ましたり可愛がってくれる。あとやたらと食べ物を与えたがる

main

諏訪姫

「そうじゃろう!そうじゃろう!」

main

諏訪姫

「おっ、ありがたい。ちょうど甘いものを食べたかったのじゃ!」

main

諏訪姫

可愛がられて得意気になりながら仕事を進めていく。

main

飾りつけのおばちゃん

そうしていると少し離れた机で作業している女性たちの雑談の内容が耳に入ってくるかもしれない
〈聞き耳〉

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 32 > 成功

main

GMアウラ

「ねえ聞いた? 今日のお祭りでとっておきの演目があるんだって」

main

GMアウラ

「なんですか?」

main

GMアウラ

「最初、本殿の前で神楽をやるでしょ? その後に神主さんが何かやるらしいんだって」

main

GMアウラ

「去年は大雨でお祭りが中止でしたっけ。それで神主さん、朝から姿が見えないんですかねえ」

main

GMアウラ

「そういえばそうねえ。準備が忙しいのかしら?」

main

GMアウラ

「まあ……のんびりしてる人だから、きっとどこかで休憩でもしてるのかも」

other

諏訪姫

大事なことなので二回言ったのかの

other

GMアウラ

ミスじゃない!

other

諏訪姫

わかったのじゃ!

main

諏訪姫

……ふむ、特別な演目があるのか。お祭りにはたまたま訪れたのじゃが、そのようなものを見ることができるのなら運がよいかもしれんのう。

main

GMアウラ

▶おみくじ
他の机を見ると、若い巫女さんたちがおみくじを作成している。大凶、凶、吉……と結果ごとに作成したおみくじを一つの箱に入れている。準備はあらかた終わっているようだ。

main

諏訪姫

「おお!おみくじじゃ!」

main

諏訪姫

目をきらめかせながらそちらの机へと向かう。

main

巫女

見ていると
「お手伝いご苦労様です。運試しに、お一つどうですか?」
とおみくじの箱を差し出される。

info

巫女

1d100を振り、出た目の値でおみくじの結果が決まる。
1~5大吉、6~20吉、21~45中吉、46~60小吉、61~80末吉、81~95凶、96~100大凶

main

諏訪姫

「……!良いのか!?それなら遠慮なく引かせてもらうのじゃ!」

main

諏訪姫

巫女が持つおみくじの箱に腕を突っ込む。

main

諏訪姫

1d100 (1D100) > 55

main

諏訪姫

えいっ!くじを引っぱり出して開いてみると。

main

諏訪姫

「……小吉」

main

GMアウラ

小吉 思わぬものに巡り合えるかも。障害に立ちふさがられても、あわてず騒がずどっしりと構えること。待ち人来たる

main

諏訪姫

むむむ……!なんとも感想に困るものを引いてしまったのう。

main

諏訪姫

とりあえず書いてあることを心に刻むことにした。

main

諏訪姫

「おみくじをありがとうなのじゃ。巫女殿!」

main

巫女

「どういたしまして。いいご縁があるといいですね」
にっこりと笑って
他の机を見ると作業は終わってしまったのか人はまばらだ

main

諏訪姫

「……おや?いつの間にか作業が終わってしまったようじゃな」

main

諏訪姫

「巫女殿は何か手伝って欲しいことはあるかのう?」

main

巫女

「片付けだけなら私一人で十分です」
「それよりこれをどうぞ、事務所を代表してのお礼というわけではないですが、一日お貸しします」
と諏訪姫に浴衣を渡す。

main

諏訪姫

「わかったのじゃ。……とと、ふぇっ!?よいのか!?」

main

巫女

「母の若い時の浴衣ですから年代物ですけどね」
という割にはしっかりと保管されていたように見せる浴衣を

main

諏訪姫

「……!巫女殿の母様のものなのか、余計に申し訳なるのじゃが……」

main

巫女

「母には既にサイズが……ですので、着てもらえると喜ぶでしょう」

main

諏訪姫

わらわよりも巫女殿に着て貰った方が母様も嬉しいと思うのじゃが、そこまで言うなら……。

main

諏訪姫

「……ではお言葉に甘えさせてもらうのじゃ」

main

諏訪姫

そう言うと、巫女から浴衣を受けとる。

main

巫女

「では、手伝いが終わりましたらお祭りの方も楽しんでくださいね」
ふりふり手を振って見送る

main

諏訪姫

「わかったのじゃ!重ね重ねありがとうなのじゃ!巫女殿も楽しむのじゃぞ~!」

main

諏訪姫

手を振り返して巫女と別れ、運営本部へと戻ることにした。

main

GMアウラ

■運営本部
数人の男性たちが輪になって会議している。探索者たちが近づくと、手をあげて挨拶して話し出す。

other

[noname]

ずんだもん屋さんのマスコットキャラシャン卓で初めて見た

main

運営本部スタッフ

「どこかで神主さんを見なかったか? 機材の置き場所を相談したいんだが、ずっと姿が見えなくてなあ」

other

諏訪姫

わらわこれで4回目くらいなのじゃが……。

other

[noname]

そうなの!?

other

[noname]

信玄公は諏訪家にひどいことをしたよね

other

諏訪姫

一昨日以前に使ったのが2年前とかじゃから知らぬ人もおると思うがの

main

諏訪姫

「ただいま戻ったのじゃ~!……うん?」

main

諏訪姫

「神主殿なら朝から姿を見ておらぬと社務所の方で聞いたが……」

main

運営本部スタッフ

「そうか…これを神主さんの部屋に届けるついでに、もし見つけたら呼んできてくれねえか」とファイリングされた書類を差し出す。

main

運営本部スタッフ

「神主さんの部屋は社務所の一番奥だからよ、悪いな」

main

諏訪姫

「今ちょうど社務所から帰ってきたところなのじゃが……まぁ良い。わらわにお任せじゃ!」

main

諏訪姫

神主を探しがてら社務所に戻ることにする。

main

GMアウラ

■資料室
言われた通りに社務所の奥へと向かう。途中、ある部屋の前を通り過ぎようとした時、扉の向こうで物が崩れるすさまじい音がする。部屋にかけられたプレートには「資料室」とある。

main

諏訪姫

「神主殿~?おらぬのか~?……っ!?」

main

諏訪姫

社務所全体に響くように声を上げながら、奥へ向かおうとすると、物音に気がついて足を止めた。

main

諏訪姫

「なっ、何じゃ今の音は!?」

main

諏訪姫

「……!」

main

諏訪姫

もしかしたら神主殿が下敷きになっているかも?と思って、資料室の扉を開く。

main

拝田

扉を開ければ舞い上がった埃が顔面を襲う。そして霧のような塵埃の奥で、尻餅をついた拝田がゴホゴホと咳込んでいる。あたり一面には段ボールに入った資料や巻物、あやしい置物が散らばっている。

main

諏訪姫

「……けほっ!けほっ!……って、おっ、拝田殿ぉ!?」

main

諏訪姫

埃に咳き込みながら、思いも寄らなかった人物の姿を見つけて素っ頓狂な声を上げてしまう。

main

拝田

「いやあ……猫を追いかけてたら……」

main

拝田

見つかってばつの悪いという顔をしながらみえみえの嘘をつく

main

諏訪姫

「……ど、どこに猫がおるのじゃ?」

main

諏訪姫

一応周りに猫の姿がないか確認したあと、拝田の近くにある段ぼうるの方に視線を向けて。

main

諏訪姫

「お主、嘘は良くないぞ」

main

拝田

「……実はこの神社にとんでもないお宝があるって聞いて、こっそり探しているんです」

main

拝田

「なんでも、数世紀に一度しか現れない珍品だとか!」

main

拝田

「ねえ、どうでしょう。僕と一緒に宝探しをしてくれませんか?」

other

[noname]

2年前はしらないっす…

main

諏訪姫

「…………」

main

諏訪姫

「のう拝田殿、お主はそんな下心でお祭りの手伝いをしておったのかの?」

main

諏訪姫

じとーっと拝田の方を睨む。

main

拝田

「ま、まさか。皆にお祭りを楽しんでもらいたいという気持ちは本物ですよ?」
「それに……見つけたらちゃんと神主さんに交渉しますから!」

main

拝田

「それじゃ僕はこちらを調べますから、そっちお願いしますね!」と上機嫌で探索を開始する。

main

諏訪姫

「ま、待つのじゃ!?わらわは手伝うとは一言も……」

main

諏訪姫

「……って、聞いてないのじゃ」

main

諏訪姫

はぁ。と小さくため息を吐いて、片付けがてら探すのを手伝うことにした。

main

GMアウラ

【部屋全体、床、棚】を調べることができる。

main

諏訪姫

部屋全体を調べてみるのじゃ。

main

GMアウラ

この部屋にあるのは怪しげな書物、置物、絵画、楽器など様々である。神社に似つかわしくない西欧風のものや子どもの工作のようなものもあり、統一性がない。だがどれもオカルトマニアが好みそうな品であることがわかる。

main

諏訪姫

「……色々あるのじゃな~って、そうじゃないのじゃ!怒られないように片付けしないと」

main

諏訪姫

そのまま床を見てみるのじゃ。

main

GMアウラ

拝田の足元は古びた巻物が転がっている。物を落とした際にどこからか飛び出したのだろう。

【遠念符(とうねんぶ)】
遠念符はこの地に存在せし怪なりて、楽に宿り、声に住み、
人の耳から身体に入りて、脳髄を食らうものなり。
遠念符は実に美しき旋律を持ち、風となりて地の彼方まで馳り、
姿形はあらねども、数多の者これを求む。
その音に魅入られし者、次第に狂いて楽を奏でん。
逃ぐること能わず。魔の楽なり。

main

諏訪姫

「……これは何なのじゃ?わらわも見たことないものじゃが……」

main

諏訪姫

巻物を拾い上げて、拝田殿にも見せてみるのじゃ。

main

拝田

「ふうむ、怪?私の探してるものじゃありませんけど…」
「案外、そのお宝の中にこんな怪が入ってたりするのかもしれませんね、なんて」

main

諏訪姫

「……そもそも拝田殿はどんなものを探しておるのじゃ?」

main

諏訪姫

巻物を片付けながら、棚の方に向かいつつ聞いてみる。

main

拝田

「そのものずばり「怪の鼓」って名前なんですけど、もしかして場所とかに心当たりがあったりします?」

main

諏訪姫

棚を調べるのじゃ。

main

諏訪姫

「……ものは見たことはないが、先ほど拝田殿と一緒に倉庫に向かったときに、倉庫内でその太鼓に関する書物は読んだのじゃ」

main

拝田

「どこにあるかとかは!?書いてました!?」
わくわくという言葉が顔に書いてるような表情で

main

GMアウラ

隅に掛け軸が引っかかっているのを見つける。乱雑になっているため絵画部分は見えないが、手に取って広げれば全体像を見ることができるだろう。
広げると一人の女と目が合う。髪はぼうぼうと伸びきり、身体の前にだらりと突き出た青白い手は妙に立体感があり、今にも飛び出してきそうだ。突然、幽霊画を見てしまった探索者はSANC(0/1)。

main

諏訪姫

ccb<=60 (1D100<=60) > 31 > 成功

main

諏訪姫

「……!?うひゃあっ!?」

main

拝田

「それも外れみたいですね」
苦笑しながら

main

諏訪姫

真っ赤になりながらぶんぶんと顔を振って。

main

諏訪姫

「こっちは大体見たし片付けも終わったのじゃ!そっちはどうなのじゃ!?」

main

拝田

「う~ん、神主さんの部屋にはなかったから、てっきりここだと思ったんですけどね」「僕はもう一度さっきの倉庫を探してみますから、他の部屋をお願いしますね」と、すっかり共犯者に仕立てあげてから資料室を出る。

main

諏訪姫

「……あまりに度が過ぎるようなら人を呼んでとっちめてもらうから、ほどほどにするのじゃぞ~!」

main

諏訪姫

ぱんぱんと着物についた埃を払って、資料室から出る。

main

諏訪姫

「まったく、お祭りの手伝いを精を出す好青年じゃと思っておったのに……」

main

諏訪姫

ぶつぶつと独り言をつぶやきながら、最初の目的であった社務所奥の神主の部屋へと向かう。

main

GMアウラ

■神主の部屋
拝田に辟易しながら、あるいは宝探しに乗り気になりながら襖を開けば、思わず息を飲むことだろう。神主の部屋は空き巣にでも入られたかのように荒らされている。紙は散らばり、くずかごは倒れ、押入れは半開き、箪笥からは服がはみ出ている。
散らかっている部屋を片付けるという体で【机、部屋の隅、本棚】を調べることができる。

main

諏訪姫

「……お・が・み・だ・ど・の~~~???」

main

諏訪姫

もう聞こえていないと思うが、部屋の外に向かって声を張り上げる。

main

諏訪姫

「……あとでとっちめてやるのじゃ」

main

諏訪姫

再度ため息を吐いて、ぐちゃぐちゃになった部屋を片付けることにした。

main

諏訪姫

まずは机じゃな。

main

GMアウラ

▶机
以前から散らかっていたのかもしれない。机の上にも資料やメモ用紙が散乱している。

〈目星〉

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 34 > 成功

main

GMアウラ

物の下敷きになる形で神社の地図が広げられている。地図上では本殿に大きな地下空間があり、境内の離れにある蔵と地下で繋がっているようだ。


さらに〈INTx5〉〈オカルト〉など

main

諏訪姫

「……洞窟じゃろうか?」

main

諏訪姫

しげしげと地図を見ながら片付けを続ける。

main

諏訪姫

ccb<=16*5 (1D100<=80) > 52 > 成功

main

GMアウラ

仏社の本殿に地下があることは珍しいことではなく、御神体を祀ったり、仏像や宝物を保管しておくことが多い。いずれにせよ、大事なものを保管していることが多いことを知っている。

main

諏訪姫

「あっ、そういえばわらわの時代にも似たようなものがあった覚えがあるのじゃ」

main

諏訪姫

うんうんと自分の博識ぶりに頷きつつ。

main

諏訪姫

次は部屋の隅の片付けをやるのじゃ。

main

GMアウラ

部屋の隅
床の間に日本刀が飾られている。その前には光沢が美しい樽状の木や皮、糸などが無造作に転がっている。

〈アイデア〉

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 70 > 成功

main

GMアウラ

これらが太鼓の素材であると気づく。ただしどれも未完成で、中途半端なまま大きなバツ印がつけられていたり、大きく亀裂が入れられたりしている。

main

諏訪姫

「……太鼓の部品なのじゃ?」

main

諏訪姫

……そういえば、神主殿が何か演目を用意していると社務所で小耳に挟んだのじゃ。もしかしてこれかのう?

main

諏訪姫

首を傾げつつ、散らばった本を片付けるために本棚へと向かう。

main

GMアウラ

▶本棚
〈図書館〉

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 72 > 成功

main

GMアウラ

神主はかなりの知識人らしく、古今東西の書物が納められている。その中に、一冊だけ毛色の異なる手帳が紛れ込んでいる。開くと、感情的に書き殴られた文字がびっしりと並んでいる。

main

GMアウラ

【手記】
×月×日 幼い頃に盗み聴いたあの音色が忘れられない。あれを手に入れる夢を見ては、日に日に焦がれて行く。曾祖父のレコードでさえずっと耳に残っているのだから、本物はどんなに心地よいことだろうか。

×月×日 見つからない。やはり古いものだから、すでに消失してしまったのだろうか。枇々木家の本家があるから、てっきり残っているものとばかり……。

×月×日 知人の伝手でオークションに参加した。しかし、私が求めているのはこのような美術品ではない。このような凡俗な美術品に価値はない。

×月×日 オークションは空振り続きだが、人同士の繋がりができるのだけは収穫である。なんでも、普通のオークションと違うものがあるのだとか。

×月×日 見つからない、見つからない! 私があれを所有するのにふさわしい。誰にも渡さない、探さなければ どんな手を使ってでも

必ず見つける


私の脳を  て




みつけた

main

諏訪姫

「難しい資料が沢山あるのじゃ……うん?」

main

諏訪姫

他の書物とは毛色が違う手帳を見つけて、思わず手に取って開いてしまった。

main

諏訪姫

「……っ!?」

main

諏訪姫

「……これは神主殿も太鼓を探していたのかのう?それにしても、これはあまりに……」

main

諏訪姫

狂気的な内容に背筋がぞくりと寒くなった。

main

諏訪姫

手帳も本棚に戻して、ある程度部屋の片付けを終える。

main

諏訪姫

「……拝田殿は調べたと言うておったが、先ほどは見当違いの資料室にいたってことは、今わらわが見たものは知らないかもしれんのう」

main

GMアウラ

そのときギシギシと廊下を歩く音がする。音の主はまっすぐにこちらに来ているようだ。

main

諏訪姫

「……!」

main

諏訪姫

くるりと振り返り、廊下の方を見つめる。

main

少年

やがて神主の部屋の襖がそっと開く。襖の向こうにいたのは若い少年で、彼に見覚えがある。先ほど、倉庫の前でぶつかりそうになったあの少年だ

main

少年

彼は部屋の中を窺うように顔を覗かせて、荒れた部屋と諏訪姫を見てぎょっとする。

main

少年

「な、何してるんだよ」
「神主の姿が見えないからって、随分堂々と荒らしてるじゃねーか」

main

諏訪姫

「……むっ、お主は先ほどの」

main

諏訪姫

と、そこまで言って、状況を省みて慌てて両手を振る。

main

諏訪姫

「わっ、わらわじゃないからの!?わらわはただ書類を届けに来ただけで、部屋を開けたらこの惨状で、何があったか調べておったのじゃ!」

main

少年

「じゃあ誰が荒らしたってんだよ」

main

諏訪姫

「……むぅ、誰かと言われたらある人物が思い浮かぶが、証拠が何もないしのう」

main

諏訪姫

「……とりあえず、わらわが荒らしたわけではないということを信じてもらえんかのう?」

main

少年

「はぁー…わかったよ。探し物するのに気が散るから、さっさと出て行ってくれ」とため息交じりに

main

諏訪姫

「……探し物?何じゃ、わらわが手伝えるかもしれんから言うてみよ」

main

少年

「………………お前たちの手を煩わせるほどじゃない」

main

諏訪姫

「まぁそう邪険にせんでもよいでないか。一人より二人って言うであろう?」

main

少年

「……お前には関係ないだろ」とそっぽを向く。

main

少年

「ほら早く出てった出てった!」

main

諏訪姫

「むむ……子供は素直な方がかわいいにのう」

main

諏訪姫

渋々少年の言葉に従って部屋から出て行く。

main

諏訪姫

「これで用事は大体終わったのじゃが……」

main

諏訪姫

巫女殿から借りた浴衣を見つめて、このままお祭りに行っても良いがと思いつつ。

main

諏訪姫

「神主殿を探すのが先決じゃな……もしこのまま行方不明のままじゃったらお祭りどころではないからのう」

main

諏訪姫

うんうんと頷いて、境内の方を目指すことにした。

main

運営本部スタッフ

main

GMアウラ

では境内に向かうと、黒々とした森の中、白い物がちらりと横切る。目を凝らすと、それは装束を身に纏った神主の後ろ姿だ。彼は大きなズタ袋のようなものを肩にかつぎ、足早にどこかへと向かう。今追いかければ見失わずにすむだろう。

main

諏訪姫

「……いたのじゃ……って、どこに行くのじゃ?」

main

諏訪姫

見失わないように、神主のあとを着いていく。

main

GMアウラ

森を抜けると神主の姿はない。あるのはただ小さな蔵だけだ。蔵の前に男物の財布が落ちている。
財布には現金やカード類と共に、学生証が入っている。名前は「枇々木 奏(ひびき かで)」。顔写真には、探索者たちが神主の部屋で遭遇した若い男の子の顔が写っている。財布には微量の血痕が付着し、点々とした血の跡は蔵の奥へと続いている。

other

GMアウラ

この名前だったので響じゃない

other

諏訪姫

なるほどなのじゃ

main

諏訪姫

「……!見失ってしまったのじゃ……ううん?」

main

諏訪姫

きょろきょろと神主の姿を探していると、蔵の前に落ちている財布を見つけてそれを拾い上げる。

main

諏訪姫

「あっ、この子はあの少年なのじゃ!……それにしてもなぜこんなところへ?」

main

諏訪姫

ぽかんとしていると、ぬるりとした感触を覚えて手の方に視線を落とす。

main

諏訪姫

「……っ!?血なのじゃあ!?」

main

諏訪姫

驚いて財布を落とすと、血痕が蔵の方まで続いていることに気がつく。

main

諏訪姫

「……!」

main

諏訪姫

「たっ、大変なのじゃ!?恐らくあの少年……奏殿は怪我を負っておるはず」

main

諏訪姫

それなのになぜ蔵の方へ?と思ったが、それよりも追いかけないとという思いが勝る。

main

諏訪姫

「強情な少年じゃったが、怪我を押してまでやりたいことがあるのかのう……」

main

諏訪姫

そのまま急いで蔵の方へと向かう。

main

GMアウラ

開かれた蔵の扉を見ると、掃除用具や農具などが置かれている。部屋の隅に真四角の穴が開いており、地下へ向かう階段になっていた。

main

諏訪姫

血痕は階段の方へ続いてるのかの?

main

GMアウラ

続いてるじゃない

main

諏訪姫

わかったのじゃ!

main

諏訪姫

「……これは、先ほど見た地図の通りじゃと……」

main

諏訪姫

地下空間へとつながっているはずじゃ。そこに向かったのだろうか?

main

諏訪姫

近くに懐中電灯とかはないかのう?

main

GMアウラ

じゃあ幸運で棚に懐中電灯があってもいいじゃない

main

諏訪姫

うわ!なのじゃ!

main

諏訪姫

ccb<=65 (1D100<=65) > 46 > 成功

main

諏訪姫

「……おお!渡りに船とはこのことじゃな!」

main

諏訪姫

棚に置かれた懐中電灯を見つけて、その灯りを頼りに地下空間へと階段を降りていく。

main

GMアウラ

地下へ降りれば、外の鬱陶しい気温とは打って変わり、肌寒いくらいの微風が奥から吹きつける。洞窟のような広い道が続き、探索者たちが行く先を裸電球の灯りが心もとなく照らしている。

main

GMアウラ

<聞き耳>

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 72 > 成功

main

GMアウラ

男の怒号と共にガツ、ガツと何かを強く叩き付けるような音が聞こえる。男はよほど興奮しているのか舌がもつれ、言葉の内容を理解することはできない。

main

諏訪姫

「うっ……寒いのう」

main

諏訪姫

身体をぎゅっと縮こまらせていると、遠くから叩きつける音と、怒号のようなものが聞こえてそっちに視線を向ける。

main

諏訪姫

「なっ、何なのじゃ?」

main

諏訪姫

少々怖くなりながらも、歩みは止めない。

main

GMアウラ

やがて大きく開けた場所に辿りつく。目に入ったのは、部屋の奥に鎮座する木造の神殿。

main

神主

そして部屋の中央では、神主が日本刀の鞘で男をひたすら殴りつけていた。蹲っているのは枇々木奏。神主は倒れ込んでいる奏の髪を鬼の形相で鷲づかみ、顔を殴り、胴を蹴り飛ばし、首を踏みつけている。その度に洞窟内には不快な殴打音と奏の小さな呻き声が響き、時折地面に赤黒い血が飛沫する。SANC(0/1)。

main

諏訪姫

「……!?すごいのじゃ!?こんなところに立派な神殿が……っ!?」

main

諏訪姫

ccb<=60 (1D100<=60) > 94 > 失敗

main

system

[ 諏訪姫 ] SAN : 60 → 59

main

諏訪姫

「なっ、何をやっているのじゃ!?やめよっ!!!」

main

諏訪姫

明らかに常軌を逸した行動をしている神主の姿に足がすくみそうになるも、殴られて血だらけになる奏の姿を見て、すぐにそれを止めるためにその場へと走り出す。

main

神主

神主は探索者に気がつくと暴行を止め、しかし足で奏の頭を踏みつけながら、ニコリと人当たりのいい笑顔を浮かべて向き直る。

main

神主

「こんばんは。どうしてここへ? 迷子でしょうか」

main

諏訪姫

「……ひっ!?」

main

諏訪姫

表情と声は穏やかな姿に一瞬だけたじろぐも、きっと神主を見つめる。

main

諏訪姫

「ちっ、違うのじゃ!わらわは神主殿を探していて……お主は一体何をやっているのじゃ!?」

main

諏訪姫

「その子を見よ!血だらけではないか!?」

main

神主

「すみません、身体に教え込まないと学習しない人のようで……」と困った顔をする。
「いくら音丸の子孫だからといって、口に出していいことと悪いことがあります」

main

神主

「ご先祖様は偉大な方でしたのに、なぜ子孫はどの業界でも愚かで自分勝手で平凡なんでしょうか」

main

神主

「死んだ父親の願いだか何だか知りませんが、才能のない凡人がアレをどうにかするなど……」と鼻で笑う。

main

枇々木 奏

踏みつけにされている奏は、悔しそうに拳を握りしめる。

main

諏訪姫

「……事情はわからぬが、それでも大の大人が子供をそんな風にいたぶる理由はないのじゃ!」

main

諏訪姫

「……それにお主は神主であろう?これが神に仕えるお主がやることか!?」

main

神主

「これは我々の問題ですから、あなたたちが口出しする権利はありません」

main

神主

「あなたはなぜここに? 彼と何か関係が?」

main

神主

「関係ないのでしたら構いませんよね」

main

諏訪姫

「そう言われてしまったら直接関係はないのじゃが……。かといって見逃す謂れもわらわにはないのじゃ!」

main

諏訪姫

「わらわはみんなが楽しめるようにお祭りを手伝いに来たのじゃ。神主殿もその少年も参加者の一人なら、みんな楽しめるようにするのがわらわの勤めじゃ!」

main

神主

「ああ、そうか、やはりあなたたちもアレを……」

main

諏訪姫

「……わらわの話をちゃんと聞いておるのか!?」

main

神主

「渡しませんよ、これは私の物……私の[怪の鼓]なのですから!」
全く話を聞いていないように目に狂気を宿らせながら見開いて

main

神主

絶叫しながら布に手をかける。現れたのは小さな和太鼓だ。艶のある胴とぴんと張った皮にはいくつもの黒い手形が刻まれ、どれだけ多くの人間がこの鼓を奏でたのかを如実に語っている。神主の脇に抱えられた鼓は、小ぶりながら目を釘付けにしてしまう不思議な魔力がある

main

諏訪姫

「薄々気づいてはおったが、神主殿は正気じゃないようなのじゃ……!」

main

神主

「ああ、枇々木音丸様! そして偉大なる《とうねんぶ》様!」
「脳髄を揺さぶる音色を我々に!」

main

神主

神主が鼓をぽんと叩く。太鼓にあるまじき、余韻のない陰気な音が洞窟内に反響する。瞬間、音色が見えない形と動きとなって、何重もの波のように襲いかかる。
ぐるぐると音が耳の中で動き回り、思わず耳を塞ぎ、アア、違う、脳髄で音が動き回る、跳ねまわってゐる!
探索者は理解する。この音が生きているのだと。《トルネンブラ》の音色を聴いたことによりSANC(1/2d10)。

main

諏訪姫

ccb<=59 (1D100<=59) > 65 > 失敗

main

諏訪姫

2d10 (2D10) > 9[8,1] > 9

main

system

[ 諏訪姫 ] SAN : 59 → 50

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 9 > スペシャル

other

諏訪姫

発狂してしまったのじゃ~!?

info

GMアウラ

1:気紀あるいは金切声の礎作
2:パニック状熊で迷げ出す
3: 肉俸的なヒステリー、あるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
4:早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは名弁症(一貫した会話の奔液)
5: 擇索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症
6: 殺人癖あるいは自殺癖
7:幻覚あるいは妄想
8:反響動作あるいは反響言語
(揉索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
9: 奇抄なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)
10:昏迷(胎児のような辛勢をとる、物車を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない:強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)

other

GMアウラ

チョイスでもいいじゃない

main

諏訪姫

1d10 (1D10) > 8

other

GMアウラ

シャンババはいったじゃない

main

諏訪姫

「……△◇×!」

main

諏訪姫

頭に響く気味が悪い音色を否応なく口に出してしまう。

main

神主

「……素晴らしい!」
神主は天を仰いでぶるぶると身を震わせ、恍惚とした表情のまま鼓を神殿に戻す。
「ああ、あああ……もっと、もっと聴きたい!」「この素晴らしい神の音色に、あなたたちの悲鳴を加えたらどんなに甘美な音楽になるのか!」と、日本刀を鞘から抜いて

main

神主

切りかかってくる!

other

諏訪姫

発狂中だけど避けられるのじゃろうか?

other

諏訪姫

わざと当たって解除しても良いのじゃが

other

GMアウラ

避けられない症状ではないじゃない

other

GMアウラ

1d8ダメは結構いたいじゃない?

other

諏訪姫

下手すれば気絶してしまいそうじゃな…

main

諏訪姫

懐中電灯の光を神主殿の目に当てて目くらましは可能かの?

main

GMアウラ

OKじゃない
ただし最初の一回のみスタンじゃない

main

諏訪姫

うわ!なのじゃ!

main

諏訪姫

「……△◇×!」

main

諏訪姫

相変わらず声を出すことは叶わない……それなら!

main

諏訪姫

……と、手に持った懐中電灯の光を神主の目に向ける。

main

神主

「うあ!?」

main

神主

薄暗い地下室になれていた神主の目にそれはあまりにまぶしく、思わず刀を取り落とし、慌てて拾おうとするもうまくいかない

main

諏訪姫

「……△◇×」

main

諏訪姫

今、あの刀でわらわに斬りかかろうと……。

main

諏訪姫

神主の行動にぞっとするも、今は怖じけずいてる状況じゃない。

main

諏訪姫

あの子を助けないと……できれば神主さんも正気に戻したい。でも、どうするのじゃ?

main

諏訪姫

考えを巡らせていると、神主殿の部屋で見つけた手記のことを思い出す。

main

諏訪姫

「……△◇×」

main

諏訪姫

そうじゃ。きっとあの太鼓だ。あれがこの状況を招いている元凶……。

main

諏訪姫

……とにかく、今は一刻も争う。考えるより動くのじゃ!

main

諏訪姫

神主殿より先にわらわが刀を拾い上げることはできるじゃろうか?

main

GMアウラ

DEXx5に成功で拾い上げるじゃない

main

諏訪姫

芸術(スケート)持ちだからボーナスもらえないじゃろうか?

main

GMアウラ

じゃあ+30じゃない

main

諏訪姫

うわ!なのじゃ!

main

諏訪姫

ccb<=80 (1D100<=80) > 35 > 成功

main

諏訪姫

ccb<=8*5+30 (1D100<=70) > 25 > 成功

main

諏訪姫

身をかがませて、神主より先に刀へと手を伸ばす。

main

神主

神主は焦るあまりに背後にある太鼓を無防備にし、いまだ薄暗い足元を探っている

main

諏訪姫

そのまま素早く神主の背後に回り込み、背後にある太鼓の前に立つ。

main

諏訪姫

日本刀は振ると技能が必要そうじゃから、突き立てるだけにするのじゃ!

main

GMアウラ

太鼓は動かないから技能いらないじゃない1d8ダメじゃない

main

諏訪姫

1d8 (1D8) > 2

main

system

[ 太鼓 ] HP : 5 → 3

main

諏訪姫

「……△◇×!」

main

諏訪姫

太鼓に刃を突き立てるも、少し外してしまったようだ。

main

神主

「な、何をする!?私の大事なぁ■■■■!」
怒りに呂律が回らない状態になりながら殴り掛かってくる

main

神主

CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 9 > スペシャル

main

神主

1d3 (1D3) > 1

main

諏訪姫

受けるのじゃ!

main

system

[ 諏訪姫 ] HP : 10 → 9

main

神主

当たりはしたもののその精神状態のためかろくに腰が入っていない
こぶしを叩きつけたという方が正しいだろう

main

諏訪姫

「~~~!いったい……けど、やっと声が出るようになったのじゃ!」

main

諏訪姫

「……ふぅ、女子にまで手を掛けるとは……お主あとで覚えておれよ?」

main

諏訪姫

太鼓にもう一度刃を突き立てるのじゃ。

main

諏訪姫

1d8 (1D8) > 5

main

system

[ 太鼓 ] HP : 3 → -2

main

太鼓

怪の鼓は、一度はその不思議な魔力故かその刀身を受け止め切ったものの、流石に二度までも物理的な力に耐えきる力はなかったらしく

main

太鼓

びりぃぃいいいと嫌な音を立てて白い表面から破け、もはや太鼓としては機能しなくなる

main

諏訪姫

「……どうじゃ?」

main

諏訪姫

ちらりと目の前の神主の様子を見る。

main

神主

「き、貴様あ!なんということを!私の…!」
と諏訪姫につかみかかろうとしたところで

main

拝田

静まり返った洞窟内に不釣り合いなパチパチという拍手が聞こえる。

main

拝田

「いや~流石です。やはり修羅場を踏んできた人は違いますね」

main

拝田

声のする背後を振り返ると、やって来たのは運営スタッフの拝田。身体の後ろで手を組み、散歩でもするような歩調で洞窟内へと入ってくる。

main

諏訪姫

「……!?おっ、拝田殿!?なぜここがわかったのじゃ!?」

main

諏訪姫

話すと絶対に厄介なことになると思い、敢えて単独で行動していたのじゃが……。

main

神主

神主は「何が……、お前は誰だ……?」と動揺を露わにし拝田の方を向くと

main

拝田

拝田が屈託のない笑みを神主に向け、神主はぎくりと身体を強張らせて膝をつく。指一本動かすまでもなく、神主は泡を吹きながらどさりと崩れ落ちた。

main

拝田

そして諏訪姫に振り返り

main

拝田

「言ったでしょう、宝探しをしていると。あなたも宝探しでここに辿り着いたんじゃないんですか?」

main

諏訪姫

「なっ!?お主、神主殿にいったい何をしたのじゃ!?」

main

諏訪姫

「わらわはそこの少年を追いかけてきただけじゃ!お主のような酔狂ではないわ!」

main

諏訪姫

「……と言うか、お主のせいでわらわが神主殿の部屋を荒らしたと疑われたのじゃぞ!?」

main

拝田

「ちょっと騒がしいので眠ってもらいました」

main

拝田

「部屋に関しては…あれ、僕じゃないですよ。おかしくなった神主さんが自分でやったことです」

main

拝田

「そして……」
拝田は気絶している奏の前まで歩み寄る。

main

拝田

「君は枇々木一族の末裔ですね。わざわざご苦労様です」
「ふうむ、見たところ《トルネンブラ》の寵愛は受けていないようですね」

main

拝田

「残念といえば残念、しかし君にとっては幸運だったのでしょうか」

main

拝田

「おめでとう! 呪われた一族は君の代で終わりです」
「何の才能もない、凡人としての余生をのんびり楽しんでくださいね」とさして興味もなさそうに拍手をする。

main

諏訪姫

「……眠ってもらったじゃと?お主はいったい……」

main

諏訪姫

「……部屋の件はお主じゃなかったのじゃな!?これは犯人扱いして申し訳なかった……って!?」

main

諏訪姫

「本当にお主は何者じゃ?ただの酔狂な若者と思っておったが、口ぶりはどうもそうには見えぬ」

main

拝田

「拝田ですよ。昼間も自己紹介したでしょう」
「あるいは、本当はもう分かっているんじゃないですか?」

main

拝田

「それよりも……」

main

拝田

拝田は[怪の鼓]の残骸を拾い上げ、大げさにため息をつく。

main

拝田

「ハア……なんて勿体ない。《トルネンブラ》が宿った太鼓なんてそうそうお目にかかれませんのに」

main

拝田

「とんだ無駄骨になってしまいましたね。一体どう責任を取ってくれるんです?」

main

諏訪姫

「……それをわらわに言われても、わらわも必死じゃったし……」

main

諏訪姫

「そもそもこの場所がわかっておったのなら、わらわより早く来るタイミングはいくらでもあったであろう?」

main

拝田

「どうでしょう?私も今気づいて慌ててやってきたのかもしれませんよ」

main

拝田

拝田は考えこんでからとある条件を提案する。
「分かりました。では"交換条件"といきましょう」

main

諏訪姫

「……むむむ?わらわにできることなら良いが……」

main

拝田

「[怪の鼓]の代わりに、あなたのこれからの旅を見させてください。それが条件です」

main

拝田

「自覚がないのかもしれませんが、あなたはなかなかに面白い体験をして……そしてこれからも興味深いことに巻き込まれるでしょう」

main

拝田

「あなたを見ていれば退屈しないで済みそうです」と品定めするように顔を近づけ、瞳を楽しそうに見つめる。拝田と目を合わせていると、自身の頭や心の隅々まで見透かされそうな錯覚に陥る。

main

諏訪姫

「……う、あ……お、お主は何を言って……?」

main

諏訪姫

拝田の視線に恐怖を覚えて、ずずっと後ずさる。

main

拝田

「否定はないので肯定とみなしますね。こちらで勝手に見させてもらいますよ」
口を半月状にして笑って

main

拝田

「さて、僕はそろそろお暇しますね」
気絶している神主を軽々と持ち上げる。

main

諏訪姫

「まっ、待て!?神主殿をどうするつもりじゃ!?」

main

拝田

「部屋はあのざまだわ刀は振り回すわ、こっちじゃもうまともに生きられないでしょう、この人」
「こっちで預かります」

main

拝田

「神主の不在で、上は少し騒ぎになっていますが……まあそれは僕の方でなんとかしてあげましょう。大大大サービスです」

main

拝田

「その人はあなたが運んでくださいね~」と倒れている奏に視線をやってからスタスタと洞窟を出る。

main

諏訪姫

「……得体の知れないやつじゃ。なんか変な約束まで取り付けてしまったのう」

main

諏訪姫

……しかしわらわにできることも多くあるわけでもない。拝田殿ができるのなら任せるしかないじゃろうな。

main

諏訪姫

「……とと、それよりも、じゃ!」

main

諏訪姫

「奏殿~!気をしっかり持つのじゃ~!」

main

諏訪姫

気絶している奏の元に駆け寄り、ぶんぶんと肩を揺する。

main

枇々木 奏

「…!あ、あれは!?怪の鼓はどうなった!?」
奏は声をかければ目を覚まし、慌てて怪の鼓の所在を聞く。

main

諏訪姫

「おっ、落ち着くのじゃ!?怪我をしておるのじゃぞ!?」

main

諏訪姫

「……太鼓の方はわらわが壊してしまったが、残骸は拝田殿が持っていってしまってここにはないのじゃ」

main

枇々木 奏

「そうか、壊してくれたんだな……ありがとう」
「これで全部報われる……」と涙を浮かべながら安堵の表情をする。

main

諏訪姫

こ、壊してしまって良かったのじゃな!?

main

諏訪姫

「……と、とりあえず!今はここから出て怪我の手当が最優先なのじゃ!」

main

諏訪姫

「歩けるかのう?」

main

諏訪姫

肩を貸そうとその場にしゃがみ込む。

main

枇々木 奏

「いろいろ突っかかって、それから……巻き込んで悪かった。でも助けてくれてありがとう」
肩を借りて立ち上がり

main

諏訪姫

「お主の姿を見たら巻き込まないようにしていた気持ちもわかるから大丈夫じゃ。だから謝る必要はないからの?」

main

諏訪姫

「それに元は事情も知らずにずかずかと踏み込んだのはわらわの方じゃからの!」

main

諏訪姫

奏に肩を貸してよいしょっと立ち上がると、ゆっくりと地上に向けて歩き出す。

main

枇々木 奏

「ああ、それでも。助かったよ」

main

GMアウラ

傷を負った奏に肩を貸しながら洞窟の外に出ると、相変わらず祭りは続けられていた。陽はすっかり落ち、雲一つない紺色の空に星々と満月が浮かんでいる。そして、それらをかき消さんばかりの打ち上げ花火が夜空に浮かんでいた。大輪の花は咲いては消え、また咲き、探索者たちの頭上を彩る。

main

設営のスタッフ

「打ち上げ花火なんて予定にあったっけ?」

main

飾りつけのおばちゃん

「さあ……もしかしてこれが神主さんの"とっておき"なんじゃないの?」

main

たこやき屋のおじさん

「なんだ、随分手の込んだサプライズじゃないか」

main

GMアウラ

歓声の合間を縫ってこのような会話が聞こえたが、人々の意識はすぐに花火へと向けられることだろう。一悶着を終えた身体に、夜の涼しい風が心地いい。

main

GMアウラ

歓声と花火の音の合間に、また「ぽ……ぽ……」という太鼓の音が聞こえた気がした。きっと、上機嫌の拝田がどこかの屋根の上で叩いているのかもしれない。奏は音色に気付いていないのか、ぼうっと夜空を見上げている。すぐにまた打ち上げ花火が上がり、陰気な音を打ち消した。

other

GMアウラ

あとはENDだから好きなことやるじゃない

other

諏訪姫

わかったのじゃ!

main

諏訪姫

打ち上げ花火の音が響く中、一人お祭りの屋台を練り歩いている。

main

諏訪姫

「拝田殿が言っていた『大さぁびす』とはこのことじゃったのか」

main

諏訪姫

たしかに上手くごまかせたかもしれぬが、全てを知っているわらわは複雑な気持ちじゃのう……。

other

GMアウラ

フィギュアまであるじゃない!?

other

諏訪姫

そもそもぷらむがふぃぎゅあ会社なのじゃ!

main

諏訪姫

蔵から出たあと奏殿を運営本部に連れて行ったはよかったものの、怪我の度合いが酷くて誤魔化すのが大変じゃったのじゃ~。

main

諏訪姫

傷は見た目だけで命に別状なかったのは良かったのじゃが、目に見えない心の傷になっておらぬとよいが……。

main

諏訪姫

自分は大した怪我はなかったものの、着物がドロドロになってしまって、結局巫女殿に借りた浴衣を使わせてもらうことにした。

main

諏訪姫

そしてどうせだからとお祭りを楽しむことにした。我ながら肝っ玉が大きいのう。

main

諏訪姫

「………」

main

諏訪姫

周囲を見て耳を澄ますと、打ち上げ花火の光に照らされて祭りに来た人たちの楽しそうな笑顔が見え、花火の破裂音に紛れて楽しそうな声が聞こえてくる。

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諏訪姫

「………ふふっ」

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諏訪姫

なぜじゃろう?少し暗くなっていた気持ちが明るくなっていくように感じた。

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諏訪姫

「わらわも楽しまないと損じゃな!」

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諏訪姫

色々と気になることはあるものの、今はそんなことは忘れて、周りと同じようにお祭りに興じることにした。

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諏訪姫

水色の浴衣を着た少女の姿が人混みの中へと消えて行く。

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その場にあるのは夏祭りの熱だけだった。

other

諏訪姫

わらわは終わりじゃ!

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GMアウラ

───────────────

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GMアウラ

君は旅人である。
歴史に刻まれた悲劇を覆すこともできなければ、一族の呪いを断ち切る力もない。

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GMアウラ

しかし、君の選択と行動に救われた者は確かに存在する。

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GMアウラ

〈夏の章 了〉

other

GMアウラ

生還報酬:SAN+1d6
お祭りを楽しんだ:SAN+1d3
《トルネンブラ》の音色を聴いた:神話技能+1
〈聞き耳〉に+1d3

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諏訪姫

1d6+1d3 (1D6+1D3) > 5[5]+3[3] > 8

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system

[ 諏訪姫 ] SAN : 50 → 58

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諏訪姫

1d3 (1D3) > 2

ステータス

諏訪姫

神話技能+1
〈聞き耳〉に+2

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GMアウラ

ってことで!
宴じゃない~~~~!

other

諏訪姫

宴じゃ~!!!

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諏訪姫

>流石に今回は2時までは…伸びないじゃない?
ふらぐ回収したのじゃ!

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GMアウラ

ギリギリだからセーフじゃない

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諏訪姫

途中で反応悪くなったのは浴衣の画像探していたり背景切り取っていたからなのじゃ!申し訳ない…!

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GMアウラ

なるほどじゃない
まあおかげで一つ知識が増えたじゃない
息子の方が明らかに年取ってるじゃない

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諏訪姫

そうなのじゃ?わらわはわらわのことしか知らないのじゃ

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GMアウラ

まさかの使ってるシャンより詳しくなってしまったじゃない

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諏訪姫

のじゃろりはかわいいからじぃえむも遠慮なく使って欲しいのじゃ!

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GMアウラ

天真爛漫になるかミステリアス長寿になるかはキャラ次第じゃない
じゃない魔族なら使ってるじゃない

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諏訪姫

わらわは天真爛漫のつもりなのじゃ!実際にやれてるかは知らないのじゃが……

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GMアウラ

やれてるから安心するじゃない

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諏訪姫

うわ!なのじゃ!
そろだと決断も全部わらわ任せだから、りありすとにならざるを得ない状況が結構あって難しいのじゃ

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GMアウラ

更に犯罪じみた行動もしなくちゃいけないじゃない困ったもんじゃない

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GMアウラ

いちおう
■シナリオ背景
優秀な太鼓職人である枇々木音丸は、文姫への叶わぬ想いから渾身の小鼓を作り上げる。あまりにも見事なその太鼓の音色は《トルネンブラ》を引き寄せ、《トルネンブラ》が宿った鼓は[怪の鼓]として人々を狂わせていく。幼少期に偶然[怪の鼓]の音色を聴いてしまった神主もその一人である。
一方、音丸の子孫である奏は亡き父の遺言に従い、[怪の鼓]破壊のために奔走する。

要約:《トルネンブラ》に呪われた一族の末裔を解放する物語。

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GMアウラ

ちなみに奏は特別才能がないおかげでこの呪いにかからなかったけど代々呪われまくってたじゃない

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GMアウラ

▶枇々木 奏(ひびき かなで)
音丸の子孫。「[怪の鼓]を破壊してほしい」という父親の遺言に従い、存在するかもわからない幻の鼓を一人で探していた。人々を破滅に導く[怪の鼓]を憎んでおり、それを生み出した自身の一族にも暗い感情を抱いている。

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諏訪姫

なるほどなのじゃ
それでたまたま太鼓を探していた神主殿とつながってしまったのじゃな

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GMアウラ

でまあ拝田は…

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GMアウラ

▶拝田(はいだ)
夏祭りの運営を手伝う若い男。その正体は、[怪の鼓]の噂を聞きつけた《ニャルラトホテプ》であり、あわよくば持ち帰って《アザトース》に献上しようと考えている。奏の生死に興味はないが、音丸を超える才能が開花したら面白いと思っている。

拝田という人物は存在せず、魔術によって「拝田は町の住人である」と誤認させている。
一人称「僕」。基本的に敬語で話し、正体を隠している時はヘタレっぽいキャラを演じる……があふれ出る胡散臭さは隠せていない。

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GMアウラ

▶外なる神《トルネンブラ》
マレモンP194。生きた音として音丸の傑作に宿る。単純に耳を塞いだり耳栓をした程度では正気度喪失を回避できない。《トルネンブラ》が宿った[怪の鼓]の破壊、もしくは拝田に預けることで枇々木一族の呪いを断ち切ることができる。

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諏訪姫

拝田の正体は最後までわからなかったのじゃ
資料室を荒らしていたときは本気で軽蔑していたのじゃ

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GMアウラ

最初の段階でクトゥルフ神話技能持ってるかどうかで対応変わるじゃない

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諏訪姫

わらわは持ってるけど使い物にならないのじゃ

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諏訪姫

とるねんぶらは音だから実物と戦ったらとても勝てない気がするのじゃ

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GMアウラ

使い物になる数値ってロスト一歩手前じゃない…?
まあ神連中はこんな感じでナーフされるのがシナリオの常識じゃない

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諏訪姫

一応正気度は最大値以上回復するから減らなければ大丈夫だと思うのう
でも正気度ちぇっくがどんどん厳しくなるからいずれ死んでしまいそうじゃな

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GMアウラ

まあそれが醍醐味の一つなところもあるじゃない
んじゃ二回続けて参加感謝じゃない!
またね~~~!

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諏訪姫

単独を四回でも良かったのじゃが、どうせならってことで継続してみたのじゃ!
これこのままだとわらわの単独きゃんぺぇんになりそうじゃな!?

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諏訪姫

……まぁいいのじゃ!
今回も立ててくれてありがとうなのじゃ!またなのじゃ~!!!

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GMアウラ

まあそれでもありじゃない?
またね~~じゃない!