Ccfolia Log

ランドルフ

出航だァ〜〜〜！！！！

ランドルフ

「実は不思議なことに冒険に出る前より金欠になっちまってな」

ランドルフ

「安い飯にたかることが出来る店に来たっつーわけよ」

ランドルフ

「…そういやサインの嬢ちゃんもあれからどうだい？上手くやれてるのか？」

ランドルフ

「ほーん、まあそういうことなら心配なさそうだな」
「嬢ちゃんが看板娘としてこのん？亭を繁盛させて1人の金欠冒険者にタダ飯食わせてくれるようになる日も遠くねえ」

ランドルフ

「ま、それにこの国のこととかが知りたいってんなら俺らも手伝えることもあるかもな」

ランドルフ

「なんなら時間がある時にでもいろいろ案内するぜ」

ランドルフ

「こっちの嬢ちゃん達が」3人の方を示す。

ランドルフ

「ぐ……余りにも正論すぎて何も言い返せねえ」

ランドルフ

「ん？」

ランドルフ

「およ、まさか旦那の方から直接頼まれるとは」

ランドルフ

「タダで飯が食えるよりありがてえことなんてこの世に無えわな！」

ランドルフ

明日の飯の種さえ怪しい身からすればこの上なく助かる話であったので著しく機嫌が良くなり
「ほらほら早速出ようぜ！近いとこから順にな！」
「おっさん、店の名前を…」

ランドルフ

ラインナップを見て。

ランドルフ

「マトモなとこが一つもねーっ」
メモ用紙を床に叩きつけた。
なんだ！とかおでとかオイオイとか！

ランドルフ

「ええいこうなりゃ国中周ってサインの洗脳を解くぞ」

ランドルフ

「迷子になるんじゃねえぞ〜」

ランドルフ

レイ、リスタ、夜宵辺りの迷いそうか迷った時に困りそうなメンバーにからかい半分で声をかけつつ出発した。

ランドルフ

（妻子を捨ててそうなおっさんだな…）

ランドルフ

「ん？亭から…ちょっと待て向かい側も！なのサインへの教育に悪すぎるだろ…」

ランドルフ

「早速で悪いが俺たちにタダ飯を食わせた後に改名してくれないか？」

ランドルフ

「おお」

ランドルフ

「歩いてりゃ腹も減るし大丈夫大丈夫」

ランドルフ

（結局年いくつなんだよ）
口に出すとまずいことを考えながら帽子を深く被った。

ランドルフ

「何言ってんだ！食える時に食っとかなきゃ人生いつ食えなくなるか分かんねえんだぞ！」

ランドルフ

「タダで食える時に食えるだけ食うなんてのは子供でも知ってる常識だぜ！」

ランドルフ

「………」

ランドルフ

「楽しみだなあ！肉！」

ランドルフ

これ以上は悲しみを生む。

ランドルフ

「しっかし、やっぱり新市街区ともなりゃ店主自ら森の獣を直接取ってくることもあるんだなあ」

ランドルフ

「なんかこの国白髪多くね？俺もだけど…」

ランドルフ

1d100 味の好み (1D100) ＞ 89

ランドルフ

「うんめぇ〜〜！」

ランドルフ

言葉に反応して
「そーだそーだ。サインならきっと…」
（あれ？なんかタカネの皿もう空っぽじゃね？）

ランドルフ

「アレがサインの目指すべき大人のレディってワケ。知らねえけど」

ランドルフ

「そんなハッキリ言うなよ！？」

ランドルフ

「いや、ほら、なんつーか、な？分かるだろ？人それぞれっつーか、そういう…な？」

ランドルフ

「な！」

ランドルフ

よしよしそっちの方向に話題を変えよう。紳士淑女らしい感じで当たり障りのない話で丸く収めるニュアンスのアレをコレしてハーン。

ランドルフ

「まあ折角今日はグランザールを見て回るワケだし、今後のことを考えるにしてもそれからで良いわな」

ランドルフ

「つーか、そういや新市街区のことはどのくらい亭主から聞いてる？」

ランドルフ

「そうそう。俺も詳しいワケじゃないが、ここは名前の通り新らしく設置されたとこでな。まだグランザールの城壁の建設も追いついてないから実質的には外に面してるわけで」
「さっき取ってきたみたいに気軽に外と繋がるとこってわけよ」

ランドルフ

「ま、治安が他のとこと比べて特別悪いってわけでもねえよ。人が集まるとこならどこでもこんなもんだ」

ランドルフ

「新市街区の中でも希望街だけは剣の加護もあって蛮族もまだ入って来にくいしな」

ランドルフ

「ってなとこかな。新しく出来たところだからまだ名所とかも生まれてねえとこだしな」

ランドルフ

「！」

ランドルフ

「少量？丸ごととかじゃなくてか」

ランドルフ

「タチの悪ぃネズミでも紛れ込んでるっつー話じゃねえのお？」
「どうせ盗るんならまとめて盗ってくけどな俺なら」

ランドルフ

「小麦粉……？」
「ますます腹減ってる時にわざわざ盗むようなもんじゃねえな…」

ランドルフ

「うん？そうなのか？」

ランドルフ

「ひょっとして向こうと系列店だったり？」
サインの言葉に反応して。
言われてみれば店主同士が知り合いらしいし有り得なくもない。

ランドルフ

「冒険者の国グランザールサマ万歳だな」

ランドルフ

「ともかく…犯人につながりそうな手がかり…なんてもんあるか知らねえが軽く見てみるか」

ランドルフ

「…もしかしてハナから助け舟送るつもりで俺らが遣わされたってことじゃねえか？」

ランドルフ

「…ま、考えてても分からねえし、元々その店たちに行く用事もあったからついでに調べとくわ」

ランドルフ

「サインもすまねえな。案内するっつー話だったのに妙なことになりそうだ」

ランドルフ

「オッサンもありがとよ。名前についてはまた考えるから覚悟しとけよな」

ランドルフ

「無理に発音しなくていーぞ。喉痛めるからな」

ランドルフ

こうして入門街区に出発した。

ランドルフ

「どこから声出てる？」

ランドルフ

「もう良いって！そのくだり！」

ランドルフ

「しっかし…犯人の目的ってのがいまいち分からねえな」

ランドルフ

待ち時間の間…手持ち無沙汰に考えを巡らせる。

ランドルフ

「さっきのとこが新市街区でここは入門街区、で次は冒険道具街って」

ランドルフ

「狙われてるのが顔見知りばかりってとこからパーティーに恨みを持ってる…ってのはありそうだが、それにしてはやることが小さい…」

ランドルフ

「ふむ…しかしそうなるとやっぱ小麦粉なんかを盗んだ理由もますます分からねえ…」

ランドルフ

ちなみにここも現場に手がかりのようなものはない？

ランドルフ

飲食店だもんな…ルフィ

ランドルフ

ああ。

ランドルフ

道すがらサイン達に入門街区には冒険者を育てるための学校やテーマパークのような施設まである話をしたり、表通り以外は非合法な組織の縄張りも多いから人通りの少ないところは避けるように話しながら次に向かった。

ランドルフ

ランドルフ

「…良いことじゃねェか？」

ランドルフ

「ああ、音楽は呪術にも……呪術にも！？」

ランドルフ

「いやそらまあ確かにそういうのを生業にしてる奴もいるが…」

ランドルフ

「…で？どうなんだよ店主。俺たちはベックマンの旦那の知り合いで、ついでに盗難事件の解決も頼まれてるんだが」
「それはそれとしてここまでみんなが期待してる音楽は流せるのか？」

ランドルフ

「プレッシャーを軽く超えて来たな…旦那の知り合いだけあってなかなかやるぜ」

ランドルフ

「んで？オタクのとこでは何が盗まれたワケ？」

ランドルフ

「ほーん…？」

ランドルフ

「ハッ！お料理が趣味の盗人なんていたら面白いな」

ランドルフ

「フゥン…一日に一回ずつ場所を変えて…」

ランドルフ

「まだ犯行が止まってないっていうなら今日もどこか狙われるかもな？」

ランドルフ

「店主さんよ、確認だけどアンタ達のパーティーの仲間だった奴らの中で店を出してんのはここの他には！とん？とお゛で゛の他にはロックスターって名を知ってるだろ？ってとこだけか？」

ランドルフ

「なんだこの口にしずらい文章はよ！」

ランドルフ

「なんなんだよその名前は相変わらず！」

ランドルフ

「ったく…まあともかく確かに旦那の言う通りだ。一旦飯屋の方に向かってみよう」

ランドルフ

「バリエーション豊かな相槌で嬉しいよ俺は」

ランドルフ

西港街区へ向かった。

ランドルフ

1d100<=5 (1D100<=5) ＞ 69 ＞ 失敗

ランドルフ

「…地図が間違ってるんじゃないか？」

ランドルフ

2d6+3+2 スカウト観察 (2D6+3+2) ＞ 6[2,4]+3+2 ＞ 11

ランドルフ

「！？」

ランドルフ

「な、なんだ！？こんなとこに店…いやその前に…クソッ！とにかくついて来てくれ！」

ランドルフ

シンプル悪口

ランドルフ

「俺らはベックマンの旦那の紹介だから安心してくれ！」

ランドルフ

調べるぞ〜！

ランドルフ

2d6+3+3 スカウト運動 　尾行判定でいけるかな (2D6+3+3) ＞ 10[4,6]+3+3 ＞ 16

ランドルフ

「チィッ…！追うのは無理か！」

ランドルフ

2d (2D6) ＞ 2[1,1] ＞ 2

ランドルフ

🌈

ランドルフ

「分かった！この足跡からしてコイツの正体はサンダーバードに違いねえ！」

ランドルフ

「…！」

ランドルフ

「それは……！」

ランドルフ

「………」

ランドルフ

「その通りだな…？」

ランドルフ

「ヘールプ！ヤヨイ先生ェ！」

ランドルフ

「ふむ…赤いウニ頭さんよ、何か心当たりは？」

ランドルフ

「クソッ…何にもわかんねえ…！」

ランドルフ

「量が少かったのは…もしかすると体格的に少量でも足りるからか？」

ランドルフ

「…確かに料理にもワインを使うことはあるな」

ランドルフ

「まあ別に、シチュー以外にも作れはするだろうが」
「そこは重要じゃねえな」

ランドルフ

「ともかくまだ犯行が続くってんなら次に狙われるところがあるとすればお前に教える亭ってワケだが…どうしたもんかな」

ランドルフ

「今日賊が出るとも限らねえが、先に警告しておいて損はねえだろう」

ランドルフ

「西港街区にゃあ導きの日時計だのの面白いもんも色々とある、また今度落ち着いて来ようぜ」

ランドルフ

ランドルフ

「どうだろうな…グランゼールにゃ怪盗様もいやがるし」

ランドルフ

「ともかく話だけでも通しに行こうぜ」

ランドルフ

「機嫌悪そうだな…話聞いてもらえるといいんだが」

ランドルフ

「実はかくってのはかくだからしかがじかっつーわけよ」

ランドルフ

「まあ、あくまで可能性ですがねえ」

ランドルフ

「連中の物盗りの規模を考えると個人のでも十分か」

ランドルフ

「これは…？」

ランドルフ

「君だけが唯一困っている人々を救うことが出来る」

ランドルフ

「君にしか出来ない」
「君以外のものはただ待ち侘びるしかないのだ」
厳格な指導者のような声色でプレッシャーをかけていく。

ランドルフ

他にやることがねェ

ランドルフ

手はず通り、逃げ道を塞ぐように部屋に詰め寄る。

ランドルフ

「それじゃどんなツラぁ引っ提げてるか拝見といきますかね」

ランドルフ

「お前さんの被害者から、捕まえてくるように依頼された冒険者ってとこだ」

ランドルフ

「ま、事情は色々あるんだろうがやっちまったもんはやっちまったもんだ」
「あとは大人しくしてりゃそこまで酷い目には遭わねえだろうよ」

ランドルフ

「……え？本気で話聞いてやるつもりなのか…？随分なお人好し達だな…」