[メイン] GM : とある街の港の近くに冒険者が集まる酒場がありました。これから冒険者デビューを果たそうとするキミは期待を不安に胸を踊らせながらゆっくりとドアを開きます

[メイン] 酒場亭主 : 「おう、いらっしゃい」

[メイン] 白鳥ことり : 「白鳥ことりです!」
ほほに手を当てて営業スマイル

[メイン] 白鳥ことり : 「よろしゅうお願いします~」

[メイン] GM : 人相の悪い亭主はふむ、と頷くとジロジロとキミに視線を向けます

[メイン] 酒場亭主 : 「……ここらじゃ見ない顔だな。新入りか?」

[メイン] 白鳥ことり : 「ええ。そうなるなぁ」
亭主の言葉にうなずく

[メイン] 酒場亭主 : 「そうか……白鳥ことりだったな。歓迎しよう」

[メイン] GM : そして彼はカウンターの席にキミを案内した

[メイン] 白鳥ことり : 「嬉しいわ~」
ニコニコしながら促されるまま席に着く

[メイン] 酒場亭主 : 「これで今日の新顔は2人目だな。もう一人の新顔、挨拶してやれ」

[メイン] 酒場亭主 : 「コイツもついさっき来たばかりだ。これも何かも縁かもしれないな」

[メイン] GM : と既にカウンターに座っている一人に呼びかける

[メイン] 白鳥ことり : 「あら?もう一人いてはるん?」

[メイン] 蒼星石 : 「よ、よろしく。僕は蒼星石だよ」
落ち着かずに周りをきょろきょろしながら挨拶する

[メイン] 白鳥ことり : 「よろしゅうお願いします~」
「うちは白鳥ことりです」
入ってきた時と同じように笑顔であいさつする

[メイン] 蒼星石 : 「よろしくねことりちゃん。……それにしても初めてとは思えないぐらい落ち着いてるなあ」
感心した顔でそうつぶやく

[メイン] GM : テーブル席にはキミ達の他に物騒な格好をした冒険者達がたむろしています。人間だけではなく、魚人族、巨人族、色々な種族がいます。

[メイン] 白鳥ことり : 「うちは歌手をやっとるから、こういうとこも慣れとるんよ」

[メイン] 酒場亭主 : 「ほう……コイツは大物になるかもしれないな」

[メイン] 酒場亭主 : 「見てのとおりここの客はちと変わり者が多い。巨人族やミンク族のようなあまり見かけない種族の客もいる。心臓の弱いやつならビビって逃げちまう」

[メイン] 酒場亭主 : 「見たところお前達は二人とも人間のようだが……?」

[メイン] GM : 種族を聞かれています。もし本当は魚人族や人魚族や天竜人でしたらそのように答えましょう

[メイン] 白鳥ことり : 「ええ。仰るとおり、うちは人間です」

[メイン] 蒼星石 : 「僕は……うん、そうだね。人間だよ。だから気後れしちゃって……」

[メイン] 酒場亭主 : 「気にするな。そのうち嫌でも慣れる」

[メイン] 酒場亭主 : 「おっと、肝心な事を忘れていたな」

[メイン] GM : 亭主はキミ達の前にメニューを置く

[メイン] 酒場亭主 : 「注文を聞いていなかった。初回は俺のオゴリだ。飲んでくれ」

[メイン] 白鳥ことり : 「ええんですか?おおきに!」

[メイン] 蒼星石 : 「……お酒以外ってあるかな?仕事の前にっていうのはちょっと」

[メイン] 酒場亭主 : 「勿論だ。最近は飲まない若いのも増えてるからな」

[メイン] 蒼星石 : 「ありがとう。それじゃあ遠慮なくいただくよ」
メニューから甘そうな飲み物を探す

[メイン] GM : 基本はファンタジーですが何でもアリな世界ですので頼めばそれが出てくることにします

[メイン] 蒼星石 : 土方スペシャルも出るのかぁ

[メイン] 白鳥ことり : 病気になってまう

[メイン] GM : カロリーやばい

[メイン] 白鳥ことり : 「うちはコーヒーにしよかな」

[メイン] 蒼星石 : 「う~ん、リンゴジュースで」
結局無難なものを選んでしまった

[メイン] GM : 2人の前にそれぞれ注文した飲み物が置かれます

[メイン] 白鳥ことり : 「おおきに。いただきます~」

[メイン] 蒼星石 : 「あ、いただきます」
ことりの声を聴いて慌てて付け足す

[メイン] GM : キミ達が飲み物に口をつけると……後ろから酔っ払い気味の冒険者がウザ絡みにやってきます

[メイン] 女冒険者 : 「お~!お~!ひっさしぶりの新顔じゃねえかよぉ~!」

[メイン] 女冒険者 : 「こう見えてアタシちゃんはベテラン冒険者!聞きたいことがあったら何でも聞いてくれ!」

[メイン] GM : フレンドリーに話しかけてきますが酒の臭いがプンプンしています

[メイン] 酒場亭主 : 「コイツも10年前はピッカピカの新入りだったんだがなあ……どうしてこうなっちまったのやら……」

[メイン] GM : 溜息をつく亭主をよそに女冒険者は絡み続けます

[メイン] 女冒険者 : 「で、で、お二人はどんな関係?何が得意?武器持って戦うタイプ?それとも魔法?」

[メイン] 蒼星石 : 「えーと、先ほど会ったばっかりで……実戦もまだだからそういうのはわからないかな。」

[メイン] 白鳥ことり : 蒼星石の言葉に同意を見せるようにうなずきながら、女冒険者にもあいさつをする
「うちは白鳥ことりと言います」
「まだ右も左もわからんさかい、よろしゅうお願いします~」

[メイン] 女冒険者 : 「かぁ~ッ!いいねェ~!!初々しすぎてアタシちゃんもピュアだった頃思い出すわぁ~!!」

[メイン] 酒場亭主 : 「……そういうことならまずは適性を見て行こう。冒険者としてどのような役割を果たすのかはそれから決めればいい」

[メイン] GM : ここで能力値を決めましょう。能力値は「体力度」「耐久度」「器用度」「速度」「知性度」「魔力度」「幸運度」「魅力度」の8つです。

[メイン] GM : 3Dを10回振って、うち8つの出目をそれぞれ任意の能力値に割り振ります。

[メイン] GM : 戦士タイプを目指すのでしたら体力・耐久、盗賊タイプを目指すのでしたら器用・幸運、魔術師タイプを目指すのでしたら知性・魔力を高めにしましょう

[メイン] GM : 10 3d6 例をお見せします

[メイン] GM : あっ、ココフォリアでした

[メイン] GM : 3d6+3d6+3d6+3d6+3d6+3d6+3d6+3d6+3d6+3d6 (3D6+3D6+3D6+3D6+3D6+3D6+3D6+3D6+3D6+3D6) > 14[4,4,6]+10[1,4,5]+10[1,3,6]+11[1,4,6]+11[2,4,5]+12[3,4,5]+6[1,2,3]+11[3,3,5]+17[5,6,6]+14[3,5,6] > 116

[メイン] 白鳥ことり : 見てへんけどx10やと思うで

[メイン] GM : 14/10/10/11/11/12/6/11/17/14 このうち8つを選んで好きな能力値に当てはめます

[メイン] GM : 基本的に低い2つは捨てていいです

[メイン] 白鳥ことり : x10 3d6 #1 (3D6) > 12[2,4,6] > 12 > 悪意1 #2 (3D6) > 5[1,2,2] > 5 #3 (3D6) > 9[1,4,4] > 9 #4 (3D6) > 6[1,1,4] > 6 #5 (3D6) > 9[2,2,5] > 9 #6 (3D6) > 11[2,3,6] > 11 > 悪意1 #7 (3D6) > 12[1,5,6] > 12 > 悪意1 #8 (3D6) > 15[3,6,6] > 15 > 悪意2 #9 (3D6) > 8[2,3,3] > 8 #10 (3D6) > 12[3,4,5] > 12

[メイン] 蒼星石 : x10 3d6 #1 (3D6) > 11[2,4,5] > 11 #2 (3D6) > 15[4,5,6] > 15 > 悪意1 #3 (3D6) > 8[1,3,4] > 8 #4 (3D6) > 12[3,4,5] > 12 #5 (3D6) > 8[1,2,5] > 8 #6 (3D6) > 13[2,5,6] > 13 > 悪意1 #7 (3D6) > 12[2,4,6] > 12 > 悪意1 #8 (3D6) > 10[2,3,5] > 10 #9 (3D6) > 9[2,3,4] > 9 #10 (3D6) > 7[1,2,4] > 7

[メイン] 蒼星石 : 数字に何か変なものがついたよ!

[メイン] GM : 悪意の意味は戦闘の時にご説明します

[メイン] 蒼星石 : 体力と耐久度が違うのかあ

[メイン] 白鳥ことり : 体力は装備品がなにを持てるかに直結するんやったっけ?

[メイン] GM : 体力はほぼ筋力ですね。そうです

[メイン] GM : 体力と器用で装備できるものが決まります

[メイン] 蒼星石 : とりあえず攻撃力ガンぶりっぽくするか…♠

[メイン] GM : 攻撃力ガンぶりでしたら体力・器用・速度・幸運を高めにしましょう

[メイン] 蒼星石 : できた!

[メイン] 白鳥ことり : うちは歌手やから…盗賊にしよかな

[メイン] 蒼星石 : 歌手が盗賊……?

[メイン] GM : いいんじゃないでしょうか

[メイン] 白鳥ことり : 歌声で心を奪うってことで

[メイン] 蒼星石 : お金とか生臭いこと考えちゃったよ

[メイン] 白鳥ことり : それはそれで冒険者らしくてええと思うよ

[メイン] 蒼星石 : こわい
僕は見た目これだから戦士でいいかな

[メイン] 酒場亭主 : 「……どうやらことりは盗賊に、蒼星石は戦士に向いているようだな」

[メイン] 女冒険者 : 「武闘家や錬金術師なんかもいいけどなぁ」

[メイン] 酒場亭主 : 「悪くはないがあれは慣れた人がいいだろう。まずは基本を抑えるべきだ」

[メイン] 白鳥ことり : 「色々あるんやなぁ」

[メイン] 蒼星石 : 「そうだね。僕はまだ全くわからないや」

[メイン] 酒場亭主 : 「まずはことり。これから盗賊の役割を果たすのならこれは覚えておけ」

[メイン] GM : 亭主は盗賊の特徴について説明してくれます

[メイン] GM : 【マルチタレント】/追加でタレントを1つ取得できます。また、キャラクターレベルが偶数レベルに到達する毎に追加で1つタレントを取得できます。

[メイン] GM : 【奇術めいた魔術】 /盗賊も魔法を使えます。作成したばかりの盗賊は呪文レベルがキャタラクターレベル以下の呪文1つを取得しています。

[メイン] GM : 【急所攻撃】/盗賊が発生させる悪意ダメージは6の目1つあたり[キャラクターレベル]点です。この特徴はバーサーカー戦闘中には発動しません。

[メイン] 酒場亭主 : 「盗賊は武器もそこそこ、魔法もそこそこ使えるオールラウンダーだ。中途半端なんて声もあるがうまく立ち回れば凄い戦力になれるだろう」

[メイン] 白鳥ことり : 「ふむふむ。なるほどな~」
亭主の話をメモに取る

[メイン] 酒場亭主 : 「魔法を使いたいなら器用だけじゃなく知性にも磨きをかけないといけないな。今は1つ知っている魔法があるが知性が平均(具体的には10)になるまでおあずけになる」

[メイン] 酒場亭主 : 「次は……」

[メイン] 蒼星石 : 「僕だね!」

[メイン] 女冒険者 : 「蒼ちゃんやなあ~!」

[メイン] 女冒険者 : 「戦士は最高!戦士がいないパーティは考えられない!パーティの矛であり盾!」

[メイン] 蒼星石 : 「やった!」

[メイン] 女冒険者 : 「教えてやる!戦士のすばらしさを……!」

[メイン] 蒼星石 : 「ひっ」

[メイン] GM : そして彼女は戦士の特徴についてマシンガントークで説明してくれます

[メイン] GM : 【武器の専門家】 /接近戦のヒットが[キャラクターレベル(両手持ち武器を装備している時はキャラクターレベル+1)]D増加します

[メイン] GM : 【渾身の一撃】/宣言して使用します。接近戦でヒットを決める時、一つの武器の1~3の目を1に、4~6の目を6に変えます。バーサーカー戦闘中は使用できません。この特徴を使用した後、武器のヒットダイスが1個減少します。ヒットダイスが0個になると武器は破壊されてしまいます。

[メイン] GM : 【防具の専門家】/1戦闘ターンに1度、任意の数だけ防具の防御点に2倍にできます。2倍にした防具の防御点は1点減少します。0になると防具は破壊されます。

[メイン] GM : 【不撓不屈】/宣言して使用します。自身の耐久度を[キャラクターレベル×2]D回復できます。この特徴は1日に1回だけ使用できます。

[メイン] GM : 【魔法能力の欠如】/戦士は魔法を取得できません。ただし魔法のアイテムは問題なく使えます。

[メイン] 女冒険者 : 「魔法が使えないから何だってんだ!魔法でモンスターを焼いて殺すのと武器でガンガン殴って殺すのと何が違うんだ!」

[メイン] 蒼星石 : 「そ、そうですね…」
引き気味に相槌を打つ

[メイン] 女冒険者 : 「わかってくれればヨシ!ちょっと吐いてくる!」

[メイン] GM : そう言って彼女はトイレへと駆け込みました

[メイン] 白鳥ことり : 「お大事に~」
去って行く女冒険者に声をかける

[メイン] 蒼星石 : 「あはは、でもためにはなったね」

[メイン] 酒場亭主 : 「あんなのでも歴だけは長いからな……」

[メイン] 白鳥ことり : 「ええ。うちだけやなく蒼ちゃんの特徴も知れてよかったわ」

[メイン] 酒場亭主 : 「『タレント』についても説明してくれれば手が省けたんだが……」

[メイン] 白鳥ことり : 「タレント?」

[メイン] 蒼星石 : 「なんですかそれ?」

[メイン] 酒場亭主 : 「ああ、『特技』と言い換えてもいい。誰だってそれぞれ得意なモノはもっているだろう?」

[メイン] 酒場亭主 : 「冒険では身につけている特技がふとした瞬間に役立つ時がある」

[メイン] 酒場亭主 : 「自分の特技を冒険にどう活かすのか考えてみてもいいかもしれない」

[メイン] 蒼星石 : 「特技かぁ……僕にそんなものあるのかなあ」

[メイン] 白鳥ことり : 「特技かぁ…うちだと音楽やってるさかい、その辺やろか」

[メイン] GM : ここでタレントを決めましょう。蒼星石さんは1つ、盗賊のことりさんは2つ自由に特技を決めることができます

[メイン] GM : 一般的なTRPGでは鍵開けや運動などのように技能がカテゴライズされていますがT&Tは自由記述式です

[メイン] 蒼星石 : ルルブ内探してたよ…
ぼくなら庭師かな?

[メイン] GM : 原作重視ですね。いいと思います

[メイン] 白鳥ことり : うちは
<歌姫>:ターの自己紹介みたいなものやね
<即興ライブ>:歌を歌って場を納めたり、他者の心に語りかけたりやね

[メイン] 蒼星石 : いや、知らないな…

[メイン] GM : ターの自己紹介はそうなりますね……

[メイン] 白鳥ことり : うちこれでも有名なんやけどなぁ

[メイン] 蒼星石 : 神話生物にはよく効くらしいよ

[メイン] GM : 特技を紹介し終えたその時、テーブル席の1つで冒険者同士の口喧嘩が始まりました。

[メイン] 酒場亭主 : 「また始まったか……相変わらず困ったものだ」

[メイン] 酒場亭主 : 「そうだことり、お前、歌で昂った感情を静めてみてはくれないか?」

[メイン] 白鳥ことり : 「ええよ。喧嘩は良うないしね」

[メイン] GM : タレントを使って行為判定(セービングロール)をやってみましょう

[メイン] GM : セービングロール(SR)の基本は指定された能力値+2Dが目標値を超えているかどうかを見るだけです。2Dがゾロ目であればゾロ目が出続ける限り振り足せます。タレントが使える状況であればSRに+3のボーナスが加わります

[メイン] GM : 今回は魅力度で1レベルのSRにします。タレントで+3ボーナスをつけてください

[メイン] GM : 2D6+10>=1Lv  書式はこうなります。能力値10で1レベルのSRを行った時のものです (2D6+10>=20) > 9[4,5]+10 > 19 > 失敗

[メイン] 白鳥ことり : それならうちは「2d6+15+3>=1lv」でええんでっしゃろか?

[メイン] GM : そうですね

[メイン] GM : 今更ですが2レベルでもよかったですね

[メイン] GM : 今回は1とします

[メイン] 白鳥ことり : うちは魅了全振りやしね
うわ!おおきに

[メイン] 白鳥ことり : 2d6+15+3>=1lv 魅力度 (2D6+18>=20) > 8[3,5]+18 > 26 > 成功 > 経験値8

[メイン] GM : 成功です。SRを行うとダイスの出目×SRのレベル分の経験値が入ります。どんどん挑戦されるといいでしょう

[メイン] GM : ことりさんが歌い始めると冒険者達は口論を中断して歌声に耳を傾けます

[メイン] system : [ 白鳥ことり ] 経験値 : 0 → 8

[メイン] 白鳥ことり : 「空を飛べずに 鳴く鳴く小鳥~♪」
口げんかをかき消すように、しかし優しく歌い出す

[メイン] 蒼星石 : 「きれいな歌声だなぁ……まるで心が洗われるようだよ」

[メイン] GM : 歌い終わる頃には店中が皆ことりさんの方に集中していました。そしてあちこちからおひねりが飛んできます

[メイン] GM : 3d6×1000ベリーくらいです

[メイン] 白鳥ことり : 歌い終え、ぺこりと頭を下げる

[メイン] 酒場亭主 : 「……よくやった」

[メイン] 蒼星石 : 「よかったよ」
ぱちぱちと拍手する

[メイン] 白鳥ことり : 「ふふ、おおきに」

[メイン] 酒場亭主 : 「たまに歌ってもらうのも悪くないかもしれないな……」

[メイン] GM : その時、静かな雰囲気をブチ壊すようにトイレから女冒険者が戻って来ます

[メイン] 白鳥ことり : 「うちで良かったらいつでも歌います」

[メイン] 女冒険者 : 「復活!アタシちゃん復活ぅ!」

[メイン] 蒼星石 : 「ああ…戻ってきちゃった」

[メイン] 白鳥ことり : 「おかえりなさい」

[メイン] GM : ドタバタとカウンターに向かって駆け出して……テーブル席に腰をひっかけます

[メイン] 女冒険者 : 「あ"っ"」

[メイン] GM : ドン!という音に続いてジョッキが1つ蒼星石さんの方へと飛んでいきます

[メイン] GM : 幸運度か速度で1レベルのSRを行ってみましょう

[メイン] GM : タレントは……こうすれば使えるよ!という理屈をひねり出せたら乗ることにします

[メイン] 蒼星石 : GM、テーブルは何でできてる?

[メイン] GM : 木製です

[メイン] 蒼星石 : 庭師だから木は伐採できるよねえ

[メイン] GM : そうですね

[メイン] 蒼星石 : テーブル切り取って盾にして防ぐ!

[メイン] GM : 荒業が出ましたね。ではタレントを乗せて判定に使う能力値も器用に変えていいです

[メイン] 蒼星石 : 2d6+15+3>=1lv 器用度 こうかな? (2D6+18>=20) > 5[2,3]+18 > 23 > 成功 > 経験値5

[メイン] GM : 難なく成功ですね

[メイン] GM : 飛んできたジョッキは切り取られたテーブルに防がれて床に落ちます

[メイン] 蒼星石 : 「あ、つい癖で」

[メイン] 女冒険者 : 「あ~あ、床がビシャビシャだ……」

[メイン] 酒場亭主 : 「それは俺のセリフだな」

[メイン] 白鳥ことり : 「蒼ちゃんは…大丈夫みたいやね」

[メイン] 蒼星石 : 「うん、でもテーブルが…」

[メイン] 酒場亭主 : 「弁償は気にしなくていい。コイツの儲けから徴収しておく」

[メイン] 女冒険者 : 「ひどっ!」

[メイン] 蒼星石 : 「あはは、すいません」

[メイン] 蒼星石 : 「今度おごりますよ」
冒険者に向けて

[メイン] 女冒険者 : 「……へぇ、今回の新人は見込みがあるね」

[メイン] 女冒険者 : 「楽しみにしておくよ。お嬢さん」

[メイン] 蒼星石 : 「ええ、楽しみにしておいてください」

[メイン] 白鳥ことり : 「うちもいずれこの大陸で一番の歌手になるさかい、覚えておいて下さい」

[メイン] GM : キミ達の間で穏やかなムードが流れる一方で……酒を台無しにされテーブルまで切られた一行の間では険悪なムードが漂っていました

[メイン] チンピラ冒険者 : 「てめえこのアマ!よくも酒を台無しにしてくれやがったな!」

[メイン] 女冒険者 : 「あ~悪いな。悪気があったわけじゃないんだ」

[メイン] チンピラ冒険者 : 「……テメエは前から気にくわなかったんだ。丁度いい機会だ。一度"礼儀"ってモンを教えてやるよ」

[メイン] GM : そう言うとチンピラ冒険者とその一行は腰の剣に手をかけます

[メイン] 酒場亭主 : 「おい、ここは酒場だが?」

[メイン] チンピラ冒険者 : 「うるせえ!今日という今日はガマンならねえ!」

[メイン] チンピラ冒険者 : 「5対1だ、痛い目見せてやんよ!」

[メイン] 女冒険者 : 「うーん……参ったなぁ……3匹程度ならアタシちゃん1人で十分なんだけど」

[メイン] GM : チラチラとキミ達の方に視線を向けます

[メイン] 蒼星石 : 「大の男が女性によってたかって…礼儀を知るのはそちらの方だよ!」
女冒険者をかばうように前に出る

[メイン] 白鳥ことり : 「喧嘩はようないよ。落ち着いて」
蒼星石の後ろからチンピラの方へ声をかける

[メイン] チンピラ冒険者 : 「邪魔すんじゃねえ!俺達はアタマに来てんだ!」

[メイン] 酒場亭主 : 「……そのようだ。おい、お前達、これを使え」

[メイン] 白鳥ことり : 亭主の方に目をやる

[メイン] GM : そう言うと亭主は装備できる武器1つとスタテッドレザーを渡してくれます

[メイン] 蒼星石 : 「ありがと!」
とんできたそれを片手で受け取る

[メイン] 女冒険者 : 「これで戦力的には互角だな」

[メイン] 女冒険者 : 「そっちは任せた!アタシちゃんは3人ブチのめすから2人はなんとかしてくれ!」

[メイン] 白鳥ことり : 「わかった」
うち、戦うのは得意じゃないんやけどと思いながら

[メイン] 蒼星石 : 「わかりました!」
そういえばあの人もプロの冒険者だったな

[メイン] GM : そう言うと女冒険者はハンマーを振り回して3人に向かっていきます。喧嘩が始まったことで酒場は大盛り上がりです。賭けを始める者、野次を飛ばす者、どさくさに紛れて気に喰わない他の客を殴る者などが続々と現れます

[メイン] 白鳥ことり : 「あわわ…」

[メイン] 蒼星石 : 「外野はいい気なものだね」
視線を外さず武器を構える

[メイン] 酒場亭主 : 「やれやれ……それじゃことり、蒼星石、アホ2人の相手は頼んだぞ」

[メイン] 酒場亭主 : 「頭を冷やしてやってくれ」

[メイン] チンピラ冒険者A : 「行くぞオラァァァァァ!!!」

[メイン] 蒼星石 : 「少しは痛い目を覚悟してもらうよ…!」

[メイン] 白鳥ことり : 「…やらなあかんようやね」

[メイン] GM : というわけで戦闘に入ります

[メイン] GM : 戦闘の基本は敵味方それぞれの陣営でヒットの合計を出して大小を比べるだけです

[メイン] GM : ……個人修正を計算していませんでしたね

[メイン] 白鳥ことり : せやね

[メイン] GM : ことりさんは0、蒼星石さんは+4です

[メイン] 蒼星石 : 攻撃の+修正になる感じかな?

[メイン] GM : そういえば武器は何を持つか決めましたか?

[メイン] GM : そうですね>攻撃の+修正になる感じかな?

[メイン] 蒼星石 : グレートソードとかいきなり渡してこないよね

[メイン] GM : 渡しても装備できませんからね……

[メイン] 蒼星石 : じゃあギリギリのミディアムソードで

[メイン] 白鳥ことり : 体力25必要やしね

[メイン] GM : ことりさんはどうされます?飛び道具もアリですよ

[メイン] 白鳥ことり : せやね…それなら手裏剣にしとこうか

[メイン] GM : 投げまくれる量の手裏剣を渡されたことにしましょう

[メイン] GM : 第1戦闘ターン

[メイン] GM : 先にチンピラ冒険者の方からヒットを求めましょう。雑魚敵はMR(モンスターレート)という数値1つでヒット(攻撃力)と耐久力を表現しています。雑魚敵のヒットは[MRを10で割った数+1]D+MR/2です。したがって今回は2D+8×2体分が敵のヒットとなります

[メイン] GM : ×2 2D+8 二体分

[メイン] GM : 2d6+8+2d6+8 (2D6+8+2D6+8) > 9[4,5]+8+7[3,4]+8 > 32

[メイン] GM : ヒットは32です

[メイン] GM : では2人の行動をどうぞ。蒼星石さんは戦士なので接近戦を行うのでしたら+1Dのボーナスがつきます

[メイン] 蒼星石 : もちろん接近戦だよ!あと渾身の一撃で行こうか

[メイン] GM : なかなかの博打できましたね

[メイン] 蒼星石 : 攻撃力全振りだよ!

[メイン] GM : ことりさんはどうされます?

[メイン] 白鳥ことり : うちは普通に飛び道具やね

[メイン] GM : わかりました。距離は至近、目標は人間サイズですからSRのレベルは1です

[メイン] GM : まずは蒼星石さんのダイスを振りましょう

[メイン] GM : ダイス自体は5D+4です。渾身の一撃で運命が分かれます

[メイン] 蒼星石 : 5D+4 (5D6+4) > 14[1,2,2,4,5]+4 > 18

[メイン] 蒼星石 : まあ期待値かな

[メイン] GM : 12+4=16になります。4と5が6の目になりますから悪意ダメージが2発生します。悪意ダメージはヒットの比較で勝っていても負けていても最低限相手側に与えられる装甲無視ダメージのことです

[メイン] 蒼星石 : これがさっきのかあ

[メイン] GM : チンピラ冒険者とのヒットの差は16です。続いてことりさんが射撃を命中させるためのSR行ってみましょう

[メイン] GM : 射撃を命中させるためには器用度でのSRに成功しなくてはなりません。SRの難易度は距離と相手のサイズによって決まります。当てるのはなかなか難しいのですが当てればヒットの比べ合いで勝っていようと負けていようとダメージを与えるチャンスがあります。

[メイン] 白鳥ことり : 2d6+12>=1lv 器用度 (2D6+12>=20) > 11[5,6]+12 > 23 > 成功 > 経験値11 > 悪意1

[メイン] 蒼星石 : 戦士の僕よりはるかにダメージ出てない!?

[メイン] GM : ああいえ、これはSRです

[メイン] GM : ヒットは多分手裏剣の2Dだけになろうかと

[メイン] 蒼星石 : なるほど

[メイン] system : [ 白鳥ことり ] 経験値 : 8 → 19

[メイン] GM : 命中しました。ヒットをどうぞ

[メイン] 白鳥ことり : 2D ヒット (2D6) > 12[1,1][4,6] > 12 > 悪意1

[メイン] GM : あれ……ゾロ目が出ると加算されてしまう……?

[メイン] GM : もう一度振り直していただいてよろしいです?

[メイン] 白鳥ことり : わかった

[メイン] 白鳥ことり : 2D ヒット (2D6) > 7[3,4] > 7

[メイン] GM : 2d+0くらいにするといいんでしょうか

[メイン] 白鳥ことり : 書式変えておきます

[メイン] GM : 2人のヒットは16+7=23、対する敵は32。敵側が勝利して差分の32-23=9ダメージがキミ達に飛びます

[メイン] 蒼星石 : まずい死ぬ

[メイン] 白鳥ことり : ダメージは分散できるからうちが多く受けてもええよ

[メイン] GM : ダメージはパーティ全員で分け合うことができます。また、防具があれば防御点と同じ数だけ減少させられます

[メイン] 蒼星石 : 防具持ってないなあ

[メイン] 白鳥ことり : スタテッドレザーもらってるよ

[メイン] GM : スタテッドレザーをさっき飛ばしてますから5点はブロックできます

[メイン] 蒼星石 : さっきのはそういうことか!

[メイン] GM : ということはつまり防具で全部止まりますね

[メイン] 白鳥ことり : 2人分だから10軽減ってことやね

[メイン] 蒼星石 : わかった
冒険初心者はチンピラにも勝てないのかあ…

[メイン] GM : 一方、敵サイドですが……ヒットの比べ合いには勝利したものの蒼星石さんの悪意2ダメージを受けます。また、ことりさんの飛び道具が命中していますので7ダメージも受けます。

[メイン] GM : 特に指定がなければチンピラAが7点、チンピラBが2点のダメージを受けます

[メイン] 白鳥ことり : うちはそれでええよ

[メイン] チンピラ冒険者A : 「クソッ、こいつらなかなかやるぞ」

[メイン] 蒼星石 : 「あぶなかったぁ……店長さんに渡された防具がなかったらどうなってたか……」

[メイン] GM : MRが9と14に低下します。MRは下がれば下がる程ヒットも下がっていきます

[メイン] GM : 第2戦闘ターン

[メイン] GM : 2d6+4+2d6+7 チンピラ冒険者側のヒットです (2D6+4+2D6+7) > 10[4,6]+4+10[5,5]+7 > 31

[メイン] GM : お二人の行動をどうぞ。渾身の一撃の効果でミディアムソードのヒットは1D低下して3Dになっています

[メイン] 蒼星石 : しまった

[メイン] 蒼星石 : でもいまさら真面目にやっても勝てないから悪意狙いで渾身いくよ

[メイン] GM : 1体落ちれば後は楽勝でしょう

[メイン] 蒼星石 : 3D+4 (3D6+4) > 16[5,5,6]+4 > 20 > 悪意1

[メイン] GM : むっ!

[メイン] 蒼星石 : ふふん!

[メイン] GM : 18+4=22です。悪意は3ダメージ

[メイン] 白鳥ことり : うちはさっきと同じで手裏剣投げチャレンジで

[メイン] GM : OKです

[メイン] 白鳥ことり : 2d6+12>=1lv (2D6+12>=20) > 8[3,5]+12 > 20 > 成功 > 経験値8

[メイン] GM : 危ないところでしたが成功

[メイン] system : [ 白鳥ことり ] 経験値 : 19 → 27

[メイン] 白鳥ことり : 2D+0 ヒット (2D6) > 10[4,6] > 10 > 悪意1

[メイン] GM : こっちはこっちで痛い!

[メイン] GM : 分配は……普通に考えればAに手裏剣の10でBに悪意3でしょうか

[メイン] GM : 1点勝ってますけど悪意の方がダメージ上ですからね

[メイン] GM : チンピラ冒険者Aはデコにプスっと刺さった手裏剣に「な、なんじゃこりゃァ~!」と驚いて気絶します

[メイン] 白鳥ことり : 「う、うちそんなつもりじゃ…」

[メイン] 蒼星石 : 「お仲間さんは寝ちゃったけど、どうする?」

[メイン] GM : 第3戦闘ターン。蒼星石さんのミディアムソードは2Dまでヒットが低下していますが2対1であれば心配ないでしょう

[メイン] チンピラ冒険者B : 「うう……ふざけんじゃねえ!俺にだって面子ってもんがあるんだ!」

[メイン] チンピラ冒険者B : 「新入り相手に尻尾撒いて逃げましたなんて言いふらされた日にゃ恥ずかし過ぎて引退不可避だよ!」

[メイン] 蒼星石 : 「1人に5人で襲い掛かろうとした時点で引退しなきゃいけないぐらい恥ずかしいと思うけどね」

[メイン] 蒼星石 : 「まあそこまで言うなら完全敗北させて引退させてあげるよ!」
ふたたび剣を構える

[メイン] チンピラ冒険者B : 「うぐっ!ぐうの音も出ねえ~!!」

[メイン] GM : 第3戦闘ターンです

[メイン] GM : 2d+6 チンピラ冒険者のヒットはこれだけです (2D6+6) > 8[2,6]+6 > 14 > 悪意1

[メイン] 蒼星石 : それでも根性見せるじゃないか…

[メイン] 蒼星石 : そしてここまで来たら賭けの必要もないね
普通にみねうちだよ

[メイン] 蒼星石 : 2D+4 (2D6+4) > 21[3,3][5,5][2,3]+4 > 25

[メイン] 蒼星石 : 2D+4 (2D6+4) > 3[1,2]+4 > 7 > 自動失敗

[メイン] GM : おや……

[メイン] GM : SRと同じになりますね

[メイン] 蒼星石 : 2d6+15+3>=1lv (2D6+18>=20) > 7[3,4]+18 > 25 > 成功 > 経験値7

[メイン] GM : ああ、ではなくですね。本当は2D+4でヒットを出すはずなのですが

[メイン] GM : 2d6+4 こうしないとダメなんでしょうか (2D6+4) > 18[2,2][4,4][1,5]+4 > 22

[メイン] GM : ダメだー!何故に

[メイン] 白鳥ことり : 前まではこんなん起きへんかったのに不思議やね

[メイン] GM : まあいいです。ゾロ目加算抜きにして次出た目をヒットとして採用しましょう

[メイン] 蒼星石 : うわ!ありがとう!

[メイン] GM : では振り直しをお願いします……

[メイン] 蒼星石 : 2D+4 (2D6+4) > 6[1,5]+4 > 10

[メイン] GM : はい

[メイン] GM : ことりさんの手裏剣どうぞ

[メイン] 白鳥ことり : うちは手裏剣投げチャレンジ

[メイン] 白鳥ことり : 2d6+12>=1lv (2D6+12>=20) > 7[3,4]+12 > 19 > 失敗

[メイン] 白鳥ことり : 妖怪1足りへん来たなぁ

[メイン] GM : 人間ですからもう一回振れますよ

[メイン] 白鳥ことり : せやったね

[メイン] 白鳥ことり : 2d6+12>=1lv (2D6+12>=20) > 10[4,6]+12 > 22 > 成功 > 経験値10 > 悪意1

[メイン] system : [ 白鳥ことり ] 経験値 : 27 → 37

[メイン] 白鳥ことり : 2D+0 ヒット (2D6) > 9[3,6] > 9 > 悪意1

[メイン] GM : 9点!

[メイン] GM : 19対14でお二人の勝利なのですがこういう時の処理についてご説明します。普通に考えれば差分の5点がダメージになると思われるかもしれませんが

[メイン] GM : 飛び道具と呪文のように個人に直接ダメージを与える攻撃方法を取った場合、先に飛び道具や呪文のダメージを処理します。この場合ですと9点が相手に飛びます。

[メイン] GM : そして差分の5点から飛び道具の9点を引くと=-4。これにより接近戦によるダメージはないものとされます。もしこれが1以上でしたら接近戦でもダメージが発生していました

[メイン] 白鳥ことり : うちの出目が良すぎたんやね

[メイン] GM : というわけで第3戦闘ターン

[メイン] GM : もう素振りで死ぬと思います

[メイン] GM : 2d6+1 一応チンピラ (2D6+1) > 6[1,5]+1 > 7

[メイン] GM : 7です!

[メイン] 蒼星石 : もう足腰にがたがたしてそう

[メイン] 白鳥ことり : 最後は蒼ちゃんに決めて貰いたいなぁ

[メイン] 蒼星石 : 期待には応えないとね!通常攻撃!

[メイン] GM : 個人修正は+4ありますから5以上出せば1人でフィニッシュできますよ

[メイン] 蒼星石 : 2D+4 (2D6+4) > 6[2,4]+4 > 10

[メイン] GM : はい

[メイン] 白鳥ことり : 流石やね

[メイン] 蒼星石 : 結構ギリギリ

[メイン] GM : そう言えば前の戦闘ターンで悪意ダメージ1が発生していたのを忘れていました。蒼星石さんかことりさんの耐久度を1減らしておいてください

[メイン] system : [ 蒼星石 ] 耐久度 : 9 → 8

[メイン] GM : 折角ですからフィニッシュロールどうでしょうか

[メイン] 蒼星石 : じゃあやろうか!

[メイン] 蒼星石 : 「ふっ!」
床に倒れたごろつきに剣を大上限に構えて振り下ろす!

[メイン] チンピラ冒険者B : 「おわァァァァ~~~ッ!!!」

[メイン] 蒼星石 : ……が、その刃は眉間の薄皮一枚裂いたほどのところで止まった

[メイン] チンピラ冒険者B : 「…………」

[メイン] GM : チンピラ冒険者Bはしめやかに失禁して気を失いました

[メイン] 蒼星石 : 「ふう」

[メイン] 蒼星石 : 「あれで止まらなかったらどうしようかと思ったよ」

[メイン] GM : 戦闘終了!キミ達の勝利です!

[メイン] GM : 敵の総MR÷参加した人数分の経験値を獲得します。今回は32÷2=16です

[メイン] GM : キミ達が2人を倒したのと時を同じくして女冒険者の方もカタをつけたようです

[メイン] system : [ 白鳥ことり ] 経験値 : 37 → 53

[メイン] 女冒険者 : 「ふ~終わったよ」

[メイン] 女冒険者 : 「お、ちゃんと2人のしてるじゃない。えらいえらい上出来上出来」

[メイン] 蒼星石 : 「同数相手にするので精一杯でした……ありがとう。ことり」

[メイン] 白鳥ことり : 「うう…こわかったけど蒼ちゃんがおってくれて助かった」

[メイン] GM : 気を失ったチンピラ冒険者達はみぐるみを剥がされパン一で外へと蹴り出されました

[メイン] 蒼星石 : 「ううん。争いごととか好きじゃないのにつきあわせてごめんね……」

[メイン] 白鳥ことり : 「ええよ。せっかく友達になれたんやから、うちもできることはやらんと」

[メイン] 蒼星石 : 「友達?」

[メイン] 白鳥ことり : 「うん?ちゃうの?」

[メイン] 蒼星石 : 「ふふふ、ううん。間違ってないよ」

[メイン] 白鳥ことり : 「せやったら良かった」
ほほに手を当てててニッコリと微笑む

[メイン] 女冒険者 : 「いいねぇ……アタシちゃんも昔を思い出すよ……」

[メイン] 酒場亭主 : 「お前は昔からただのクソビッチだっただろうが。友情を感じられる場面なんてあったか?」

[メイン] 女冒険者 : 「うぐっ、そ、そうだ、こういう時は!」

[メイン] 女冒険者 : 「飲み直すに限る!」

[メイン] 蒼星石 : 「飲みなおす前に一つお願いがあるんですけど」

[メイン] 女冒険者 : 「んあ?」

[メイン] 蒼星石 : 「僕を女冒険者さんの弟子にしてくれませんか?今回のことでまだ冒険に出るには早いと痛感しました」

[メイン] 女冒険者 : 「弟子なあ……そういうのはどうも苦手でねえ……」

[メイン] 女冒険者 : 「ま、冒険ったってピンからキリまであるわけだしさ。自分にできることをやればいいんじゃないか?うん」

[メイン] 蒼星石 : 「見て盗めってことですね!わかりました師匠!」

[メイン] 酒場亭主 : 「よかったな。お前もようやくそれらしくなってきたぞ」

[メイン] 女冒険者 : 「うるせー!うるせー!」

[メイン] 酒場亭主 : 「……そうだ。一つ頼まれていた仕事があったな」

[メイン] 蒼星石 : 「なんですか?」

[メイン] 酒場亭主 : 「知り合いの魔術師から名前や顔が知られていない冒険者を集めてくれと言われていたんだった。ちょっとした潜入捜査を依頼したいらしい」

[メイン] 蒼星石 : 「潜入調査かぁ……知識すら全然ないけど僕たちで大丈夫ですかね?」

[メイン] 酒場亭主 : 「そこまで難しいものじゃないとは聞いている」

[メイン] 女冒険者 : 「いいじゃん、折角こうして出会ったんだしさ。もう一人か二人いれば立派に冒険者パーティだろ?」

[メイン] 酒場亭主 : 「それもそうだな……」

[メイン] 蒼星石 : 「それじゃあ新しい人が来るまでは腕を磨いて待機ってことですね!」

[メイン] 酒場亭主 : 「そうなるな。まあ、そこは心配しなくていいだろう」

[メイン] 酒場亭主 : 「なにせヒマを持て余してる奴は多いからな」

[メイン] 蒼星石 : 「そうですね」
女冒険者を横目で見つつ

[メイン] 女冒険者 : 「アタシちゃんはいいんだよ!暇な時間も仕事だから!」

[メイン] GM : 女冒険者の逆切れに店中で笑い声が響いた

[メイン] 蒼星石 : 「はぁ……顔さえ知られてなきゃ師匠に保護者枠でついてきてもらったんですけどね」
ため息をつく

[メイン] 白鳥ことり : 「気ぃ落とさんといて、うちと蒼ちゃんが出会ったように、きっと素敵な出会いがあるはずや」

[メイン] 蒼星石 : 「そうだね。ことりみたいな素敵な友達ができるといいな」

[メイン] 白鳥ことり : 「せやね!」
ニッコリ微笑む

[メイン] 酒場亭主 : 「それじゃ、気分を改めて飲み直すとしようか」

[メイン] GM : キミ達2人の前に飲み物が置かれます

[メイン] 女冒険者 : 「あ~……それではご唱和願います。新入りの門出を祝して」

[メイン] 女冒険者 : 「乾杯!」

[メイン] 蒼星石 : 「乾杯!」

[メイン] 白鳥ことり : 「かんぱ~い!」

[メイン] GM : 乾杯の発声に合わせて周りにいた冒険者達もジョッキを掲げます

[メイン] GM : こうして冒険者として歩み始めたばかりの2人……次はどんな出来事が待っているのでしょうか

[メイン] GM : それは神のみぞ知るところでしょう

[メイン] GM : ファンタジー酒場でチュートリアル -END-