喫茶マヤ+杏マミ整形

喫茶マヤ+杏マミ整形

GM
GM
19時までは待つ
来なかったら秘匿ありの虚無井戸やる
シャムシエル!?
シャムシエルの画像で卓立ててる奴クソ久々に見ただろ
シャムシエル懐かしいだろ
シャムシエル何か卓立てろ
名前だけ聞いてたあのシャムシエルなんすがね?
GM
酒場以来だろ
まあどのシャムシエルでもいいだろう
元から使徒何人もいる
それはそう
maYも懐かしいよなァ…なァ…チョッパー…
GM
というかお前らがシャムシエル自己主張すると荒れるからやめろって言ったから消えたんだぞおれは
荒らしの戯言だから気にしなくて良かったんすがね…
消えてわかったんだ
おれたちにはお前が必要だと
効かないねェ
おれは言ってねェから(ニィ)
悲しいだろ
DV男みてえないい分失せろ>消えてわかった
下手に名前が目立つと粘着対象になるのはつい最近までいた荒らしが証明しちまってたからなァ…
GM
まああの時期はクソ荒れてたから仕方ないとは思ってたんすがね
天竜人も帰ってこい
百合しないと爆殺されると聞いた
GM
年末だしちょっとくらい自己主張してもいいよな、ルフィ
えー?いいよ〜!
GM
うわ!
まだだ!もっと自己主張しろ!
まァ……やりすぎると卓の内輪化も進むしな……ルフィ
今日くらいはいいんじゃねェか
クソどうでもいいけどシャムシエル百合シャンの一人だったのか…
知らなかったな ルフィ
剣士たるもの、切り替えを巧みにしつつやってく…だろ?
GM
百合卓は参加してたし立てたこともあるんすがね
シャムシエルってYだと思ってた
GM
よくわかったな
うそだろお前
エッエッ
だから前回の百合喫茶でYの画像使われてたのか…
(刺客がmayだったかYだったか思い出している)
喫茶のマスターがYなのは"そういうこと"
こわい
Yだけに
こY
GM
なんでわかったのか教えろ
1d100 おもしろさ (1D100) > 33
Y←これはYロウ
なんか前にシャムシエルY説を聞いたんだけど根拠忘れた
笑ってくれ(^^)
GM
そんな説出てたのか…
GM
kari
……逆に考えればこれはご指導いただけるチャンスなんじゃねェのか?
mayとまだイチャついてるのかだけ教えろ
ところでこの卓の仕組みを教えてくれ(^^)
ミスター・ゴシドー
GM
キャラ決めてお喋りしろ
背景かと思ったら動いてびっくりした
喫茶って事はタイマン?
GM
!!
二人いた!?
kari
!!!
GM
やりたいなら別卓立てるぞ
"仮災"のキング
勢いで出した
キャラ決まってねェしタイマン得意じゃねェし頭おかしくなりそう
つまりタイマン限定か
タイミングを逃したので効果は不発だ、よかったな…
元塩の時はタイマンじゃなかったろ
いけるいける
kari
おれもだから心配しないでくれ(^^)
"仮災"のキング
雷福雷福雷福雷福雷福雷福雷福
GM
おれがタイマンすきだからタイマンなことを教える
わかった
kari
へ〜!
GM
というか埋まってからやりたいとか言うんじゃねえアホンダラ
最初に盤面に置いとけアホンダラ
ルールも書いてねえのに置けるかアホンダラ
百合をご存知ない!?
"仮災"のキング
おれも中々踏ん切りつかないことあるから許してやってくれ(^^)
kari
誘拐を実行する!!
百合喫茶なんて初見なんすがね…
GM
それはすまん(Thanks.)
いや…察しておくべきだったな また今度建ててくれ(^^)
GM
お詫びにもう1卓立てる
kari
"仮災"のキング
!!
!!!
聖者
真面目だな…
GMミズゴロウだァ~!
GM
https://ccfolia.com/rooms/iehmnznjA
GM
ここはkariとキングの卓だ
“早仮”のジャック
理解した
“早仮”のジャック
頑張れ兄者
"仮災"のキング
おうお前もしっかりやれよズッコケジャック
GM
kariとキングはキャラ決めて設定練っててくれ(^^)
仲良さそうで微笑ましいだろ
"仮災"のキング
わかった
kari
わかった
kari
せっかくだしたまには攻められるキャラ使ってみたいけどストックがなァ……
どんな面子になるか楽しみだな ルフィ
GM
この時間が一番わくわくするだろ
"仮災"のキング
おれは受け攻め以前に元からストックなくて頭おかしくなりそう
"仮災"のキング
雷福雷福雷福雷福雷福
"仮災"のキング
耳たぶ伸びそう
頭おかしくなってる
GM
既に心臓が破裂しそうだ!
マズイ、コアが破壊される
kari
こわい
ちょっと待て喫茶店どっちも同じGMかよ…
そうみたいだな ルフィ
GM
シャンパラに比べたら管理は楽だろ
それはそう
それもそう
佐倉杏子
思いつかね
もうこれで行く
GM
来たか、魔法少女
あんこだ〜!!
佐倉杏子
勢いだけでこの卓突っ込んだからマジで上手くいくかわかんないんだよね…
佐倉杏子
まあどうとでもなるだろ
SW卓に美樹さやかいるからそゆこと
SW卓まだやってんのか…
GM
まあ時間とか決めたりしないからゆっくりキャラを選んでくれ^^
確かクトゥルフと同時スタートだったろ
kari
なんとなく受け攻めどっち寄りかだけ聞いときたいんすがね…
一応どっちも準備できそうだからそれによってキャラを変える
佐倉杏子
大人数卓だっけ今やってるSW
さっきの毒入りスープといい今日は人の集まりいいよな
佐倉杏子
そうだな…………
kari
いやこういうのって聞かない方がいいのか…?
佐倉杏子
多分受け
kari
わかった
GM
あと同棲してるかとか面識はあるかとか決めるとやりやすいことを教える
IQ280
GM
その辺の設定練るのも楽しいよな、ルフィ
佐倉杏子
そっちの要望次第でもあるけど
あたしとしては面識無しで行くつもりでいる
佐倉杏子
んー……どうかな………
どっちの方がやりやすいかわかんね………
どこまでやるかにも寄るんじゃない?
GM
来たか、ウマンカー
佐倉杏子
うし決めた
マヤノトップガン
アイ・コピー☆
ウマハラとまどハラだな ルフィ
佐倉杏子
マヤがOKならあたしは面識無しで行きたい
マヤノトップガン
マヤはいいよ〜?
どうせすぐわかっちゃうから!
佐倉杏子
うわ!ありがとう!
GM
お互いのキャラ設定とか聞いておくと話しやすかったりするかもな、ルフィ
佐倉杏子
ウマハラやってないけどマヤノトップガンのイメージは微妙に知ってる
何故かな………
マヤノトップガン
わぁ!嬉しいな〜♪
GM
準備できたらOCLO
マヤノトップガン
昔テレビでやってたの見たからキョーコちんのイメージはだいたい知ってるよ!
マヤノトップガン
あっごめんねGMちゃん!
準備するからもうちょっと待っててくれないかな?
佐倉杏子
あたしも悪ィ一旦離席
くそ電話がよ
GM
わかった
準備できたら言ってくれ
マヤノトップガン
おっけー、マヤは大丈夫だよ〜!
キョーコちんが戻り次第始めよっか!
佐倉杏子
教える
見切り発車だけどまあいいでしょう
佐倉杏子
あとそうだ
実はあたし巴マミと腐れ縁かつ喧嘩別れして疎遠になった設定あるんだけどよろしくなマヤ
マヤノトップガン
むむむ……わっ、わかった!
GM
準備出来たらメインで教えてくれ^^
マヤノトップガン
アイ・コピー!
マヤノトップガン
教えるよ☆
GM
佐倉杏子って住所不定だっけ
佐倉杏子
教える
佐倉杏子
教えるよ
GM
出航だァあああ〜〜〜!!!
マヤノトップガン
マヤちん、テイクオーフ☆
佐倉杏子
出航だァ~~~~~~!!!
GM
佐倉杏子
 
GM
GM
いつも通りの日常を過ごしていたあなたの元に、一通の手紙が届きます。
佐倉杏子
「────♪」
いつも通り、どこかから調達したリンゴを噛る。
GM
それは白く、厚手の、柔らかさを感じる紙で出来た封筒です、百合の模様の封蝋がされています。
佐倉杏子
「ったく、あの調子じゃいつか潰れちまうんじゃねえのあの店」
佐倉杏子
「まっお陰で助かってるけどね」
真っ当な手段で得た物じゃないという認識は持っているが、その顔にはあまり反省の色は見えない。
慣れているといった雰囲気だ。
マヤノトップガン
マヤノトップガン
キョーコちん先やろっか!
佐倉杏子
「………んだこれ」
リンゴを一つ食べ終えて、手紙に気づく。
佐倉杏子
平行でもいいよあたしも大分好き勝手やってるし
マヤノトップガン
んーとね、別々の方が流れ追いやすいかなって
佐倉杏子
IQ280
佐倉杏子
「落とし物……にしちゃ随分綺麗だけど」
住所不定であるが故に、自分宛であることには気づいていない。
GM
新雪のように真っ白なそれにはあなたの名前のみが書かれており、他には何も書いていません。
佐倉杏子
「………は?」
宛名を見て驚く。
佐倉杏子
「いやいやいや…………」
佐倉杏子
「何、ストーカー?いやそれはない」
佐倉杏子
「じゃあなんかの恨みか…?そんな事した記憶…………」
佐倉杏子
「…………あるわ」
マヤノトップガン
キョーコちん勢いで出したって割に作り込みすご〜い……
GM
わかる
佐倉杏子
「……しっかたねえ、見るくらいはするか」
GM
おそるおそる封筒を開けると、可愛らしい文字で描かれた、ほのかに甘い香りのする招待状が入っていました。
GM
招待状には「喫茶White Lily 白百合のアフタヌーンティーにご予約頂き、誠にありがとうございます」と書かれていました。
佐倉杏子
「………は?」
予想してた内容とは全く違う物が出てきて驚きを隠せない。
GM
招待状の下の方には日時が記されており、それはもう数分後に迫っているようです。
佐倉杏子
「…………………」
何だよこれ、意味わかんねえ。
佐倉杏子
「………」
周囲を探る、感覚を研ぎ澄ませる。
佐倉杏子
魔女や使い魔の気配は、ない。
佐倉杏子
「………なんだよこれ」
佐倉杏子
「時間……?そもそも場所わかんねえっての」
佐倉杏子
「………ばっからしい」
佐倉杏子
「無視するに限るねこんなの」
GM
そうして、指定の時刻になりました。
佐倉杏子
手紙を投げ捨てようとする。
GM
あなたは突然眠気に襲われます。
佐倉杏子
「っ……!?」
佐倉杏子
急に、眠気………?
佐倉杏子
そのまま抗えずに眠りにつく。
GM
眠気に抵抗することも出来ずに、その場に崩れ落ちます。
GM
あなたは寝息を立て始めました。
GM
GM
GM
これで佐倉杏子の導入は終わりだ
GM
次はマヤノトップガンだな、来い
佐倉杏子
意外とやれたわ……
佐倉杏子
頑張れマヤ
GM
お前プロなんだな?
マヤノトップガン
は〜い♪
マヤノトップガン
キョーコちんすごかったよ〜!マヤも頑張らなきゃ!
GM
いつも通りの日常を過ごしていたあなたの元に、一通の手紙が届きます。
GM
それは白く、厚手の、柔らかさを感じる紙で出来た封筒です、百合の模様の封蝋がされています。
マヤノトップガン
「はいは〜い!」
マヤノトップガン
「テイオーちゃん、お手紙だって!……わっ、私宛てだ!」
マヤノトップガン
栗東寮の郵便受けから、一通の手紙を部屋に運び込む。
GM
新雪のように真っ白なそれにはあなたの住所のみが書かれており、他には何も書いていません。
マヤノトップガン
「パパから……じゃないみたい、もしかしてファンの人からかな?」
マヤノトップガン
手紙をくるくるとひっくり返す。
マヤノトップガン
「……ちっ、違うって〜!」ラブレターとか、そんな訳ないじゃんっ!マヤにはそういうの、まだ早いっていうか……」
マヤノトップガン
「もう!からかわないでってば!」
マヤノトップガン
拗ねて背を向けつつも、顔をアップルティーのように赤らめながら封を切り、おずおずとその中身を取り出す。
GM
封筒を開けると、可愛らしい文字で描かれた、ほのかに甘い香りのする招待状が入っていました。
GM
招待状には「喫茶White Lily 白百合のアフタヌーンティーにご予約頂き、誠にありがとうございます」と書かれていました。
マヤノトップガン
「……あれっ?」
マヤノトップガン
招待状を一通り眺めたうち。
マヤノトップガン
「……な〜んだ、間違い配達だったみたい。マヤ、ちょっとがっかりかも……」
GM
招待状の下の方には日時が記されており、それはもう数分後に迫っているようです。
マヤノトップガン
「ほら、『喫茶White Lily』だって。テイオーちゃん知ってる?」
マヤノトップガン
「……うん、私も初めて聞いたかも。この辺のお店じゃないみたい……って」
マヤノトップガン
「ええっ……!?テイオーちゃん、今って何時!?」
マヤノトップガン
「むむ、困ったなぁ……この寮の他の子宛てだったのが、間違えてマヤのとこに届いちゃってたのかも……」
マヤノトップガン
「マヤ、とりあえず今から寮長さんに相談して……っ」
GM
そうしているうちに指定の時間になりました。
GM
あなたは突然の眠気に襲われます。
マヤノトップガン
「んっ……あれ……?なんだか急に眠たくなって……」
マヤノトップガン
「うぅ……なんで?わかんない……」
マヤノトップガン
そのままぱたり、と部屋の床に伏す。
GM
あなたは寝息を立て始めました。
GM
GM
GM
ここから共通だな、ルフィ
佐倉杏子
きたか 共通フィ
マヤノトップガン
わかったよ〜!
GM
2人は、頬を撫でる風と、香ばしい香りで目を覚まします
GM
そこは、百合で飾られた、小さなお店の一角でした。おしゃれな木のテーブルに、クロスが敷かれて、それと同じ拵えの白いウッドチェアに、クッションが敷かれていて、二人はそこに腰掛けてうたた寝をしていたようです。
佐倉杏子
「…………っ」
目を開ける。
マヤノトップガン
「んっ……あれ?」
佐倉杏子
「…………!?」
周囲に目をやり、驚愕する。
マヤノトップガン
「ここは……確かマヤ、お手紙読んでたら急に眠たくなっちゃって……」
佐倉杏子
「……………っ」
なんだよ、ここ…………。
佐倉杏子
さっき魔女も使い魔も気配はなかったはず……。
意味わかんねえ………。
佐倉杏子
「っ…………!」
咄嗟に、周囲を探るようにして感覚を研ぎ澄ませる
マヤノトップガン
あたりを見回すうち、ふとその存在に気づく。
佐倉杏子
やはり魔女や使い魔の気配は、ない
GM
外は静かな街の模様が見えて、街中には穏やかな時が流れていて、ある種現実離れして見えます。
マヤノトップガン
「あ……ねぇねぇ!」
佐倉杏子
「…………!?うわっ…!?」
マヤの呼び掛けに
マヤノトップガン
「このお店?の人……じゃないよね?よく来るお客さんかな?」
佐倉杏子
「………?…………あー」
少し気持ちを落ち着けて、状況の整理を試みる。
佐倉杏子
こいつも、あたしと同じ経緯で来たのか……?
佐倉杏子
「……悪い、よくわかんねえ」
マヤノトップガン
「……?」
佐倉杏子
「あたしとしても聞きたいんだけど、まずここどこだ……?」
マヤノトップガン
「んー……そっか!じゃあ、マヤとおんなじってことだね!」
佐倉杏子
「おんなじ………」
まさかこいつも………
マヤノトップガン
「ふんふん……」
マヤノトップガン
「喫茶店……!奥から紅茶とフルーツの香りがするもん!」
佐倉杏子
「喫茶……?」
眠る直前の出来事を思う返す。
佐倉杏子
「ちょっと聞いていい?」
マヤノトップガン
「……あっ、マヤはマヤノトップガン!マヤでもマヤちんでも好きに呼んでいいよ☆」
マヤノトップガン
無邪気な笑顔を返す。
佐倉杏子
「あー、そっちじゃなくて。まあいいやありがとな」
佐倉杏子
「あたしは佐倉杏子。よろしく」
まあ対して交遊とかしないだろうけど、名前名乗られたからには返さねえとな……。
マヤノトップガン
「うんっ、よろしくね!キョーコちん!」
マヤノトップガン
「それでそれでっ、マヤの何が気になるの?」
佐倉杏子
「ちょっと気になることあってさ」
佐倉杏子
「そっちでなんか変な手紙貰ったりしてない?」
マヤノトップガン
「うーん……だから多分キョーコちんと一緒だよ?」
佐倉杏子
「………なるほどね」
マヤノトップガン
「キョーコちんがさっきからきょろきょろしてるのはそういうことでしょ?」
佐倉杏子
「まあ……そうだね」
マヤノトップガン
「マヤ、そういうのわかっちゃうから」
佐倉杏子
………思ってたより随分鋭いな、こいつ。
マヤノトップガン
「うんうん……それよりさ、折角喫茶店なんだしお菓子でも食べながら整理するのはどうかなっ?」
佐倉杏子
「折角、ねえ………」
佐倉杏子
「そもそも怪しすぎてそんな気起きないんだけど」
佐倉杏子
「……つってもまあ、呼び出した本人取っ捕まえて話は聞かせてもらいたい気分だね」
マヤノトップガン
「んー……全部はわかんないけどさ、マヤたちをさらっちゃおうなんて考えならこんな喫茶店なんて場所に置いとかないと思う」
マヤノトップガン
「うんっ、それは賛成!」
佐倉杏子
「だから意味わかんないんだよね。なに考えてんだか」
マヤノトップガン
「うーん……そもそもなんでマヤたち二人なのかってのもよくわかんないし」
マヤノトップガン
「……なんか、デートみたいだね?」
佐倉杏子
「デートって」
初対面の奴に何言ってんだか
マヤノトップガン
「マヤさ、ここんとこトレーナーちゃん誘っても乗ってくれないし……っと、そんなこと言ってる場合じゃなかった」
マヤノトップガン
「『呼び出した本人』……ってことは、ここのマスターちゃんかな?」
佐倉杏子
「まあなんでもいいさ、さっさと呼び出した本人取っ捕まえて……」
佐倉杏子
「…………」
そもそもここどこかわかんねえからどうしようもないじゃん。
佐倉杏子
「…………一旦待つ」
佐倉杏子
「なんもわかんねえし、やることもない。」
マヤノトップガン
「すみませーんっ!!」
マヤノトップガン
店の奥に向かって元気に声を張る。
佐倉杏子
マヤが呼び掛けてくれんのありがてェ
ユージン
「はーい!」
マヤノトップガン
待ってても来る気もするけどね〜☆
マヤノトップガン
「わ!」
ユージン
「お待たせしてしまい申し訳ないです」
佐倉杏子
「結構すぐ来たじゃん」
少し刺を含めて言う。
マヤノトップガン
「もう……マヤが呼んだからかもしれないじゃんっ」
軽く頬を膨らます。
マヤノトップガン
「じゃなくて、えっと……ここのマスターの人だよね?」
ユージン
「私は店員ですね、店長は……今ちょっと不在でして」
マヤノトップガン
「えーっ、じゃあマヤたちをここへ呼んだのは別の人?」
佐倉杏子
「ふーん………」
ユージン
「招待状のことでしたら私の方からは…」
ユージン
「あれは店長の手作りですので」
マヤノトップガン
「んー、だってさキョーコちん」
佐倉杏子
「まあなんだっていいよそんなこと」
佐倉杏子
「……何の目的であたしら呼んだの?」
ユージン
「おっと、失礼しました」
ユージン
軽い咳払いをひとつ
ユージン
「こんにちは。佐倉様、マヤノトップガン様」
マヤノトップガン
「こんにちはっ♪」
佐倉杏子
「はいはい、こんにちは」
雑にあしらいつつも、挨拶されたからにはしっかりと返す。
マヤノトップガン
育ちがいいんだね〜
ユージン
「この度は喫茶ホワイトリリィへご来店いただき、誠にありがとうございます」
ユージン
「本日は、心ゆくまで紅茶とお菓子をお楽しみくださいませ」
ユージン
「なお、おふたりに安らかなひと時を過ごしていただくため、私ユージンが給仕を勤めさせて頂きます。短い間ではございますが、何卒よろしくお願い致します」
佐倉杏子
「……………」
何言ってんだこいつ…
ユージン
「では、こちらがメニューになります」
GM
店員は2人に茶色の革で装丁されたメニューを差し出しました。
GM
「TEA MENU
 Darjeeling
 Earl Grey
 Assam
 Ceylon Kandy」
マヤノトップガン
「うんっ、ユージンちゃんね!よろしくね!」
GM
「軽食
生ハムとクリームチーズのミニジャボン・フロマージュ
燻製肉とアボカドのブルスケッタ
卵と挽肉のクロワッサンサンド
グレープのスコーン
チョコのスコーン
ストロベリーのスコーン
ザクロのタルト
リンゴのタルト
イチジクのタルト
ショートケーキ
モンブラン
チーズケーキ
ハンギミニパイ
ミニキッシュ
ミニポークパイ
特製ミートパイ」
マヤノトップガン
「わっ!」
佐倉杏子
「……」
目的が本当にわかんねえ。
かといって突いた所でなにか出そうにもないな。
ユージン
「それと本日のお代は結構です。佐倉様とマヤノトップガン様がご交友を深めていただければ幸いですので」
マヤノトップガン
「すごいすごいっ、本格的なメニューだ〜!」
マヤノトップガン
「コーユー?」
ユージン
「佐倉様とマヤノトップガン様の仲が良くなっていただくのが目的、ということです」
マヤノトップガン
「ふ〜ん……?でも、マヤとキョーコちん、一応今日が初対面だよ?」
佐倉杏子
「………ふーん」
佐倉杏子
少し、性の悪い笑みを浮かべて。
佐倉杏子
「……いくらでもただ飯食らっていいって言いたいの?」
わざと、あからさまに悪意をみせつつ。
ユージン
「はい、ご自由に」
佐倉杏子
「………は?」
すっとんきょうな声を漏らす。
マヤノトップガン
「キョーコちん、食いしん坊〜☆」
佐倉杏子
「…………」
本当に意味がわからない……。
ただ………
佐倉杏子
「………じゃあそうさせてもらうよ」
これ以上突いてもなんも漏らさなさそうだな、こいつ。
マヤノトップガン
「ねえねえ、好きなの頼んでいいんだよねっ?」
目を輝かせて
佐倉杏子
「いいんじゃないの?こう言ってるし」
ユージン
「はい、お好きなものをご自由に……。
 多少提供までにお時間をいただくとは思いますが、そこはご了承ください」
マヤノトップガン
「んっ、はいはーい!マヤはね、セイロン・キャンディとショートケーキ!」
マヤノトップガン
「あー、でも〜……ダージリンとか、生ハムフロマージュにした方が大人っぽいかなぁ……?」
マヤノトップガン
「ねえねえっ、どう思うっ?キョーコちん?」
佐倉杏子
「んじゃあたしは………」
紅茶ね………。
佐倉杏子
「ああ、うん」
佐倉杏子
「あたしもわからないから好きにしたらいいんじゃない?」
マヤノトップガン
「もうっ!ちゃんと聞いてるの〜?」
マヤノトップガン
「ねっ、ユーちゃんはどうかな〜?」
佐倉杏子
「わかんないのは本当だっての」
詳しい奴なら他に知ってるけど。
ユージン
「私からはなんとも。」
マヤノトップガン
「ん〜……じゃ、マヤがキョーコちんの分選んであげよっか?」
マヤノトップガン
「ええ〜〜!」
佐倉杏子
「呼び出しといて知らないのかよ」
なんだこいつ
佐倉杏子
「まあいいや、じゃあ頼むわ。」
ユージン
「個人の好みまではなんとも……。」
佐倉杏子
「その、マヤノトップガン」
こいつの名前長っ
マヤノトップガン
「ん〜とね……へっ」
マヤノトップガン
「マヤでいいのに〜」
佐倉杏子
「……じゃあ面倒くさいからそう呼ばせてもらうよ、マヤ」
マヤノトップガン
「は〜い!なにかな?」
佐倉杏子
「あたしの分の紅茶、決めてくれるって言うんなら適当に頼んだよ」
マヤノトップガン
「う〜ん……じゃ、軽食のメニューに合ったのを選んであげるね!」
佐倉杏子
「TEA MENU
 Darjeeling
 Earl Grey
 Assam
 Ceylon Kandy」
マヤノトップガン
「マリアージュって言ってね、食べ物によってぴったりの紅茶があるんだよ♪」
ユージン
「軽食
生ハムとクリームチーズのミニジャボン・フロマージュ
燻製肉とアボカドのブルスケッタ
卵と挽肉のクロワッサンサンド
グレープのスコーン
チョコのスコーン
ストロベリーのスコーン
ザクロのタルト
リンゴのタルト
イチジクのタルト
ショートケーキ
モンブラン
チーズケーキ
ハンギミニパイ
ミニキッシュ
ミニポークパイ
特製ミートパイ」
佐倉杏子
「へー……じゃあそれ頼んどいて」
マヤノトップガン
「むむむ……マヤの話聞かないんだから……」
マヤノトップガン
指を加えてメニューとにらめっこをする。
佐倉杏子
聞くも何も他人だろあたしら。
佐倉杏子
マヤに対して対応塩過ぎるけど許してくれ(^^)
マヤノトップガン
いいよ〜〜☆
佐倉杏子
うわ!ありがとう!
佐倉杏子
「まっ、さっさと決めといて。やることもないし」
マヤノトップガン
「ん〜……じゃ、キョーコちん食いしん坊さんみたいだし……」
マヤノトップガン
「お腹も満たせつつ、スイーツ感も楽しめるミートパイ!」
佐倉杏子
「ありがとね。じゃあそれで」
ユージン
「お決まりですか?」
佐倉杏子
「マヤよろしくー」
マヤノトップガン
「んっと、それで後味すっきりのアッサムティー!」
マヤノトップガン
「それでそれでっ、ユーちゃんは?」
ユージン
「私ですか?」
マヤノトップガン
「うん☆ 一緒に食べるでしょ?」
ユージン
「ご遠慮させていただきます」
マヤノトップガン
「ええーー!!なんでなんで!?」
佐倉杏子
「そりゃそうでしょ」
マヤノトップガン
「どうせマヤたちしかお客さんいないんだし、店長さんにはマヤたちが食べたって説明すればいいじゃん!」
ユージン
「他のお客さんが来るかもしれませんので」
佐倉杏子
「そーいうこと」
マヤノトップガン
「むぅ……」
佐倉杏子
「いいからそんなの諦めな。せっかくこいつ好きに使えるんだし」
マヤノトップガン
「うー、キョーコちんがそう言うなら……」
佐倉杏子
「そうしたほうが楽しいでしょ」
マヤノトップガン
「じゃあ、その分キョーコちんがちゃんとマヤの相手してよ〜?」
マヤノトップガン
口元を尖らせてみせる。
佐倉杏子
「えー……」
話すことないんだけど。
佐倉杏子
「まあ、あたしでいいなら相手するよ」
こいつもやることないだろうし、それぐらいはしてやるか。
マヤノトップガン
「よし!決まりね!」
佐倉杏子
「んじゃ店員さん、注文よろしく」
ユージン
「佐倉様がミートパイとアッサム、マヤノトップガン様はいかがなされますか?」
マヤノトップガン
「う〜ん……じゃあ、今日は甘めにキャンディとショートケーキで!」
マヤノトップガン
「ダージリンは次来た時にお願いするもんね☆」
ユージン
「かしこまりました、セイロンキャンディとショートケーキで…」
ユージン
「紅茶はホットとアイスどうなさいますか?」
佐倉杏子
「………………」
佐倉杏子
「……あたしはホットで」
マヤノトップガン
「マヤもホット!」
ユージン
「はい、かしこまりました
 少々お待ちくださいませ」
マヤノトップガン
「はーい!」
佐倉杏子
「はいはい。頼んだよ」
マヤノトップガン
「キョーコちん、楽しみだね〜♪」
佐倉杏子
「……何が出てくるのかねえ」
マヤノトップガン
落ち着きなさそうにきょろきょろと見渡しながら
マヤノトップガン
「何がって、マヤがせっかく選んであげたのにっ」
佐倉杏子
「ああごめんね。別にマヤに文句言ってんじゃない」
佐倉杏子
「あたしは単純にこの店が信用できない」
マヤノトップガン
「う〜ん……そっか」
マヤノトップガン
「……わかった!じゃあキョーコちんは、気をつける担当!」
マヤノトップガン
「それでね、マヤが盛り上げる担当ねっ!」
佐倉杏子
「………っ」
あまり表情には出さないが、少し意外そうな反応を示す。
佐倉杏子
「……じゃあそういうことにしといてよ」
マヤノトップガン
「ねっ?これなら無理しないで、二人とも安全に盛り上がれるでしょ!」
佐倉杏子
………本当、思ってたより随分しっかりしてるな、こいつ。
マヤノトップガン
「はーい!アイ・コピーっ!」
ユージン
「お待たせしました、お先に紅茶です」
GM
音もなくテーブルの横に立っていました
佐倉杏子
「はいはい、ご苦労様」
マヤノトップガン
「わっ!ありがとー☆」
ユージン
「こちらがセイロンキャンディで、こちらがアッサムです」
佐倉杏子
「………!?」
佐倉杏子
さらっと流しそうになったけどこいついつここに……
マヤノトップガン
「んっ、いい匂い〜……」
マヤノトップガン
「うん?どうしたのキョーコちん?」
佐倉杏子
「……なんでもないよ」
GM
和風の絵が描かれた青色のティーセットを佐倉杏子の前に、
ピンクのバラの絵が描かれたティーセットをマヤノトップガンの前に置きました。
ユージン
「こちら紅茶に入れるトッピングとして、ミルク、レモン、ジャム、砂糖がございます。お好みでどうぞ」
佐倉杏子
「……ありがとね、じゃあまた後で」
マヤノトップガン
「わぁ……!どれにするか悩んじゃう……」
佐倉杏子
「………」
……いつもどう飲んでたかな、あたしは。
佐倉杏子
そしてあいつは確か………。
マヤノトップガン
「……どうしたの、キョーコちん?冷めちゃうよ〜?」
佐倉杏子
甘い方があたしの好みだけど
佐倉杏子
「………じゃっ」
佐倉杏子
「いただきます」
佐倉杏子
何もいれず、そのまま飲む。
GM
いつもよりなんだか楽しい気持ちになります
マヤノトップガン
「…………」
その様子を、じっと眺める。
佐倉杏子
「………!?」
佐倉杏子
ひとつ、感じとるものがあった。
佐倉杏子
かつて幻想で人を騙くらかしてたあたしだから、気づけたんだろう。
佐倉杏子
これは
佐倉杏子
"人の感情を直接動かしてる"
マヤノトップガン
「それじゃ、私も飲もうかな」
マヤノトップガン
しばらく、上り立つ湯気の優しくまろやかな香りを味わったのち。
マヤノトップガン
持ち上げたカップをゆっくりと傾け、こくこく……と。
佐倉杏子
「………」
一旦カップを口から放すと、少し唇を噛む。
GM
いつもよりなんだか穏やかな心地となります
マヤノトップガン
ありゃあ
佐倉杏子
やっぱ、信用できねえ。
何考えてんだよ、あいつ………。
佐倉杏子
「………いいじゃん、この紅茶」
そんな思いとは裏腹に、少しだけ軽くはずんだ調子で口が動く。
マヤノトップガン
「……うん。美味しいね」
マヤノトップガン
「キャンディの飲みやすさを損なわないまま、ほどよい甘味とフルーティーな香りをうまく成り立たせてて」
佐倉杏子
「まっ、味くらいは認めてやってもいいかもな」
少しだけ微笑みを交えて言う。
マヤノトップガン
「……ふふっ」
マヤノトップガン
「キョーコちん、調子出てきた?」
佐倉杏子
「………さあてね」
少し口元を隠し、目を反らして答える。
マヤノトップガン
「……ん。それじゃ」
マヤノトップガン
「そっちのアッサムも、飲んでみよっかな?」
いつの間にか杏子のカップを手に
佐倉杏子
「………まて」
マヤノトップガン
「うん?」
マヤノトップガン
「大丈夫。キョーコちんが毒見してくれたんでしょ?」
佐倉杏子
考える暇もなく、とっさに言い放ってしまった。
佐倉杏子
明らかに飲ませるべきじゃないと感じた。
だってこの紅茶は…………。
マヤノトップガン
「……どうしたの?」
マヤノトップガン
首を傾げ、真っ直ぐに見つめる。
佐倉杏子
だからといって止める理由もない。
こいつは恐らく気づいちゃいないから。
佐倉杏子
「………あたしはもっとこれ飲んでたい」
マヤノトップガン
「ありゃ……そっか」
マヤノトップガン
そっと紅茶を杏子の前に戻す。
マヤノトップガン
んー……飲めば飲むほど効力は上がるよね〜?
佐倉杏子
「まっ、あたしわがままで性格も悪いからさ」
佐倉杏子
「面倒たくさんかけるだろうけど、マヤには我慢してほしいね」
GM
そうでもない
マヤノトップガン
うー、そっか……残念☆
佐倉杏子
あたしのに限らず、マヤにはこの店の紅茶をこれ以上飲ませたくない。
だからといって止める理由もない。
佐倉杏子
………あたしが泥被りゃ、少しはどうにかなるかな。もしかしたら
マヤノトップガン
「えへへ、面倒たくさん……って、それこそ長い付き合いを見据えてるみたいだね〜」
佐倉杏子
今注文して飲んでる分は止められないけど、これぐらいは、さ。
ユージン
「お待たせしました、特製ミートパイとショートケーキです」
佐倉杏子
「………は?」
自分の言ったことの意味に気づき、すっとんきょうな声を少し出す。
GM
テーブルの横に音もなく立っていました
マヤノトップガン
「……それに、面倒なんかじゃ……おっと」
GM
ミートパイを佐倉杏子の前に
ショートケーキをマヤノトップガンの前にそれぞれ置きました。
マヤノトップガン
「メインディッシュだ〜☆」
佐倉杏子
「ありがとね、運んでくれて」
さっき紅茶を運んできた時よりも、明らかに柔らかくなった対応をユージンに返す。
ユージン
「いえいえ、ごゆっくり」
マヤノトップガン
「うん。ありがとね〜」
佐倉杏子
しっかしまあ、こいつ本当どこから湧いてきてんだろうね。
信用できねえ。
GM
店員は店の奥へと歩いて行きました。
マヤノトップガン
「そんじゃ、お気持ちに甘えてゆっくりいただこっか。ね?」
マヤノトップガン
杏子に軽いウインクを。
佐倉杏子
「…………」
さて明らかに怪しい。
見た目はどう見てもうまそうだけど、はっきり言って滅茶苦茶食いたくない。
佐倉杏子
「…………ああ、じゃあ食うか」
マヤに軽く返す。
佐倉杏子
「いただきます」
マヤノトップガン
「いただきま〜す☆」
佐倉杏子
ただどんな理由があろうと、あたしは食べ物を粗末にはしたくない。
佐倉杏子
「あー……んっ」
ミートパイをフォークで一口大に切り、そのまま口に運ぶ。
GM
ケチャップベースのミートパイです
さくさくとした衣とあいまって非常に美味しいですね
マヤノトップガン
フォークでクリームの海を断ち切るように、一口大のスポンジをすくって口に運ぶ。
佐倉杏子
……………
GM
相手のかわいいと思う所を言いたくなります
佐倉杏子
食事の方には、特に何も仕組んでいないのか………?
佐倉杏子
マヤにさりげなく聞いてみるか……。
マヤノトップガン
もちろん、そこにふわりと着水したイチゴは最後に残して。
マヤノトップガン
わぁ……恥ずかしいなぁ
佐倉杏子
そのまま食べ進める。
佐倉杏子
「………マヤ」
マヤノトップガン
「うん?」
佐倉杏子
「そっち食べてて、どうだった?」
マヤノトップガン
「え? えっと……美味しいよ?」
佐倉杏子
「……そっか」
マヤノトップガン
「うん。生クリームの甘さといちごの甘酸っぱさを、スポンジケーキが優しく包み込んでるみたいで」
佐倉杏子
やっぱり、何も仕組んでないのか………?
佐倉杏子
……試してみるか?
マヤノトップガン
「……なんて、食レポのマネ☆」
佐倉杏子
(好き放題しすぎてGMごめんね)
GM
お前なら、いい…
マヤノトップガン
「そういうキョーコちんはどう? 美味しい?」
佐倉杏子
「あー……まあ、」
マヤノトップガン
興味深く探るように、瞳を見つめて。
佐倉杏子
「……かなりうまいと思う」
マヤノトップガン
「そっかそっか。よかった〜」
佐倉杏子
「……ちょっと悪いんだけどさ」
マヤノトップガン
穏やかストッパーがあるからはしゃげない…!
マヤノトップガン
「うん?」
佐倉杏子
「そっちのショートケーキ、うまそうだしちょっと貰っていい?」
GM
心地程度だから好きにしてくれ^^
RP補助用だしな、たづなさん
マヤノトップガン
「へっ…い、いいよ?」
佐倉杏子
「ありがと、じゃあいただきます」
マヤノトップガン
わかったよ〜☆
まあはしゃぎすぎてたしね
マヤノトップガン
「あ」
マヤノトップガン
「ちょっと待ってっ」
佐倉杏子
「……やっぱ嫌なの?」
マヤノトップガン
フォークで一端を切り崩し。
マヤノトップガン
「はい」
それを持ち上げて。
マヤノトップガン
「あ〜〜ん?」
佐倉杏子
「はっ………?」
佐倉杏子
「………」
いやいやいや
マヤノトップガン
驚く隙に、強引に口の中へ。
マヤノトップガン
「えいっ」
佐倉杏子
距離近すぎないかこいつ……?
佐倉杏子
「はむっ……?!」
GM
相手のかわいいと思う所を言いたくなります
マヤノトップガン
「んっ」
マヤノトップガン
「どう……かな?」
佐倉杏子
「…………」
少しだけ慌てたが、すぐに落ち着いて
佐倉杏子
「………ああ、まあ」
佐倉杏子
「ありがとな、うまい」
マヤノトップガン
「えへへ」
佐倉杏子
しかしまあ、これやっぱり………。
佐倉杏子
いや待て、さっきはなんともなかったはず。
マヤノトップガン
「……うん、クールなキョーコちんもいいけど、そうやって油断した素顔のキョーコちんが……」
佐倉杏子
じゃあなんだ、紅茶も含めてあたしの気のせいか………?
マヤノトップガン
「……っ……!……や、なんでもないっ」
佐倉杏子
「………そういうとこ、かわいいよな。マヤ」
佐倉杏子
……………あっ…。
佐倉杏子
「………!?」
マヤノトップガン
「うぁっ」
佐倉杏子
自分の出した言葉に驚きを隠せない
佐倉杏子
「…………」
きまずい………。
マヤノトップガン
(……え、変なこと言っちゃいそうになった上に……私の言おうとしたことまで……バレちゃった……!?)
マヤノトップガン
「…………」
少しの間、俯いてもじもじとしたのち。
佐倉杏子
「まあ、その…………」
「マヤのそういう所、悪くないとは……思って………」
少しずつ声が小さくなる。
佐倉杏子
「…………る…」
マヤノトップガン
「…………ふ、ふ〜〜ん……?」
GM
こういうのでいいんだよこういうので
佐倉杏子
「な、なんだよ……」
たじろぎつつ、少しだけ伺うようにマヤを見る。
マヤノトップガン
「じ、じゃあ……マヤからも言わせてもらうけど……!」
マヤノトップガン
「キョーコちんの……その、大人びてつんつんってした中に……小さい女の子みたいなとこ、隠してるのが……」
マヤノトップガン
「…………もっと、見たぃ…………っていうか……」
佐倉杏子
「はっ、はあ……!?」
佐倉杏子
「なっ……急に何言って………!!」
マヤノトップガン
「まっ、マヤにもわかんないし……っ!!」
佐倉杏子
「…………」
どうすりゃいいんだよ、これ。
佐倉杏子
「……」
ごまかすように、紅茶を少し飲む。
佐倉杏子
「………」
そうだ
佐倉杏子
「……こっちも食うかい?」
ミートパイを指し。
佐倉杏子
強引すぎるけど、今はこうするしかねえ
マヤノトップガン
「……」
同じように紅茶に手をつけながら、味には手がつかず……ちらちらと相手を観察する。
マヤノトップガン
「……う、うん……ありがと」
佐倉杏子
「……」
一口大に切り離し、
佐倉杏子
「……ほらよ」
マヤノトップガン
「……あ」
佐倉杏子
「あ………」
佐倉杏子
「………あー…………ん」
マヤノトップガン
「…………」
マヤノトップガン
はむん。
佐倉杏子
そっとマヤの口元に運んでいく。
GM
ケチャップベースのミートパイです
さくさくとした衣とあいまって非常に美味しいですね
マヤノトップガン
へ〜〜☆
マヤノトップガン
……え、それだけ??
佐倉杏子
「…………どう?」
マヤノトップガン
相手のが食べたくなるとかで使えなくなっちゃったのかな
マヤノトップガン
「んっ……」
しばし味わって。
マヤノトップガン
「……ありがと。……なんか、これまで食べた中で一番かも」
佐倉杏子
「……そっか、よかったよ」
佐倉杏子
「……」
紅茶を飲む。
佐倉杏子
───そういえば、
佐倉杏子
こうして誰かと二人っきりで紅茶飲むの、いつ以来だったかな。
マヤノトップガン
「………………」
佐倉杏子
しかしまあ……マヤとはついさっき知り合ったばっかだし、
佐倉杏子
話す内容なんか浮かばねえ……。
佐倉杏子
「………食い終わったし、またなんか頼む?」
佐倉杏子
「紅茶もそろそろ飲み終わるしさ」
マヤノトップガン
「……えへへ。やっぱ食いしん坊さんだね」
マヤノトップガン
「頼もっか」
佐倉杏子
「変な所無理矢理連れてこられたんだ、好き勝手頼んで店に打撃与える権利くらいはある」
佐倉杏子
「だな」
マヤノトップガン
「にひひ」
マヤノトップガン
「……最初は注文するのも渋ってたのにね。ここの味が好きになっちゃった?」
佐倉杏子
「………かもな」
佐倉杏子
「じゃ、店員呼ぶの頼むね、マヤ」
マヤノトップガン
「はいはーい、店員さーんっ」
ユージン
「はーい」
ユージン
「今いきまーす」
GM
少しして、店の奥から店員が歩いてきました
ユージン
「はい、ご注文ですか?」
佐倉杏子
「そうだね………」
佐倉杏子
「………」
さっきマヤが聞いた時は特に答えて貰えなかったけど……。
佐倉杏子
「おすすめとかって、ある?お茶と軽食」
マヤノトップガン
「この店のおすすめって、あるかな?」
ユージン
「おすすめですか……」
マヤノトップガン
「……あ」
佐倉杏子
「どうしたマヤ?」
マヤノトップガン
「…っ、ううん」
ユージン
「うちは基本的に全部おすすめですね」
佐倉杏子
「へ~……」
佐倉杏子
「じゃ、どうしよっかな」
ユージン
「全部美味しいですから、あとはもう個人の好みでしょう」
マヤノトップガン
「……すごい自信だね〜?」
ユージン
「それはもう」
佐倉杏子
「まっ、色々と気にくわないけど、確かに味だけは認めてやってもいいよ」
佐倉杏子
「さて……」
メニューを見る。
マヤノトップガン
「あ……じゃあ、今度はキョーコちんがマヤの分も選んでよ」
佐倉杏子
「……いいの?こういうのあんまり詳しくないけど」
マヤノトップガン
「大丈夫だよ、だって店員さんも全部お勧めって言ってるんだし」
佐倉杏子
「ん、わかったよ」
佐倉杏子
ふと、以前一緒にいたあいつを思い出す。
佐倉杏子
紅茶に関してはいつも勧められる立場だったけど、他人になにか勧める初めてだな……。
佐倉杏子
「じゃあ、あたしはリンゴのタルトとアールグレイ」
佐倉杏子
「マヤは……ダージリンとイチジクのタルトで」
佐倉杏子
さっき、ダージリン飲みたそうに言ってたよな、マヤ。
マヤノトップガン
「はーいっ♪」
ユージン
「かしこまりました、佐倉様がリンゴのタルトとアールグレイ
 マヤノトップガン様がダージリンといちじくのタルト」
ユージン
「では少々お待ちください」
佐倉杏子
「頼んだよ」
佐倉杏子
さて、
佐倉杏子
「……………」
佐倉杏子
喋ること、なんもない。
マヤノトップガン
「…………」
佐倉杏子
マヤ自身についてなんか聞くか?いや……
マヤノトップガン
「キョーコちんはさ」
マヤノトップガン
「仲良いお友達とか、いるの?」
佐倉杏子
「……………」
マヤノトップガン
「…………」
佐倉杏子
「…は………?」
単純に不意を突かれたような様子で。
マヤノトップガン
「あ……えっと、ううん」
佐倉杏子
「………まあ、」
マヤノトップガン
「話すことないな〜というか、マヤまだキョーコちんのこと何も知らないなって思って」
佐倉杏子
「……そうだね」
佐倉杏子
「友達とは、またちょっと別になるけど」
佐倉杏子
「一人はそういうの、いたよ」
佐倉杏子
「………昔の話だけどね」
マヤノトップガン
「ん……そ、そっか」
マヤノトップガン
「……う、ごめんね…?…なんか」
佐倉杏子
重いからちょっと出直してくる
多分すぐ戻る
マヤノトップガン
わかったよ〜☆
ユージン
わかった
佐倉杏子
多分軽くなった
佐倉杏子
「…別にいいよ、大した話でもないし。困るってほどでもないから」
佐倉杏子
「聞いてもあんまり面白い話じゃないだけ」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「………」
マヤが折角話振ってくれたってのに、何してんだあたしは。
佐倉杏子
紅茶でもなんでもいいから早く………
ユージン
「お待たせしました」
佐倉杏子
「……!」
ユージン
「こちらダージリンとアールグレイになります」
マヤノトップガン
「……!」
佐倉杏子
「ありがとね」
GM
金で装飾されたロココ調のティーセットをマヤノトップガンの前に
柑橘の絵付きのティーセットを佐倉杏子の前に置いた
マヤノトップガン
「マヤからもありがとね!…んん〜、やっぱ大人のレディっぽい香り♪」
ユージン
「こちらも先程と同じくミルク、レモン、ジャム、砂糖のトッピングがございます
 お好みでどうぞ」
佐倉杏子
「うん、悪くないよ」
紅茶の匂いを嗅ぐ。
ユージン
「軽食の方はもう少々お待ちください」
佐倉杏子
「はいはい、じゃあまた後で」
マヤノトップガン
「は〜い!」
GM
店員は店の奥へと歩いて行きました
佐倉杏子
「じゃあ、飲むか」
マヤノトップガン
「うんっ、あったかいうちに」
佐倉杏子
トッピングは……
佐倉杏子
「………」
そのまま、何も入れず口に運ぶ。
GM
いつもよりなんだかおしゃべりになります
佐倉杏子
好みとは別だけど、今回も入れなくていい。
ちょっと、懐かしい気分に浸りたい。
佐倉杏子
あいつがたしか、こうして飲んでたから。
マヤノトップガン
「…………」
少し緊張した面持ちで、ゆっくりと口に運ぶ。
GM
いつもよりなんだか余裕を持った心地となります
マヤノトップガン
わかったよ〜☆
なんか既にだいぶ余裕持ってるけど☆
佐倉杏子
相変わらず、ここの紅茶を飲むと感じとるものがある。
佐倉杏子
…………はっきり言ってムカつく。
佐倉杏子
ただ、
佐倉杏子
ただ今は……それでも……………。
マヤノトップガン
「……ぷふっ、ちょっとシブいかもだけど……マヤは大人だから、これくらいが丁度いいかも☆」
佐倉杏子
「そっか、お前割りとしっかりしてるもんな」
マヤノトップガン
「え、えへへ…!でしょ〜?☆」
佐倉杏子
「………さっきの話だけどさ」
マヤノトップガン
「うん?」
佐倉杏子
「本当に、くっだらない話だよ」
マヤノトップガン
「なになに?」
佐倉杏子
手の甲をそっと見せる。
マヤノトップガン
「……?」
佐倉杏子
そして指に填められた指輪から、魔法少女の証であるソウルジェムが飛び出る。
佐倉杏子
飛び出たソウルジェムを、そっと手で受け止める。
マヤノトップガン
「なっ、なにこれ……っ!?すごい!」
佐倉杏子
「これさ、」
GM
帰りたいときは店員呼んでくれ
佐倉杏子
「あたしが昔バカやったせいで持った力なんだ」
マヤノトップガン
わかったよ〜☆
佐倉杏子
わかった
マヤノトップガン
「う、うん……」
佐倉杏子
「意味わかんないだろうけど、魔法少女って言ってさ」
佐倉杏子
「願い叶える代わりに、戦わなくちゃならない身にさせられるんだよ」
マヤノトップガン
「……え、えっと……つまりさ」
マヤノトップガン
「キョーコちんは、今も魔法で何かと戦ってるってこと……?」
佐倉杏子
「ま、一応そうではあるね」
マヤノトップガン
「わぁ……!」
佐倉杏子
「昔とはだいぶ戦う理由変わっちゃったけどね」
佐倉杏子
「……昔はさ、」
佐倉杏子
「誰かのために願い捧げて、誰かのために戦って」
佐倉杏子
「そうしたいって、思ってた事もあったんだよ」
マヤノトップガン
「うっ、うん……」
佐倉杏子
「そんな時にある奴に出会ってさ、」
マヤノトップガン
杏子の話に聞き入るように、相槌を重ねる。
佐倉杏子
「そいつは昔のあたしと同じで、誰かのために戦い続けるお人好しだったんだよ」
佐倉杏子
「そんでもって、本当に強かった」
佐倉杏子
「あたしにとってそいつの背中はひたすら大きかった」
佐倉杏子
「追いかけたいって、思った」
マヤノトップガン
(……こくこく)
佐倉杏子
「憧れだった。そばにいたい、って思った」
佐倉杏子
「趣味も性格も大分違うけど、色々あってそいつとは実際それなりに距離は縮まった」
佐倉杏子
「楽しかったよ、あの頃は」
佐倉杏子
「でもさ、」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「結局あたしなんかじゃあいつとは、住む世界が違ったんだ」
佐倉杏子
「言っちまうと親父の話を皆に聞いてほしくて、それを叶えるために魔法少女になったんだよあたしは」
佐倉杏子
「ただそれは、あたしが一方的に願った物でしかなかった」
佐倉杏子
「あたしの願いに気づいた親父は、あたしを罵って、ヤケ起こして」
佐倉杏子
「そのままあたしだけ残して無理心中さ」
佐倉杏子
「自分勝手だったんだよあたしは」
佐倉杏子
「それにさ……」
マヤノトップガン
「……え……」
佐倉杏子
「それ起きたとき、自分でも思っちまったんだよ」
佐倉杏子
「他人のために願い使うなんて、馬鹿みたいだって」
佐倉杏子
「あいつはあたしより強くて、あたしよりも長く魔法少女をやってたんだ」
佐倉杏子
「だけどさ、あたしみたいにはならず、ずっとまっすぐで強かったんだ」
佐倉杏子
「こんな最低な考え浮かべてるあたしでも、あたしがそんな考え浮かべてる事知っても、」
佐倉杏子
「手を差し伸べようとするぐらいにはまっすぐで…………」
佐倉杏子
「………耐えられなかったんだよ、あたし自身が」
佐倉杏子
「あたしなんかが、そんなあいつと一緒にいることが」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「……別れた後は、実際好き勝手やってんだよ、あたし」
佐倉杏子
「結構便利だし強い力だからね」
佐倉杏子
「腕っぷしで困ることなんかまずないし、盗みにだって使いたい放題」
マヤノトップガン
「……!」
佐倉杏子
「割りきっちゃえば、楽なもんだよ」
佐倉杏子
「だから、やっぱりあたしは、あいつと一緒にいれるような存在じゃない」
佐倉杏子
「……………」
佐倉杏子
「悪いね、長々と喋っちゃって」
佐倉杏子
「まあ最初に言ったし別にいいよね、つまんない話だって」
マヤノトップガン
「……ううん、いいけど」
マヤノトップガン
「……その、さっき言いかけたお友達だよね……"あいつ"って」
佐倉杏子
「……………」
佐倉杏子
「……そうだよ」
佐倉杏子
「………ただ友達ってよりは」
佐倉杏子
「……………やっぱいい、面倒だから友達ってことで」
そこから先を言う資格は、あたしにはない。
マヤノトップガン
「……そっか」
佐倉杏子
「……もっと」
佐倉杏子
「………友達よりももっと、ずっと近い存在に、感じてた」
佐倉杏子
「……いや」
佐倉杏子
「感じたかった……」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「……もう、過ぎた話だよ」
マヤノトップガン
これ下手に肯定したら杏マミになっちゃうから、マヤは、どうしたら、いいのか、分からなくなる。
ユージン
「お待たせしました、りんごのタルトとイチジクのタルトです」
マヤノトップガン
「あ」
ユージン
奪ったっていい…乗り越えろ!
佐倉杏子
「………ありがとな」
ユージンに一声
GM
佐倉杏子の前にリンゴのタルトを、
マヤノトップガンの前にイチジクのタルトを置いた。
マヤノトップガン
「……ん、ありがとね」
佐倉杏子
「……食うか」
マヤノトップガン
「……その前にさ、一つ聞いていいかな?」
ユージンが去ったのを確認して。
佐倉杏子
「……いいけど」
マヤノトップガン
「どうして」
マヤノトップガン
「そんな大事な話を、マヤにしてくれたの?」
佐倉杏子
「……………」
佐倉杏子
どうして、
佐倉杏子
マヤは嫌いじゃない、それなりに親しくなったとも思う。
だけどハッキリ言って、まだ今日知り合った存在の域からはそう出ちゃいない。
佐倉杏子
どうして、
佐倉杏子
もう割りきった、巴マミとの事は。
佐倉杏子
あいつとは、もう。
佐倉杏子
必然でしかなかった。
佐倉杏子
どうして、
佐倉杏子
「…………………」
マヤノトップガン
「…………」
可愛らしく、それでも真剣な眼差しで一点を見つめる。
佐倉杏子
そうか、あたしは…………。
佐倉杏子
今飲んだ紅茶のこと、それの何が作用したのか
佐倉杏子
あたしには、ある程度分かる。
佐倉杏子
…………誰かに、
佐倉杏子
誰かに、話したかったんだ。
佐倉杏子
この事を
佐倉杏子
自分ではそうじゃないと思ってた。
思い込んでた。
佐倉杏子
本当はずっと、引っ掛かり続けてた。
佐倉杏子
引きずり続けてた。
佐倉杏子
マミさんとの………
ユージン
未練たらたらじゃないか
佐倉杏子
「…………」
佐倉杏子
「話したかった、んだろうな」
マヤノトップガン
「……そっか」
マヤノトップガン
微笑みかけるも、その表情はどこか寂しげに。
佐倉杏子
「……食べるか」
マヤノトップガン
「うん」
佐倉杏子
リンゴのタルトを一口分、口に運ぶ。
GM
あなたの本心を伝えたくなりました
マヤノトップガン
一口。……イチジクの甘みが、じんわりと口内に広がる。
GM
あなたの本心を伝えたくなりました
マヤノトップガン
ここで来ちゃったかぁ…☆
佐倉杏子
リンゴ、やっぱりあたしは好きなんだな。
佐倉杏子
自分の事だから当たり前だけど。
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
自分の事か……。
マヤノトップガン
「キョーコちんはさ」
佐倉杏子
「……ああ」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
「……わかっちゃうんだよね、マヤ」
マヤノトップガン
「……そのお友達のこと、諦めきれないんでしょ」
佐倉杏子
「…………」
佐倉杏子
「………ああ」
マヤノトップガン
「……そっか」
佐倉杏子
「今さら、どうしようもないけどな」
佐倉杏子
「もう、戻れないんだよ」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
「もし、そう思うならさ」
佐倉杏子
「……」
マヤノトップガン
「……どうして。今の」
マヤノトップガン
「目の前のマヤのこと、もっと見てくれないの?」
佐倉杏子
「………どういう意味だ」
マヤノトップガン
「……っ」
マヤノトップガン
「……どうして」
マヤノトップガン
「……どうして、昔憧れていた人の話なんか……するの?」
佐倉杏子
「……………」
マヤノトップガン
……支離滅裂だってことくらい、わかる。
マヤノトップガン
……でも、口から溢れるそれを止めることはできない。
佐倉杏子
「………ごめん、マヤ」
マヤノトップガン
「……っ」
マヤノトップガン
「嬉しかったよ、かわいいだなんて褒められてさ」
マヤノトップガン
「でもね」
マヤノトップガン
「いくら褒められたところで、その"友達"に比べたら……マヤなんて取るに足らないくらいちっぽけな存在でさ」
マヤノトップガン
「それがわかっちゃったときのマヤの気持ち……キョーコちんにわかる?」
佐倉杏子
「…………」
GM
おでドロドロした百合すき
佐倉杏子
見てなかった………………
佐倉杏子
そうか…………あたしは………………。
佐倉杏子
「………ごめんな、マヤ」
わかる
佐倉杏子
今のあたしには、それ以上言えることがない。
佐倉杏子
昔からからそうだったんだ。
そして今も、目の前で。
マヤノトップガン
……ぽた、ぽたと。タルトの表面に滴が垂れる。
佐倉杏子
マヤに散々言いたいこと一方的に押し付けて、マヤ自身の事なんて見てなかった。
佐倉杏子
あたしは、あたしは………………。
佐倉杏子
言える事なんて、何もない。
佐倉杏子
じゃああたしは…………、
佐倉杏子
────簡単だ。
マヤノトップガン
佐倉杏子
今のあたしらしく、すればいい。
佐倉杏子
マヤなんて今日会ったばかりの他人でしかない。
佐倉杏子
今のあたしらしく、自分勝手に振る舞って、
そして…………
佐倉杏子
「…………ありがとな、マヤ」
マヤノトップガン
「…………」
佐倉杏子
「ずっとあたしに足りなかった物、ようやく見えた」
佐倉杏子
「あいつと、もう一度だけ向き合ってみる」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
ゆっくりと、席を立つ。
佐倉杏子
「もう一つ言いたいことがある」
マヤノトップガン
「……いい」
マヤノトップガン
「嫌い。キョーコちんのことなんて、大嫌い」
マヤノトップガン
「…………だからさ。出てってよ」
佐倉杏子
(今プレッシャーがヤバい。こういうの怖かったんだよ)
マヤノトップガン
「出てってよ!!!!」
佐倉杏子
「じゃあ勝手に言う」
GM
お前が描いた物語だろ
佐倉杏子
それはそう
佐倉杏子
「既に言ったよな。あたしは自分勝手だって」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「それ聞いて別に嫌な顔もしなかったよな」
佐倉杏子
「だから勝手に言わせてもらう」
佐倉杏子
「あたしの───」
佐倉杏子
─────────
マヤノトップガン
……やめて、お願い━━━━
佐倉杏子
「──あたしは今、お前を友達だと思ってる」
佐倉杏子
「大切だと思ってる」
佐倉杏子
「心の底から」
マヤノトップガン
「……」
佐倉杏子
「一方的に言わせてもらう」
佐倉杏子
「お前がどう思おうと、お前と今後どうなろうと関係ない」
佐倉杏子
「これから先、一生出合うことがなくても関係ない」
佐倉杏子
「あたしはそう思ってる」
佐倉杏子
「あたしにとってお前は友達だ」
マヤノトップガン
…………。
マヤノトップガン
━━どうして。
マヤノトップガン
━━どうして、私を……これ以上、絶望させようとするの?
佐倉杏子
「あと更に言うなら、さ」
佐倉杏子
「マヤのこと、もっと知りたい」
佐倉杏子
「まだあたしら今日会ったばっかじゃん?」
佐倉杏子
「なんも知らないわけだし」
佐倉杏子
「だからさ、」
佐倉杏子
「もっと色々知って、今よりもっと仲良くなりたい」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
「もう一回だけしか言わないよ。出てって」
佐倉杏子
「ああ、わかったよ」
佐倉杏子
「じゃあな」
マヤノトップガン
「……ん」
佐倉杏子
荷物まとめて……っつってもあたしは元から何も持ってきちゃいないけど。
佐倉杏子
「……………」
言っちまった以上、今後は向き合ってくしかない。
佐倉杏子
マヤをこんなにさせた以上、あたしは。
佐倉杏子
「……………」
佐倉杏子
「……どうすりゃ帰れんだよ、これ」
佐倉杏子
「………………」
佐倉杏子
「………マヤ」
佐倉杏子
「帰り方、割りと真面目に分かんないんだけど」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
GMちゃんが許せば玄関扉でも開けて勝手に帰ってもいいんじゃないかな〜☆
もしくは店員に話しかけるしかないか☆
GM
店員を呼んでくれ^^
佐倉杏子
「……」
佐倉杏子
「………」
そういえば店員いたよな。
佐倉杏子
「……おい」
八つ当たり気味に、乱暴に呼ぶ。
ユージン
「はーい、ご注文……では、なさそうですね」
佐倉杏子
「悪いけど帰らせてもらうよ」
マヤノトップガン
……机の上で、2/3ほども残ったタルトを視界の隅に。
佐倉杏子
「飯と紅茶はよかったよ。それだけ言っておくね」
ユージン
少し悲しげに微笑んで
ユージン
「かしこまりました。
 こちらは店長からの贈り物です」
GM
オレンジ色の百合を一輪、佐倉杏子へと差し出した。
佐倉杏子
「なにこれ?」
ユージン
「見ての通り、当店は百合をモチーフとしていますから……
 退店時に、その方にあった百合を一輪、お渡ししているんです。」
佐倉杏子
「へえ」
ユージン
「……又のご来店を、お待ちしております」
佐倉杏子
「………………」
佐倉杏子
「ごめんちょっと待って」
ユージン
「はい」
佐倉杏子
(何かした方がいいとは思うけど何すりゃいいかわかんね)
GM
花言葉を聞くとか?
佐倉杏子
(脳味噌フル回転中……)
GM
自分の心で感じたままに物語を動かす時だ!
佐倉杏子
(うわ!ありがとう!)
佐倉杏子
机の上を見る。
佐倉杏子
タルト、まだ残ってんじゃん。
佐倉杏子
「それ食わないの、お前」
佐倉杏子
「自分の分」
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
「…………後で食べる。」
佐倉杏子
「そう、じゃあいい」
佐倉杏子
「あたし食べ物粗末にする奴嫌いだからさ、残すって言ったらお前のこと嫌いになってたわ」
佐倉杏子
「あたしは自分の分全部食ったしな」
GM
こわい
佐倉杏子
「…………」
佐倉杏子
「もう二度とここ来ないと思うし、最後に一口だけ貰うよ」
佐倉杏子
ザクロのタルトをさっと一口分切り、食べる。
マヤノトップガン
……
マヤノトップガン
最後まで勝手な事を。
GM
ザクロのタルトの味がします
佐倉杏子
わかった
佐倉杏子
「じゃあね」
GM
店員が深々と頭を下げるのと同時に、佐倉杏子の頭の中を甘い百合の香りが満たします。
そして、意識はゆっくりと睡魔の中へと溶けて行きます。
GM
マヤノトップガンが瞬きをする間に、佐倉杏子の姿はその場から消えました。
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
……だん、と床に靴裏を叩きつける音。
マヤノトップガン
無言で席に戻り、もう味もわからないイチジクのタルトを黙々と口に運ぶ。
マヤノトップガン
欠片も残さないように掬い上げ、片付いたところで。
マヤノトップガン
ただ、手を挙げる。
ユージン
「はい、何か御用でしょうか」
マヤノトップガン
「ありがと。食べ終わったからマヤも帰るね」
マヤノトップガン
「……さっきまで、そこに居た人と一緒。紅茶と軽食はとっても美味しかったよ」
ユージン
「…………かしこまりました」
マヤノトップガン
「……それと、悪いけどここにはもうマヤのこと呼ばないでくれると嬉しいな」
ユージン
「わかりました、残念ではありますが……
 それがご要望であれば。」
マヤノトップガン
「うん。……ごめんね」
ユージン
「……こちら、店長からの贈り物です」
GM
そう言うと、マヤノトップガンへ、赤い百合を一輪差し出しました。
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン
「よかったら、最後に聞いてもいいかな?どういう意図がこもってるのか、とか」
ユージン
「……百合は、色によって花言葉を変えます」
ユージン
「赤い百合の花言葉は『暖かさ』そして『優しさ』……
 お客様にぴったりかと」
マヤノトップガン
「……ふぅん」
ユージン
「……」
マヤノトップガン
「素敵な贈り物ありがとね、ちょっとは元気出たかも」
ユージン
「なら、良かったです」
マヤノトップガン
精一杯の微笑みを向けるが。
マヤノトップガン
その百合の色に、どうしてもあの人の鮮やかな髪色がちらついて。
ユージン
「……ご来店、ありがとうございました」
マヤノトップガン
「……うん」
ぺこりと……すぐに崩れてしまいそうな顔を見られないように。
マヤノトップガン
「じゃあね」
GM
店員が深々と頭を下げるのと同時に、マヤノトップガンの頭の中を甘い百合の香りが満たします。
そして、意識はゆっくりと睡魔の中へと溶けて行きました。
GM
エンディングどっちからやる?
佐倉杏子
どうしようか
マヤノトップガン
キョーコちん先やる〜?
マヤノトップガン
「……」
マヤノトップガン

マヤノトップガン

佐倉杏子
じゃあそうするか
GM
目が覚めると、あなたはほんの10分だけうたた寝をしていたようでした。
GM
微睡の中で見た白昼夢だったのでしょうか。
GM
しかし、それを否定するかのように、あなたの手に握られていたのは、一輪のみずみずしい百合です。
佐倉杏子
「………っ」
夢……か?
マヤノトップガン
さっきユーちゃんすごい気まずかったよね……ごめんね?
佐倉杏子
「………チッ」
佐倉杏子
夢じゃねえのかよ。
ユージン
ふふ、大丈夫ですよ…
優しいんですね
マヤノトップガン
ん……ありがと、ユーちゃんもね
佐倉杏子
…………
佐倉杏子
今は、何も言うこと何てないよ。
佐倉杏子
あの時ああ言った以上、やることやる。
それだけ。
佐倉杏子
「……どうすりゃいいんだろうね」
顔会わせようにも、まず会わせられるだけの身なりにならなきゃだけど、
佐倉杏子
家も家族も身寄りも一切なし。
ハッキリ言って今更この力使って好き放題やる生活抜け出せって言われても無理だよ。
佐倉杏子
とはいってもまあ、やるしかない。
佐倉杏子
遠いかもしれないけど、絶対に向き合う。
佐倉杏子
しっかりと向き合う。
それは今まであたしがずっとしてなかった事だから。
佐倉杏子
ついさっきも、一切やってない事だったから。
佐倉杏子
……マヤのお陰で、ようやく気付かされた事だから。
佐倉杏子
マヤを傷付けて、ようやく気付けた事だから。
佐倉杏子
「…………………」
佐倉杏子
「…………性格も」
佐倉杏子
「少しぐらい、直さなきゃな」
佐倉杏子
 
佐倉杏子
 
佐倉杏子
 
佐倉杏子
終わっ・ター
マヤノトップガン
お疲れシャンだよっ☆
次はマヤの番だね!
GM
目が覚めると、あなたはほんの10分だけうたた寝をしていたようでした。
GM
微睡の中で見た白昼夢だったのでしょうか。
GM
しかし、それを否定するかのように、あなたの手に握られていたのは、一輪のみずみずしい百合です。
マヤノトップガン
「………ん……ここは」
マヤノトップガン
「……あ、テイオーちゃん!どうしたの……って」
マヤノトップガン
「……え?マヤ、倒れて目ぇ醒さないからって……あー、心配かけちゃってごめんね」
マヤノトップガン
「トレーナーちゃんにも連絡……って、あはは……大袈裟だって!」
マヤノトップガン
「……うん!見ての通りマヤは元気ばっちりだよ!」
マヤノトップガン
「そろそろ冬のG1も近いし、午後のトレーニングがんばんないと!テイオーちゃんも会長にかっこいい姿見せたいんでしょ〜?」
マヤノトップガン
「とにかく、お世話ありがとね……お礼に今度、勉強でわかんないところあったらマヤが教えてあげる!」
マヤノトップガン
「……え?いや、本当に大丈夫だって……鏡?」
マヤノトップガン
「……うわ、こんな腫れた目でトレーナーちゃんに会ったら嫌われちゃうとこだった……あぶないあぶない」
マヤノトップガン
「……オッケー、まだトレーニングまではちょっと時間ある!よーし、今からちゃんとお化粧して」
マヤノトップガン
「少しぐらい、直さなきゃね」
マヤノトップガン

マヤノトップガン

マヤノトップガン

マヤノトップガン
おっわりー☆
佐倉杏子
お疲れシャン
GM
お疲れシャンだ
GM
宴だァあああ〜〜〜!!!
佐倉杏子
宴だァァアア~~~~~!!!!
マヤノトップガン
宴だ〜〜〜〜〜〜〜〜☆
GM
佐倉何やってんだお前ェ!!!!
マヤノトップガン
ホントだよ!!!
佐倉杏子
びっくりするほど糞ムーブかました
佐倉杏子
佐倉杏子ファンごめんなさい。
マヤノトップガン
ま、マヤは激情ぶつけられて楽しかったけどね〜☆
GM
べちゃべちゃしてて良かったのはそう
佐倉杏子
マヤが楽しかったって言ってくれると少しは救いになる
マヤノトップガン
いきなり元カノの話を出されたら、マヤは、どう百合したら、いいのか、わからなくなる。
GM
最初の食い物警戒とかはそれっぽくて良かっただろ
GM
それはそう
GM
タイマン卓の姿か?これが…
佐倉杏子
正直あたしのミスすぎてなんも言えねェ
マヤノトップガン
マヤはキョーコちん責めるつもりはないよ〜〜☆
マヤノトップガン
RPはきれいに一貫してたし、設定の作り込みとかもすごかったし!
GM
それはそう
佐倉杏子
うわ!ありがとう!
GM
実際最初の方の食い物警戒とかはそれっぽかったしなァ…
マヤノトップガン
だからあの場面でマヤを振れる芯の強さはすごいと思うよ☆
佐倉杏子
酷い話だけどそこ褒められるとマジで嬉しい
GM
ただまあ割って入れる余地がないなら最初に言っておくのがいいかもな、ルフィ
佐倉杏子
それはそう
マヤノトップガン
マヤは……ここ数回の百合の敗北者率が……
GM
泥酔してそう
マヤノトップガン
水だと思ったらお酒だったのが悪いから☆
佐倉杏子
百合卓で不戦敗押し付ける奴あたしくらいしかいないだろうから今回のはノーカンだ
マヤノトップガン
海賊卓……☆
GM
カルラ失せろ
佐倉杏子
うっ……
GM
お前かよ!!!!
マヤノトップガン
えっ……☆
佐倉杏子
いやカルラはあたしじゃねえ
マヤノトップガン
びっくりしたぁ……
GM
なら良かった
佐倉杏子
あたしは百合卓にガチノンケ持ち込んだ事はあるがカルラはしてない
マヤノトップガン
こわい
GM
何やってんだお前ェ!!!!