Ccfolia Log

ターニャ・デグレチャフ

38+1d10　登場/リザレクト (38+1D10) ＞ 38+10[10] ＞ 48

ターニャ・デグレチャフ

パッパッ、と埃を払いながら、ついでに汗も拭う。

ターニャ・デグレチャフ

「私とシモンの二人がかりでもまだ敵わないとは……な」

ターニャ・デグレチャフ

そこに尻もちをつくは、金髪碧眼の幼女。
その表情は、明らかに不満げであった。

ターニャ・デグレチャフ

「…………」
不満げな表情を残しつつも、シモンの方をちらりち向き。

ターニャ・デグレチャフ

「……まぁ、確かに、当初と比べれば比較にならない程に、連携した行動をできるようにはなっているのではないか？」

ターニャ・デグレチャフ

クッソ偉そうな口調ながらも、同じ釜の飯を食ってきたシモンのことを
それなりに認めているのか、軽口を叩きながら。

ターニャ・デグレチャフ

「まったくだ！私の射線に入るなと何度言ったか！」

ターニャ・デグレチャフ

仲間同士で冗談を言い合う時のような、軽い口調で。

ターニャ・デグレチャフ

「あ、あれはだな……そ、それも、私の計算通りであってだな……！」

ターニャ・デグレチャフ

「霧谷……リヴァイアサンか」

ターニャ・デグレチャフ

「私もそう願いたいものですとも、早いところ上の役職に就きたいのでしてね、シモン、手紙を開けるか？」

ターニャ・デグレチャフ

「こ、これは………！？」

ターニャ・デグレチャフ

「ふ、普通はエージェントからではないのかねこれは……！？い、いや……しかし、我々の実力は、客観的に見てもかなりなものとなっていることには違いないだろう、何せ、稲積の特訓を経てきたのだからな……」

ターニャ・デグレチャフ

苦労を思い浮かばせるような表情で、稲積を見やりながら。

ターニャ・デグレチャフ

「………なるほどな、今までは稲積教官の助力あってこそ、任務を達成できていたが、今度ばかりはそうもいかない、というわけだ」

ターニャ・デグレチャフ

しげしげとペンダントを見つめながら受け取り。

ターニャ・デグレチャフ

「……ふっ」
シモンのやる気に満ち溢れた顔を見て、笑みを溢し。

ターニャ・デグレチャフ

「しかし二人とも支部長となるのだと、配属先も別々になるのだろうな？」

ターニャ・デグレチャフ

「…………」
しばし熟考する。
ターニャは、支部長となることを本懐としてきたわけだが……。

ターニャ・デグレチャフ

「………ならば、シモン支部長、以降は貴君の右腕となろう」

ターニャ・デグレチャフ

「この"ラインの悪魔"がね」
ニッ、と笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

「構わん、何せその方が楽だ」
軽口を叩くように。

ターニャ・デグレチャフ

「私は平和主義で、合理主義だからな、二番目に偉い役職の方が色々と都合がいいことを知っているのだよ、ははは」
肩を竦めながら、ジョークを言い合うようなテンションで。

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、よろしく頼もう、貴君のその熱い血があるならば、少なくとも"ジャーム"に成り果てる心配もないだろうからな」

ターニャ・デグレチャフ

オーヴァードとは、繋がりを失ってしまえば
自分自身を繋ぎ止める"日常"も失い、やがてジャームとなる。

ターニャ・デグレチャフ

そういう意味では、この中で最もジャームから程遠いのは、シモンの他にないだろう。

ターニャ・デグレチャフ

「いいだろう、デスクワークは私の得意だ、ロードワークは頼むぞ？シモン支部長」
フッ、と笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

普通は副支部長の方が現場仕事に出ることが多いのだろうが
この二人の関係性の場合は、この方が手っ取り早いのだろう。

ターニャ・デグレチャフ

48+1d10　登場/リザレクト (48+1D10) ＞ 48+6[6] ＞ 54

ターニャ・デグレチャフ

「……なるほどな、シモン支部長、これはつまりは、そういうことなのだろう？」

ターニャ・デグレチャフ

「UGNは、表社会からその名を聞かぬ組織、となれば支部もまた秘匿される」

ターニャ・デグレチャフ

「おいおい、大丈夫か～？貴君は以後、レネゲイドの専門家を束ねる支部長となるのだぞ？」
ふふふ、と悪戯な笑みを浮かべながら、肘でシモンの膝を突っつく。

ターニャ・デグレチャフ

ターニャは9歳の幼女だ。
身長的にこうなってしまう。

ターニャ・デグレチャフ

「……なるほどな、それはごもっとも、合理的だ」
腕を組み、一つ頷く。
オーヴァードとジャームとでは、戦力に差があるのは当然だ。
こちらはレネゲイドをある程度制御するのに対し、あちらはフル火力だ。
1対1で勝てるなど、甘く見積もりにも程がある。

ターニャ・デグレチャフ

故に我々UGNは、"連携"を大事とする。

ターニャ・デグレチャフ

それを理解しているのか、はたまた素なのか。
……ま、だからこそこの男は、支部長に選ばれたのだろうな。

ターニャ・デグレチャフ

仲間に頼るというのは、簡単でありながらも難しい。
それを実行できることこそが、この世界で生きるコツだ。

ターニャ・デグレチャフ

「ふっ、良かろう」

ターニャ・デグレチャフ

「さて、我々の家だ、入らせてもらおうか、正門から……堂々と、な」

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

(4+0)dx>=7　〈知覚〉 (4DX10>=7) ＞ 6[1,4,5,6] ＞ 6 ＞ 失敗

ターニャ・デグレチャフ

なにぃ！？！？！？！？！？！

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

「……………」

ターニャ・デグレチャフ

顔を少し赤らめ固まる金髪碧眼の幼女。

ターニャ・デグレチャフ

「………す、少し、調子が悪いようだ」

ターニャ・デグレチャフ

こほんっ、と咳払いを一つ。
そして、ちらりとシモンの方を向き。

ターニャ・デグレチャフ

「あ、あれだ、支部の鍵は支部長が持っているだろう？ならば、この視覚誤認エフェクトを破るのは、貴君の役目だ」

ターニャ・デグレチャフ

冷や汗を一つ垂らしながら、詭弁を並べる。

ターニャ・デグレチャフ

……くっ！
なんたる屈辱……！

ターニャ・デグレチャフ

🌈

ターニャ・デグレチャフ

「…………」

ターニャ・デグレチャフ

「！？！？！？！？」

ターニャ・デグレチャフ

目をかっぴらいて振り向く、そこには……。

ターニャ・デグレチャフ

「霧谷支部長！？！？な、何故ここに……！？」

ターニャ・デグレチャフ

霧谷支部長といえば、このUGN日本支部全てを束ねる長！
それが、何故ここに……！？！？

ターニャ・デグレチャフ

「………ん？……んん？」

ターニャ・デグレチャフ

あれ、ここ、ボロいが……ん？

ターニャ・デグレチャフ

エフェクトで隠しているというわけでもなく……？

ターニャ・デグレチャフ

たらりと、冷や汗を一つ。

ターニャ・デグレチャフ

「……シ、シモン支部長、これは……」

ターニャ・デグレチャフ

「……………………」

ターニャ・デグレチャフ

立派な支部を想像していたため、げっそりするターニャであった。

ターニャ・デグレチャフ

そして、霧谷に促されるまま、ボロい座布団に座る。

ターニャ・デグレチャフ

……世界の為に尽力する我々が……こ、このような、ボロ小屋で……？

ターニャ・デグレチャフ

「……ふむ、い、一応それなりに評価はしてもらっている……ということなのだろうか……」
シモンにだけ聞こえるように、小声で。

ターニャ・デグレチャフ

「……ちなみに、稲積教官は、その……我々がこの支部に配属されることは……？」

ターニャ・デグレチャフ

…………き、教官ッッッ！！！

ターニャ・デグレチャフ

ペンダントを軽く握り締める。

ターニャ・デグレチャフ

「き、霧谷支部長殿、ではッ！」

ターニャ・デグレチャフ

ドンッ！とボロボロの床に拳を突き立て。

ターニャ・デグレチャフ

「……我々は、防疫活動を行う最前線……！なのに、何故！？」

ターニャ・デグレチャフ

「こ、こんな、家畜小屋の方がまだマシな空き家に……！？」

ターニャ・デグレチャフ

ターニャは、優雅な支部長暮らしを想像していた。
ゆえに、今回の待遇は……その幻想を打ち砕かれてしまい。
わなわなと、手を震わせている。

ターニャ・デグレチャフ

合理的ではあるが……あるが……！
……いや、セキュリティがショボいではないか！？駄目ではないか！？

ターニャ・デグレチャフ

レネゲイドという秘匿すべき物質を扱っているというのに！？
近所に住む子供共でも簡単に侵入できるような支部で、一体何が秘匿だ……！？

ターニャ・デグレチャフ

「………………」
げっそり。

ターニャ・デグレチャフ

「……で、では霧谷支部長殿、支部を任されたということだ、当然のことながら……他の支部員はいるであろう？」

ターニャ・デグレチャフ

「………………」
人手不足！！！！！！！！！！

ターニャ・デグレチャフ

一応、日本を仕切る支部長の前にいるので、姿勢を正しているものの。

ターニャ・デグレチャフ

表情ばかりは、次第に壊れていく。

ターニャ・デグレチャフ

「………なるほどな」
一応話を聞くため、頷き。

ターニャ・デグレチャフ

「…………ナ、ナルホドナ」

ターニャ・デグレチャフ

カタコトになってしまう。

ターニャ・デグレチャフ

あれ？おかしい。おかしいぞ。

ターニャ・デグレチャフ

支部長の座に就けば、悠々自適なデスクワークが始まるのでは……？

ターニャ・デグレチャフ

………き、教官？？？？？

ターニャ・デグレチャフ

「…………」

ターニャ・デグレチャフ

シモンの困惑も尤もだ、というのも我々は……チルドレンであったのだ。

ターニャ・デグレチャフ

エージェントではない、チルドレンだ。
チルドレンとは、言ってしまえば未熟者だ。

ターニャ・デグレチャフ

ターニャは思案を重ねに重ねる。

ターニャ・デグレチャフ

「……シモン支部長よ」

ターニャ・デグレチャフ

「これは、チャンスなのだろう」

ターニャ・デグレチャフ

「……我々が、有能であることを示す、というな」

ターニャ・デグレチャフ

苦し紛れの答えを導き出す。
今回の任務は、断っても良いと言えば良い、が。

ターニャ・デグレチャフ

そうなれば、チルドレンという前線仕事にまた駆り出される。
ならば……ここで手柄を立てることで、正式に支部長となれるのでは？
デスクワークを続ける毎日を送れるのではないか？と。

ターニャ・デグレチャフ

これは、神から与えられた試練。
……ファッキン・ゴッド。ファック。

ターニャ・デグレチャフ

こくりと頷く。

ターニャ・デグレチャフ

「加えて、だ……今回の被害者はチルドレン」

ターニャ・デグレチャフ

「……我々にとっても、他人事ではないだろうな、洗脳とは厄介なものだ」

ターニャ・デグレチャフ

「早めに対処を打たねば、次に犠牲となるのは誰か、分かったものではない……」

ターニャ・デグレチャフ

「………フッ、よくぞ言った、シモン支部長」
ニッ、と小さく笑い。

ターニャ・デグレチャフ

今回の任務は、不穏な要素が正直言えば多い。
だが、この男がいるのであるならば、多少なりとも余裕は保てるだろう。

ターニャ・デグレチャフ

「では、受諾させていただきます、霧谷支部長殿」
行儀良く一礼し。

ターニャ・デグレチャフ

54+1d10　登場/リザレクト (54+1D10) ＞ 54+9[9] ＞ 63

ターニャ・デグレチャフ

(1+1+2)dx+1>=7　〈情報：UGN〉コネ使用 (4DX10+1>=7) ＞ 9[1,6,9,9]+1 ＞ 10 ＞ 成功

ターニャ・デグレチャフ

「……全く、稲積教官には敵わないな」

ターニャ・デグレチャフ

得られた情報群を照合しながら。

ターニャ・デグレチャフ

「さてシモン支部長殿、どうやら救助対象は会話不能と見て良いのかもしれない」

ターニャ・デグレチャフ

「教官の言うように、対抗薬とやらを手に入れるのが合理的と言えるだろう」

ターニャ・デグレチャフ

「………しかし、恐ろしい案件だ、我々チルドレン……いや、元チルドレンか？エージェントと比べれば未熟も未熟と言えるが、しかし現場に出られるほどの力は持ち合わせているはずだ」

ターニャ・デグレチャフ

「……彼女は後方支援に特化していると言えど、洗脳に耐えられるほどのRC技術も持ち合わせていておかしくはないが、それでも洗脳されてしまったという事実がある」

ターニャ・デグレチャフ

「強いぞ、このセルは」

ターニャ・デグレチャフ

シモン支部長の、少女に対する強い同情心を見て
同調するように頷きながらも、注意を促す。

ターニャ・デグレチャフ

「……幸いにも、このイーグルアイは、戦力として見なされている、悪いようにはされてはいないだろうが」

ターニャ・デグレチャフ

「……"日常"を脅かす者達と肩を並べることになったと知れば、どう思うことだろうな」

ターニャ・デグレチャフ

腕を組み、神妙な表情となる。

ターニャ・デグレチャフ

"日常"の護り手たる者が、守るべきものを傷つける立場に立ってしまったのだ。
それも、意識の自由を失った状態で。
これを屈辱と言わずして、なんというか。

ターニャ・デグレチャフ

「………早急な対処が必要だろう、シモン支部長、出るぞ」

ターニャ・デグレチャフ

63+1d10　登場/リザレクト (63+1D10) ＞ 63+8[8] ＞ 71

ターニャ・デグレチャフ

「……これであろう？」
渡されたIDカードを提示する。

ターニャ・デグレチャフ

そしてシモンの方もちらりと。

ターニャ・デグレチャフ

「……UGNの組織力とは、すごいものだと改めて感じるな？シモン支部長」
軽口を叩くように。

ターニャ・デグレチャフ

手には先程使用したIDカードを、くるくると遊ぶように回しながら。

ターニャ・デグレチャフ

「くくく、だが私としては助かる、何せ平和主義なのでな」

ターニャ・デグレチャフ

「争いは好まないのさ」

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、真理だ」

ターニャ・デグレチャフ

こくりと頷き。

ターニャ・デグレチャフ

「……万が一ということもある、用心はしよう」

ターニャ・デグレチャフ

……フッ、随分と逞しくなったものだ。

ターニャ・デグレチャフ

「……さて、行先としては3つ挙げられるな」
施設内にある案内を見る。

ターニャ・デグレチャフ

「研究棟、訓練等、そして住居棟だ」
三本指を立て。

ターニャ・デグレチャフ

「シモン支部長、さて問題だ。私はこの3つからどれを選ぶ？」
軽口を一つ。

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、合理的だ、それが正しいだろう」

ターニャ・デグレチャフ

「訓練等、住居棟に向かえば、このセル内の者達が多く集う、となれば……我々のように、今来たばかりの者の顔など、すぐにバレてしまうだろうからな」
くくく、と笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

「では向かおう、シモン支部長」

ターニャ・デグレチャフ

「……チッ！シモン支部長……！交戦は下策だッ……隠れるぞ！」

ターニャ・デグレチャフ

なんとも胸糞の悪い光景だろうか、反吐が出るな。

ターニャ・デグレチャフ

同じように、小さな体を翻し、物陰へと飛び込む。

ターニャ・デグレチャフ

「………行ったようだな」

ターニャ・デグレチャフ

「……ああ、分かっているようだな、安心した」

ターニャ・デグレチャフ

フッ、と笑う。

ターニャ・デグレチャフ

「あの男を蜂の巣にするのは、最後のお楽しみだ」
不適に笑う、ブラックジョークを交え。

ターニャ・デグレチャフ

「デザートは最後に召しあがるものだろう？」

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、この部屋の探索が先決であろう
　……あの男が帰ってくる前に、な」

ターニャ・デグレチャフ

……蜂の巣にすると言ったが、戦力不明だ。
油断大敵、UGNエージェントを次々に洗脳できる力を持っているのだ。

ターニャ・デグレチャフ

軽々しい行動は、できる限りは慎みたいものだな。
……全く、これだから前線仕事というのは、疲れるのだ。

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

「……チッ、そう簡単な場所に保管はせんか」
眉を顰めながら。

ターニャ・デグレチャフ

「……ああ、そのようだ、Rラボへ回すために一つ持っていこう」

ターニャ・デグレチャフ

「……時間が無い、虱潰しに探すぞ！」

ターニャ・デグレチャフ

「これは……つまり、対抗薬は、奴が持っているということか」

ターニャ・デグレチャフ

英断と言えば英断だ、己が隠し持てばいいだけの話。
この男も、合理的に動いているらしい。

ターニャ・デグレチャフ

「……はぁ、全くだ」

ターニャ・デグレチャフ

「─────ッ！！チィッ……！！」

ターニャ・デグレチャフ

ああクソ！戦闘はできる限り避けたかったッ！

ターニャ・デグレチャフ

「……ああ、そのようだ、全く思い通りにいかぬことばかりだ」

ターニャ・デグレチャフ

「そして奴は、どうやら歓迎パーティーを開いてくれるらしい」

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、構えろッ！！！」
狙撃銃を取り出し。

ターニャ・デグレチャフ

「……ッ！？この強い匂いは、不味い……！？シモン支部長！！大丈夫か！？」

ターニャ・デグレチャフ

「くッ……！！」

ターニャ・デグレチャフ

シモンの回復を見やりながら、冷や汗を一つ。

ターニャ・デグレチャフ

「私は後方に回るッ！！……まだ立てるか！？」

ターニャ・デグレチャフ

ああクソ！このマッドサイエンティストは、ただのヒョロい研究者とは訳が違うッ！

ターニャ・デグレチャフ

「よくぞ言った！！」

ターニャ・デグレチャフ

「次で仕留める！……耐えろよ！」

ターニャ・デグレチャフ

メジャー消費で、離脱して戦闘移動

ターニャ・デグレチャフ

16m後方へ
そして手番は終わりだ

ターニャ・デグレチャフ

なるほどな……よく動けている。
敵対組織内での戦いというのにも関わらずだ。
シモンも、鍛え上げられたというわけだ。

ターニャ・デグレチャフ

「いや……上出来だ！……頼む！まだ耐えていてくれ！」

ターニャ・デグレチャフ

ぐがあああああ

ターニャ・デグレチャフ

(1+1)dx+1>=75　ドッジ (2DX10+1>=75) ＞ 6[5,6]+1 ＞ 7 ＞ 失敗

ターニャ・デグレチャフ

無理だ！

ターニャ・デグレチャフ

「ごはァッ……！？な、なんという精密な狙いだ……クソッ……！！」

ターニャ・デグレチャフ

71+1d10　登場/リザレクト (71+1D10) ＞ 71+10[10] ＞ 81

ターニャ・デグレチャフ

くそが！

ターニャ・デグレチャフ

瓦解する身体と同時に、肉体の再生を行ない。

ターニャ・デグレチャフ

そして狙撃銃を手にし、狙いを定める。

ターニャ・デグレチャフ

私の手番だ！

ターニャ・デグレチャフ

ただの狙撃だ！

ターニャ・デグレチャフ

6dx+11+5+3　命中 (6DX10+19) ＞ 10[2,5,6,9,10,10]+7[5,7]+19 ＞ 36

ターニャ・デグレチャフ

4d+8-5+1d　ダメージ！ (4D10+8-5+1D10) ＞ 12[4,5,2,1]+8-5+7[7] ＞ 22

ターニャ・デグレチャフ

「ハァ……！ハァ……！！」

ターニャ・デグレチャフ

「この私が、そんなに貧弱に見えたか？」
血反吐を吐きながら、シモンに不敵な笑みを向ける。

ターニャ・デグレチャフ

荒く呼吸をし、肩を動かしつつも。

ターニャ・デグレチャフ

「よし……！必要なものは揃えた！退散するぞシモン支部長！！」

ターニャ・デグレチャフ

81+1d10　登場/リザレクト (81+1D10) ＞ 81+10[10] ＞ 91

ターニャ・デグレチャフ

お前

ターニャ・デグレチャフ

私をどうしたいんだ

ターニャ・デグレチャフ

なっ……！？シ、シモン支部長……！？
……い、いやしかしこれは……良手にも、引っくり返るのでは……！？

ターニャ・デグレチャフ

冷や汗を掻きながら、二人を見守るようにする。

ターニャ・デグレチャフ

「とうっ！」

ターニャ・デグレチャフ

《魔王の玉座》を用いて、小さな体を宙に浮かせ

ターニャ・デグレチャフ

イーグルアイの首根っこへ手刀を打ち込む。

ターニャ・デグレチャフ

「言っただろう？私はシモン支部長殿の右腕だと」
ジョーク交じりにニヤリと笑いながら、右手をひらひらと。

ターニャ・デグレチャフ

「それに、彼女に対抗薬を打ち込むには、大人しくしてもらう必要がある」

ターニャ・デグレチャフ

「シモン支部長殿、君が作った最善の状況だ、誇りたまえよ」
不適に笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

「ははは、しかしシモン支部長にはシモン支部長のできることがある
　この状況を作り出したように……な」

ターニャ・デグレチャフ

「さぁ、他の者達が来る前に……ズラかろうとしよう
　私のような小さな体では彼女を運べん、頼むぞ」

ターニャ・デグレチャフ

91+1d10　登場/リザレクト (91+1D10) ＞ 91+2[2] ＞ 93

ターニャ・デグレチャフ

「………この業界にいれば、そういうことの一つや二つある」
腕を組みながら、壁に寄り掛かり。

ターニャ・デグレチャフ

この部屋に他の誰かが来ないかを、注意深く警戒をしている。

ターニャ・デグレチャフ

大した励ましの言葉にはならんだろうが……。
その絶望によって、"ジャーム"と化してしまっては、たまったものではない。

ターニャ・デグレチャフ

93+1d10　登場/リザレクト (93+1D10) ＞ 93+6[6] ＞ 99

ターニャ・デグレチャフ

私がそろそろジャームになってしまうよ

ターニャ・デグレチャフ

「……不本意ながら、"ラインの悪魔"と呼ばれるターニャ・デグレチャフだ
　私はそこにいる男の右腕を務めている、副支部長といったところだ」

ターニャ・デグレチャフ

「その冴えない顔をしている男は、シモンだ
　こう見えても支部長というわけだ」
ニヤリと笑いながら、シモンの頭に手を乗せる。

ターニャ・デグレチャフ

「いや？」
へらへらと笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、アットホームだとも、ウチの支部に来たらビックリするぞ？
　文字通り、実家帰りと錯覚するほどだろう
　私がいた孤児院の方がまだ立派なくらいにな」

ターニャ・デグレチャフ

「帰るまでが遠足だとも、なぁ？シモン支部長殿」

ターニャ・デグレチャフ

「ああ、合格だ、支部長として様になってきているのではないか？」
フッ、と笑いながら。

ターニャ・デグレチャフ

「対抗薬は分析を行なえば、Rラボでの量産は可能だろう
　このセル内にいる、洗脳された被害者達の救助はその後だ
　我慢も、支部長に必要なスキルの一つだ」

ターニャ・デグレチャフ

「優秀な教官に恵まれてね」

ターニャ・デグレチャフ

ニヤリと笑い、偽のIDカードを手のひらでくるくると回す。

ターニャ・デグレチャフ

「ふぅ、ようやく外の新鮮な空気を吸える
　淀んだ酸素を吸うのは、こりごりだな」

ターニャ・デグレチャフ

「ロードワークだというのに肩が凝るのだ
　シモン支部長殿にデスクワークをやらせれば
　今度はもう岩のようになってしまうのではないか？」
軽口を叩き、へらへらと笑う。

ターニャ・デグレチャフ

「ああとも、変わり者も変わり者だ、とても元チルドレンとは
　思えんくらいに……な
　しかし、だからこそ、支部長たる器があるのだろう」

ターニャ・デグレチャフ

「さぁ、戻るぞ、警戒は怠るなよ？」

ターニャ・デグレチャフ

99+1d10　登場/リザレクト (99+1D10) ＞ 99+9[9] ＞ 108

ターニャ・デグレチャフ

「……………！？」
い、いつの間に……！

ターニャ・デグレチャフ

「！？」

ターニャ・デグレチャフ

は、速い……！？目で追えなかっただとォッ！？！？

ターニャ・デグレチャフ

こ、これは……稲積教官殿と同じレベル……いや！
それ以上もあり得るぞ……！？

ターニャ・デグレチャフ

「……そのようだ、とんだサプライズ好きでもあるようで」

ターニャ・デグレチャフ

カチャリと、狙撃銃を構えながら。

ターニャ・デグレチャフ

「ああ……！ここが正念場だ！行くぞシモン支部長！イーグルアイ！！」

ターニャ・デグレチャフ

(3+3)dx>=7　〈意志〉 (6DX10>=7) ＞ 10[1,1,2,6,6,10]+2[2] ＞ 12 ＞ 成功

ターニャ・デグレチャフ

108+2d10　衝動判定 (108+2D10) ＞ 108+9[6,3] ＞ 117

ターニャ・デグレチャフ

くそがあああああ

ターニャ・デグレチャフ

くそがあああああああ

ターニャ・デグレチャフ

(1+3+12)dx9+12　〈回避〉支援込み (16DX9+12) ＞ 10[2,2,3,3,3,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,10]+10[2,9]+10[9]+8[8]+12 ＞ 50

ターニャ・デグレチャフ

！！

ターニャ・デグレチャフ

サンキューひよりィ！！

ターニャ・デグレチャフ

「はぁっ……！！はぁっ……！！！」

ターニャ・デグレチャフ

あ、危ない！あれが当たれば、危うかった……！？
イーグルアイの支援が無ければ今頃、死んでいたぞ……！？
再生機能も、レネゲイドが奔流して制御できていな今は、一瞬の隙も許されんな……！

ターニャ・デグレチャフ

「行くぞ……！！」

ターニャ・デグレチャフ

《小さな塵》《リコシェレーザー》

ターニャ・デグレチャフ

7dx+31　命中 (7DX10+31) ＞ 10[1,1,4,5,6,7,10]+5[5]+31 ＞ 46

ターニャ・デグレチャフ

5d+15+1d ダメージ (5D10+15+1D10) ＞ 32[5,5,8,10,4]+15+7[7] ＞ 54

ターニャ・デグレチャフ

「眉間を貫いたが……！まだ立つか！」

ターニャ・デグレチャフ

「シモン！今のうちに接近だ！！」

ターニャ・デグレチャフ

「……！！シモン！！！！！」

ターニャ・デグレチャフ

私は待機するぞ　ジャームになりたくない！

ターニャ・デグレチャフ

「フッ……全くだ、心強い仲間を得たな、これは
　……しかし、草臥れた……通りでおかしいと思った
　奴は、マスターエージェントではないか……！」

ターニャ・デグレチャフ

全く、神はこれでもかと試練を与えてくるものなのだな……！

ターニャ・デグレチャフ

「……化物揃いだな」
口角を少し上げながら、ジョークを口遊むように。

ターニャ・デグレチャフ

これだから、前線仕事は嫌いなのだ。
ああ早く後方勤務に行きたいものだ！

ターニャ・デグレチャフ

「……ああ、あの人なら心配するだけ無駄だ」

ターニャ・デグレチャフ

血反吐を吐きながら、よろめきつつ立ち上がり。

ターニャ・デグレチャフ

「……帰ろう、アットホームな支部へ」
ニヤリと笑う。

ターニャ・デグレチャフ

侵蝕率121% ロイス2個

ターニャ・デグレチャフ

(121-2+7)d10　通常振り/追加振り (126D10) ＞ 633[8,9,1,1,3,8,7,5,8,6,5,4,7,10,9,9,3,4,10,1,2,8,10,9,6,3,10,9,1,9,2,10,9,5,3,6,4,7,8,1,7,1,2,3,8,2,5,5,4,1,2,9,1,10,2,5,2,8,5,10,1,5,6,1,2,1,6,2,5,6,1,1,5,3,10,2,4,2,1,3,8,10,5,3,2,7,3,9,2,6,3,1,1,8,8,4,1,1,1,7,7,4,7,6,2,8,10,1,6,3,7,6,9,9,6,6,2,4,2,5,8,6,4,6,2,8] ＞ 633

ターニャ・デグレチャフ

間違えた🌈

ターニャ・デグレチャフ

121-(2+7)d10　通常振り/追加振り (121-9D10) ＞ 121-50[1,2,1,6,10,5,6,9,10] ＞ 71

ターニャ・デグレチャフ

この処理はありがたいものだ…

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

ending『幼女戦記』　登場：ターニャ

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

さて、以上が淮南子支部副支部長"ラインの悪魔"からの報告書だ。

ターニャ・デグレチャフ

敵対するFHセルの戦力を削ぐのに成功し
チルドレン達を脅かす洗脳薬の対抗手段も得て
そして、本支部に向かえる三人目のオーヴァード、"イーグルアイ"を保護することとなった。

ターニャ・デグレチャフ

「くくく……成果としては、上出来も上出来だろう」

ターニャ・デグレチャフ

黒ずみ、今にも崩れ落ちそうな木材の床の上で
年季を感じさせる丸卓袱台の上で、上層部へ提出するための
書類の報告書を書き終えた、金髪碧眼の幼女。

ターニャ・デグレチャフ

埃っぽく、掃除しようにも時間を要するため
後回しとし、最優先事項から片付けていたというところだ。

ターニャ・デグレチャフ

書き終えた報告書を再度読み、ご満悦といった表情を浮かべる。

ターニャ・デグレチャフ

「どんな形であれ、副支部長は副支部長だ
　以後は、この成果で以って、デスクワークに励むとしよ─────」

ターニャ・デグレチャフ

十分な成果を得たため、もう前線仕事を受け持つ必要はないであろうと
高を括るターニャであったが。

ターニャ・デグレチャフ

端末が鳴る。

ターニャ・デグレチャフ

「………ん？これは……稲積教官殿からか、ふむ、一体何用だろうか」

ターニャ・デグレチャフ

祝いの言葉ならもう既に聞いたが……他にやるべき後処理だろうか？
書類仕事であるならば、構わん。私にとっては本懐だ。

ターニャ・デグレチャフ

送られた連絡内容に目を通しながら。

ターニャ・デグレチャフ

「……淮南子支部副支部長"ラインの悪魔"へ
　先の任務の快挙が見事であったということで
　上層部より、新たな任務を授かった、心して受けるように」

ターニャ・デグレチャフ

「一週間後、アラスカへ向かい……音信不通となっている
　チルドレンの捜索をするように……救援が完了次第
　そちらの支部の支部員として迎え入れるように」

ターニャ・デグレチャフ

「これは、おそらく"ラインの悪魔"にとっても魅力的な提案であろう
　……………だ……と……？」

ターニャ・デグレチャフ

わなわなと手を震わせながら。

ターニャ・デグレチャフ

「ま、また……前線仕事、なのかッ……！？
　くっ……！こ、これを断れば、昇進の夢も……
　……な、なんたる運命よッ！！」

ターニャ・デグレチャフ

「くそが！！ああ！！受けてやるとも！！
　存在Xめ！これしきのことでは私は折れぬぞ！
　神頼みなど、してたまるものか！！」

ターニャ・デグレチャフ

ダンッ！と卓袱台に拳を叩きつけ。

ターニャ・デグレチャフ

「淮南子副支部長！"ラインの悪魔"！
　これより！次の任務に向け！準備を推し進めるッッ！！！」

ターニャ・デグレチャフ

天を見上げ。

ターニャ・デグレチャフ

そして、中指を立てるのであった。

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ

ターニャ・デグレチャフ